独自の進化を続ける日本の「植物オイル」の新潮流寿司にもオイル!?新しいおいしさを実感できるプレミアムオイルも登場!
[24/05/31]
提供元:PRTIMES
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〜食文化研究家 スギアカツキさんによる「植物オイル」最新トレンド分析レポート〜
一般社団法人ウェルネス総合研究所(代表理事:萩原千史)は、人生100年時代を迎える中、独自の視点で健康・ウェルネスに関する情報の調査・集積・発信を行っております。近年、健康意識の高まりとともに世界的にも、消費者は「適切適量の油は健康に良い」ということを知り、より健康的な選択肢を求めるようになりつつあります。そもそも油は、ヒトが生きていく上で欠かせない栄養素であり、重要な予備エネルギー源であり、栄養の吸収や脳の発達などに重要な役割を果たしています。その上で、料理の風味や食感を高めるためにも欠かせないもの。ラーメン、ドーナツ、唐揚げなどの行列グルメからも想像できるように、食用油は食べ物の“おいしい”に重要な役割を果たしています。そこで当団体では、今注目のテーマとして、食文化研究家であるスギアカツキさん監修のもと、日本における植物オイルの最新トピックスや、押さえておきたい最新トレンドをまとめましたのでレポートとして発表します。
<レポート1. 現代における日本特有の植物オイルの傾向>
食の西洋化や多様化に伴い、日本では世界のあらゆる料理を作るための植物オイルが手に入るようになっています。そして最近では、“おいしさと健康の両立”を目的とした植物オイルに対する研究開発が注目されるようになり、画期的な植物オイルが登場し、企業の動きや情報発信が進んでいます。その中で際立つ特徴としては、“健康オイル”というジャンルが確立していることです。体に脂肪がつきにくい、コレステロールゼロ、使用量50%カットといった健康ニーズにこたえる植物オイルが続々登場しています。これは長寿国であり健康意識の高い日本ならではの傾向と言えます。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/79676/39/79676-39-c420281ff97a74047ec3871a47aa61c2-3580x2160.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
多種多様な植物オイル
<レポート2. 国内植物オイルの市場動向と現在のトレンド>
ちょうど100年前の1924年に、生食用に適した植物オイルである「サラダ油」が登場してから、日本では様々な植物オイルが登場し、その魅力が理解されるようになっています。そしてサラダ油一択だった状況から“食用油を賢く選択する時代”へなっています。そこで、日本における植物オイルの市場推移(1987〜2022年度)を振り返り、主なトピックスをまとめてみました。時代が進むにつれて、おいしさはもちろんのこと、健康やダイエット、美容をサポートする目新しいオイルが注目されていることがわかります。また、オイルの新しい使い方として、仕上げにかけて風味を豊かにするごま油やフレーバーオイル(ガーリック、トリュフなど)も注目され、オイルの使い方や用途がますます広がっています。まとめると、日本では2015年あたりからおいしさや健康を重視した「植物オイルブーム」がはじまっています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/79676/39/79676-39-9596b33b1c5e51558412a494920503bb-3171x1174.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
家庭用食用油金額市場規模の推移(1987〜2022年度)
<レポート3. 植物オイルの最新トピックス>
2015年からはじまっている植物オイルブームは、企業努力なくして起こったことではありません。実は世界的な植物オイル高騰という問題を抱える中で、おいしく、より健康的な植物オイルを生み出すための研究開発が進んでいます。そして、今後はさらに高付加価値のプレミアムオイルが登場する兆しが見えてきました。ここでは、植物オイル業界に起こっている最新トピックスやネクストブームについてご紹介します。
植物オイルのネクストブームを握る2つのキーワード
1.体に負担のない、“酸化対策”が施された植物オイル
癌や動脈硬化症、アルツハイマー型認知症などの疾病につながるとされるのが、酸化した油です。私たちは日々の食生活の中でやむを得ず酸化してしまった油を摂取してしまっていますが、今年に入り、最新技術を採用し、これまでにないほどの“酸化対策”を施した画期的な植物オイルの新商品が発売されています。このオイルは油中の酸素を超微細な窒素ガスで押し出すことにより、徹底的に酸素を除去し、従来のオイルと比べて4倍も風味が長持ちするというのです。この傾向は醤油では定番化していることもあり、今後“酸化対策”に着目した植物オイルが主流になるのではと予測しています。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/79676/39/79676-39-ff4d5f3afb45d8717f51a68ebbfab1c2-3146x1007.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
開封後の酸化指標と生風味の比較
2.“新しいおいしさを実感できる新製品”の登場
今後はますます高付加価値のあるプレミアムオイルが続々登場してくるでしょう。具体的には、揚げ油等の健康型商品や、ごちそう食材の香りや風味をオイルに移して活用する新しい美食オイルの登場、新しい使い方を提案する(かける、和える、練り込むなど)ような新商品です。ヒットの条件は、“わくわくするような楽しさと確かなおいしさを実感できること”です。飲食店ではすでに、植物オイルをまったく新しい使い方をしたメニューが続々と登場しています。
