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ストーリーレーベル「ノーミーツ」実験公演 世界同時演劇『Lost and Found』2022年8月28日(日)上演決定

6月14日〜21日にかけて世界同時オーディションも実施https://no.meets.ltd/lostandfound

 ストーリーレーベル「ノーミーツ」は2022年8月28日(日)に、実験公演として世界同時演劇『Lost and Found』を公演することを発表いたします。本公演は、2021年に第24回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門の優秀賞をノーミーツが受賞した後、令和3年度メディア芸術クリエイター育成支援事業の「国内クリエイター創作支援プログラム」の支援を受けて制作された作品です。





[画像1: https://prtimes.jp/i/59934/37/resize/d59934-37-dd48a88576d8e0765e89-0.jpg ]

なくしてしまったものと、どうしたってなくならないもの。ノーミーツの新たな挑戦。
 ストーリーレーベル「ノーミーツ」は2020年4月の緊急事態宣言下、「NO密で濃密なひとときを」というキャッチコピーで立ち上がり、稽古から上演まで、一度も会わずに制作する「オンライン演劇」をはじめ、様々な方法で演劇やエンターテインメントの新しい物語や新しい届け方を試みてきました。今回、ノーミーツが新たに挑戦するのは言語や国境、文化の違い、数万kmの隔たりを超えて、リアルタイムで一つの物語を紡ぐ"世界同時演劇"。本公演は、日本を中心に世界の出演者が各国現地からオンラインで参加し、一つの物語を作り上げていきます。さらに世界へ向けて、多言語の字幕を付け同時に生配信を行い、オンライン演劇だからこそできる国際的なエンターテインメントをお届けします。テーマは、「なくしてしまったものと、どうしたってなくならないもの」。国と国との行き来が難しくなり、つながりが絶たれてしまったかに見えた世界で、それでも私たちから取り上げられないものとは何なのか。東京と世界を繋ぎながら、脚本家・小御門優一郎が脚本・演出を務めてお届けします。より世界各地の方を巻き込んだ演劇にするべく、6月14日〜21日にかけて世界同時オーディションの応募も受付いたします。

 8月28日、世界をつなぐ一夜限りの実験公演。ぜひ楽しみにお待ちいただけますと幸いです。

あらすじ
日本・東京にある1軒のユースホステル。
小さいながらも、かつては海外からの旅行者や留学生で賑わう場所だった。
しかし2020年、新型感染症の影響を受け、ついに閉業に追い込まれる。

バックパックを背負い世界を巡った末に抱いた、
生まれ育った日本でホステルを営むという夢は途絶えた。

失意のなか引き払いの作業をしていると、
ホステルに泊まっていった滞在客の「忘れ物」が
いくつか残されていた。

今は世界中に散らばっている「持ち主」たちへ、
リストを頼りに連絡を取ろうと試みる。

返事は、返ってくるだろうか。
この場所で過ごした日々を、覚えているだろうかーー。

これは、つながりが絶たれたかに見えた世界で、
私たちから取り上げようのないものをもう一度思い出す物語。

公演概要
公演日程:2022年8月28日(日)
配信:オンライン劇場ZA、bilibiliにて無料配信
脚本・演出:小御門優一郎
企画・製作:ノーミーツ
協力:文化庁 メディア芸術クリエイター育成支援事業

オーディション
応募条件
・経験、年齢、性別、国籍、全て不問です。
・海外に住んでいる方はもちろん、日本に住んでいる方も歓迎です。
・メインキャストだけでなくアンサンブルキャスト(エキストラ)の方も募集します。
・出演費はオファーの際に、個別に別途相談させてください。
・Zoom、もしくはWeChatなど、ビデオ通話サービスが使用可能な方を使用します
・日本語、あるいは英語でのコミュニケーションが可能な方

募集配役
1.ホステルの従業員役
2.元滞在客役

出演方法
1.:東京都近郊の生配信ベースからの出演
2.:オンラインでの出演(お住まいの地域からの出演になります)

