株式会社Scalarが「ScalarDB 3.9」 をリリース
[23/05/16]
提供元:PRTIMES
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複数の異なるデータベース上で統一的に分析クエリを実現する「ScalarDB Analytics with PostgreSQL」を新規提供
アプリケーションの開発コスト削減のみならず、迅速な意思決定を可能とし、ビジネスのアジリティを向上
株式会社Scalar(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO兼COO:深津航、代表取締役CEO兼CTO:山田浩之 以下、Scalar)が提供する「ScalarDB」は、2018年10月の提供開始以来、汎用的なトランザクションマネージャとして進化してきました。最新リリースバージョンであるScalarDB 3.9はトランザクション処理と分析処理を同一システムで行うデータアーキテクチャ(HTAP)(注1)を実現すべく、「ScalarDB Analytics with PostgreSQL」の新規提供を開始しました。これにより、従来困難であった複数のデータベースを跨いだアドホックな分析処理をPostgreSQLのSQLを用いることで、容易に実行することが可能となりました。これにより、アプリケーションの開発コスト削減のみならず、迅速な意思決定を可能とし、ビジネスのアジリティを向上させることができます。
・ScalarDB 3.9の主なエンハンス
1.「ScalarDB Analytics with PostgreSQL」の新規提供
2.「二相コミット(2PC)(注1)インターフェース機能」の拡張
3.「SQLite」をサポートするデータベースとして新たに追加
(注1) HTAP …HTAP(ハイブリッド型トランザクション/アナリティクス処理)は、トランザクション処理(OLTP)と分析処理(OLAP)を同一のシステムで行うアーキテクチャです。
ScalarDB 3.9の主なエンハンスについて
1.「ScalarDB Analytics with PostgreSQL」の新規提供
これまでのScalarDBにおいては、複数の異なるデータベースにまたがるトランザクションを実現するトランザクション管理機構を提供して参りましたが、バージョン3.9 では、当該データベース上で統一的に分析クエリを実現する「ScalarDB Analytics with PostgreSQL」の新規提供を開始しました。「ScalarDB Analytics with PostgreSQL」は、ScalarDBが管理するRDBMSやNoSQL等を含む様々なデータベースにアクセスし、当該データに対して結合処理や集計処理を行うことが可能です。従来、複数のデータベースを跨いだデータに対して結合処理や集計処理を実施するには、アプリケーションで当該処理を実装する必要がありましたが、「ScalarDB Analytics with PostgreSQL 」を用いることにより、当該処理のアプリケーションでの実装は不要となり、アプリケーションの開発コストを大幅に削減することが可能です。また、PostgreSQLのSQLを用いることで、定常的な分析処理のみならず、アドホックな分析処理も容易となりました。これにより、迅速な意思決定が可能となり、ビジネスのアジリティを高めることができます。
2.「二相コミット(2PC)(注2)インターフェース機能」の拡張
バージョン3.9 では、ScalarDBのSpring Data JDBCサポート機構(Spring Data JDBC for ScalarDB)および ScalarDB GraphQL において二相コミット(2PC)インターフェースが利用可能となりました。バックエンドのAPI開発が不要になり、システム開発のコスト削減のみならず、メンテナンスを容易にすることが可能となりました。
3.「SQLite」をサポートするデータベースとして新たに追加
ScalarDBがサポートするデータベースとして「SQLite」を新たに追加しました。「SQLite」は組み込みアプリケーションや小規模なプロジェクトにおいて適したデータベースとして利用されていることから、ScalarDBはさらに幅広いユースケースに対応可能となりました。ScalarDB 3.9において、対応データベースは以下です。
・MySQL
・MariaDB
・PostgreSQL
・Microsoft SQL Server
・Oracle Database
・Apache Cassandra
・Amazon DynamoDB
・Azure Cosmos DB
・SQLite (New!)
(注2) 二相コミット(2PC)...複数のデータベースに関与するトランザクションの不可分性を保証するための機能です。
今後のScalarDBのエンハンスの方向性について
今後のScalarDBは、Apache Sparkをベースとしたより高度なHTAPの実現に加え、トランザクションプロトコルの改良による性能向上、既存データベース上でScalarDBを動作させるための抽象化レイヤの改良、加えて広範なデータソースに対するアダプター等の開発を行う予定です。
株式会社Scalarについて
代表取締役:深津航(CEO/COO) / 山田浩之(CEO/CTO)
所在地:〒162-0828 東京都新宿区袋町5-1 FARO神楽坂 209号室
設立:2017年12月
事業内容:データベースミドルウェアの研究開発及び提供
URL:https://scalar-labs.com/
・Oracleracle Databaseと MySQLはOracle Corporationおよびその関連企業の登録商標です。その他の名称は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。
・MariaDBは、MariaDB Corporation Ab及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。
・PostgreSQLは、PostgreSQL Community Association of Canadaのカナダにおける登録商標およびその他の国における商標です。
・Amazon DynamoDBは、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
・Azure Cosmos DB は、Microsoft Corporationの登録商標または商標です。
・SQLiteは、Hipp, Wyrick & Company, Inc. の商標です.