オイルがポイント!新しいオイルの使い方をした話題のフード・ドリンク
スターバックスコーヒー 『Oleato(TM) (オリアート(TM))』
オリアート(TM) は、いずれも自然の恵みであるスターバックスのコーヒーとオリーブオイルを掛け合わせた、新しいコーヒー習慣を提案しているビバレッジです。
タカナシ乳業 タカナシ 毎日のMCTシリーズ。
日本初のMCT入りヨーグルト(発酵乳)/乳飲料です。
オイルと塩で食べる寿司「米菜°sakura織音寿し」(ベイサイドサクラオリオンズシ)
「アル・ケッチァーノ」の奥田政行シェフが監修しており、各国のオイルと塩で食べる世界初の「オイル寿し」が提供されています。
KARAKUSA CAFE(日本体育大学内) MCT脂肪燃焼シリーズ
スポーツやボディメイクにおける最先端の学び場である日本体育大学の学食にて、最先端の食習慣を提案するため、国内外で注目が集まっている「MCTオイル」のメニューが提供されています。
※時期によってメニュー内容が変更になる場合がございます。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/79676/39/79676-39-c3900c824d3d078d40cda840585bd534-2160x1035.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
MCT脂肪燃焼シリーズ(左:スムージー 右:サラダプレート)
【監修者】
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/79676/39/79676-39-f59f94a0dd655b6145d6e777ac4c4277-647x755.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
スギ アカツキ
食文化研究家、スーパーマーケット研究家。
東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを幅広く学ぶ。在院中に方針転換、研究の世界から飛び出し、TV、ラジオ、雑誌、ウェブなどで活躍中。国内外の食情報にも詳しく、食テーマについてのやさしく、わかりやすい説明に定評がある。
<ウェルネス総合研究所 概要>
人生100年時代を迎えたいま、健康寿命を延ばし、豊かな人生を送ることへの社会的関心はますます高まっています。私たちウェルネス総合研究所は、独自の視点で健康・ウェルネスに関する情報の調査・集積・発信を行ってまいります。また、人々の健康やQOL向上を助ける食品・医薬品・化粧品・運動などに関わる団体・企業に向けた、コンサルティングを実施し、人々の健康維持・改善を実現する、健康・ウェルネス産業の発展に寄与してまいります。
◆WEBサイト:https://wellness-lab.org/
一般社団法人ウェルネス総合研究所(代表理事:萩原千史)は、人生100年時代を迎える中、独自の視点で健康・ウェルネスに関する情報の調査・集積・発信を行っております。近年、健康意識の高まりとともに世界的にも、消費者は「適切適量の油は健康に良い」ということを知り、より健康的な選択肢を求めるようになりつつあります。そもそも油は、ヒトが生きていく上で欠かせない栄養素であり、重要な予備エネルギー源であり、栄養の吸収や脳の発達などに重要な役割を果たしています。その上で、料理の風味や食感を高めるためにも欠かせないもの。ラーメン、ドーナツ、唐揚げなどの行列グルメからも想像できるように、食用油は食べ物の“おいしい”に重要な役割を果たしています。そこで当団体では、今注目のテーマとして、食文化研究家であるスギアカツキさん監修のもと、日本における植物オイルの最新トピックスや、押さえておきたい最新トレンドをまとめましたのでレポートとして発表します。
<レポート1. 現代における日本特有の植物オイルの傾向>
食の西洋化や多様化に伴い、日本では世界のあらゆる料理を作るための植物オイルが手に入るようになっています。そして最近では、“おいしさと健康の両立”を目的とした植物オイルに対する研究開発が注目されるようになり、画期的な植物オイルが登場し、企業の動きや情報発信が進んでいます。その中で際立つ特徴としては、“健康オイル”というジャンルが確立していることです。体に脂肪がつきにくい、コレステロールゼロ、使用量50%カットといった健康ニーズにこたえる植物オイルが続々登場しています。これは長寿国であり健康意識の高い日本ならではの傾向と言えます。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/79676/39/79676-39-c420281ff97a74047ec3871a47aa61c2-3580x2160.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
多種多様な植物オイル
<レポート2. 国内植物オイルの市場動向と現在のトレンド>
