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パブリッシャー、改正個人情報保護法やCookieless対応へ体制構築進む | ファーストパーティーデータ活用と高品質コンテンツ制作に注力

2022年TeadsパブリッシャーCookieless調査発表

グローバル・日本共通でパブリッシャーはインベントリーの収益化の継続へ、持続可能なテクノロジーを求めている





[画像: https://prtimes.jp/i/39273/38/resize/d39273-38-60d90130fa639a74065f-0.png ]


報道関係者各位                                   2022.03.29


Teadsは2022年2月に実施した、日本を含むグローバルのパブリッシャーを対象としCookieless(クッキーレス)調査の結果を発表いたします。

この調査はCookieless時代への備えや現状を把握するため、2021年より実施しており(*1)、Teadsとパブリッシャーパートナーシップを組むグローバルの449社が、Cookieless対応への計画や状況、業界の代替技術採用について回答しています。


Cookielessや法規制に対応するリソースがあると回答したパブリッシャーはグローバル全体で23%(前年比20%増)、日本のパブリッシャーは30%(前年比52%増)。
サードパーティCookie廃止の対策として、ログインの利用率を高める戦略があると回答したパブリッシャーはグローバルで55%、日本のパブリッシャーの54%は戦略があると回答(前年比23%UP)。
質の高いコンテンツとファーストパーティーのデータ活用が2022年の優先事項であると考えるパブリッシャーが前年と比べ2倍に増加。
日本のパブリッシャーは、Cookielessに対して「広告機会の減少への懸念よりも新しい技術の導入や自社のファーストパーティデータを利用し差別化を図る機会」と63%が回答。


パブリッシャーのクッキーに関する理解は年々飛躍的に向上しており、「業界のあらゆる新しい取り組みとそのメリット・デメリットをしっかり理解している」と回答したパブリッシャーは、2021年の23%から30%にグローバル全体で増加しました(日本では18%から32%へ増加)。

CookieベースとCookielessについて、少し、あるいは全く知識がない」と答えたのはわずか6%で、前回の10%から減少しています。日本のパブリッシャーは昨年・本年ともに同回答は0%ということから、意識の高さがうかがえます。
Cookieless・法規制への施策への取り組みについては、グローバル全体の23%に対し、日本のパブリッシャーのうち30%が「特定のリソースとチームを確保している」と回答しています。
また、「具体的な計画を持ち、Cookieless代替案のテストを開始した」と回答したパブリッシャーはグローバル全体で15%、日本は25%でした。日本のパブリッシャーの施策への取り組み状況は、他国と比べ進んでいることがわかりました。

昨年のiOS、Chrome等の「プラットフォームにおける変更やアップデートが、Cookielessに対する開発計画にどのような影響を与えたか」を尋ねたところ、78%が「影響は特になかった」、「実際にプランニングを加速させた」と回答しました。
「サードパーティークッキーやIDFA、デバイスIDの廃止は、パブリッシャーにとって脅威となるか、それとも良い機会となるか」という質問に対しては、グローバルでは前年から2倍増となる50%の回答者が「ファーストパーティーデータとコンテンツの質によって差別化する機会を与えてくれる」と回答しています。日本は51%の回答者が同様に回答し、昨年に続きグローバルよりもポイントが高いことがわかりました。
「どのデータ/ターゲティングソリューションを採用する可能性があるか」という質問に対して、「プライバシーサンドボックスを検討する」としたパブリッシャーはグローバルでは27%、日本では16%でした。
パブリッシャーの大半の63%はファーストパーティーデータを採用した対応策と回答としており、59%は自社の提供するサービスの中でコンテキストターゲティングを、43%はユニバーサルIDと回答しています。

Cookielessソリューションにおける一番大きな課題は、ログインと言われていますが、このログイン利用率を高めるための戦略があると回答したのは、グローバル全体では55%、日本のパブリッシャーは54%が戦略を立てていることがわかりました(日本は昨年比23%UP)。
グローバル・日本ともに93%のパブリッシャーが、実際にログインしているユーザーは50%以下と回答しています。

ユーザーエクスペリエンスへの影響については、グローバル全体では45%、日本は28%が対策への課題意識を示しており、トラフィックへの影響については、グローバル全体で49%、日本では28%が懸念を示しています。
日本のパブリッシャーはグローバルと比べると、ログイン利用の影響をテストおよび検証することについての課題感が昨年より減少しており(昨年比69%減)、多くのパブリッシャーがログイン利用を高めるための議論や試験運用などを、この一年で鋭意取り組まれてきたことが読み取れます。

TeadsのチーフストラテジーオフィサーであるTodd Tran(トッド・トーラン)は、本調査結果を受けて以下のようにコメントしています。
「この1年で、メディア業界は急速に改革が進みました。最新の技術を取り入れ、それに伴う知識を身につけることで、パブリッシャーはCookielessな世界でも継続したパフォーマンスを得ることができるといえます。最も心強い点は、パブリッシャーが外的要因から影響を受けないビジネスモデルを構築しているということになります。質の高いコンテンツとファーストパーティデータに焦点を当てることで、パブリッシャーは広告主に対して、真のビジネス成果をもたらす持続可能なメディアを作り続けているのです。パブリッシャーにとって、非常に挑戦の続く時期でありますが、TeadsではCookielessタグのような新しい技術やソリューションの開発を続け、パブリッシャーと協業を続けて参ります。」

■Teads(ティーズ)について
Teadsは、26か国に1,000人以上のスタッフを有するグローバルカンパニーです。
世界のトップパブリッシャーの良質な記事・コンテンツ内にinReadというプログラマティック・デジタル広告を提供する、最先端のクラウドベースのエンドツーエンドなテクノロジープラットフォームを運営しています。
このTeadsのプラットフォームでは、ブランドセーフで安心安全な広告環境のもと、ビューアブルでインタラクティブな広告クリエイティブを配信することが可能です。
月間のグローバルリーチは19億人*2に達し、日本国内においては、450以上のプレミアム媒体とパートナーシップを組み、月間55億インプレッション規模のネットワークを構築しています。
広告主・代理店向けに、グローバルパートナーシップで直接契約をするプレミアムパブリッシャーのデスクトップ・モバイルインベントリーの記事中の広告枠をシングルアクセスで購入可能な場(セルフサービング・広告プラットフォーム(Teads Ad Manager)を提供しています。パブリッシャー向けに、クリエイティブ制作ツールTeads Studio機能を備えた自社広告制作及び配信プラットフォームTeads For Publishers(TFP)を、日本を含むグローバルで大きく展開しています。
URL:www.teads.com / FB:facebook.com/teadsjapan
LinkedIn : https://www.linkedin.com/showcase/teads-japan

引用元
*1 2021 Teads Publishers Cookieless Survey の弊社発表概要2021 Teads Publisher Survey
*2 グローバルリーチデータ 2021年9月現在
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