【LIFULL 介護】老後について家族とどこまで話し合ったか。7割近くが話し合っていることはないと回答
[23/08/30]
提供元:PRTIMES
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最も関心が高いのは「お墓」次いで「遺産」
事業を通して社会課題解決に取り組む株式会社 LIFULLのグループ会社で、業界最大級の老人ホームポータルサイト「LIFULL 介護」を運営する、株式会社 LIFULL senior(代表取締役:泉 雅人) は、家族や親族とどこまで老後についてのことを話し合っているか、実態を調査するためアンケート調査を行いました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/49958/37/resize/d49958-37-04eec5bfdf53231ab3ca-0.jpg ]
[表: https://prtimes.jp/data/corp/49958/table/37_1_4dea5f2a6dff9cbd04f2bdd4195e39a1.jpg ]
老後について家族と「話し合っていることはない」68%
[画像2: https://prtimes.jp/i/49958/37/resize/d49958-37-7a07bcc836b4333bff1c-1.png ]
配偶者、親、子、きょうだいなど家族とどんな老後のトピックを話し合ったことがあるか、身近な人が老人ホームに入居していない人に複数回答で伺ったところ、70%近い方が「当てはまるものはない」と回答しました。病気や死と隣り合わせの老後の話題は、やはり家族で語らうにはハードルが高いことが伺えます。
世代別で見ると、「当てはまるものはない」と回答した人は20代で77.6%、30代で75.2%、40代で71.0%と、40代までは全体の68.8%より高い数字になっています。一方50代を超えると68%よりも減少していき、50代で65.5%、60代は60.4%、70代で53.6%となりました。世代が上がるにつれて老後のことを話し合う機会が増えていくことがわかります。
話し合ったトピックの中では「お墓について」が16.6%で最多となっており、「遺産について」が10.7%、「延命治療や終末期に受けたいケアについて」が10.6%と続きました。10%を超えるのは、この3つの話題にとどまりました。
「介護施設入居」を経ると家族間で老後の話題がグッと身近に。7項目中4項目を20%以上が「話している」と回答
[画像3: https://prtimes.jp/i/49958/37/resize/d49958-37-43cdb452df835fa2876c-2.jpg ]
家族、親族など身近な人が介護施設に入居した方(n=2000)(※1)と、そうでない方(n=48736)で、家族とどこまで老後のトピックについて話し合うかを比較しました。
やはり周囲の人が介護施設に入居していると老後の話題はぐっと身近になり、7項目中4項目で20%を超える方が話していると答えています。介護施設に入居している方がいるため、「老人ホームについて」と答えた方が最多で23.2%となり、続いて「お墓について」(21.1%)、「遺産について」(20.9%)と続きます。身近な人の介護施設への入居が、家族の間で老後について話す大きなきっかけになっていることが伺えます。
「老人ホームについて」をのぞき、特に上昇したのは「受けたい介護について」(14.5%上昇)と「遺品整理」(11%上昇)、「認知症になった場合」(10.1%上昇)でした。老人ホームに入居すると食事や排せつなど日常生活動作の支援をスタッフから受けるため、どんな介護を受けたいかを伝えなければならず、納得の結果と言えます。その上自宅を離れるため、住まいの片付けを考えるきっかけになるのも自然な流れです。
また、別の設問で認知症を理由に入居された方が多い結果が出ており、必要に迫られ認知症の症状が進行した場合について考える方も増加したと見られます。
参考:老人ホームに入居、きっかけとして多い認知症の症状、介護期間は?
