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クリエイターワークス研究所『クリエイターの仕事満足度調査2.(年収)』を発表。「満足・やや満足」はわずか40%【雇用形態別/年代別】2022年イマドキのWeb/グラフィック系クリエイターの年収の実態は?

クリエイターワークス研究所は『クリエイターみんながイキイキと働ける世界』を目指し、アンケート調査の実施、クリエイターやクリエイター採用を行っているクリエイティブ関連企業のための情報発信を行っています。

「クリエイターワークス研究所」(運営会社:株式会社ユウクリ│本社:東京都渋谷区、代表取締役:武藤覚)は、「クリエイターがイキイキと働ける世界に」をミッションに、クリエイティブ業界に特化した実態調査を行っている調査機関です。
今回は、現在第一線で活躍中のグラフィックデザイナー・Webデザイナーを中心としたクリエイター411名を対象に『仕事満足度』のアンケート調査を実施しました。今回は【年収】についての調査報告です。

《クリエイターの仕事満足度調査2.》
【雇用形態別/年代別】2022年イマドキのWeb/グラフィック系クリエイターの平均年収はどれくらい?
https://www.y-create.co.jp/CWL/?p=1558




[画像1: https://prtimes.jp/i/35158/40/resize/d35158-40-6d5efd2a46914a7e78a0-4.png ]

クリエイターワークス研究所(CWL)は、Webデザイナー、Webディレクター、コーダー(エンジニア)といったWeb/ITのデジタル系や、グラフィックデザイナー、アートディレクター、パッケージデザイナーなどのクリエイター411名を対象に、『仕事満足度調査』アンケート調査を行いました。

今回は、【年収】についての満足度調査と実態についてのご報告です。


年収についての満足度『満足・やや満足』が約40%とかなり低め…?


[画像2: https://prtimes.jp/i/35158/40/resize/d35158-40-ec997bf663f45dc006de-0.png ]


全体で見てみると、『満足・やや満足』と回答したのは約40%という結果となりました。
前回報告した【労働時間】に対する満足度では全体的に『満足・やや満足』が約70%以上だったのに対し、かなり低い結果となりました。

なかでも『満足・やや満足』が最も多かったのは派遣、パート・アルバイト(約57%)。
これは、2021年4月より法改正された同一労働同一賃金により、派遣社員やパート・アルバイトの待遇も改善されたことも一因としてあるかもしれません。
?参照:同一労働同一賃金とは?厚生労働省 同一労働同一賃金特集ページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000144972.html

一方、正社員は『満足・やや満足』が約34%。
他雇用形態に比べ最も低い満足度となり、半数以上が満足していないという結果となりました。

さらに、フリーランスは『満足』の項目だけで見ると正社員よりも低く、『満足していない』の割合も最も多くなりました。

残念ながら、年収については満足度が低い結果となりましたが、年収の実態はどうなのでしょうか?
雇用形態別、年代別で見ていきましょう。

【雇用形態別】クリエイターの平均年収の実態とは?

現在の年収について、雇用形態別に調査分析してみました。

[画像3: https://prtimes.jp/i/35158/40/resize/d35158-40-8963b636a0a8c6fbe28e-2.png ]

■正社員・契約社員
正社員・契約社員(n=174)は、30代のクリエイターが最も多く回答いただきました。
年収幅は、『300~400万円未満』と『400~500万円未満』が同等の割合で最も多いですが、『600~700万未満』はフリーランスより多くなりました。

■派遣、パート・アルバイト
派遣、パート・アルバイト(n=55)は40代のクリエイターが最も多く、年収幅は『300~400万円未満』が圧倒的に割合を占めています。
前回の調査結果『仕事満足度1.(労働時間)』(https://www.y-create.co.jp/CWL/?p=1538)でも確認した通り、1週間『30時間以上40時間未満』の労働時間のクリエイターが多いことから、子育てや介護などで時短やフルタイム以外の条件つきで働いている層が比較的多いためかもしれません。

■フリーランス、個人事業主
フリーランス・個人事業主(n=124)は他雇用形態に比べ20代が最も少なく、30~40代のクリエイターが77%を占めました。
年収幅が最も多いのは『200~250万円未満』でしたが、一方で、700万円以上の年収層はフリーランスが正社員よりも多く、キャリアや職種によりバラつきがありそうです。
_______________________________
以上、雇用形態別に年収の実態を見ていきましたが、正社員・契約社員の満足度が低い要因としては、属性が30~40代クリエイターが73%を占めるのに対し、年収額は500万円以上の項目の割合が少ないからかもしれません。

また、フリーランス・個人事業主についても、30~40代クリエイターが77%以上の属性ですが、最も多い年収ボリュームが『200~250万円未満』となっており、そのギャップから満足度も低く影響しているのかもしれません。

