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地図開発プラットフォームMapboxBeyond AI 連携事業の「次世代AI都市シミュレーター」に採用

膨大な数値情報をデジタルマップ上にリアルタイム表示させ、効率的なデータ分析に協力

 地図開発プラットフォーム「Mapbox」を提供するマップボックス・ジャパン合同会社(以下、マップボックス社)では、国立大学法人東京大学、ソフトバンク株式会社および小田急電鉄株式会社の3者が研究開発する「次世代AI都市シミュレーター」の実証実験において、デジタルツイン*1の構築及びデータ表示ツールとしてMapboxが採用されました。様々なデータやAIが予測した膨大な情報を、デジタルマップ上に分かりやすく可視化する目的で使われています。
*1:現実世界の情報をもとに、仮想世界に現実と同じ環境を再現し、様々なシミュレーションを行う技術





[画像1: https://prtimes.jp/i/64236/36/resize/d64236-36-0d49b9bfa8ff3f35bd27-0.png ]

 Mapboxが採用された「次世代AI都市シミュレーター」はBeyond AI 連携事業の研究テーマの1つで、人々の 流れや行動の予測に基づき行動変容を促し、新たな人流を創出する技術です。この実証実験では、デジタルツインを用いてデジタル空間上に海老名駅周辺エリアを再現し、現実空間での人流・交通・購買・来訪者などの属性データについて、過去・現在、そしてAIが予測する将来の姿を表示します。これまでの試験で、インセンティブ(動機付け)が行動変容に与える効果について検証されており、商業施設への来館状況や売り上げ向上の効果を予測し、複数の店舗での買い回りやイベント後の購買などの行動変容を促す人流誘導アルゴリズムが開発されました。

 次世代AI都市シミュレーターでは膨大かつ多種にわたる情報を扱うため、デジタルツインのベースとなる仮想空間(デジタルマップ)には、高い視認性や動作の滑らかさが求められます。さらに、実証実験段階であることから、デジタルマップの改修が容易であることも不可欠です。

 地図開発プラットフォーム「Mapbox」は、カラーリングをはじめ地図を自由にデザインすることができ、ローコードで改修も容易です。特に、レイヤーごとに地図データの表示・非表示が選択できるため、ラベルや道路などのレイヤーを取捨選択し、訴求したい情報のみを見やすく表現できます。また、地図に載せる情報は3Dグラフやヒートマップなど多彩な形式で表示可能です。さらに、SaaS型*2のためシステムが軽く、大量のデータをインポートしても、地図の回転やズームイン・アウト、表示情報の切り替えやポップアップ、アニメーションなどあらゆる動作が滑らかです。こうした特長から、膨大なデータを直感的・感覚的に把握できる地図を開発することが可能で、この実証実験における様々な分析に貢献しています。
*2:一般的には表示する情報のデータ全てをシステム上に保存するため重くなるが、Mapboxはクラウド上にデータを補完して表示結果のみを保存する

■ソフトバンク株式会社様コメント(テクノロジーユニット AI戦略室AIソリューションデザイン部デザイン2課 課長 加藤 大造様)
Mapboxが持つ高い拡張性と、それを取り巻くエコシステムにより、求めていた機能を簡単にかつ高品質に実現する事ができました。特にMapbox GL JSは、直観的に利用できスピーディーな開発に貢献しています。

〈参考情報〉

■次世代AI都市シミュレーター
[画像2: https://prtimes.jp/i/64236/36/resize/d64236-36-020eb22752865123c048-1.png ]

「次世代AI都市シミュレーター」の小田急線海老名駅周辺エリアでのイメージ動画(YouTube)
https://youtu.be/im0lSLaAvD0
「次世代AI都市シミュレーター」の実証実験を加速・拡大(ソフトバンク株式会社 プレスリリース)
https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2023/20230117_01/

■Beyond AI連携事業について
東京大学とソフトバンクによる世界最高レベルの人と知が集まる研究拠点の組成と、その研究成果の社会実装・事業化を目的としたエコシステムの形成を目指す連携事業です。
AIの基盤技術研究やその他の学術領域との融合によって、新たな学術分野の創出を目指す「基礎研究(中長期研究)」と、さまざまな社会課題・産業課題へのAIの活用を目的とする「応用研究(ハイサイクル研究)」の二つの 領域で研究を推進します。そしてこの研究成果をジョイントベンチャーの迅速な設立などによっていち早く社会実装・事業化を実現し、我が国のさらなるAI研究の発展とよりよい社会の実現に貢献することを目的としています。

■Mapboxについて
Mapboxは使う人のニーズに合わせた地図を制作することができるSaaS型プラットフォームです。導入のしやすさ、拡張性の高さ、UI/UXを最大化する豊かな表現力といった特長から、この度「次世代AI都市シミュレーター」に採用されたほか、ヤフー株式会社の「Yahoo! MAP」をはじめ国内外で多くの企業に採用されています。

■マップボックス・ジャパン合同会社について
マップボックス・ジャパン合同会社は、2020年に設立された、米国Mapbox Inc.とソフトバンク株式会社の合弁会社です。地図情報サービス*の開発プラットフォームにおけるリーディングカンパニーであり、ユーザー企業や代理店企業との共創により、地図を活用した新たな生活体験や業務改善ソリューションを生み出すことで、社会と暮らしの進化を支えています。
当社が提供している地図開発プラットフォーム「Mapbox」は、データビジュアライズの美しさやカスタマイズ性の高さ、そして、セキュリティとコンプライアンスを理由に世界で350万人以上の開発者が使用し、毎月6億人のユーザーが作成された地図を利用しています。Adobe、CNN、IBM、The New York Times、The Weather Channel、GM、Microsoft Power BI、Mastercardなど多様な業種で使われており、国内でもYahoo! MAP、SUBARUのほか多くの企業で採用されています。
詳しくは、HPをご覧ください。https://www.mapbox.jp/

*地図情報サービスとは
地図に情報を載せることで新たな体験や発見を生み出すサービスです。地図上でのルート検索や店舗検索以外にも、ゲームや天気予報といった生活者向けアプリ、カーナビ、メディアのニュース解説画像など幅広い場面で活用されています。また、物流業界のルート効率化、不動産業界や流通業界におけるエリアマーケティングをはじめ、官公庁や農業など様々な業界で業務改善やマーケティング、データの可視化共有などを目的に使われています。

■マップボックス・ジャパン合同会社 会社概要
本社? 東京都港区?ノ門1-10-5-11F
設立? 2020 年3月10 日
代表者? 高田 徹(最高経営責任者CEO)
事業内容? 1. Mapbox Inc.の製品・サービスの日本顧客への再販事業
      2. Mapbox の製品をカスタマイズ及び機能拡張した地図関連のプラットフォーム事業
出資者? Mapbox Inc. , ソフトバンク株式会社
URL:https://www.mapbox.jp
公式ブログ?https://www.mapbox.jp/blog
Twitter?https://twitter.com/mapbox_jp

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