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Zendesk、国内2拠点目のデータセンターの本格稼働を発表

AWSおよびAnthropicと連携し、AI機能を強化




株式会社Zendesk(本社:東京都中央区、社長:冨永 健、以下「Zendesk」)は、本日、2023年10月に設立した大阪のデータセンターの本格稼働を発表しました。これは、東京のデータセンターに次ぐ国内2拠点目のデータハブで、日本のユーザーに対して、より幅広いデータホスティングオプションを提供するためのものです。また、Amazon Web Services(AWS)およびAnthropicとの連携を強化し、より高速で効果的かつ精度の高いAI機能の提供を開始することもあわせて発表しました。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/64750/40/64750-40-3965416554e8c6e6c0fda1407a2b9c56-1024x1024.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


日本企業に、より信頼性の高いセキュリティ機能を
2024年7月から本格稼働を開始した大阪のデータセンターは、東京に次ぐ国内2拠点目のデータハブで、日本のユーザーのデータローカリティへの要望の高まりに応えるものです。このデータハブは、日本市場におけるZendeskのさらなるコミットメントとして、2023年10月に発表され、日本は、Zendeskが米国以外に2拠点以上のデータセンターを持つ最初の国になりました。この度、本格稼働を迎えた大阪のデータセンターは、日本のZendeskユーザーが国内でデータをバックアップするための機能を提供していきます。2拠点目のデータハブを開設することでクラウド機能が拡張され、ユーザーは安全な環境下におけるセキュリティ対策とレジリエンス(障害発生時の回復力)を強化し、高いパフォーマンスを発揮できるようになります。この度の新たなデータセンターの本格稼働は、Zendeskが日本で事業を展開する上で重要な節目になります。

日本のユーザーは、セキュリティソリューションに関して明確な要望を抱えています。東京と大阪の2拠点のデータセンターが存在することで、日本国内だけで完結するデータの保存やバックアップ、セキュリティ対策を希望する日本企業のニーズに応えることができます。2拠点目のデータセンターが本格稼働を開始したことで、今後は東京・大阪の2つのデータセンターを通じて、日本のユーザーに対して、より幅広いデータ複製オプションを提供し、国内での障害復旧を可能にします。Zendeskは、AIを活用したソリューションを幅広く提供しているため、データセキュリティへの信頼性はユーザーにとっての最優先事項であることを認識しています。この度の日本におけるデータローカリティの強化によって、高度なセキュリティソリューションを必要とする日本のユーザー、特に公共機関や金融サービスなどの厳しい規制の下で運用を行うユーザーのニーズに応えます。

株式会社Zendeskの社長の冨永 健は、「情報セキュリティに関する脅威は日々拡大を続けている中、当社は、日本のお客様が安心してデータを管理できる安全なソリューションを提供したいと考えています。この安全性は、お客様が提供する製品やサービスを利用する顧客およびステークホルダーにとっても重要です。国内2拠点目の大阪のデータハブは、東京のデータセンターを補完し、事業の継続や組織の信頼性維持に影響を与えかねない脅威やその他の懸念に対処することを目的としています。お客様に信頼されるパートナーとして、当社はその責任を真剣に受け止めています。本日、その責務を全うするための取り組みの一環として、2拠点目のデータセンターの本格稼働の開始を発表できたことを嬉しく思います」と述べています。
AI活用で次世代型のエクスペリエンスを実現
加えて、Zendeskは本日、AWSとのコラボレーションの一環として、生成AIアプリケーションの構築および拡張を可能にする「Amazon Bedrock」と、業界のリーディングソリューションとして知られるAnthropicの「Claude 3」モデルファミリーを採用することを発表しました。これによってZendeskのユーザー企業は、高度なLLM(大規模言語モデル)を個々の顧客対応に合わせて展開できるようになります。

ZendeskがまとめたCXに関する最新の年次トレンドレポート(2024年版)では、日本企業の73%が現在使用中のツールの見直しを進め、そのための確かなアドバイスを必要としていることが明らかになりました。また、「今後1年間でCXの改善を目的としたAIへの投資を増やす」と回答した日本企業の割合は78%にのぼります。AIへの投資が増える中、企業にとって重要なのは、導入したソリューションが自社のニーズを満たすこと、そして、投資によるメリットを最大限に引き出すことです。

Zendeskは、AIを活用することで、顧客の問い合わせに瞬時に的確な回答を提供する次世代型のCXを実現するとともに、コーディングや高価なモデル開発のための時間とコストを省略します。Zendeskの基本モデルは、数十年にわたって蓄積された顧客対応データによってトレーニングされ、業界特有の知見に基づいて設計されています。これは、ユーザー企業にとって1週間あたり数百時間の時間短縮に相当します。これらの機能に「Amazon Bedrock」とAnthropicの「Claude 3」モデルが加わることで、Zendeskのインテリジェントで即時性の高いサポート機能と、顧客一人ひとりにパーソナライズされた体験が可能になり、同時にサポート業務の効率化にもつながります。また、サポート担当者は、AIツールを活用することで必要な情報を素早く取得でき、AIが推奨する適切な対応を参照することができます。AIツールが反復的なタスクを自動化すれば、サポート担当者は、より複雑で価値のある顧客対応に集中できるようになります。

冨永 健は、「デジタルトランスフォーメーションの一環として、日本の多くの企業と組織がAIツールによる業務効率化を検討するようになり、この要望は、顧客向けのサービスと従業員向けのサービスの両方で求められています。Zendeskがそのどちらの分野にも最適なツールを提供することで、お客様はそのメリットを活かし、投資対効果を最大化することが可能になります。繊細なニュアンスを持つ日本語という言語において、AWSとAnthropicとの連携は特に大きな意味を持ちます。本日発表したパートナーシップの強化は、日本のお客様が、よりパーソナライズされたより効果的なカスタマーサポートを効率的に実現し、最終的に顧客ロイヤルティと事業の成長を導きます」と述べています。

Zendesk(ゼンデスク) について
Zendeskのミッションは、世界中のユーザーに優れたカスタマーサービスを提供することです。
カスタマーエクスペリエンス業界のリーディングカンパニーとして、AIエージェント、ワークフローの自動化、人間のサポート担当者の最適な組み合わせを支援し、企業が顧客と従業員の双方に質の高い体験を提供できるようにします。また企業がコストを抑えながら顧客ロイヤルティを高め、収益を向上させるサービスを実現できるよう、実績あるソフトウェアと専門知識を提供します。
詳しくは、 https://www.zendesk.co.jp/ をご覧ください。
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