ヴイエムウェア デジタル ワークスペースの将来像を発表
[16/10/05]
提供元:PRTIMES
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● VMware AirWatch(R)が、クラウドベースの包括的なWindowsライフサイクル管理、スマートグラス、IoT管理など、エンタープライズ モビリティ管理(EMM)を拡張する新機能を搭載し、新たな分野である統合エンドポイント管理(UEM)に参入
● VMware Workspace™ ONE™が、コンシューマ製品のようなシンプルさを備えたアプリケーションへの対応や最新のアクセス ポリシーなどの新機能を備え、従業員や契約社員によるマルチデバイスでのBYODにも対応
● 新たに提供されるモバイル デバイス管理(MDM)移行ツールにより、エンドユーザへの影響を最小限に抑えながら、VMware AirWatchへの移行を支援
ヴイエムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ジョン ロバートソン)は本日、ヴイエムウェアのエンドユーザ コンピューティング ソリューションを活用した、企業におけるモビリティの将来像を発表しました。統合エンドポイント管理(Unified Endpoint Management、UEM)を担う次世代のVMware AirWatch(R)とVMware Workspace™ ONE™により、従来のデスクトップ環境と新世代のコネクテッド デバイスの両方をVMware AirWatchを通じてクラウド上から管理できるようになるほか、デジタル化された業務環境に必要とされるアプリケーションやサービスを迅速にエンドユーザに提供できるようになります。
従来のデスクトップとノートPCの管理アプローチを再定義
IT調査会社であるガートナー社は、「エンドポイント管理の分野では今後、PCとモバイル端末の両方にわたる共通管理フレームワークの進化に伴い、それぞれの管理ツールの統合が重要になる」と分析しています(1)。異なるクライアント管理の併存、エンタープライズ モビリティ管理(Enterprise Mobility Management、EMM)、クラウド/オンプレミスのツールなどからの移行を支援するため、ヴイエムウェアは統合エンドポイント管理(UEM)を担うVMware AirWatchを通じてPCとモバイル端末の管理を統合します。VMware AirWatchは、ユーザ視点の包括的なアプローチにより、モバイルやデスクトップからIoTに至るまで、企業や団体のすべてのエンドポイントの一元管理を可能にします。
UEMを実現するVMware AirWatchは、単体ソリューションまたはVMware Workspace ONEの構成製品の1つとして導入でき、これまでのVMware AirWatchのEMMの機能を最先端かつクラウドベースのWindows 10ライフサイクル管理ソリューションへと拡張します。最新機能には、設定の管理、OSパッチ管理、クライアント環境の状況やセキュリティの管理などが含まれます。VMware AirWatch によって実現されるUEMを活用することで、オンドメイン/オフドメインに関わらず、IT部門はセキュリティ パッチやOSアップデートのより迅速な適用、ソフトウェアのより安全なインストール、すべてのデバイスにわたる運用プロセスの統合などが可能になります。これらの新機能は、AirWatchにすでに搭載されているWindows向けの信頼性の高いモバイル デバイス管理テクノロジをさらに拡張するもので、単一の最新プラットフォーム上でデスクトップとモバイルを一元管理できる、業界初の包括的なUEMソリューションとなるものです。
VMwareはこの包括的なソリューションを通じて、企業のIT環境の検証、物理/仮想の両環境でのWindows 10への最適な移行プロセスの決定、ネットワーク接続の有無にかかわらずあらゆるデバイスを保護/管理するための最新のアプローチの活用などを提供し、企業や団体のWindows 10への移行を支援します。
VMware AirWatch UEMのさらなる詳細は、AirWatch Blog(http://blogs.air-watch.com/(英語))やVMware SysTrack Desktop Assessment Service (http://blogs.air-watch.com/2016/09/windows-10-migration-free-assessment/(英語))もご参照ください。
IoT/拡張現実(AR)/複合仮想体験の拡張と管理
VMware AirWatchは従来のデスクトップ環境を拡張するだけではなく、新たにIoTデバイスやスマートグラス、タッチレスセンサーの管理も可能になります。企業ではすでにIoTテクノロジが業務に与える影響を検討し始めていますが、企業内で利用されるIoTデバイスの数は今後、BYODや他のモバイル デバイスの数をはるかに上回ると予測されています(2)。このような変化に備える企業は、データ、クラウド、モバイルの双方向性などに関して、最新のウェアラブル デバイスやIoTデバイス、スマートフォン、タブレットなど幅広い端末を単一の包括的な管理フレームワークに統合する方法を検討する必要があります。
