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AnyMind Group、シリーズBラウンドを完了。800万米ドル(約9億円)の増資で総額21.4百万米ドル(約24億円)に

~DOOH事業の本格稼働のため、タイ最大手VGIとのジョイントベンチャー設立を計画~

AIソリューションプロバイダのAnyMind Group(読み:エニーマインドグループ、本社:シンガポール、CEO:十河 宏輔)は、O2O(Offline to Online)ソリューションプロバイダであるVGI Global Media(本社:タイ・バンコク、取締役会長:Keeree Kanjanapas、以下:VGI)と東京センチュリー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:浅田 俊一)を引受先とする第三者割当増資により、8百万米ドル(約9億円)の追加調達を実施し、シリーズBラウンドの資金調達を21.4百万米ドル(約24億円)で完了したことをお知らせいたします。これまでの資金調達総額は35.9百万米ドル(約40億円)です。




今回の投資に伴い、AnyMind GroupはVGIとデジタル屋外広告(DOOH)事業を目的としたジョイントベンチャーを設立する予定です。VGIは、およそ4,000万人にリーチすることのできるタイ国内の公共交通機関をはじめビルボード、街中の広告やデジタルサイネージなどを保有しています。これらの広告枠に対して、当社のDOOH広告テクノロジーを提供し、広告ネットワークを構築します。これにより、リアルタイムに最適な広告を配信することが可能となります。

具体的には、デジタルサイネージにカメラを設置し、個人の好みや状況に応じた広告を表示できるようにします。画像解析や機械学習などのAI技術を用いて、ユーザー(視聴者)のペルソナ(性別や年齢層、地域など)等を分析し、それぞれのユーザー層に最適化された、最も関連性の高い広告コンテンツの配信をすることができます。

本ジョイントベンチャーに先立ち、2018年12月にJR東日本スタートアッププログラムにて採択されたDOOHプロジェクトの実証実験が行われました。実証実験では、JR大宮駅構内に設置されたデジタルサイネージを用いて、広告効果の最大化及び計測を実施致しました。

本ジョイントベンチャーのソリューションに関して、広告主やマーケターは、当社プロダクトであるAdAsia Digital Platform for Advertisersを通して、DOOHを含むネットワーク広告の在庫を買い付けることができるようになります。
[画像: https://prtimes.jp/i/18392/37/resize/d18392-37-519815-0.jpg ]


この度の調達は、DOOH事業に加え、広告ソリューション、インフルエンサーマーケティング、HRの各事業における戦略的買収、そして人材とプロダクトの開発・成長に充当される予定です。

十河 宏輔、AnyMind Group 共同創業者兼CEO
「テクノロジーを通して、様々な専門家、事業、業界の成長を支援することをビジョンとしている当社に新たな投資家が加わり、アジアにおける広告、インフルエンサーマーケティング、HRの各事業を強力に推進できる立ち位置を築くことができました」

Nelson Leung, VGI Global Media CEO
「AnyMind Groupとの戦略的協業をとても楽しみにしています。AnyMind Groupのアドテクノロジーを活用していくことで、統合的なデジタルマーケティングソリューションを提供することができるようになります」

北川 淑人 東京センチュリー株式会社 事業開発部門長 兼 事業開発部長
「成長著しいASEAN地域で、AI等の技術を使ったインターネット広告のビジネスを展開しているAnyMind Groupの将来性に期待して投資いたしました。当社もASEAN地域のビジネスに注力しており、これまでに培った数多くの知見を提供し、相互にメリットのあるようなサポートをして参ります」

2019年4月に創業から3年を迎える当社は、アジア11市場に拡大しただけでなく、2つの事業領域に新たに進出し、日本にて株式会社フォーエム、香港にてAcqua Media社を買収いたしました。2016年に12.9百万米ドル(約14億円)、2017年は前年のおよそ倍となる26百万米ドル(約28億円)の売上を達成しています。

広告主およびオンラインメディアの媒体社に広告ソリューションを提供するAdAsia、インフルエンサーマーケティングビジネスおよびプラットフォームを提供するCastingAsia、採用とタレントマネジメントのプラットフォームを提供するTalentMindの3ブランドによってこれらの成長が達成されました。

【AnyMind Groupについて】
2016年4月にAdAsia Holdingsとして創業し、2018年1月にAnyMind Groupを設立、傘下にAdAsia Holdings、CastingAsia、TalentMindの3社を子会社とする組織再編を行いました。AnyMind Groupは、あらゆる産業、業界、そして人に対してAIを活用したソリューションを提供して成長を支援しています。シンガポールに本社を置く当社は11市場13拠点で20国籍400名以上の従業員が勤務しています。今日までに、LINE株式会社、未来創生ファンド、VGI、JAFCO Asiaなどから総額35.9百万米ドル(約40億円)の資金を調達しています。

【VGI Global Mediaについて】(SETコード:VGI)
1998年に創業したVGIは、タイで最も顧客志向のメディア企業であることを目指してきました。VGIは公共交通機関、商業施設、屋外、航空の領域において70億タイバーツ(約245億円)規模の広告枠を有するNo.1の屋外広告プラットフォームを構築してまいりました。そして現在は、広告、決済、交通プラットフォームからのユーザーデータを活用したO2Oソリューションを提供し、市場においてマーケットリーダーの地位を築いています。VGIはブランドの消費者がより良いカスタマーエクスペリエンスを得られるよう、データから消費者のインサイトを導き出して、購入プロセスの全ステップに対してソリューションを提供しています。当社はタイ証券取引所に上場する最大のメディア企業であり、2018年3月時点で670億バーツ(約2,345億円)以上の時価総額を誇り、21.5%の利益率で3,936百万バーツの売上を生み出しています。VGIはタイにおける公共交通機関のリーディングプロバイダであるBTS Group Holdings Plc.の子会社です。

【東京センチュリー株式会社について】
東京センチュリーは、高い専門性と独自性を持つ金融・サービス企業として、事業の成長に挑戦するお客さまとともに、『金融×サービス×事業』の3軸融合により、リースや金融の枠にとらわれない、新しい事業領域に挑戦しています。
国内リース事業分野、スペシャルティ事業分野、国内オート事業分野、国際事業分野、当社を支える4つの大きな柱を通じて、最良の商品・サービスを提供し、お客さまの事業の発展に貢献していきます。

*1米ドル=112円、1タイバーツ=3.5円で換算
*本リリースに掲載されているブランド名、会社名などの固有名詞は各社の商号、商標または登録商標です。

関連ウェブサイト
AnyMind Group:https://anymindgroup.com/ja/
VGI Global Media:http://www.vgi.co.th/
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