大田区がIoT換気制御により電力使用量大幅削減に成功。区内3施設でcynapsの「BA CLOUD」継続導入を決定
[24/06/14]
提供元:PRTIMES
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換気装置の電気使用量で8割〜9割、空調機の電気使用量で1割〜2割の削減を達成
IoTプラットフォームの研究開発を行うcynaps株式会社(よみ:シナプス、本社:東京都墨田区、代表取締役:岩屋 雄介、以下「cynaps」)は、2024年1月中旬から2月末までの約1ヶ月半、東京都大田区内の3施設(大田区産業プラザPiO、大田区新蒲田区民活動施設 、羽田地域力推進センター)でIoTビルオートメーション・システム「BA CLOUD(ビーエークラウド)」の実証実験を実施し、電力使用量の大幅削減に成功しました。またこれを受け、2024年度も同施設での継続導入が決定しましたのでお知らせします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/64082/39/64082-39-cd114511e8e1e75005ab32fdde0a53a0-1024x768.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
屋上の換気装置に設置したコントローラー(白いボックス)
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/64082/39/64082-39-eec7cae07cfc5e91c044ccf468a38ee5-1024x768.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
室内に設置したセンサー
■ 大田区での導入背景
大田区は羽田イノベーションシティ(以下「HICity」)を地域課題解決の場(テストベッド)として位置づけ、様々な先端技術の実証実験等を促進しています。温暖化や電気代高騰の課題に直面する中で、2022年にHICity内の一室でcynapsと換気制御の実証実験を実施。これをきっかけに、2023年には株式会社ボーンレックス(以下「ボーンレックス」)の協働促進サポートのもと、スタートアップの先端技術で都内行政現場課題の解決などを目指す「先端事業普及モデル創出事業(King Salmon Project)」採択事業として、3施設4箇所に範囲を拡大し、cynapsとの実証実験を実施することとなりました。
実証実験は2024年1月中旬から2月末までの約1ヶ月半実施し、換気装置の電気使用量で8割から9割を削減、空調機の電気使用量で1割から2割の削減を達成しました(異常値を除く)。この結果を受け、このたび2024年度も継続導入が決定しました。2024年度は、東京都のスマートサービス実装促進事業者であるボーンレックスと大田区との協働プロジェクトとして「東京都スマートサービス実装促進プロジェクト(Be Smart Tokyo)」の枠組みの中で実装します。
■ 換気制御の概要
大田区では、3施設4箇所にコントローラー合計12台、CO2濃度・温度・湿度の複合センサー合計8台を設置しました。センサーにより室内の利用状況を把握し、コントローラーで利用状況に応じた換気制御を行っています。これにより、ビル管理法(建築物における衛生的環境の確保に関する法律)の基準を満たす空気環境(温度・湿度・CO2濃度)を維持しながら、当初目標であった電気使用量1割〜2割の削減を実現しています。
業務用空調はON/OFFの切替のみで微調整できないものが一般的ですが、cynapsが開発したIoTインバーター制御技術では、空気環境に応じた換気量の調整が可能です。
■ 大田区 産業経済部 産業振興課 産業振興担当係長 藤内悠輔様のコメント
本取り組みのきっかけは、令和4年度にcynaps社が羽田イノベーションシティで行った実証実験で大きな成果を挙げられていることを耳にして、大田区が掲げるビジョンに合致すると感じたため、実証実験プロジェクトの支援をされていたボーンレックス社に問い合わせをしたことでした。特定の民間事業者と行政が組むには様々なハードル(予算や原課との調整、公平性など)があるのですが、それをクリアするためにボーンレックス社がサポートしている東京都のKing Salmon Projectと連携することをご提案いただきました。その結果3施設での成果を出すことができ、実装に至ったことは本当にうれしく思います。今回の取り組みは、羽田イノベーションシティを起点にcynaps社の有する先端技術を区内に還元したもので、大田区が掲げる「SDGs未来都市計画」の流れを実現し、大田区とスタートアップが公民連携で取り組む一つの事例になったと思っています。
■ 先端事業普及モデル創出事業「King Salmon Project」とは
