SRA OSSとTIS が、共同開発した『PostgreSQL monitoring template for Zabbix』の新バージョンを公開
[15/04/10]
提供元:PRTIMES
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〜 ZabbixのPostgreSQL監視テンプレートに、 冗長構成の監視機能を追加 〜
SRA OSS, Inc. 日本支社 (日本支社: 東京都豊島区、取締役支社長: 石井達夫、以下、SRA OSS) と、ITホールディングスグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長 桑野 徹、以下TIS)は、両社が持つOSS(オープンソースソフトウェア)に関する知見・ノウハウを組み合わせて共同開発した 『PostgreSQL monitoring template for Zabbix (略称:pg_monz) 』の新バージョン(version 2.0)を3月31日に公開したことをお知らせします。
『pg_monz』は、データベース「PostgreSQL」の稼働情報および性能監視を、統合監視ツール「Zabbix」から行えるテンプレートで、2013年11月からOSSとして公開しています。今回公開した新バージョンでは、従来の「PostgreSQL」の監視機能に加えて、エンタープライズシステムで必要とされる冗長化や負荷分散といった複雑な構成を取るデータベース(DB)システムの稼働状態の監視が可能になりました。
SRA OSSとTISでは、国内外の様々なユーザからのフィードバックをもとに、『pg_monz』にエンタープライズシステムに必要な機能を拡張していく予定です。
また、SRA OSSでは「Zabbixサポートサービス」で『pg_monz』をサポート対象とする予定で、pg_monz をより安心してお使いいただける環境を整えます。
TISでは、OSS関連サービス「TISエンタープライズOSSサポートサービス」の「Zabbix」および「PostgreSQL」サポート契約者向けに『pg_monz』を無償オプションとして提供し、エンタープライズシステムでのOSS導入の更なる活性化を目指します。
■新バージョンの機能強化点
『pg_monz』の新バージョンでは、「PostgreSQL」が単体で稼働するサーバの監視ができる従来機能に加えて、「PostgreSQL」が標準搭載するデータベースのレプリケーション機能「Streaming Replication」や、複数の「PostgreSQL」サーバで構成されたクラスタを統合的に管理するツール「pgpool-II」を使った冗長構成・負荷分散構成など、データベースシステム全体での稼働状況の監視が可能になり、システム全体の視点での異常状態が検知できるようになりました。
追加された主な機能は以下です。
<監視機能の追加>
○Streaming Replicationによるデータベース冗長構成環境の稼働状況監視
・Streaming Replicationクラスタ内のPostgreSQLプロセス稼働状態監視
・Streaming Replicationのレプリケーション通信状況監視
・Streaming Replicationクラスタの異常状態(コンフリクト発生等)監視
など
○pgpool-IIによる負荷分散環境の稼働状況監視機能
・pgpool-IIの死活監視
・pgpool-IIクラスタの負荷分散状況監視
・pgpool-IIクラスタの異常状態(スプリットブレイン等)監視
など
<新機能の活用例>
[画像: http://prtimes.jp/i/11650/39/resize/d11650-39-478427-0.jpg ]
■『PostgreSQL monitoring template for Zabbix』の概要
『pg_monz』は、「PostgreSQL」などのDBの運用管理者がチェックしたい、「死活監視」「ログ監視」「リソース監視」「データベース監視」「性能監視」を「Zabbix」の機能により、閾値によるアラート設定や、監視データの蓄積による分析ができるOSSです。
・詳細は、以下URLをご参照ください。
http://pg-monz.github.io/pg_monz/
・『pg_monz』のダウンロードサイトは以下。
https://github.com/pg-monz/pg_monz/releases
SRA OSS について
SRA OSS は、オープンソースソフトウェア (OSS) の普及と発展を目指し、国内独立系 SI ベンダーである株式会社 SRA の 100% 子会社として 設立されました。本社を米国カリフォルニア州に構え、ワールドワイドな OSS ベンダーを目指しています。日本では、OS、ミドルウェアを中心とした OSS のサポート、製品販売、コンサルティング、トレーニングなどの事業を展開しています。
TISについて
ITホールディングスグループのTISは、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型のITソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。詳細は以下をご参照ください。http://www.tis.co.jp/
