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空席情報配信サービスのバカンと資本業務提携 駅ナカの飲食店やトイレの混雑解消に向けて協業




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JR東日本の子会社でベンチャーへの出資や協業を推進するCVCのJR東日本スタートアップ株式会社(以下、JR東日本スタートアップ 本社:東京都新宿区、代表取締役社長:柴田 裕)と、IoTとAIを活用して空席情報配信サービスを行う株式会社バカン(以下、バカン 本社:東京都新宿区、代表取締役:河野 剛進)は、駅や駅ビルなど関連施設内の混雑解消に向けて、資本業務提携することを合意しました。

[画像3: https://prtimes.jp/i/34286/39/resize/d34286-39-547865-0.jpg ]

【複数の飲食店の混雑状況をデジタルサイネージなどに表示し、駅ナカの利便性を向上】
JR東日本グループでは、お客さまの多様なニーズに応えたサービスを提供し、駅や駅周辺の魅力価値向上に取り組んでいます。
こうした中、バカンはIoTとAIを活用して、カメラやセンサーで飲食店やトイレの空席や行列などの混雑状況を自動検知します。その情報はクラウドに集積され、デジタルサイネージやスマートフォンなどに配信するサービスを展開しています。このサービスにより、点在する複数のレストランやカフェのリアルタイムの空き状況を施設利用者の方々に一目で伝えることができます。
JR東日本グループは、主要なターミナル駅や駅ビルなど混雑しやすく、たくさんの飲食店が入居する施設を保有しており、こうしたお客様の待ち時間を削減し、利便性を高めることができるサービスに親和性を感じるとともに、実際に実証実験や東京駅の飲食店での導入事例などでお客さまからご好評をいただき、駅ナカでの高いニーズが確認できたため、この度本格的な事業化に向け、資本業務提携に至りました。
今後は、この提携を通じて、既存設備の IoT化や空席情報配信サービス導入の増加など、お客様の満足度を高めるサービスを生み出してまいります。

【バカン】とは
バカンは、2017年度のJR東日本スタートアッププログラムにおける「アクセラレーションコ―ス」の採択企業であり、IoT 、AIを活用してあらゆる空席情報を収集し提供することにより「いま空いているか、1秒でわかる優しい世界。」を目指しているスタートアップ企業です。レストラン・カフェ・トイレ・駐車場・空港保安検査場などの混雑状況をカメラやセンサーで自動検知しサイネージやスマホに表示するサービス「VACAN」や、お弁当の空き状況を見える化し、スマホやPCから事前注文と決済を行い、店舗で受け取りできるサービス「QUIPPA」を提供しています。
[画像4: https://prtimes.jp/i/34286/39/resize/d34286-39-776930-2.jpg ]

【JR東日本スタートアッププログラム】とは
ベンチャー企業や様々なアイディアを有する方々から、駅や鉄道、グループ事業の経営資源や情報資産を活用したビジネス・サービスの提案を募り、ブラッシュアップを経て実現していくプログラムです。2017年度に初めて開催し、これまでに計42件の提案を採択。内閣府主催の2018年度 第1回日本オープンイノベーション大賞で経済産業大臣賞を受賞しました。鉄道事業やIT事業など幅広い分野の実証実験を行い、一部の取組みは実用化しています。
[画像5: https://prtimes.jp/i/34286/39/resize/d34286-39-310356-4.png ]
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