募集締め切り:2022年6月21日(火)23:59

▼詳細は下記よりご覧くださいませ。
https://no.meets.ltd/lostandfound

脚本家・小御門優一郎からのコメント

[画像2: https://prtimes.jp/i/59934/37/resize/d59934-37-c12fe8ed3fbf345ca639-3.jpg ]

本作の脚本・演出を務める小御門優一郎です。
2020年、新型コロナウイルスの流行によって世界中で劇場や映画館が閉ざされ、
新しい作品の創出が難しく思われた頃、
ノーミーツは演者、スタッフが一度も会わずに作る「フルリモート演劇」というものを作り、
ネット上の仮想空間にて、生配信で上演してきました。
「いま・ここ」の一致が演劇であるための条件であるなら、
演者と観客がそれぞれ別の場所にいる中で上演される「フルリモート演劇」は、
「演劇」そのものであるとは言えないでしょう。
我々も、最初は代替のつもりでした。
しかし、たとえ上演場所が仮想空間であり、通信技術によって擬似的に再現された「いま」であったとしても、
上演中に感じた、瞬間を共有し繋がり合えた感覚はたしかなもので、
劇場で感じていたそれに比肩するものでした。

オンラインの力を借りれば、「物理的距離」という隔たりを乗り越えることができる。
それならば海の向こう、我々とは別の国に住む人々と一緒に一つの作品を作ることができるのではないか。
その気づきから始まったのが今回の企画です。

国境を超えた作品を作り上げていく過程で、距離以外にも乗り越えるべき障壁はたくさんあることでしょう。
普段使っている言語が違うかもしれないし、生活圏のタイムゾーンが違うかもしれない、
創作に対する文化、心構えの部分でギャップを感じることもあるかもしれない。

それらの隔たりと言えるものたちを、フィクションの都合でなかったことにするのではなく、
一つ一つ向き合い、乗り越えながら、共に作品を作り上げていきたいです。

この文章を、どこの国で、何語によって綴られたテキストでお読みになっているかはわかりませんが、
我々の想いに共感していただけたのなら、ご応募いただけると幸いです。

【プロフィール】
[画像3: https://prtimes.jp/i/59934/37/resize/d59934-37-d507e14cf1fae56085ef-1.jpg ]

小御門優一郎|脚本・演出

脚本家。1993年生まれ。ノーミーツ主宰の1人として、短編作品、長編公演の作・演出を務める。第三回公演『それでも笑えれば』で第65回岸田國士戯曲賞ノミネート。
YOASOBI「三原色」の原作小説や、リアル脱出ゲームシナリオ、Webドラマ脚本など、執筆ジャンルを広げながら活動中。
最新作は、オールナイトニッポン55周年記念公演『あの夜を覚えてる』。


[表: https://prtimes.jp/data/corp/59934/table/37_1_631b679f6e4ed495a6611ae841d7b5ec.jpg ]


ストーリーレーベル『ノーミーツ』とは
[画像4: https://prtimes.jp/i/59934/37/resize/d59934-37-c895dbf8c0b8060f5e7c-2.png ]

まだ出会ったことのない、新しい物語を生み出すストーリーレーベル。脚本家、映像監督、エンジニア、テクニカルディレクターなど様々な出自のクリエイターが集まり、2020年4月9日に結成。これまでに演劇、ドラマ、番組、映画など50以上の物語を生み出す。代表作に『門外不出モラトリアム』、サンリオピューロランドとの共催公演『VIVA LA VALENTINE』、リアル脱出ゲーム『最果てのミステリーサーカスからの脱出』脚本、カップスター生誕46周年記念作品『名探偵よだちゃん』など。これまでに、ACCゴールド、メディア芸術祭優秀賞、岸田國士戯曲賞最終選考ノミネート、AMDアワードなど受賞。

公式HP:https://no.meets.ltd/
公式Twitter:https://twitter.com/nomeets_
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