この急速に成長する市場に対応するため、ヴイエムウェアはVMware AirWatch UEMプラットフォームをさらに拡張し、Surface HubなどのWindowsベースのIoTデバイスやAndroidベースのIoTデバイス/スマート デバイスのサポートを、既存のモバイル環境の延長線上としての統合的なプラットフォームで対応できるようにします。 これによりIT部門は、デバイス向けのネットワークやアプリの設定を簡単に行うことができます。さらにヴイエムウェは、Atheer社、APX社、Intel社、ODG社、VUZIX Corp社など業界をリードするスマートグラス メーカーや拡張現実(AR)アプリ開発企業と協力し、Androidベースのウェアラブル デバイス管理や大規模なアプリの配信を可能にするソリューションの開発に取り組みます。
本日発表したARデバイスや複合現実デバイス、そしてそれらに対応したアプリに関するヴイエムウェアのサポートに関する詳細は、本日発表した関連プレスリリースもご参照ください。
http://vmware.com/jp/company/news/releases/2016/airwatch-ar-jp.html
Workspace ONEにより、最先端の従業員や契約社員の業務を再定義
ヴイエムウェアは、VMware AirWatch UEMを通じて、企業情報へのアクセスを要求するさまざまなデバイスを管理する必要があるIT部門に統合的なアプローチを提供すると同時に、VMware Workspace ONEにより、エンドユーザ向けにも同様の統合的なアプローチを提供します。VMware AirWatchを基盤とするWorkspace ONEは、IT部門が管理していないデバイスも含め、従業員や契約社員が利用するすべてのデバイス全体で包括的なエンドユーザ体験を実現します。2016年初めに提供を開始したWorkspace ONEは、コンシューマ製品のようなシンプルさと、エンタープライズ クラスのセキュリティを兼ね備えたプラットフォームであり、ユーザはデスクトップPC、ノートPC、スマートフォン、タブレットなどあらゆるデバイスで利用できる企業向けアプリケーション カタログを通じて、Web/ネイティブ/モバイル/リモート アプリなどユーザが利用するすべてのアプリに瞬時にアクセスできます。
Workspace ONEを利用することで、単一のプラットフォーム上から管理外のデバイスやBYOD、会社支給デバイスなどを、規模を問わず柔軟に管理できます。この順応性の高い管理テクノロジを備えた柔軟なモバイル アプリケーション管理(Mobile Application Management、MAM)フレームワークにより、コンテナ化された企業アプリケーション向けの単一のモバイル アプリケーション管理から、OSレベルでモバイル アプリケーション管理が可能な管理されたワークスペース、そして完全なデバイス管理に至るまで、すべてのユースケースでシンプルな管理を実現できます。
Workspace ONEの最新アップデートには、新たに対応した複数のBYODデバイスを利用する従業員や契約社員がシンプルに利用できるアプリケーションを通じた、アプリケーション全体へのリアルタイムのセキュリティに加え、新しい一連のアクセス ポリシー機能などが含まれます。
最新のWorkspace ONEの機能は以下の通りです。
● 一連のアクセス ポリシー機能:コンプライアンス認証に適合しないデバイスからの、使用中のアプリケーションへのアクセスを即座にブロックできます。このユースケースの例として、ビーコン技術を活用して地理的な利用境界線を厳密に設定できます。ビーコンの範囲外に出た場合、アプリを直ちにブロックしたり、削除したりできます。
● パスワード 入力機能:Workspace ONEのコンシューマ製品のようにシンプルなシングル サインオン機能を、標準サポートされていないWebアプリケーションでも利用できます。管理者がWorkspace ONEに対し、アプリ内でユーザ名とパスワードの入力が行われる場所を指定するだけで、Workspace ONE Browser Extensionが必要に応じてこれらの認証情報を入力してくれます。そして、認証情報がクラウドに保存されることはないため、認証情報も安全に保護できます。
● 自社開発したモバイル アプリケーション:自社開発したモバイル アプリケーションを公開アプリケーション ストアにアップロードしなくても、Workspace ONEのアプリケーション カタログを通じてIT部門の管理外のデバイスにも直接配信できます。これにより、最新のイノベーションを従業員向けに簡単に提供できるようになります。