https://kaigo.homes.co.jp/tayorini/column/jreport2023-01/
女性の方が老後の話題を話す傾向に。60代男性の64%は老後について話し合っていることはないと回答
[画像4: https://prtimes.jp/i/49958/37/resize/d49958-37-fae77b62cc5dacc3035d-3.jpg ]
60代以上に絞り、男女別で老後について話しているトピックを比較しました。女性の方が老後の話題を話している傾向が見られ、7項目中6項目で男性を上回る結果となっています。
「お墓」は70代女性で30.4%が、「延命治療」は70代女性で24.9%が話したことがあると回答しており、関心が高いようです。一方で60代男性は、話し合ったことがある老後のトピックについて「当てはまるものがない」と回答した人が64.3%となりました。
LIFULL 介護編集長 小菅秀樹のコメント
高齢期に起きる問題について、多くの方は切羽詰まった状態になってから相談に来られますが、「もう少し早くご相談いただければ」というケースは少なくありません。
「認知症によって資産が凍結されてしまった」、「一刻も早く介護施設に入居しなければならないが近隣の施設はどこも満室」などはよく聞くケースですが、前もって情報収集や準備、ご本人の意志を確認しておくことで最悪の事態を回避できることは多いです。
老いには必ず、身体機能の衰えや病気、死などの暗い話題が付き纏います。ひと昔前であれば「そんな縁起の悪い話をするな」と言われたかもしれません。しかし現在は介護サービスの制度や医療が発達し、老後の様々なことに自己決定が必要な時代です。面倒かもしれませんが、最期まで自分で選んだ方法で自分らしい生活を送ることができるようになったとも言えます。
親御さんの立場から、あるいは子どもの立場から、少しずつでも老後について話し合ってみてはいかがでしょうか。
老人ホームの話題でしたら、LIFULL 介護の入居相談室をご活用ください。すぐに入居する場合でなくても、また入居を決めかねている場合でもご相談を承っております。
LIFULL 介護入居相談室
https://kaigo.homes.co.jp/info/soudanshitsu/
関連記事
老後について家族と話し合ったトピックが「ない」68%。最も関心が高いのは「お墓」
https://kaigo.homes.co.jp/tayorini/column/report2023-04/
「老後についての話題調査 2023年度」調査概要
調査時期:2023年7月4日〜7月7日
調査対象:全国の20歳〜79歳 男女52229名 ※未既婚不問、有無職不問
調査主体:株式会社ネオマーケティング
調査手法:インターネットによるアンケート調査
有効回答数:50,736
※1 家族、親族など身近な人が介護施設に入居した方について
・家族、親族の中で1年以内に介護施設入居者(*)がいる方
・家族、親族の介護施設の情報収集や選定に関与した方
*「介護施設」:介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、健康型有料老人ホーム、軽費老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、特別養護老人ホーム、グループホーム、ケアハウス、介護老人保健施設、介護療養型医療施設(介護医療院)
※調査結果・データは四捨五入しており、合計が100%にならない場合があります。
「LIFULL 介護」(ライフルかいご)について
有料老人ホームや高齢者向け賃貸などの情報を掲載したポータルサイトと電話相談窓口で、高齢者の住まい探しをお手伝いするサービスです。
ウェブサイト:https://kaigo.homes.co.jp/
YouTube:https://www.youtube.com/c/lifullkaigo/featured
株式会社LIFULL senior について
「老後の不安をゼロにする」をビジョンに掲げ、ヒトとテクノロジーの力で、超高齢社会の課題を解決する様々な事業を展開しています。主な事業として、老人ホーム検索サービス「LIFULL 介護」、遺品整理業者検索サービス「みんなの遺品整理」、介護施設向け買い物代行業務支援サービス「買い物コネクト」があり、今後も高齢者や関わる人々が抱える不安や課題に向き合って事業を拡大していきます。
株式会社LIFULL senior 概要
会社名:株式会社LIFULL senior(ライフル シニア)