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
SRA OSS, Inc. 日本支社 (日本支社: 東京都豊島区、取締役支社長: 石井達夫、以下、SRA OSS) と、ITホールディングスグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長 桑野 徹、以下TIS)は、両社が持つOSS(オープンソースソフトウェア)に関する知見・ノウハウを組み合わせて共同開発した 『PostgreSQL monitoring template for Zabbix (略称:pg_monz) 』の新バージョン(version 2.0)を3月31日に公開したことをお知らせします。
『pg_monz』は、データベース「PostgreSQL」の稼働情報および性能監視を、統合監視ツール「Zabbix」から行えるテンプレートで、2013年11月からOSSとして公開しています。今回公開した新バージョンでは、従来の「PostgreSQL」の監視機能に加えて、エンタープライズシステムで必要とされる冗長化や負荷分散といった複雑な構成を取るデータベース(DB)システムの稼働状態の監視が可能になりました。
SRA OSSとTISでは、国内外の様々なユーザからのフィードバックをもとに、『pg_monz』にエンタープライズシステムに必要な機能を拡張していく予定です。
また、SRA OSSでは「Zabbixサポートサービス」で『pg_monz』をサポート対象とする予定で、pg_monz をより安心してお使いいただける環境を整えます。
TISでは、OSS関連サービス「TISエンタープライズOSSサポートサービス」の「Zabbix」および「PostgreSQL」サポート契約者向けに『pg_monz』を無償オプションとして提供し、エンタープライズシステムでのOSS導入の更なる活性化を目指します。
■新バージョンの機能強化点
『pg_monz』の新バージョンでは、「PostgreSQL」が単体で稼働するサーバの監視ができる従来機能に加えて、「PostgreSQL」が標準搭載するデータベースのレプリケーション機能「Streaming Replication」や、複数の「PostgreSQL」サーバで構成されたクラスタを統合的に管理するツール「pgpool-II」を使った冗長構成・負荷分散構成など、データベースシステム全体での稼働状況の監視が可能になり、システム全体の視点での異常状態が検知できるようになりました。
追加された主な機能は以下です。
<監視機能の追加>
○Streaming Replicationによるデータベース冗長構成環境の稼働状況監視
・Streaming Replicationクラスタ内のPostgreSQLプロセス稼働状態監視
・Streaming Replicationのレプリケーション通信状況監視
・Streaming Replicationクラスタの異常状態(コンフリクト発生等)監視
など
○pgpool-IIによる負荷分散環境の稼働状況監視機能
・pgpool-IIの死活監視
・pgpool-IIクラスタの負荷分散状況監視
・pgpool-IIクラスタの異常状態(スプリットブレイン等)監視
など
<新機能の活用例>
[画像: http://prtimes.jp/i/11650/39/resize/d11650-39-478427-0.jpg ]
■『PostgreSQL monitoring template for Zabbix』の概要
『pg_monz』は、「PostgreSQL」などのDBの運用管理者がチェックしたい、「死活監視」「ログ監視」「リソース監視」「データベース監視」「性能監視」を「Zabbix」の機能により、閾値によるアラート設定や、監視データの蓄積による分析ができるOSSです。
・詳細は、以下URLをご参照ください。
http://pg-monz.github.io/pg_monz/
・『pg_monz』のダウンロードサイトは以下。
https://github.com/pg-monz/pg_monz/releases
SRA OSS について
SRA OSS は、オープンソースソフトウェア (OSS) の普及と発展を目指し、国内独立系 SI ベンダーである株式会社 SRA の 100% 子会社として 設立されました。本社を米国カリフォルニア州に構え、ワールドワイドな OSS ベンダーを目指しています。日本では、OS、ミドルウェアを中心とした OSS のサポート、製品販売、コンサルティング、トレーニングなどの事業を展開しています。
TISについて
ITホールディングスグループのTISは、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型のITソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。詳細は以下をご参照ください。http://www.tis.co.jp/
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。