● コンプライアンスに基づいたデバイスの条件付きアクセス:業界をリードするヴイエムウェア独自の仮想アプリケーション/仮想デスクトップ用アクセス ポリシー エンジンを活用して、VMware Horizon(R)のアプリやデスクトップにアクセスするデバイスに、コンプライアンスに基づく条件付きアクセス権を設定できます。IFTTTロジックには、場所、ビーコンの範囲情報、ジェイルブレイク情報、PINの保護強度など、医療業界や小売業界など厳しい規制が要求される環境で特に求められるデバイス自体の情報が新たに追加されました。
● セルフサービスのパスワード リセット機能: Workspace ONEでは、新たに従業員や契約社員向けのパスワード リセット機能を利用できるようになりました。調査会社であるフォレスター社の調査によると、パスワード関連の問題を解決するためのコストは1件あたり平均31米ドルかかります(3)。したがってコスト面からも、セルフサービスのパスワード リセット機能は、すべての従業員や契約社員が使用するデバイスを問わずセルフサービスでパスワードをリセットできる価値あるツールとなります。
すべてのエンドユーザに最高の利用体験を提供し続けるため、VMware Boxer™が新たにAndroidに対応し、直感的かつ安全にEメール、カレンダー、連絡先をAndroid上でも統合的に利用できるようになりました。また、コンシューマ製品のようなシンプルさと、エンドユーザのプライバシーを確実に保護できる企業向けの安全な環境を提供するというヴイエムウェアの使命をさらに推進するため、現在Workspace ONEの生産性向上アプリケーションの再ブランド化も進めています。
VMware AirWatch 9.0を基盤としたVMware Workspace ONEのアップデートなどに関する詳細はAirWatch Blog(http://blogs.air-watch.com/(英語))もご参照ください。
VMware Inc. エンドユーザ コンピューティング部門 モバイル製品担当上級副社長 ノア・ワズマー(Noah Wasmer)コメント:
「iPhoneが誕生してからの約10年間、EMMはシンプルな操作を可能にするワイプやコマンドのロックを超えて、Windows 10やIoTなど、すべてのデバイスの統合エンドポイント管理プラットフォームへと進化を遂げてきました。これからのIT部門は、単一のプラットフォーム上ですべてのエンドポイントを管理することが可能になるため、従来のように複数のデバイスでそれぞれ異なるシステムを運用する必要がなくなります。ヴイエムウェアは、拡張性、セキュリティ、生産性、プライバシーを戦略の中心に据えることで、この新たなデジタル化された業務体験を提供できる独自の地位を確立します」
■ご購入および価格について
? VMware Boxer for Android:既に一般提供開始
? VMware AirWatch Unified Endpoint Management:2016年第4四半期(10〜12月)に一般提供開始予定
? VMware AirWatch 9.0:2016年第4四半期(10〜12月)に一般提供開始予定
? VMware Workspace ONEの新機能:2016年第4四半期(10〜12月)に一般提供開始予定
価格の詳細やご購入についてはヴイエムウェアの国内パートナまでお問い合わせください。
http://learn.vmware.com/apac_jp_co_solution-p_index
(1) Gartner Inc., Mobile and Endpoint Strategies Primer for 2016, by Chris Silva, January 14, 2016
(2) Ericsson Mobility Report, Rima Qureshi, Sept. 2016
(3) Forrester, Benchmark Your Employee Password Policies and Practices, by Merritt Maxim and Jennie Duong, Sept. 14, 2015
ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェア(本社:カリフォルニア州パロアルト)は、クラウド インフラとビジネス モビリティの分野で世界をリードし、顧客のデジタル トランスフォーメーションを加速させています。そして、Cross-Cloud Architecture™や、データセンタ、モビリティ、セキュリティのソリューションの提供を通じて、顧客企業がビジネスやITに対してSoftware-Definedの手法を活用できるように支援しています。今日、全世界で50万社を超える顧客、および7万5,000社を超えるパートナを有し、2015年度の売上高は、66億米ドルに上ります。VMwareの詳細は www.vmware.com/jpをご覧ください。
