フリースケール、電力消費への制約の厳しいコントロール・プレーン・アプリケーションを ターゲットにした64ビットQorIQ P5040クアッドコア/ P5021デュアルコア・プロセッサを発表
[12/05/28]
提供元:PRTIMES
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フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区下目黒1-8-1、代表取締役社長:ディビッド M. ユーゼ)は、各コア2.4GHzのシングルスレッド性能を発揮する2種類の64ビット・マルチコアQorIQ(コア・アイキュー)P5ファミリ・コントロール・プレーン・プロセッサを発表しました。新しいクアッドコアの「QorIQ P5040」とデュアルコアの「QorIQ P5021」は、各種アクセラレータ、高速インタフェース、セキュリティ機能を最適な形で統合しており、消費電力制約の厳しいコントロール・プレーン・アプリケーションに理想的な高性能組込みソリューションを実現します。
P5040/P5021は、フリースケールが過去に発表した2GHzコアをベースとするQorIQ P5020/P5010デバイスを補完するものであり、これにより、業界で最も包括的な組込みコントロール・プレーン・プロセッサ・ポートフォリオが拡充されます。今回のデバイスの発表により、フリースケールは15W以下の消費電力要求に応えるシングルコア・ソリューションから、高度な演算能力が求められるアプリケーション向けのクアッドコア・プロセッサまで、広範なアプリケーションに対してシングル、デュアルまたはクアッドコアの64ビット・デバイスを提供していきます。
フリースケールの64ビットPower Architecture e5500コアをベースとする4種のQorIQ P5ファミリ製品は、すべてピン互換性とソフトウェア互換性を備えています。また、ハイブリッド32ビット・モードのサポートにより、従来の32ビット・ソフトウェアとの互換性も維持し、64ビット処理へのシームレスな移行を可能にします。
フリースケールの副社長兼ネットワーキング・プロセッサ・ディビジョン担当ジェネラル・マネージャであるベルント・リーンハルトは、次のように述べています。「フリースケールの幅広いQorIQマルチコア・プロセッサはすでに大きな成功を収めていますが、新たにP5040とP5021が加わることでさらにポートフォリオの拡充を続けます。これらのデバイスにより、消費電力を抑えつつ、有線/無線データの世界的な急成長に伴いますます厳しくなるコントロール・プレーンの処理要件に対応することができます。」
どちらのデバイスも、最適なワットあたり性能を実現し、産業、ストレージ、軍事/航空宇宙、ならびにコア・ルータやデータ・センターといったネットワーク・アプリケーションなど、各種アプリケーションに幅広く対応します。また、アプリケーション・コードのセキュア・ブートや改ざん検知回路、セキュア・デバッグなどの先進的なセキュリティ機能と、暗号プロトコルのハードウェア・アクセラレータを備えています。信頼性に優れたフリースケールの組込みアーキテクチャは、クローニングや不正なコア実行を防ぎ、高度にセキュアなシステムを構築する要となります。
特定用途向けのアクセラレータと先進的なI/Oを単一の組込みデバイス上で統合したこれらのデバイスにより、システム開発サイクルと熱対策コストを削減することができます。CoreNetオンチップ・ファブリックは、各種アクセラレータとコアを同時に実行しつつバス競合を抑え、処理効率を最適化します。RAID 5/6エンジンにより、ストレージ・アプリケーションのパリティ演算がプロセッサのコアからオフロードされます。また、PCIe、SGMII、XAUI、SATA、Aurora、複数の1GbE/10GbEなどの各種高速インタフェースもサポートします。さらに倍精度浮動小数点演算をサポートしており、主要な産業市場要件を満たします。
包括的なエコシステム
フリースケールは、自社やサードパーティ製ソフトウェアによる広範なエコシステムを通じて、製品開発の簡素化、市場投入時間の短縮化を実現します。32ビットと64ビットのソフトウェア・ソリューションがフリースケールやサードパーティ・エコシステム・パートナーより提供される予定です。
供給
P5040/P5021は2012年6月にサンプル出荷を開始する予定です。P5040開発ボードもあわせて提供を開始します。量産開始は2013年第1四半期を予定しています。詳細については、www.freescale.com/QorIQのWebサイトをご覧ください。
フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、先進の自動車、民生、産業、およびネットワーク市場において、業界を牽引する製品を提供する組込みプロセッシング・ソリューションの世界的リーダーです。マイクロプロセッサ、およびマイクロコントローラ、センサ、アナログ製品やコネクティビティといった私たちの技術は、世界中の環境、安全、健康を向上させ、そしてそれらをよりつなげるイノベーションの基盤となります。また、オートモーティブ・セーフティ、ハイブリッドや電気自動車、次世代のワイヤレス・インフラストラクチャ、スマートエナジー、ポータブル医療機器、家電やスマート・モバイル製品といったアプリケーション向けの製品を提供しています。フリースケールは、テキサス州オースチンを本拠地に、世界各国で半導体のデザイン、研究開発、製造ならびに営業活動を行っています。詳細は、http://www.freescale.co.jp/をご覧ください。