所在地:東京都千代田区麹町1−4−4
代表取締役:泉 雅人
設立:2015年7月1日
事業内容:
老人ホーム検索サイト『LIFULL 介護』の運営
https://kaigo.homes.co.jp/
遺品整理業者検索サイト『みんなの遺品整理』の運営
https://m-ihinseiri.jp/
介護施設向け買い物代行支援サービス『買い物コネクト』の運営
https://lp.kaimonoc.jp/
介護当事者一歩手前の世代に向け、介護や老後に関する最新情報や体験談を発信するウェブメディア『tayorini』(たよりに)の運営
https://kaigo.homes.co.jp/tayorini/
関連企業:株式会社LIFULL
事業を通して社会課題解決に取り組む株式会社 LIFULLのグループ会社で、業界最大級の老人ホームポータルサイト「LIFULL 介護」を運営する、株式会社 LIFULL senior(代表取締役:泉 雅人) は、家族や親族とどこまで老後についてのことを話し合っているか、実態を調査するためアンケート調査を行いました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/49958/37/resize/d49958-37-04eec5bfdf53231ab3ca-0.jpg ]
[表: https://prtimes.jp/data/corp/49958/table/37_1_4dea5f2a6dff9cbd04f2bdd4195e39a1.jpg ]
老後について家族と「話し合っていることはない」68%
[画像2: https://prtimes.jp/i/49958/37/resize/d49958-37-7a07bcc836b4333bff1c-1.png ]
配偶者、親、子、きょうだいなど家族とどんな老後のトピックを話し合ったことがあるか、身近な人が老人ホームに入居していない人に複数回答で伺ったところ、70%近い方が「当てはまるものはない」と回答しました。病気や死と隣り合わせの老後の話題は、やはり家族で語らうにはハードルが高いことが伺えます。
世代別で見ると、「当てはまるものはない」と回答した人は20代で77.6%、30代で75.2%、40代で71.0%と、40代までは全体の68.8%より高い数字になっています。一方50代を超えると68%よりも減少していき、50代で65.5%、60代は60.4%、70代で53.6%となりました。世代が上がるにつれて老後のことを話し合う機会が増えていくことがわかります。
話し合ったトピックの中では「お墓について」が16.6%で最多となっており、「遺産について」が10.7%、「延命治療や終末期に受けたいケアについて」が10.6%と続きました。10%を超えるのは、この3つの話題にとどまりました。
「介護施設入居」を経ると家族間で老後の話題がグッと身近に。7項目中4項目を20%以上が「話している」と回答
[画像3: https://prtimes.jp/i/49958/37/resize/d49958-37-43cdb452df835fa2876c-2.jpg ]
家族、親族など身近な人が介護施設に入居した方(n=2000)(※1)と、そうでない方(n=48736)で、家族とどこまで老後のトピックについて話し合うかを比較しました。
やはり周囲の人が介護施設に入居していると老後の話題はぐっと身近になり、7項目中4項目で20%を超える方が話していると答えています。介護施設に入居している方がいるため、「老人ホームについて」と答えた方が最多で23.2%となり、続いて「お墓について」(21.1%)、「遺産について」(20.9%)と続きます。身近な人の介護施設への入居が、家族の間で老後について話す大きなきっかけになっていることが伺えます。
「老人ホームについて」をのぞき、特に上昇したのは「受けたい介護について」(14.5%上昇)と「遺品整理」(11%上昇)、「認知症になった場合」(10.1%上昇)でした。老人ホームに入居すると食事や排せつなど日常生活動作の支援をスタッフから受けるため、どんな介護を受けたいかを伝えなければならず、納得の結果と言えます。その上自宅を離れるため、住まいの片付けを考えるきっかけになるのも自然な流れです。
また、別の設問で認知症を理由に入居された方が多い結果が出ており、必要に迫られ認知症の症状が進行した場合について考える方も増加したと見られます。
参考:老人ホームに入居、きっかけとして多い認知症の症状、介護期間は?
