認定NPO法人3keys(スリーキーズ)が、児童養護施設の子どもたちに向けたオリジナル教材開発のためのクラウドファンディングをスタート
[22/09/26]
提供元:PRTIMES
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幼児期の生育環境などから語彙習得が不足している子どもたちに音声教材を
9月24日(土)〜10月31日(月)、認定NPO法人3keys(東京都新宿区、代表理事:森山誉恵)は、児童養護施設の子どもたちに向けたオリジナル教材を開発するために、クラウドファンディングをおこないます。
https://readyfor.jp/projects/3keys4
[画像1: https://prtimes.jp/i/44455/37/resize/d44455-37-28de69bb60d28ec3827b-5.png ]
■虐待やネグレクトで基本的な知識が欠けている子どもたち
認定NPO法人3keysでは、これまで10年以上、施設で暮らす子どもたちを対象とした学習支援をおこなってきました。支援の対象となる子どもたちは、虐待やネグレクトなどの影響から、幼少期に親とのコミュニケーションや遊びの中で得られるはずの知識・経験が乏しく、市販の教材や学校の指導要領などではカバーしきれない様々な課題を抱えています。
■オリジナル教材で積み上げ学習をサポート
3keysの学習支援では、子どもたちの抱える課題に一つひとつ対応していけるよう、施設からのフィードバックをもとに開発したオリジナル教材を導入しています。開発にあたっては、幼児期の抜けもれを補いつつ学習を積みあげる「スモールステップ」の考え方をもとに構成を検討しながら、発達障害などで読み書きに困難を抱える子どもたちに対応するためのユニバーサルデザインフォントの導入など、細部にわたって試行錯誤を続けてきました。支援の現場からは「子どもたちが自主的に学習に取り組めるようになった」「自分を卑下しがちだった子どもたちにもポジティブな発言が増えてきた」といったご報告をいただいけるようになっています。
■音声教材の必要性
[画像2: https://prtimes.jp/i/44455/37/resize/d44455-37-1e993db78a11bad59ae7-1.jpg ]
今回のプロジェクトでは、新たな取り組みとして、英語と国語の音声教材の開発をスタートします。施設には様々な理由から、音声による日本語の語彙習得が不足している子どもたちがいますが、そうした子どもたちに対応した国語の音声教材はほとんど市販されていません。また、英語は小学校での授業がスタートし、つまずきが増えている一方で、多忙な施設職員の方々だけでサポートを続けるには負担が大きく、現場での英語教材へのニーズも高まっています。
【2022年度中に開発予定の教材】
[画像3: https://prtimes.jp/i/44455/37/resize/d44455-37-014ac849a7ea261b8a54-2.png ]
1.国語の単語・熟語の音読教材
2.英語の単語・熟語の音読教材
3.英文法の基礎教材
■代表・森山からのメッセージ
[画像4: https://prtimes.jp/i/44455/37/resize/d44455-37-ea2984af586c337c83e8-3.jpg ]
私が3keysをはじめたきっかけをくれたのは、大学時代、近所にあった児童養護施設でのボランティア経験でした。(中略)
児童養護施設で勉強を教えていく中で必ずぶつかる言葉は「どうせ私なんて」という言葉です。長年子どもたちと接する中で、その9文字には、多くの意味が含まれていると知りました。
簡単なことができない自分は馬鹿だと思う気持ちや、どうせ自分が勉強できるようになったって喜んでくれる人はいないんじゃないかという気持ちなど、小さな体の子どもたちが背負うにはあまりにも重たい言葉だと感じました。
子どもたちにとって日々学校生活を送る中で、勉強ができないということがいかに残酷なことか。日々子どもたちと接する中で自分の思っていたことが、きれいごとなのではと思う気持ちにもなりました。一方で、学校に行きながら、放課後にも勉強をするというのは、子ども時代に大切な遊びや休みや好きなことをする時間を奪ってしまうことにならないか、ととても悩みました。
「短い時間で、子どもたちが必要な基礎学力をしっかり身につけられないか?」