ちょうど100年前の1924年に、生食用に適した植物オイルである「サラダ油」が登場してから、日本では様々な植物オイルが登場し、その魅力が理解されるようになっています。そしてサラダ油一択だった状況から“食用油を賢く選択する時代”へなっています。そこで、日本における植物オイルの市場推移(1987〜2022年度)を振り返り、主なトピックスをまとめてみました。時代が進むにつれて、おいしさはもちろんのこと、健康やダイエット、美容をサポートする目新しいオイルが注目されていることがわかります。また、オイルの新しい使い方として、仕上げにかけて風味を豊かにするごま油やフレーバーオイル(ガーリック、トリュフなど)も注目され、オイルの使い方や用途がますます広がっています。まとめると、日本では2015年あたりからおいしさや健康を重視した「植物オイルブーム」がはじまっています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/79676/39/79676-39-9596b33b1c5e51558412a494920503bb-3171x1174.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
家庭用食用油金額市場規模の推移(1987〜2022年度)
<レポート3. 植物オイルの最新トピックス>
2015年からはじまっている植物オイルブームは、企業努力なくして起こったことではありません。実は世界的な植物オイル高騰という問題を抱える中で、おいしく、より健康的な植物オイルを生み出すための研究開発が進んでいます。そして、今後はさらに高付加価値のプレミアムオイルが登場する兆しが見えてきました。ここでは、植物オイル業界に起こっている最新トピックスやネクストブームについてご紹介します。
植物オイルのネクストブームを握る2つのキーワード
1.体に負担のない、“酸化対策”が施された植物オイル
癌や動脈硬化症、アルツハイマー型認知症などの疾病につながるとされるのが、酸化した油です。私たちは日々の食生活の中でやむを得ず酸化してしまった油を摂取してしまっていますが、今年に入り、最新技術を採用し、これまでにないほどの“酸化対策”を施した画期的な植物オイルの新商品が発売されています。このオイルは油中の酸素を超微細な窒素ガスで押し出すことにより、徹底的に酸素を除去し、従来のオイルと比べて4倍も風味が長持ちするというのです。この傾向は醤油では定番化していることもあり、今後“酸化対策”に着目した植物オイルが主流になるのではと予測しています。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/79676/39/79676-39-ff4d5f3afb45d8717f51a68ebbfab1c2-3146x1007.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
開封後の酸化指標と生風味の比較
2.“新しいおいしさを実感できる新製品”の登場
今後はますます高付加価値のあるプレミアムオイルが続々登場してくるでしょう。具体的には、揚げ油等の健康型商品や、ごちそう食材の香りや風味をオイルに移して活用する新しい美食オイルの登場、新しい使い方を提案する(かける、和える、練り込むなど)ような新商品です。ヒットの条件は、“わくわくするような楽しさと確かなおいしさを実感できること”です。飲食店ではすでに、植物オイルをまったく新しい使い方をしたメニューが続々と登場しています。
オイルがポイント!新しいオイルの使い方をした話題のフード・ドリンク
スターバックスコーヒー 『Oleato(TM) (オリアート(TM))』
オリアート(TM) は、いずれも自然の恵みであるスターバックスのコーヒーとオリーブオイルを掛け合わせた、新しいコーヒー習慣を提案しているビバレッジです。
タカナシ乳業 タカナシ 毎日のMCTシリーズ。
日本初のMCT入りヨーグルト(発酵乳)/乳飲料です。
オイルと塩で食べる寿司「米菜°sakura織音寿し」(ベイサイドサクラオリオンズシ)
「アル・ケッチァーノ」の奥田政行シェフが監修しており、各国のオイルと塩で食べる世界初の「オイル寿し」が提供されています。
KARAKUSA CAFE(日本体育大学内) MCT脂肪燃焼シリーズ
スポーツやボディメイクにおける最先端の学び場である日本体育大学の学食にて、最先端の食習慣を提案するため、国内外で注目が集まっている「MCTオイル」のメニューが提供されています。
※時期によってメニュー内容が変更になる場合がございます。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/79676/39/79676-39-c3900c824d3d078d40cda840585bd534-2160x1035.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
MCT脂肪燃焼シリーズ(左:スムージー 右:サラダプレート)
【監修者】
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/79676/39/79676-39-f59f94a0dd655b6145d6e777ac4c4277-647x755.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
スギ アカツキ
食文化研究家、スーパーマーケット研究家。
東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを幅広く学ぶ。在院中に方針転換、研究の世界から飛び出し、TV、ラジオ、雑誌、ウェブなどで活躍中。国内外の食情報にも詳しく、食テーマについてのやさしく、わかりやすい説明に定評がある。
<ウェルネス総合研究所 概要>
人生100年時代を迎えたいま、健康寿命を延ばし、豊かな人生を送ることへの社会的関心はますます高まっています。私たちウェルネス総合研究所は、独自の視点で健康・ウェルネスに関する情報の調査・集積・発信を行ってまいります。また、人々の健康やQOL向上を助ける食品・医薬品・化粧品・運動などに関わる団体・企業に向けた、コンサルティングを実施し、人々の健康維持・改善を実現する、健康・ウェルネス産業の発展に寄与してまいります。
◆WEBサイト:https://wellness-lab.org/