https://kaigo.homes.co.jp/tayorini/column/jreport2023-01/
女性の方が老後の話題を話す傾向に。60代男性の64%は老後について話し合っていることはないと回答
[画像4: https://prtimes.jp/i/49958/37/resize/d49958-37-fae77b62cc5dacc3035d-3.jpg ]
60代以上に絞り、男女別で老後について話しているトピックを比較しました。女性の方が老後の話題を話している傾向が見られ、7項目中6項目で男性を上回る結果となっています。
「お墓」は70代女性で30.4%が、「延命治療」は70代女性で24.9%が話したことがあると回答しており、関心が高いようです。一方で60代男性は、話し合ったことがある老後のトピックについて「当てはまるものがない」と回答した人が64.3%となりました。
LIFULL 介護編集長 小菅秀樹のコメント
高齢期に起きる問題について、多くの方は切羽詰まった状態になってから相談に来られますが、「もう少し早くご相談いただければ」というケースは少なくありません。
「認知症によって資産が凍結されてしまった」、「一刻も早く介護施設に入居しなければならないが近隣の施設はどこも満室」などはよく聞くケースですが、前もって情報収集や準備、ご本人の意志を確認しておくことで最悪の事態を回避できることは多いです。
老いには必ず、身体機能の衰えや病気、死などの暗い話題が付き纏います。ひと昔前であれば「そんな縁起の悪い話をするな」と言われたかもしれません。しかし現在は介護サービスの制度や医療が発達し、老後の様々なことに自己決定が必要な時代です。面倒かもしれませんが、最期まで自分で選んだ方法で自分らしい生活を送ることができるようになったとも言えます。
親御さんの立場から、あるいは子どもの立場から、少しずつでも老後について話し合ってみてはいかがでしょうか。
老人ホームの話題でしたら、LIFULL 介護の入居相談室をご活用ください。すぐに入居する場合でなくても、また入居を決めかねている場合でもご相談を承っております。
LIFULL 介護入居相談室
https://kaigo.homes.co.jp/info/soudanshitsu/
関連記事
老後について家族と話し合ったトピックが「ない」68%。最も関心が高いのは「お墓」
https://kaigo.homes.co.jp/tayorini/column/report2023-04/
「老後についての話題調査 2023年度」調査概要
調査時期:2023年7月4日〜7月7日
調査対象:全国の20歳〜79歳 男女52229名 ※未既婚不問、有無職不問
調査主体:株式会社ネオマーケティング
調査手法:インターネットによるアンケート調査
有効回答数:50,736
※1 家族、親族など身近な人が介護施設に入居した方について
・家族、親族の中で1年以内に介護施設入居者(*)がいる方
・家族、親族の介護施設の情報収集や選定に関与した方
*「介護施設」:介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、健康型有料老人ホーム、軽費老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、特別養護老人ホーム、グループホーム、ケアハウス、介護老人保健施設、介護療養型医療施設(介護医療院)
※調査結果・データは四捨五入しており、合計が100%にならない場合があります。
「LIFULL 介護」(ライフルかいご)について
有料老人ホームや高齢者向け賃貸などの情報を掲載したポータルサイトと電話相談窓口で、高齢者の住まい探しをお手伝いするサービスです。
ウェブサイト:https://kaigo.homes.co.jp/
YouTube:https://www.youtube.com/c/lifullkaigo/featured
株式会社LIFULL senior について
「老後の不安をゼロにする」をビジョンに掲げ、ヒトとテクノロジーの力で、超高齢社会の課題を解決する様々な事業を展開しています。主な事業として、老人ホーム検索サービス「LIFULL 介護」、遺品整理業者検索サービス「みんなの遺品整理」、介護施設向け買い物代行業務支援サービス「買い物コネクト」があり、今後も高齢者や関わる人々が抱える不安や課題に向き合って事業を拡大していきます。
株式会社LIFULL senior 概要
会社名:株式会社LIFULL senior(ライフル シニア)
所在地:東京都千代田区麹町1−4−4
代表取締役:泉 雅人
設立:2015年7月1日
事業内容:
老人ホーム検索サイト『LIFULL 介護』の運営
https://kaigo.homes.co.jp/
遺品整理業者検索サイト『みんなの遺品整理』の運営
https://m-ihinseiri.jp/
介護施設向け買い物代行支援サービス『買い物コネクト』の運営
https://lp.kaimonoc.jp/
介護当事者一歩手前の世代に向け、介護や老後に関する最新情報や体験談を発信するウェブメディア『tayorini』(たよりに)の運営
https://kaigo.homes.co.jp/tayorini/
関連企業:株式会社LIFULL