この思いを抱きながら、3keysの学習支援において、10年間かけて日々プログラムや教材を開発・改訂し続け、学習の定着や学力向上などの成果につなげてきました。
最初の数年は理想通りにはいきませんでしたが、私たちを信じて一緒に取り組みをしてくれた施設のみなさまのおかげで、よい教材やプログラムが増えてきました。教材開発を専属でやってくれるスタッフも定着してきました。
このようにして生まれた“よい循環”を継続していくためにも、毎年必要な資金をクラウドファンディングで集めていけないかということで立ち上がったのが今回のクラウドファンディングです。みなさまの力を結集して、毎年子どもたちに届ける教材と、定着のためのサポート体制を作り上げられたらと考えています。
ぜひ、私たちと一緒に、子どもたちの学習を応援していただけると嬉しいです。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/44455/table/37_1_dc75018bbc7f0c112f8558789dc24f1d.jpg ]
■認定NPO法人3keys
[画像5: https://prtimes.jp/i/44455/37/resize/d44455-37-151408cfba754b8c1033-4.jpg ]
認定NPO法人3keys(スリーキーズ) は、生まれ育った環境によらず、すべての子どもたちが十分な教育や愛情が受けられ、安心・安全な育ちや権利が保障される社会を目指して2009年より活動しています。虐待や貧困などの理由から児童養護施設で生活する子どもたちへの学習支援から活動をスタート、悩みを抱えながら相談する大人がいない子どもたちへの相談対応などにも取り組んできました。2016年からは10代向け支援サービス検索・相談サイト「Mex(ミークス)」を開設、2021年度は約195万人の子どもたちが利用しました。2021年5月には子どもたちが安心して過ごせる第三の居場所としてユースセンターを開設。また大人向けには、セミナーや研修会、Web記事の公開を通して、子どもたちの現状を伝えるとともに、一人でも多くの子どもたちがより良い支援につながれるための活動をおこなっています。
「ミーのなやみ」特設サイト:https://3keys.jp/mee/
認定NPO法人3keys公式サイト:https://3keys.jp/
10代向け支援サービス検索・相談サイト「Mex(ミークス)」:https://me-x.jp
9月24日(土)〜10月31日(月)、認定NPO法人3keys(東京都新宿区、代表理事:森山誉恵)は、児童養護施設の子どもたちに向けたオリジナル教材を開発するために、クラウドファンディングをおこないます。
https://readyfor.jp/projects/3keys4
[画像1: https://prtimes.jp/i/44455/37/resize/d44455-37-28de69bb60d28ec3827b-5.png ]
■虐待やネグレクトで基本的な知識が欠けている子どもたち
認定NPO法人3keysでは、これまで10年以上、施設で暮らす子どもたちを対象とした学習支援をおこなってきました。支援の対象となる子どもたちは、虐待やネグレクトなどの影響から、幼少期に親とのコミュニケーションや遊びの中で得られるはずの知識・経験が乏しく、市販の教材や学校の指導要領などではカバーしきれない様々な課題を抱えています。
■オリジナル教材で積み上げ学習をサポート
3keysの学習支援では、子どもたちの抱える課題に一つひとつ対応していけるよう、施設からのフィードバックをもとに開発したオリジナル教材を導入しています。開発にあたっては、幼児期の抜けもれを補いつつ学習を積みあげる「スモールステップ」の考え方をもとに構成を検討しながら、発達障害などで読み書きに困難を抱える子どもたちに対応するためのユニバーサルデザインフォントの導入など、細部にわたって試行錯誤を続けてきました。支援の現場からは「子どもたちが自主的に学習に取り組めるようになった」「自分を卑下しがちだった子どもたちにもポジティブな発言が増えてきた」といったご報告をいただいけるようになっています。
■音声教材の必要性
[画像2: https://prtimes.jp/i/44455/37/resize/d44455-37-1e993db78a11bad59ae7-1.jpg ]