行政が東京の抱える社会課題の解決に繋がる先端プロダクトを有するスタートアップと協働する取り組みです。スタートアップが有する先端技術を、都内行政の現場で早期段階から活用することを通じ、都内行政現場の課題解決およびスタートアップのさらなる成長を促進しています。
https://kingsalmon.tokyo/
■ 東京都スマートサービス実装促進プロジェクト「Be Smart Tokyo」とは
デジタルの力で東京のポテンシャルを引き出し、都民が質の高い生活を送ることができる「スマート東京」の実現を目指すプロジェクトです。
https://www.be-smarttokyo.metro.tokyo.lg.jp/
■ IoTビルオートメーション・システム「BA CLOUD」について
「BA CLOUD」は、換気状態を監視し自動制御するIoTソリューションです。累計1,000ヶ所以上に導入実績のあるCO2濃度・温度・湿度の複合センサーにより室内の人の減少や不在を検知し、人がいない時の無駄な換気をカットします。1契約で、1部屋だけの小規模な店舗から15階建程度のビルまでカバー可能で、平均的な200室程度のホテルであれば、1店舗あたり年間数百万円単位での電気代(又はガス代等空調費)削減が期待できます。料金体系は、削減できた電気代の一部をいただくモデルのため、導入に伴う新たなコストが発生しません。また、換気状態を監視する中で、換気設備の故障や老朽化なども検知できるのが特長です。
https://www.cynaps.jp/ba-cloud/
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/64082/39/64082-39-c9fb3e3f14fae982621bf3265dc6ed23-600x300.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]cynaps株式会社(Cynaps Inc.)
代表取締役:岩屋 雄介
設立:2020年3月
本社所在地:〒130-0003 東京都墨田区横川一丁目16番3号 センターオブガレージ Ground08
事業内容:IoTプラットフォームの研究開発及び販売、IoTコンサルティング及び受託開発
URL:https://www.cynaps.jp/・IoTビルオートメーション・システム「BA CLOUD」:https://www.cynaps.jp/ba-cloud/
・換気アラートシステム 「hazaview」:https://hazaview.com/site/
・IoT開発運用クラウド「LIMZERO(リムゼロ)」:https://www.cynaps.jp/service/iotsupport/
IoTプラットフォームの研究開発を行うcynaps株式会社(よみ:シナプス、本社:東京都墨田区、代表取締役:岩屋 雄介、以下「cynaps」)は、2024年1月中旬から2月末までの約1ヶ月半、東京都大田区内の3施設(大田区産業プラザPiO、大田区新蒲田区民活動施設 、羽田地域力推進センター)でIoTビルオートメーション・システム「BA CLOUD(ビーエークラウド)」の実証実験を実施し、電力使用量の大幅削減に成功しました。またこれを受け、2024年度も同施設での継続導入が決定しましたのでお知らせします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/64082/39/64082-39-cd114511e8e1e75005ab32fdde0a53a0-1024x768.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
屋上の換気装置に設置したコントローラー(白いボックス)
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/64082/39/64082-39-eec7cae07cfc5e91c044ccf468a38ee5-1024x768.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
室内に設置したセンサー
■ 大田区での導入背景
大田区は羽田イノベーションシティ(以下「HICity」)を地域課題解決の場(テストベッド)として位置づけ、様々な先端技術の実証実験等を促進しています。温暖化や電気代高騰の課題に直面する中で、2022年にHICity内の一室でcynapsと換気制御の実証実験を実施。これをきっかけに、2023年には株式会社ボーンレックス(以下「ボーンレックス」)の協働促進サポートのもと、スタートアップの先端技術で都内行政現場課題の解決などを目指す「先端事業普及モデル創出事業(King Salmon Project)」採択事業として、3施設4箇所に範囲を拡大し、cynapsとの実証実験を実施することとなりました。