VMware、AirWatch、AirWatch Unified Endpoint Management、AirWatch Enterprise Mobility Management、VMware Workspace、Workspace ONE、Boxer、HorizonはVMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。他のすべての名称ならびに商標は、それぞれの企業の商標または登録商標です。
● VMware Workspace™ ONE™が、コンシューマ製品のようなシンプルさを備えたアプリケーションへの対応や最新のアクセス ポリシーなどの新機能を備え、従業員や契約社員によるマルチデバイスでのBYODにも対応
● 新たに提供されるモバイル デバイス管理(MDM)移行ツールにより、エンドユーザへの影響を最小限に抑えながら、VMware AirWatchへの移行を支援
ヴイエムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ジョン ロバートソン)は本日、ヴイエムウェアのエンドユーザ コンピューティング ソリューションを活用した、企業におけるモビリティの将来像を発表しました。統合エンドポイント管理(Unified Endpoint Management、UEM)を担う次世代のVMware AirWatch(R)とVMware Workspace™ ONE™により、従来のデスクトップ環境と新世代のコネクテッド デバイスの両方をVMware AirWatchを通じてクラウド上から管理できるようになるほか、デジタル化された業務環境に必要とされるアプリケーションやサービスを迅速にエンドユーザに提供できるようになります。
従来のデスクトップとノートPCの管理アプローチを再定義
IT調査会社であるガートナー社は、「エンドポイント管理の分野では今後、PCとモバイル端末の両方にわたる共通管理フレームワークの進化に伴い、それぞれの管理ツールの統合が重要になる」と分析しています(1)。異なるクライアント管理の併存、エンタープライズ モビリティ管理(Enterprise Mobility Management、EMM)、クラウド/オンプレミスのツールなどからの移行を支援するため、ヴイエムウェアは統合エンドポイント管理(UEM)を担うVMware AirWatchを通じてPCとモバイル端末の管理を統合します。VMware AirWatchは、ユーザ視点の包括的なアプローチにより、モバイルやデスクトップからIoTに至るまで、企業や団体のすべてのエンドポイントの一元管理を可能にします。
UEMを実現するVMware AirWatchは、単体ソリューションまたはVMware Workspace ONEの構成製品の1つとして導入でき、これまでのVMware AirWatchのEMMの機能を最先端かつクラウドベースのWindows 10ライフサイクル管理ソリューションへと拡張します。最新機能には、設定の管理、OSパッチ管理、クライアント環境の状況やセキュリティの管理などが含まれます。VMware AirWatch によって実現されるUEMを活用することで、オンドメイン/オフドメインに関わらず、IT部門はセキュリティ パッチやOSアップデートのより迅速な適用、ソフトウェアのより安全なインストール、すべてのデバイスにわたる運用プロセスの統合などが可能になります。これらの新機能は、AirWatchにすでに搭載されているWindows向けの信頼性の高いモバイル デバイス管理テクノロジをさらに拡張するもので、単一の最新プラットフォーム上でデスクトップとモバイルを一元管理できる、業界初の包括的なUEMソリューションとなるものです。
VMwareはこの包括的なソリューションを通じて、企業のIT環境の検証、物理/仮想の両環境でのWindows 10への最適な移行プロセスの決定、ネットワーク接続の有無にかかわらずあらゆるデバイスを保護/管理するための最新のアプローチの活用などを提供し、企業や団体のWindows 10への移行を支援します。
VMware AirWatch UEMのさらなる詳細は、AirWatch Blog(http://blogs.air-watch.com/(英語))やVMware SysTrack Desktop Assessment Service (http://blogs.air-watch.com/2016/09/windows-10-migration-free-assessment/(英語))もご参照ください。
IoT/拡張現実(AR)/複合仮想体験の拡張と管理
VMware AirWatchは従来のデスクトップ環境を拡張するだけではなく、新たにIoTデバイスやスマートグラス、タッチレスセンサーの管理も可能になります。企業ではすでにIoTテクノロジが業務に与える影響を検討し始めていますが、企業内で利用されるIoTデバイスの数は今後、BYODや他のモバイル デバイスの数をはるかに上回ると予測されています(2)。このような変化に備える企業は、データ、クラウド、モバイルの双方向性などに関して、最新のウェアラブル デバイスやIoTデバイス、スマートフォン、タブレットなど幅広い端末を単一の包括的な管理フレームワークに統合する方法を検討する必要があります。
