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HPE、データ主導のトランスフォーメーションを促進する新たなソフトウェアポートフォリオとブランド「HPE Ezmeral」を発表

エッジからクラウドまで、組織のイノベーション加速、アプリケーションモダナイゼーション、データ価値の解放、運用自動化を支援

※本リリースは、ヒューレット・パッカード エンタープライズ(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下:HPE)が、2020年6月23日(現地時間)に発表した英文リリースに基づいて作成した日本語抄訳(抜粋)です。原文は以下をご参照ください。
https://www.hpe.com/us/en/newsroom/press-release/2020/06/hpe-unveils-hpe-ezmeral-new-software-portfolio-and-brand-to-fuel-data-driven-transformation.html

HPEは本日、エッジからクラウドまで、企業が組織全体のデジタルトランスフォーメーションを加速できるように設計された、新しいブランドとソフトウェアポートフォリオであるHPE Ezmeral(エズメラル)を発表しました。HPE Ezmeralは、コンテナのオーケストレーションと管理、AI/MLとデータ分析、コスト管理、IT自動化とAI駆動の運用、セキュリティなど、包括的なポートフォリオを網羅しており、組織の俊敏性と効率性を高め、洞察力を解放し、ビジネスのイノベーションを可能にします。

HPE Ezmeralポートフォリオは、HPEの「エッジからクラウドまでのプラットフォームをas-a-serviceとして提供する戦略」において重要な役割を果たします。またHPEは本日、新しいHPE GreenLakeクラウドサービスも発表し、俊敏かつ低コストで、あらゆる場所で一貫したクラウドエクスペリエンスを提供します。今回の発表の一環として、HPEは、HPE GreenLakeを通じてHPE Ezmeral Container PlatformおよびHPE Ezmeral ML Opsをクラウドサービスとして利用できるようにしたことも発表しました。これにより、コンテナ化されたアプリケーション開発にさらなるスピードと容易性をもたらし、機械学習基盤のライフサイクルにDevOpsの俊敏性を実現します。

HPE Ezmeral Container Platformソフトウェア: エンタープライズデータセンター、コロケーション施設、複数のパブリッククラウド、エッジなど、あらゆるインフラストラクチャ上でコンテナ化されたアプリケーションを、規模に応じて柔軟に展開、管理することを可能にします。コストのかかるリファクタリングを行うことなく、クラウドネイティブまたは非クラウドネイティブのアプリケーションをコンテナで実行し、統一された制御レーンで複数のKubernetesクラスタを管理できるほか、HPE Ezmeral Data FabricやKubeDirectorオープンソースプロジェクトといったHPEの実証済みのイノベーションを通じて、永続的なデータやステートフルなアプリケーションのための高性能な分散ファイルシステムを活用することができます。HPE Ezmeral Container Platformは、HPE GreenLakeを通じてクラウドサービスとしても提供されます。

HPE Ezmeral ML Opsソフトウェア: コンテナ化により、オンプレミス、パブリッククラウド、ハイブリッドクラウド、エッジ環境において機械学習基盤モデルのライフサイクル全体を効率化します。このソリューションは、DevOpsのようなプロセスを実現することで機械学習ワークフローを標準化し、AIの導入に数ヶ月かかっていた期間を数日に短縮します。お客様はAI / MLデータサイエンスプロジェクトのより迅速な運用、データサイロの排除、パイロットから本番稼働までのシームレスな移行、データの移動に伴うコストやリスクを回避できるメリットが得られます。HPE Ezmeral ML Opsは、HPE GreenLakeを通じて提供されます。

HPEのCTO兼ソフトウェア責任者であるクマール・スリカンティ(Kumar Sreekanti)は次のように述べています。「HPE Ezmeralソフトウェアポートフォリオは、アプリケーションのモダナイゼーション、洞察力の解放、運用の自動化を実現することで、データが主導するデジタルトランスフォーメーションを促進します。HPEのソフトウェアは、お客様がロックインやコストのかかるレガシーライセンスモデルを排除し、イノベーションを加速してコストを削減しながら、エンタープライズグレードのセキュリティを確保することを可能にします。HPEの8,300名を超えるソフトウェアエンジニアが、エッジからクラウドまでのポートフォリオ全体で継続的にイノベーションを促進し、あらゆる業種でお客様の成功に貢献しており、HPE EzmeralソフトウェアとHPE GreenLakeクラウドサービスは、オープンで柔軟性のあるクラウドエクスペリエンスをあらゆる場所で提供することで、業界の価値基準を覆す存在になります。」