【年代別比較】20代は200~300万円のボリューム多め、30~40代で働き方次第で年収幅も多様化


ここまで、雇用形態別で比較検証してみましたが、給料・収入は年代によっても差が出てくることが考えられるため、年代別でも見ていきたいと思います(ただし、分類していくとn数が極端に減るため、統計上ベストなデータではありません。あくまで目安としてご参照ください)。

※円グラフ『媒体・ジャンル』のグラフィック系・デジタル系について…
グラフィック系:「広告/SP、雑貨/グッズ、ブランディング/ロゴ/パッケージ、商品企画/プロダクト、出版/書籍、空間」のいずれかを選択したクリエイター
デジタル系:「IT/Web、ゲーム、映像/音響」のいずれかを選択したクリエイター
[画像4: https://prtimes.jp/i/35158/40/resize/d35158-40-ef74a58bfea399fa02aa-3.png ]

20代は正社員、契約社員が約62%を占め、グラフィック系のクリエイターがやや多い属性。
約45%が『200~300万円未満』のボリュームが多い結果となりました。

なかには『500~600万円未満』など高年収を得ているクリエイターもいますが、やはり20代はキャリアの基盤を作る年代と言えそうですね。

>>続きはこちら
30代、40代、50代の年収についてもそれぞれ検証していき、実態を見ていきます。
https://www.y-create.co.jp/CWL/?p=1558


『クリエイターの仕事満足度』アンケート調査概要

調査方法
インターネット調査

調査対象
クリエイティブ業界で活躍中のクリエイター(ユウクリ登録クリエイターも含む):411名
(※クリエイターの内訳:グラフィックデザイナー、アートディレクター、UI/UXデザイナー、Webデザイナー、Webディレクター、コーダー、エンジニア、マーケター、経営者など)

調査期間
2022年4月18日〜2022年5月18日

雇用形態
正社員・契約社員 43.6%
派遣社員 11.4%
パート・アルバイト 2.9%
フリーランス・個人事業主 33.6%
会社経営者 4.1%
離職中(休職中・休職中)4.4%

業態
メーカー・事業会社 15.1%
IT企業 6.6%
コンサルティング会社 1.7%
Web制作会社 7.8%
広告代理店 7.7%
広告制作会社 9.5%
編集プロダクション 0.5%
出版・印刷会社 6.6%
デザイン事務所 14.1%
イベント会社 0.7%
マーケティング会社 1.7%
個人経営 30.9%
その他 4.9%

携わっているジャンル
Web/IT 36.3%
広告/SP 28.0%
雑貨/グッズ 2.9%
ブランディング/ロゴ/パッケージ 10.0%
商品企画/プロダクト 3.2%
出版/書籍 9.7%
ゲーム 1.5%
映像/音響 3.9%
空間 1.9%
その他 2.7%

■前回の調査報告
《クリエイターの仕事満足度調査1.労働時間》
【雇用形態別比較】2022年イマドキのクリエイターの平均労働時間、平均残業時間はどれくらい?
https://www.y-create.co.jp/CWL/?p=1538

クリエイターワークス研究所とは


[画像5: https://prtimes.jp/i/35158/40/resize/d35158-40-c2beb4e9e869612fa4e7-1.png ]

■『クリエイターみんながイキイキと働ける世界』を目指すための第一歩としての調査
クリエイターワークス研究所は『クリエイターみんながイキイキと働ける世界に』をミッションに、クリエイティブ業界に特化した実態調査を行っている調査機関です。
そのミッションを叶えるべく、『「知らない」「見えない」クリエイターのリアルを伝え、クリエイティブ業界に前向きで新しい行動変容を起こす』ことをビジョンとしています。

そして、「前向きで新しい行動変容」のきっかけの一つが、今回の【実態調査】です。

■クリエイターの仕事満足度調査を行った経緯
運営元の株式会社ユウクリは、クリエイター(デザイン・Web・広告)のためのエージェントサービスを事業としています。そのため、私たちは登録クリエイターとクリエイティブ関連企業の声をリアルにキャッチできる立場にいます。しかし、その声たちはクリエイティブ業界のリアルを反映しているものの、まだ世の中に届いていないのでは?と感じています。

エージェントとしてその声をニュートラルに世の中に伝えていくことで、クリエイターワークス研究所のミッションをビジョンを一日でも早く叶えていきたいと思っています。

会社概要

・株式会社ユウクリ
・代表取締役社長:武藤 覚
・本社:〒151-0073 東京都渋谷区笹塚1-55-7 マルエスファーストビル 7F
・設立:1984年
・事業内容:
デザイナー・クリエイター専門の人材エージェンシー
採用支援(人材紹介・新卒紹介)
業務支援(人材派遣・業務委託)
スポット支援(1日単位のスポット派遣「クリプラス」、短期業務委託)
eスポーツイベント支援
・コーポレートサイト:https://www.y-create.co.jp/

お問い合わせ先

株式会社ユウクリ
クリエイターワークス研究所運営局:宮本
TEL:03-6712-7970
HP:https://www.y-create.co.jp/CWL/
e-mail:cwl@y-create.co.jp
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