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Mipox、「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業費補助金」にIH(高周波誘導加熱)粉体塗装システムが採択

〜省エネ・省スペース・脱炭素社会の実現を目的とした環境配慮の製造プロセスをご提案します〜

『塗る・切る・磨くで世界を変える』Mipox株式会社(本社:栃木県鹿沼市 代表取締役社長:渡邉 淳)は、IH(高周波誘導加熱)粉体塗装システムが令和5年度補正予算「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業費補助金(通称:省エネ補助金)」「工場・事業場型」における『先進設備・システム』に採択されましたことをお知らせします。




 補助金の概要  


                                                
省エネ補助金は、先進的な省エネ設備や、工場・事業場に合わせ、電化や脱炭素目的の設備等の更新費用の一部の補助を受けることが可能となります。
当システムは、経済産業省 資源エネルギー庁に設置された「先進的な省エネ技術等に係る技術評価委員会」の審査項目に基づき、一般社団法人 環境共創イニシアチブ(SII)によって高性能な設備として認定されました。これにより、当システムを導入するお客様は一部の補助を受けることが可能となります。

▼対象設備について
IH(高周波誘導加熱)粉体塗装システム
https://www.mipox.co.jp/dcms_media/other/202405_ih_subsidy.pdf

▼省エネルギー投資促進・需要構造転換事業費補助金制度 公式サイト
https://syouenehojyokin.sii.or.jp/124business/
※複数年度事業にわたる投資・事業計画も対象となります。
※新たな支援策「(II)電化・脱炭素燃転型」が追加されました。
※詳しくは公募要領等をご確認ください。

 IH粉体塗装システムについて 


                                      
当システムは、塗装焼付乾燥工程および熱処理工程において、化石燃料から電気への転換を実現するための設計をしております。これにより、省エネルギー、省スペース、脱炭素を実現、環境に優しい製造プロセスをご提案いたします。
対象物に合わせて効率的に加熱できるフレキシブルなコイルも設計致します。(特許申請中:特開2022-021618)

■IH粉体塗装システム導入イメージ
≪従来の塗装焼付乾燥工程≫
[画像1: https://prtimes.jp/i/54807/40/resize/d54807-40-3034efd8f00d111b289b-0.jpg ]


従来のガスのみの塗装焼付け工程では、乾燥時間が長いため化石燃料の使用量も多く、広いスペースを必要としていました。





1.電気とガスのハイブリッド乾燥のイメージ
[画像2: https://prtimes.jp/i/54807/40/resize/d54807-40-444dc3168187fbef830d-1.jpg ]


厚物や立体形状の金属部品は、電磁波が均一に伝わりにくく、温度が上がりにくい傾向にあります。この場合、IHコイルを予備過熱として使用することで、従来の焼付乾燥(ガス供給)の稼働時間を短縮することが可能となります。



2.電気のみの乾燥システムイメージ
[画像3: https://prtimes.jp/i/54807/40/resize/d54807-40-7413bee7664a2328a285-2.jpg ]


薄物や複雑な構造を持たない形状の金属部品は、電磁波が均一に伝わりやすく、温度が上がりやすい傾向にあります。IHコイルのみで焼付乾燥することが可能のため、大幅な乾燥時間の短縮の他、スペースを3分の1まで削減した事例もございます。


■電磁界解析シミュレーションによる専用IHコイルの設計事例
金属部品を直接加熱するIH(高周波誘導加熱)は、電気加熱炉の一種となります。金属部品とコイルの距離によって電磁波の伝わりやすさ(温度)が変わるため、同一ラインで厚物を短時間で加熱しようとすると薄物は温度が上がりすぎるといった品質課題があります。
当システムで採用しているIHコイルの位置変更機構は、上記課題を解消させる独自の手段となります。この機構は金属部品とコイルの距離を変更できる距離変更手段、および複数のコイルどうしの上下方向の対向間隔を変更する間隔変更手段を備えることを特徴としており、フレキシブルコイル技術として特許を出願しています。(特開2022-021618)

[画像4: https://prtimes.jp/i/54807/40/resize/d54807-40-56100d4622798e41fec6-5.png ]


   


[画像5: https://prtimes.jp/i/54807/40/resize/d54807-40-d4b839aadccfa3892065-6.png ]


Mipoxについて

[画像6: https://prtimes.jp/i/54807/40/resize/d54807-40-cdf7d38c91cecaff36ba-7.jpg ]


Mipox株式会社はまもなく創業100周年を迎えます。これまで培ってきた技術力を基に、更なる進化と持続的な成長を目指します。1925年に箔や顔料を輸入販売するドイツ系商社としてスタートし、1970年代より本格的に研磨分野に参入しました。当社の事業は非常にニッチではありますが、「塗る」「切る」「磨く」のコア技術を基に、ハードディスクや光ファイバーをはじめとするハイテク分野で強みを発揮してまいりました。
近年では、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)のグリーンイノベーション基金事業において、研究テーマ「次世代パワー半導体に用いるウェハ技術開発」が採択され、カーボンニュートラル社会の実現に不可欠なデジタルインフラの省エネ化・高性能化に向けて研究開発を進めています。
挑戦を続ける100年ベンチャーとして、持続可能な社会の実現を目指し、お客様が実現したいことを具現化し、「塗る」「切る」「磨く」のコア技術を通じて、世界を変えていきます。


■会社概要■
会社名:Mipox(マイポックス)株式会社
所在地:〒322-0014 栃木県鹿沼市さつき町18
創 業:大正14年(1925年)11月21日
代表取締役社長:渡邉 淳
URL:https://www.mipox.co.jp/
証券コード:5381
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