今回のプロジェクトでは、新たな取り組みとして、英語と国語の音声教材の開発をスタートします。施設には様々な理由から、音声による日本語の語彙習得が不足している子どもたちがいますが、そうした子どもたちに対応した国語の音声教材はほとんど市販されていません。また、英語は小学校での授業がスタートし、つまずきが増えている一方で、多忙な施設職員の方々だけでサポートを続けるには負担が大きく、現場での英語教材へのニーズも高まっています。
【2022年度中に開発予定の教材】
[画像3: https://prtimes.jp/i/44455/37/resize/d44455-37-014ac849a7ea261b8a54-2.png ]
1.国語の単語・熟語の音読教材
2.英語の単語・熟語の音読教材
3.英文法の基礎教材
■代表・森山からのメッセージ
[画像4: https://prtimes.jp/i/44455/37/resize/d44455-37-ea2984af586c337c83e8-3.jpg ]
私が3keysをはじめたきっかけをくれたのは、大学時代、近所にあった児童養護施設でのボランティア経験でした。(中略)
児童養護施設で勉強を教えていく中で必ずぶつかる言葉は「どうせ私なんて」という言葉です。長年子どもたちと接する中で、その9文字には、多くの意味が含まれていると知りました。
簡単なことができない自分は馬鹿だと思う気持ちや、どうせ自分が勉強できるようになったって喜んでくれる人はいないんじゃないかという気持ちなど、小さな体の子どもたちが背負うにはあまりにも重たい言葉だと感じました。
子どもたちにとって日々学校生活を送る中で、勉強ができないということがいかに残酷なことか。日々子どもたちと接する中で自分の思っていたことが、きれいごとなのではと思う気持ちにもなりました。一方で、学校に行きながら、放課後にも勉強をするというのは、子ども時代に大切な遊びや休みや好きなことをする時間を奪ってしまうことにならないか、ととても悩みました。
「短い時間で、子どもたちが必要な基礎学力をしっかり身につけられないか?」
この思いを抱きながら、3keysの学習支援において、10年間かけて日々プログラムや教材を開発・改訂し続け、学習の定着や学力向上などの成果につなげてきました。
最初の数年は理想通りにはいきませんでしたが、私たちを信じて一緒に取り組みをしてくれた施設のみなさまのおかげで、よい教材やプログラムが増えてきました。教材開発を専属でやってくれるスタッフも定着してきました。
このようにして生まれた“よい循環”を継続していくためにも、毎年必要な資金をクラウドファンディングで集めていけないかということで立ち上がったのが今回のクラウドファンディングです。みなさまの力を結集して、毎年子どもたちに届ける教材と、定着のためのサポート体制を作り上げられたらと考えています。
ぜひ、私たちと一緒に、子どもたちの学習を応援していただけると嬉しいです。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/44455/table/37_1_dc75018bbc7f0c112f8558789dc24f1d.jpg ]
■認定NPO法人3keys
[画像5: https://prtimes.jp/i/44455/37/resize/d44455-37-151408cfba754b8c1033-4.jpg ]
認定NPO法人3keys(スリーキーズ) は、生まれ育った環境によらず、すべての子どもたちが十分な教育や愛情が受けられ、安心・安全な育ちや権利が保障される社会を目指して2009年より活動しています。虐待や貧困などの理由から児童養護施設で生活する子どもたちへの学習支援から活動をスタート、悩みを抱えながら相談する大人がいない子どもたちへの相談対応などにも取り組んできました。2016年からは10代向け支援サービス検索・相談サイト「Mex(ミークス)」を開設、2021年度は約195万人の子どもたちが利用しました。2021年5月には子どもたちが安心して過ごせる第三の居場所としてユースセンターを開設。また大人向けには、セミナーや研修会、Web記事の公開を通して、子どもたちの現状を伝えるとともに、一人でも多くの子どもたちがより良い支援につながれるための活動をおこなっています。
「ミーのなやみ」特設サイト:https://3keys.jp/mee/
認定NPO法人3keys公式サイト:https://3keys.jp/
10代向け支援サービス検索・相談サイト「Mex(ミークス)」:https://me-x.jp