・Apache Cassandra は、Apache Software Foundationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
アプリケーションの開発コスト削減のみならず、迅速な意思決定を可能とし、ビジネスのアジリティを向上
株式会社Scalar(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO兼COO:深津航、代表取締役CEO兼CTO:山田浩之 以下、Scalar)が提供する「ScalarDB」は、2018年10月の提供開始以来、汎用的なトランザクションマネージャとして進化してきました。最新リリースバージョンであるScalarDB 3.9はトランザクション処理と分析処理を同一システムで行うデータアーキテクチャ(HTAP)(注1)を実現すべく、「ScalarDB Analytics with PostgreSQL」の新規提供を開始しました。これにより、従来困難であった複数のデータベースを跨いだアドホックな分析処理をPostgreSQLのSQLを用いることで、容易に実行することが可能となりました。これにより、アプリケーションの開発コスト削減のみならず、迅速な意思決定を可能とし、ビジネスのアジリティを向上させることができます。
・ScalarDB 3.9の主なエンハンス
1.「ScalarDB Analytics with PostgreSQL」の新規提供
2.「二相コミット(2PC)(注1)インターフェース機能」の拡張
3.「SQLite」をサポートするデータベースとして新たに追加
(注1) HTAP …HTAP(ハイブリッド型トランザクション/アナリティクス処理)は、トランザクション処理(OLTP)と分析処理(OLAP)を同一のシステムで行うアーキテクチャです。
ScalarDB 3.9の主なエンハンスについて
1.「ScalarDB Analytics with PostgreSQL」の新規提供
これまでのScalarDBにおいては、複数の異なるデータベースにまたがるトランザクションを実現するトランザクション管理機構を提供して参りましたが、バージョン3.9 では、当該データベース上で統一的に分析クエリを実現する「ScalarDB Analytics with PostgreSQL」の新規提供を開始しました。「ScalarDB Analytics with PostgreSQL」は、ScalarDBが管理するRDBMSやNoSQL等を含む様々なデータベースにアクセスし、当該データに対して結合処理や集計処理を行うことが可能です。従来、複数のデータベースを跨いだデータに対して結合処理や集計処理を実施するには、アプリケーションで当該処理を実装する必要がありましたが、「ScalarDB Analytics with PostgreSQL 」を用いることにより、当該処理のアプリケーションでの実装は不要となり、アプリケーションの開発コストを大幅に削減することが可能です。また、PostgreSQLのSQLを用いることで、定常的な分析処理のみならず、アドホックな分析処理も容易となりました。これにより、迅速な意思決定が可能となり、ビジネスのアジリティを高めることができます。
2.「二相コミット(2PC)(注2)インターフェース機能」の拡張
バージョン3.9 では、ScalarDBのSpring Data JDBCサポート機構(Spring Data JDBC for ScalarDB)および ScalarDB GraphQL において二相コミット(2PC)インターフェースが利用可能となりました。バックエンドのAPI開発が不要になり、システム開発のコスト削減のみならず、メンテナンスを容易にすることが可能となりました。
3.「SQLite」をサポートするデータベースとして新たに追加
ScalarDBがサポートするデータベースとして「SQLite」を新たに追加しました。「SQLite」は組み込みアプリケーションや小規模なプロジェクトにおいて適したデータベースとして利用されていることから、ScalarDBはさらに幅広いユースケースに対応可能となりました。ScalarDB 3.9において、対応データベースは以下です。
・MySQL
・MariaDB
・PostgreSQL
・Microsoft SQL Server
・Oracle Database
・Apache Cassandra
・Amazon DynamoDB
・Azure Cosmos DB
・SQLite (New!)
(注2) 二相コミット(2PC)...複数のデータベースに関与するトランザクションの不可分性を保証するための機能です。
今後のScalarDBのエンハンスの方向性について
今後のScalarDBは、Apache Sparkをベースとしたより高度なHTAPの実現に加え、トランザクションプロトコルの改良による性能向上、既存データベース上でScalarDBを動作させるための抽象化レイヤの改良、加えて広範なデータソースに対するアダプター等の開発を行う予定です。
株式会社Scalarについて
代表取締役:深津航(CEO/COO) / 山田浩之(CEO/CTO)
所在地:〒162-0828 東京都新宿区袋町5-1 FARO神楽坂 209号室
設立:2017年12月
事業内容:データベースミドルウェアの研究開発及び提供
URL:https://scalar-labs.com/
・Oracleracle Databaseと MySQLはOracle Corporationおよびその関連企業の登録商標です。その他の名称は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。
・MariaDBは、MariaDB Corporation Ab及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。
・PostgreSQLは、PostgreSQL Community Association of Canadaのカナダにおける登録商標およびその他の国における商標です。
・Amazon DynamoDBは、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
・Azure Cosmos DB は、Microsoft Corporationの登録商標または商標です。
・SQLiteは、Hipp, Wyrick & Company, Inc. の商標です.
・Apache Cassandra は、Apache Software Foundationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。