「無印良品の家」業界トップレベルの断熱性能を標準仕様へ
[15/07/23]
提供元:PRTIMES
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これからの低炭素社会に向けた断熱性能を実現
この度、株式会社 MUJI HOUSE(本社:東京都豊島区 代表取締役社長:松崎 曉)は、低炭素社会に向けた一次エネルギー消費量の削減をさらに促進しながらより快適な暮らしの実現を目的として、「無印良品の家」を2004年に発売開始以来、はじめて基本性能の見直しを行いました。
すでに発表されているとおり、国土交通省・経済産業省・環境省が設置する「低炭素社会に向けた住まいと住まい方推進会議」は、2020 年までに標準的な新築住宅でZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス:一次エネルギーの年間消費量がゼロまたはおおむねゼロになる住宅)を実現し、2030 年までに、新築住宅の平均でZEHを達成することが目標としています。
「無印良品の家」がすべての建物に採用する新しい基本性能は、高性能ハイブリッド窓(アルミ樹脂複合サッシ+トリプルガラス)とダブル断熱(充填断熱+外張り断熱)の採用により、建物の外壁やサッシ・ガラスなどの「外皮の断熱性能」の大幅な向上を実現することができました。また、耐震性能においては、最高水準の「耐震等級3」を標準仕様といたします。
1 「無印良品の家」の新しい性能
現在、「無印良品の家」は、次世代省エネルギー基準の最高等級「4」をすべての建物で標準性能としていますが、今回の性能改定によりZEH基準をも約30%も上回る大幅な改定となりました。
この新性能は、建物の外壁や窓からの熱の逃げやすさを表す「外皮平均熱貫流率UA値(ゆーえーち:数値が小さいほど家の熱が逃げにくい)で「0.41」、夏期の日射による熱の侵入量を表す「夏期日射取得係数ηA値(いーたえーち:数値が小さいほど日射による熱が入りにくい)」で「1.3」を実現しています。(※1)
これら数値は、平成25 年省エネルギー基準の首都圏エリアにおける判断基準値(UA値:0.87、ηA値:2.7〜3.0)を性能値で2 倍以上上回り、また北海道旭川市などの最も寒いエリアの外皮平均熱還流率基準値(UA値:0.46)もクリアしています。
(※1) 木の家 間口5間?4間半(延床面積:105.98 平方メートル)の場合
[画像1: http://prtimes.jp/i/1246/37/resize/d1246-37-183233-2.jpg ]
2 トリプルガラスとアルミ樹脂複合サッシを併せた「高性能ハイブリッド窓」
無印良品の家は、太陽光を上手に取り入れるパッシブデザインを取り入れているため、南側の窓を大きく取るデザインが特徴です。そのため、特に窓の断熱性能を大幅に改善するため、全ての窓の性能を見直しました。アルミ樹脂複合サッシとトリプルガラスを標準仕様として採用しています。
[画像2: http://prtimes.jp/i/1246/37/resize/d1246-37-211043-1.jpg ]
3 外張り断熱と充填断熱を併せた「ダブル断熱」
外壁に採用したのは、外張り断熱(フェノールフォーム)と充填断熱(高性能グラスウール)を併せた理想的な断熱工法です。これにより、外皮性能が大幅に向上しました。
[画像3: http://prtimes.jp/i/1246/37/resize/d1246-37-814072-0.jpg ]
4 最高水準の「耐震等級3」
耐震等級3をすべての建物に採用することで、建物の耐震性をより高めました。無印良品の家が採用しているSE構法は、強度が明確な「構造用集成材」の柱と梁を「SE金物」で接合し、構造の耐久性を数値で証明する「構造計算」を可能にした工法です。無印良品の家では建設するすべての建物を一棟ずつ個別に構造計算を実施しています。
5 供給開始時期と販売価格
7月23日より受注開始いたします。
販売価格は、従来の構造システムその他の合理化と見直しにより、コストアップを大幅に抑えました。
参考販売価格:「木の家」間口5 間?4 間半(延床面積:105.98 平方メートル) 1,759 万円(税抜)
■「無印良品の家」について
無印良品のものづくりは「素材の選択」、「工程の点検」そして「包装の簡略化」から始まりました。徹底して無駄を省き合理化することで、むしろモノ本来の魅力を輝かせるという発想は、日本古来の「素」を旨とする美意識、つまり簡素であることは単に質素ではなく、時に豪華を凌駕する魅力を持つと考える思想につながります。個性や嗜好性が求められた時代に、むしろそれらの要素を排除することで、お客様の使い方の余地を残し、個性は委ねるという発想です。