FreescaleならびにFreescaleのロゴマークは、米国、またはその他の国におけるフリースケール社の商標、または登録商標です。Power Architecture、Power.org ならびにPower、Power.orgのロゴマーク、関連するマークはPower.orgの商標であり、ライセンスのもとに使用されています。文中に記載されている他社の製品名、サービス名等はそれぞれ各社の商標です。
(C)2012フリースケール・セミコンダクタ・インク
P5040/P5021は、フリースケールが過去に発表した2GHzコアをベースとするQorIQ P5020/P5010デバイスを補完するものであり、これにより、業界で最も包括的な組込みコントロール・プレーン・プロセッサ・ポートフォリオが拡充されます。今回のデバイスの発表により、フリースケールは15W以下の消費電力要求に応えるシングルコア・ソリューションから、高度な演算能力が求められるアプリケーション向けのクアッドコア・プロセッサまで、広範なアプリケーションに対してシングル、デュアルまたはクアッドコアの64ビット・デバイスを提供していきます。
フリースケールの64ビットPower Architecture e5500コアをベースとする4種のQorIQ P5ファミリ製品は、すべてピン互換性とソフトウェア互換性を備えています。また、ハイブリッド32ビット・モードのサポートにより、従来の32ビット・ソフトウェアとの互換性も維持し、64ビット処理へのシームレスな移行を可能にします。
フリースケールの副社長兼ネットワーキング・プロセッサ・ディビジョン担当ジェネラル・マネージャであるベルント・リーンハルトは、次のように述べています。「フリースケールの幅広いQorIQマルチコア・プロセッサはすでに大きな成功を収めていますが、新たにP5040とP5021が加わることでさらにポートフォリオの拡充を続けます。これらのデバイスにより、消費電力を抑えつつ、有線/無線データの世界的な急成長に伴いますます厳しくなるコントロール・プレーンの処理要件に対応することができます。」
どちらのデバイスも、最適なワットあたり性能を実現し、産業、ストレージ、軍事/航空宇宙、ならびにコア・ルータやデータ・センターといったネットワーク・アプリケーションなど、各種アプリケーションに幅広く対応します。また、アプリケーション・コードのセキュア・ブートや改ざん検知回路、セキュア・デバッグなどの先進的なセキュリティ機能と、暗号プロトコルのハードウェア・アクセラレータを備えています。信頼性に優れたフリースケールの組込みアーキテクチャは、クローニングや不正なコア実行を防ぎ、高度にセキュアなシステムを構築する要となります。
特定用途向けのアクセラレータと先進的なI/Oを単一の組込みデバイス上で統合したこれらのデバイスにより、システム開発サイクルと熱対策コストを削減することができます。CoreNetオンチップ・ファブリックは、各種アクセラレータとコアを同時に実行しつつバス競合を抑え、処理効率を最適化します。RAID 5/6エンジンにより、ストレージ・アプリケーションのパリティ演算がプロセッサのコアからオフロードされます。また、PCIe、SGMII、XAUI、SATA、Aurora、複数の1GbE/10GbEなどの各種高速インタフェースもサポートします。さらに倍精度浮動小数点演算をサポートしており、主要な産業市場要件を満たします。
包括的なエコシステム
フリースケールは、自社やサードパーティ製ソフトウェアによる広範なエコシステムを通じて、製品開発の簡素化、市場投入時間の短縮化を実現します。32ビットと64ビットのソフトウェア・ソリューションがフリースケールやサードパーティ・エコシステム・パートナーより提供される予定です。
供給
P5040/P5021は2012年6月にサンプル出荷を開始する予定です。P5040開発ボードもあわせて提供を開始します。量産開始は2013年第1四半期を予定しています。詳細については、www.freescale.com/QorIQのWebサイトをご覧ください。
フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、先進の自動車、民生、産業、およびネットワーク市場において、業界を牽引する製品を提供する組込みプロセッシング・ソリューションの世界的リーダーです。マイクロプロセッサ、およびマイクロコントローラ、センサ、アナログ製品やコネクティビティといった私たちの技術は、世界中の環境、安全、健康を向上させ、そしてそれらをよりつなげるイノベーションの基盤となります。また、オートモーティブ・セーフティ、ハイブリッドや電気自動車、次世代のワイヤレス・インフラストラクチャ、スマートエナジー、ポータブル医療機器、家電やスマート・モバイル製品といったアプリケーション向けの製品を提供しています。フリースケールは、テキサス州オースチンを本拠地に、世界各国で半導体のデザイン、研究開発、製造ならびに営業活動を行っています。詳細は、http://www.freescale.co.jp/をご覧ください。
FreescaleならびにFreescaleのロゴマークは、米国、またはその他の国におけるフリースケール社の商標、または登録商標です。Power Architecture、Power.org ならびにPower、Power.orgのロゴマーク、関連するマークはPower.orgの商標であり、ライセンスのもとに使用されています。文中に記載されている他社の製品名、サービス名等はそれぞれ各社の商標です。
(C)2012フリースケール・セミコンダクタ・インク