この急速に成長する市場に対応するため、ヴイエムウェアはVMware AirWatch UEMプラットフォームをさらに拡張し、Surface HubなどのWindowsベースのIoTデバイスやAndroidベースのIoTデバイス/スマート デバイスのサポートを、既存のモバイル環境の延長線上としての統合的なプラットフォームで対応できるようにします。 これによりIT部門は、デバイス向けのネットワークやアプリの設定を簡単に行うことができます。さらにヴイエムウェは、Atheer社、APX社、Intel社、ODG社、VUZIX Corp社など業界をリードするスマートグラス メーカーや拡張現実(AR)アプリ開発企業と協力し、Androidベースのウェアラブル デバイス管理や大規模なアプリの配信を可能にするソリューションの開発に取り組みます。
本日発表したARデバイスや複合現実デバイス、そしてそれらに対応したアプリに関するヴイエムウェアのサポートに関する詳細は、本日発表した関連プレスリリースもご参照ください。
http://vmware.com/jp/company/news/releases/2016/airwatch-ar-jp.html
Workspace ONEにより、最先端の従業員や契約社員の業務を再定義
ヴイエムウェアは、VMware AirWatch UEMを通じて、企業情報へのアクセスを要求するさまざまなデバイスを管理する必要があるIT部門に統合的なアプローチを提供すると同時に、VMware Workspace ONEにより、エンドユーザ向けにも同様の統合的なアプローチを提供します。VMware AirWatchを基盤とするWorkspace ONEは、IT部門が管理していないデバイスも含め、従業員や契約社員が利用するすべてのデバイス全体で包括的なエンドユーザ体験を実現します。2016年初めに提供を開始したWorkspace ONEは、コンシューマ製品のようなシンプルさと、エンタープライズ クラスのセキュリティを兼ね備えたプラットフォームであり、ユーザはデスクトップPC、ノートPC、スマートフォン、タブレットなどあらゆるデバイスで利用できる企業向けアプリケーション カタログを通じて、Web/ネイティブ/モバイル/リモート アプリなどユーザが利用するすべてのアプリに瞬時にアクセスできます。
Workspace ONEを利用することで、単一のプラットフォーム上から管理外のデバイスやBYOD、会社支給デバイスなどを、規模を問わず柔軟に管理できます。この順応性の高い管理テクノロジを備えた柔軟なモバイル アプリケーション管理(Mobile Application Management、MAM)フレームワークにより、コンテナ化された企業アプリケーション向けの単一のモバイル アプリケーション管理から、OSレベルでモバイル アプリケーション管理が可能な管理されたワークスペース、そして完全なデバイス管理に至るまで、すべてのユースケースでシンプルな管理を実現できます。
Workspace ONEの最新アップデートには、新たに対応した複数のBYODデバイスを利用する従業員や契約社員がシンプルに利用できるアプリケーションを通じた、アプリケーション全体へのリアルタイムのセキュリティに加え、新しい一連のアクセス ポリシー機能などが含まれます。
最新のWorkspace ONEの機能は以下の通りです。
● 一連のアクセス ポリシー機能:コンプライアンス認証に適合しないデバイスからの、使用中のアプリケーションへのアクセスを即座にブロックできます。このユースケースの例として、ビーコン技術を活用して地理的な利用境界線を厳密に設定できます。ビーコンの範囲外に出た場合、アプリを直ちにブロックしたり、削除したりできます。
● パスワード 入力機能:Workspace ONEのコンシューマ製品のようにシンプルなシングル サインオン機能を、標準サポートされていないWebアプリケーションでも利用できます。管理者がWorkspace ONEに対し、アプリ内でユーザ名とパスワードの入力が行われる場所を指定するだけで、Workspace ONE Browser Extensionが必要に応じてこれらの認証情報を入力してくれます。そして、認証情報がクラウドに保存されることはないため、認証情報も安全に保護できます。
● 自社開発したモバイル アプリケーション:自社開発したモバイル アプリケーションを公開アプリケーション ストアにアップロードしなくても、Workspace ONEのアプリケーション カタログを通じてIT部門の管理外のデバイスにも直接配信できます。これにより、最新のイノベーションを従業員向けに簡単に提供できるようになります。
● コンプライアンスに基づいたデバイスの条件付きアクセス:業界をリードするヴイエムウェア独自の仮想アプリケーション/仮想デスクトップ用アクセス ポリシー エンジンを活用して、VMware Horizon(R)のアプリやデスクトップにアクセスするデバイスに、コンプライアンスに基づく条件付きアクセス権を設定できます。IFTTTロジックには、場所、ビーコンの範囲情報、ジェイルブレイク情報、PINの保護強度など、医療業界や小売業界など厳しい規制が要求される環境で特に求められるデバイス自体の情報が新たに追加されました。