そして現在は、無印良品は生活者の視点に立った衣料品、家庭用品、食品などの日常生活に不可欠な商品を開発し、「感じ良いくらし」をリーズナブルにご提案する「生活美学の専門店」として、人びとの生活空間・生活様式全体に対して提案を行なっております。
現在約7,000 アイテムにのぼる、この無印良品の「器」(うつわ)となるのが、「無印良品の家」です。「家」を通して無印良品が考える新しいライフスタイルを提案したい、過剰な装飾・仕様を排除し、耐久性、耐震性、快適性を追及した安全な住まいを提供したい、住空間事業はこのような思いから2002 年3 月にスタート致しました。
「無印良品の家」は「永く使える、変えられる」がコンセプトです。耐震・耐久性の高いSE 構法を採用することによって「永く使える」ことを可能にし、将来の家族構成やライフスタイルの変化に合わせて間取りを柔軟に変更できる、「変えられる」家づくりを実現しています。
また、この「永く使える、変えられる」を実現するために、「スケルトン」+「インフィル」からさらに進化した、全棟温熱シミュレーションのしくみ「+AIR」を2011 年11 月より開始しました。なるべく機械や設備に頼らずに、太陽の熱と光と風とを上手に利用した設計と、室温のエネルギー量の数値化、さらに家族構成、エアコンをつける時間帯や設定温度、窓を開けるタイミングや庭の木の提案など、無印良品の家の一つひとつの家ごとに、最適なパッシブデザインを提案するサービスを導入しています。無印良品は、これからも全ての人々に「暮らし」をプレゼンテーションしていきます。
■株式会社 MUJI HOUSE 会社概要
社名 株式会社 MUJI HOUSE 代表取締役社長 松崎 曉
所在地 〒170-8424 東京都豊島区東池袋4-26-3
電話 03-3989-7731
設立 2000 年5 月31 日
資本金 1 億4,900 万円(2015 年2 月28 日現在)
従業員数 53 名(2015 年2 月28 日現在)
事業内容 「無印良品の家」の商品企画、販売、供給及びネットワーク事業の運営
無印良品の家 公式ホームページ http://www.muji.net/ie/
無印良品の家 公式Facebook ページ http://www.facebook.com/mujiie.jp
以上
この度、株式会社 MUJI HOUSE(本社:東京都豊島区 代表取締役社長:松崎 曉)は、低炭素社会に向けた一次エネルギー消費量の削減をさらに促進しながらより快適な暮らしの実現を目的として、「無印良品の家」を2004年に発売開始以来、はじめて基本性能の見直しを行いました。
すでに発表されているとおり、国土交通省・経済産業省・環境省が設置する「低炭素社会に向けた住まいと住まい方推進会議」は、2020 年までに標準的な新築住宅でZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス:一次エネルギーの年間消費量がゼロまたはおおむねゼロになる住宅)を実現し、2030 年までに、新築住宅の平均でZEHを達成することが目標としています。
「無印良品の家」がすべての建物に採用する新しい基本性能は、高性能ハイブリッド窓(アルミ樹脂複合サッシ+トリプルガラス)とダブル断熱(充填断熱+外張り断熱)の採用により、建物の外壁やサッシ・ガラスなどの「外皮の断熱性能」の大幅な向上を実現することができました。また、耐震性能においては、最高水準の「耐震等級3」を標準仕様といたします。
1 「無印良品の家」の新しい性能
現在、「無印良品の家」は、次世代省エネルギー基準の最高等級「4」をすべての建物で標準性能としていますが、今回の性能改定によりZEH基準をも約30%も上回る大幅な改定となりました。
この新性能は、建物の外壁や窓からの熱の逃げやすさを表す「外皮平均熱貫流率UA値(ゆーえーち:数値が小さいほど家の熱が逃げにくい)で「0.41」、夏期の日射による熱の侵入量を表す「夏期日射取得係数ηA値(いーたえーち:数値が小さいほど日射による熱が入りにくい)」で「1.3」を実現しています。(※1)
これら数値は、平成25 年省エネルギー基準の首都圏エリアにおける判断基準値(UA値:0.87、ηA値:2.7〜3.0)を性能値で2 倍以上上回り、また北海道旭川市などの最も寒いエリアの外皮平均熱還流率基準値(UA値:0.46)もクリアしています。
(※1) 木の家 間口5間?4間半(延床面積:105.98 平方メートル)の場合