Abu Dhabi Digital AuthorityのActing Executive Director of Technology & Policiesを務めるアブドゥラ・アル・ケンディ(Dr. Abdulla Al Kendi)博士は次のように述べています。「データの効果的な活用は、どの政府にとっても、その潜在能力を最大限に引き出すための礎となるものです。このため、Abu Dhabi Digital Authority(ADDA)は、HPEとの強力なパートナーシップで多くのデジタル化と先進的なデータ活用への取り組みを進めてきました。最近の新型コロナウイルス危機によって、HPEとの協力関係は新たな段階を迎えています。HPE Ezmeral ML Opsを使用して、ADDAは、復旧と封じ込め、準備と疾患管理、経済成長と再活性化を目的としたインテリジェントな政策の開発に向け、最先端のデータサイエンスとAI/ML編成を展開しています。これまでのHPE Ezmeral ML Opsソフトウェアのパフォーマンスには非常に満足していますし、HPE GreenLakeを通じてML Opsの機能をクラウドサービスとして提供するという取り組みを強く支持しています。」

AI innovation of Sweden(AI.se)の取締役であり、ZenuityのResearch & Innovation担当ディレクターを務めるマッツ・ノードルンド(Dr. Mats Nordlund)博士は次のように述べています。「今日の世界では、AI/MLが革新的で拡張性があり、回復力を備えたビジネスを促進する役割を果たしています。AI.seは、スウェーデンの産業と社会福祉における競争力を強化するため、70社以上のパートナーと協力しています。新しいGreenLake ML Opsクラウドサービスの開発段階でHPEと協力できたことを誇りに思っています。AI.seはコラボレーションや業界横断的な知識共有を通じて応用AI研究の加速を目指しており、HPEと協力してデータファクトリーやMLモデル開発の分野にイノベーションをもたらすことができると期待しています。またHPEの専門家と協力して、新しいHPE GreenLake for ML Opsソリューションのテスト、学習、イノベーションに携わることができることを喜んでいます。AI.seとHPEは、このソリューションの機能と互換性を高めるための手段を共同開発してきており、これはAI.seと他のHPEパートナーにML機能による成功をもたらすものであると確信しています。」

オープンソースへの取り組み: HPEは、KubeDirector、Secure Production Identity Framework for Everyone (SPIFFE)、SPIFFE Runtime Environment(SPIRE)などのオープンソースプロジェクトで、Cloud Native Computing Foundation(CNCF)やKubernetesコミュニティに積極的に参加しています。これらのプロジェクトは、オープンで柔軟性の高いソフトウェアポートフォリオを提供し、お客様がベンダーロックインを回避できるようにするというHPE Ezmeral戦略の重要な要素です。

HPE Ezmeral Container Platformの主要コンポーネントは、HPEがコントリビュートするオープンソースプロジェクトのKubeDirectorです。これにより、非クラウドネイティブのモノリシックアプリケーション(つまり、永続的ストレージを必要とする、複雑でステートフルなスケールアウトアプリケーションクラスタ)をKubernetes上で実行する機能を提供します。
HPEは、2020年2月にクラウドネイティブセキュリティのScytale社を買収しました。同社は、SPIFFEやSPIREなどのオープンソースプロジェクトに継続的にコントリビューションを行っており、同社買収によりHPEはオープンソースエコシステムへのコミットメントを強化しています。
CNCFは6月22日、SPIFFEとSPIREがサンドボックスからインキュベーションレベルのホスト型プロジェクトに昇格したことを発表しました。これは、プロジェクトの継続的な進化と市場での採用を示す重要な進展です。
CNCFへの参画以降、SPIFEEとSPIREプロジェクトは高く評価され、Bloomberg、Bytedance、Pinterest、Square、Uber、Yahoo Japanなどの有名企業に導入されています。SPIREは、Amazon、Bloomberg、Google、HPE、Pinterest、Square、TransferWise、Uberなどからのコミットやマージされたコントリビューションが継続的に行われており、活発な開発者コミュニティを形成しています。