● セルフサービスのパスワード リセット機能: Workspace ONEでは、新たに従業員や契約社員向けのパスワード リセット機能を利用できるようになりました。調査会社であるフォレスター社の調査によると、パスワード関連の問題を解決するためのコストは1件あたり平均31米ドルかかります(3)。したがってコスト面からも、セルフサービスのパスワード リセット機能は、すべての従業員や契約社員が使用するデバイスを問わずセルフサービスでパスワードをリセットできる価値あるツールとなります。
すべてのエンドユーザに最高の利用体験を提供し続けるため、VMware Boxer™が新たにAndroidに対応し、直感的かつ安全にEメール、カレンダー、連絡先をAndroid上でも統合的に利用できるようになりました。また、コンシューマ製品のようなシンプルさと、エンドユーザのプライバシーを確実に保護できる企業向けの安全な環境を提供するというヴイエムウェアの使命をさらに推進するため、現在Workspace ONEの生産性向上アプリケーションの再ブランド化も進めています。
VMware AirWatch 9.0を基盤としたVMware Workspace ONEのアップデートなどに関する詳細はAirWatch Blog(http://blogs.air-watch.com/(英語))もご参照ください。
VMware Inc. エンドユーザ コンピューティング部門 モバイル製品担当上級副社長 ノア・ワズマー(Noah Wasmer)コメント:
「iPhoneが誕生してからの約10年間、EMMはシンプルな操作を可能にするワイプやコマンドのロックを超えて、Windows 10やIoTなど、すべてのデバイスの統合エンドポイント管理プラットフォームへと進化を遂げてきました。これからのIT部門は、単一のプラットフォーム上ですべてのエンドポイントを管理することが可能になるため、従来のように複数のデバイスでそれぞれ異なるシステムを運用する必要がなくなります。ヴイエムウェアは、拡張性、セキュリティ、生産性、プライバシーを戦略の中心に据えることで、この新たなデジタル化された業務体験を提供できる独自の地位を確立します」
■ご購入および価格について
? VMware Boxer for Android:既に一般提供開始
? VMware AirWatch Unified Endpoint Management:2016年第4四半期(10〜12月)に一般提供開始予定
? VMware AirWatch 9.0:2016年第4四半期(10〜12月)に一般提供開始予定
? VMware Workspace ONEの新機能:2016年第4四半期(10〜12月)に一般提供開始予定
価格の詳細やご購入についてはヴイエムウェアの国内パートナまでお問い合わせください。
http://learn.vmware.com/apac_jp_co_solution-p_index
(1) Gartner Inc., Mobile and Endpoint Strategies Primer for 2016, by Chris Silva, January 14, 2016
(2) Ericsson Mobility Report, Rima Qureshi, Sept. 2016
(3) Forrester, Benchmark Your Employee Password Policies and Practices, by Merritt Maxim and Jennie Duong, Sept. 14, 2015
ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェア(本社:カリフォルニア州パロアルト)は、クラウド インフラとビジネス モビリティの分野で世界をリードし、顧客のデジタル トランスフォーメーションを加速させています。そして、Cross-Cloud Architecture™や、データセンタ、モビリティ、セキュリティのソリューションの提供を通じて、顧客企業がビジネスやITに対してSoftware-Definedの手法を活用できるように支援しています。今日、全世界で50万社を超える顧客、および7万5,000社を超えるパートナを有し、2015年度の売上高は、66億米ドルに上ります。VMwareの詳細は www.vmware.com/jpをご覧ください。
VMware、AirWatch、AirWatch Unified Endpoint Management、AirWatch Enterprise Mobility Management、VMware Workspace、Workspace ONE、Boxer、HorizonはVMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。他のすべての名称ならびに商標は、それぞれの企業の商標または登録商標です。