[画像1: http://prtimes.jp/i/1246/37/resize/d1246-37-183233-2.jpg ]
2 トリプルガラスとアルミ樹脂複合サッシを併せた「高性能ハイブリッド窓」
無印良品の家は、太陽光を上手に取り入れるパッシブデザインを取り入れているため、南側の窓を大きく取るデザインが特徴です。そのため、特に窓の断熱性能を大幅に改善するため、全ての窓の性能を見直しました。アルミ樹脂複合サッシとトリプルガラスを標準仕様として採用しています。
[画像2: http://prtimes.jp/i/1246/37/resize/d1246-37-211043-1.jpg ]
3 外張り断熱と充填断熱を併せた「ダブル断熱」
外壁に採用したのは、外張り断熱(フェノールフォーム)と充填断熱(高性能グラスウール)を併せた理想的な断熱工法です。これにより、外皮性能が大幅に向上しました。
[画像3: http://prtimes.jp/i/1246/37/resize/d1246-37-814072-0.jpg ]
4 最高水準の「耐震等級3」
耐震等級3をすべての建物に採用することで、建物の耐震性をより高めました。無印良品の家が採用しているSE構法は、強度が明確な「構造用集成材」の柱と梁を「SE金物」で接合し、構造の耐久性を数値で証明する「構造計算」を可能にした工法です。無印良品の家では建設するすべての建物を一棟ずつ個別に構造計算を実施しています。
5 供給開始時期と販売価格
7月23日より受注開始いたします。
販売価格は、従来の構造システムその他の合理化と見直しにより、コストアップを大幅に抑えました。
参考販売価格:「木の家」間口5 間?4 間半(延床面積:105.98 平方メートル) 1,759 万円(税抜)
■「無印良品の家」について
無印良品のものづくりは「素材の選択」、「工程の点検」そして「包装の簡略化」から始まりました。徹底して無駄を省き合理化することで、むしろモノ本来の魅力を輝かせるという発想は、日本古来の「素」を旨とする美意識、つまり簡素であることは単に質素ではなく、時に豪華を凌駕する魅力を持つと考える思想につながります。個性や嗜好性が求められた時代に、むしろそれらの要素を排除することで、お客様の使い方の余地を残し、個性は委ねるという発想です。
そして現在は、無印良品は生活者の視点に立った衣料品、家庭用品、食品などの日常生活に不可欠な商品を開発し、「感じ良いくらし」をリーズナブルにご提案する「生活美学の専門店」として、人びとの生活空間・生活様式全体に対して提案を行なっております。
現在約7,000 アイテムにのぼる、この無印良品の「器」(うつわ)となるのが、「無印良品の家」です。「家」を通して無印良品が考える新しいライフスタイルを提案したい、過剰な装飾・仕様を排除し、耐久性、耐震性、快適性を追及した安全な住まいを提供したい、住空間事業はこのような思いから2002 年3 月にスタート致しました。
「無印良品の家」は「永く使える、変えられる」がコンセプトです。耐震・耐久性の高いSE 構法を採用することによって「永く使える」ことを可能にし、将来の家族構成やライフスタイルの変化に合わせて間取りを柔軟に変更できる、「変えられる」家づくりを実現しています。
また、この「永く使える、変えられる」を実現するために、「スケルトン」+「インフィル」からさらに進化した、全棟温熱シミュレーションのしくみ「+AIR」を2011 年11 月より開始しました。なるべく機械や設備に頼らずに、太陽の熱と光と風とを上手に利用した設計と、室温のエネルギー量の数値化、さらに家族構成、エアコンをつける時間帯や設定温度、窓を開けるタイミングや庭の木の提案など、無印良品の家の一つひとつの家ごとに、最適なパッシブデザインを提案するサービスを導入しています。無印良品は、これからも全ての人々に「暮らし」をプレゼンテーションしていきます。
■株式会社 MUJI HOUSE 会社概要
社名 株式会社 MUJI HOUSE 代表取締役社長 松崎 曉
所在地 〒170-8424 東京都豊島区東池袋4-26-3
電話 03-3989-7731
設立 2000 年5 月31 日
資本金 1 億4,900 万円(2015 年2 月28 日現在)
従業員数 53 名(2015 年2 月28 日現在)
事業内容 「無印良品の家」の商品企画、販売、供給及びネットワーク事業の運営
無印良品の家 公式ホームページ http://www.muji.net/ie/
無印良品の家 公式Facebook ページ http://www.facebook.com/mujiie.jp
以上