HPE Ezmeralのブランド名は、スペイン語でエメラルドを意味するエスメラルダから派生したものです。エメラルドは、パワーと未来の出来事を予測し、知性を強化し、ストレスを和らげ、免疫力を高める能力を授けると信じられています。原石をカットして磨かれた宝石に変え、より美しく価値のあるものとして披露することは、私たちのお客様が歩んでいるデジタルトランスフォーメーションのジャーニーによく似ています。HPE Ezmeralの戦略、ポートフォリオ、ブランド立ち上げの詳細については、HPEのCTO兼ソフトウェア責任者であるクマール・スリカンティ(Kumar Sreekanti)のブログをご覧ください。
https://www.hpe.com/us/en/newsroom/blog-post/2020/06/introducing-the-hpe-ezmeral-software-portfolio.html

提供開始時期と参考資料


HPE Ezmeralソフトウェアは従来のライセンスモデルで一般提供を開始しており、加えてHPE Ezmeral Container PlatformやHPE Ezmeral ML Opsは任意のインフラストラクチャまたはパブリッククラウド上で実行するためのソフトウェアライセンスで利用可能です。
HPE Ezmeral Container Platform およびHPE Ezmeral ML Opsは、HPE GreenLakeを通じたクラウドサービスとして、現在ベータ版を提供中で、ベータプログラムのお客様のみ利用可能です。提供開始はHPEの第4四半期を予定しています。
HPE Ezmeral Container Platform はチャネル販売に対応しており、パートナー各社はHPE GreenLake for Partnersプログラムを通じて販売可能です。詳細はこちらをご覧ください。https://www.hpe.com/us/en/newsroom/press-release/2020/06/hpe-introduces-channel-programs-and-new-hpe-greenlake-cloud-services-to-help-partners-deliver-the-cloud-experience-everywhere.html
HPE Ezmeralに関する詳細は hpe.com/ezmeral をご覧ください。
HPE GreenLakeに関する詳細は https://www.hpe.com/jp/ja/greenlake.html をご覧ください。


■ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)について
HPEは、エッジからクラウドまでのプラットフォームをas-a-serviceとして提供するグローバル企業です。あらゆる場所に蓄積される全てのデータの価値を解き放ち、事業の成果を加速させるお手伝いをします。人々の生活そして働き方の向上を目指し、数十年にわたって未来の再考とイノベーションを重ね、HPEはユニークながらオープンでインテリジェントなテクノロジーソリューションを提供しています。すべてのクラウドとエッジにわたる一貫性のある利用感により、お客様が新たなビジネスモデルを開発し、新たなエンゲージメントを展開し、運用のパフォーマンスを最大化できるようサポートしています。詳細はwww.hpe.com でご確認ください。

■プレスルーム
https://www.hpe.com/jp/ja/japan/newsroom/press-release.html

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このプレスリリースで使用されているその他の製品名は識別の目的のためのみに使用されており、それぞれの企業の商標である場合があります。

■お客様からのお問い合わせ先
(記事掲載時のお問合わせ先もこちらでお願いいたします。)
カスタマー・インフォメーションセンター
TEL:0120-268-186 (携帯、PHS:03-5749-8279)
ホームページ: http://www.hpe.com/jp/

(C)2020 Hewlett Packard Enterprise Development LP
製品およびサービスに関する保証条件は製品およびサービスに付属する保証書に明示された保証条件のみによるものとし、本ニュースリリースの記載内容はいかなる追加保証をも行なうものではありません。当社は本レターの記載内容に技術上の誤り、欠落または本ニュースリリース作成にあたっての誤り、記載漏れがあった場合でも何ら責任を負わないものとします。
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