実証実験は2024年1月中旬から2月末までの約1ヶ月半実施し、換気装置の電気使用量で8割から9割を削減、空調機の電気使用量で1割から2割の削減を達成しました(異常値を除く)。この結果を受け、このたび2024年度も継続導入が決定しました。2024年度は、東京都のスマートサービス実装促進事業者であるボーンレックスと大田区との協働プロジェクトとして「東京都スマートサービス実装促進プロジェクト(Be Smart Tokyo)」の枠組みの中で実装します。
■ 換気制御の概要
大田区では、3施設4箇所にコントローラー合計12台、CO2濃度・温度・湿度の複合センサー合計8台を設置しました。センサーにより室内の利用状況を把握し、コントローラーで利用状況に応じた換気制御を行っています。これにより、ビル管理法(建築物における衛生的環境の確保に関する法律)の基準を満たす空気環境(温度・湿度・CO2濃度)を維持しながら、当初目標であった電気使用量1割〜2割の削減を実現しています。
業務用空調はON/OFFの切替のみで微調整できないものが一般的ですが、cynapsが開発したIoTインバーター制御技術では、空気環境に応じた換気量の調整が可能です。
■ 大田区 産業経済部 産業振興課 産業振興担当係長 藤内悠輔様のコメント
本取り組みのきっかけは、令和4年度にcynaps社が羽田イノベーションシティで行った実証実験で大きな成果を挙げられていることを耳にして、大田区が掲げるビジョンに合致すると感じたため、実証実験プロジェクトの支援をされていたボーンレックス社に問い合わせをしたことでした。特定の民間事業者と行政が組むには様々なハードル(予算や原課との調整、公平性など)があるのですが、それをクリアするためにボーンレックス社がサポートしている東京都のKing Salmon Projectと連携することをご提案いただきました。その結果3施設での成果を出すことができ、実装に至ったことは本当にうれしく思います。今回の取り組みは、羽田イノベーションシティを起点にcynaps社の有する先端技術を区内に還元したもので、大田区が掲げる「SDGs未来都市計画」の流れを実現し、大田区とスタートアップが公民連携で取り組む一つの事例になったと思っています。
■ 先端事業普及モデル創出事業「King Salmon Project」とは
行政が東京の抱える社会課題の解決に繋がる先端プロダクトを有するスタートアップと協働する取り組みです。スタートアップが有する先端技術を、都内行政の現場で早期段階から活用することを通じ、都内行政現場の課題解決およびスタートアップのさらなる成長を促進しています。
https://kingsalmon.tokyo/
■ 東京都スマートサービス実装促進プロジェクト「Be Smart Tokyo」とは
デジタルの力で東京のポテンシャルを引き出し、都民が質の高い生活を送ることができる「スマート東京」の実現を目指すプロジェクトです。
https://www.be-smarttokyo.metro.tokyo.lg.jp/
■ IoTビルオートメーション・システム「BA CLOUD」について
「BA CLOUD」は、換気状態を監視し自動制御するIoTソリューションです。累計1,000ヶ所以上に導入実績のあるCO2濃度・温度・湿度の複合センサーにより室内の人の減少や不在を検知し、人がいない時の無駄な換気をカットします。1契約で、1部屋だけの小規模な店舗から15階建程度のビルまでカバー可能で、平均的な200室程度のホテルであれば、1店舗あたり年間数百万円単位での電気代(又はガス代等空調費)削減が期待できます。料金体系は、削減できた電気代の一部をいただくモデルのため、導入に伴う新たなコストが発生しません。また、換気状態を監視する中で、換気設備の故障や老朽化なども検知できるのが特長です。
https://www.cynaps.jp/ba-cloud/
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/64082/39/64082-39-c9fb3e3f14fae982621bf3265dc6ed23-600x300.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]cynaps株式会社(Cynaps Inc.)
代表取締役:岩屋 雄介
設立:2020年3月
本社所在地:〒130-0003 東京都墨田区横川一丁目16番3号 センターオブガレージ Ground08
事業内容:IoTプラットフォームの研究開発及び販売、IoTコンサルティング及び受託開発
URL:https://www.cynaps.jp/・IoTビルオートメーション・システム「BA CLOUD」:https://www.cynaps.jp/ba-cloud/
・換気アラートシステム 「hazaview」:https://hazaview.com/site/
・IoT開発運用クラウド「LIMZERO(リムゼロ)」:https://www.cynaps.jp/service/iotsupport/