PingCAP、データベース管理とパフォーマンスを最適化するソリューション「TiDB Serverless」の一般提供 (GA) を開始
[23/07/06]
提供元:PRTIMES
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自動スケーリング、クラスタプロビジョニング、自律型、従量課金を備えた、フルマネージドのDBaaS
[画像: https://prtimes.jp/i/89466/40/resize/d89466-40-6683f2f8e2ce6375e310-1.png ]
米カリフォルニア州サニーベール、 2023年7月5日 - PingCAP Inc. (以下 PingCAP) は、オープンソースの分散型SQLデータベースであるTiDBのフルマネージドサービス「TiDB Serverless (旧:TiDB Cloud Serverless Tier) 」の一般提供が開始されたことをお知らせします。TiDB Serverlessは、フルマネージドで自律型のDBaaS (Database-as-a-Service) として、シャーディングなどの手作業によるデータベース作業から解放されたい開発者に、信頼性の高いスケーラビリティを提供します。TiDB Serverlessは、PingCAPによる先進的なデータベース・アーキテクチャの主要な進化を提供し、開発者に以下のような時間を節約する機能を提供します:
自動の伸縮自在性 - TiDB Serverlessは、クリティカルなワークロードに対応するため、数百のノードをリアルタイムで自動的にスケールアップ/スケールダウンします。ストレージとコンピューティングを分離してスケーリングできるため、手動でシャーディングを行うことなくノードの自律的なスケーラビリティを実現します。TiDB Serverlessは、トランザクションのACID特性 (Atomicity:原子性、Consistency:一貫性、Isolation:独立性、Durability:耐久性) を維持します。
フルマネージド・オペレーション - 自動フェイルオーバーと自己修復機能を内蔵し、継続的な運用が可能です。複数のアベイラビリティゾーン (AZ) を使用してデータを複製することで、全体的な耐障害性を高めます。TiDB Serverlessは、毎日データのバックアップを実行するため、データの安全性が強化され、必要に応じたデータの復旧が容易です。また、TiDB Serverlessの自動フェイルオーバー機能によりダウンタイムを最小限に抑え、ビジネスの継続性をサポートします。
従量課金性 - 使用されたデータ処理とストレージの料金のみ支払いの対象となり、インフラ全体のコストを削減します。TiDB Serverlessは、基盤となるインフラストラクチャを抽象化することで手動による介入を不要にし、ワークロードの変化に合わせて自動的に対応します。TiDB Serverlessは、お客様が実際に必要とするリソースに対してのみ課金します。
AIによる強化 - OpenAI提供のChatGPT3を利用したChat2Query ( https://pingcap.co.jp/chat2query-ai-powered-sql-generator/ ) などの新機能により、ユーザーはSQLクエリをその場で生成できるようになり、開発全体の生産性が向上することができます。このサービスは、動的なデータセットに対するリアルタイムの洞察を提供し、TiDBユーザーがより多くのデータをより速い速度で分析・探索できるようにします。このサービスは、タイムリーで適切な情報を提供することで、よりスマートなビジネス上の意思決定を行えるようにします。
PingCAPの共同創業者 兼 CEOであるMax Liuは、次のように述べています。
「革新的なTiDB Serverlessで、シームレスなスケーラビリティの新時代を迎えましょう。この製品は、PingCAPにとって重要なマイルストーンであり、卓越した柔軟性とスケーラビリティ、拡張性を提供します。私たちは、ユーザーが比類のない効率性の恩恵を受けながら、その無限の可能性を探求することを楽しみにしています」
組織の最初の5クラスタに対して、TiDB Serverlessは5GBの行ストレージ、5GBの列ストレージ、5,000万リクエストユニット (RU) まで無料で利用できます。価格の詳細については、TiDB Serverlessの価格詳細ページ ( https://pingcap.co.jp/tidb-cloud-serverless-pricing-details/ ) をご覧ください。
2023年7月7日開催のTiDBの最新動向を学ぶことができるイベント「TiDB User Day」では、PingCAPの共同創業者 兼 CTOのEd Huangが来日し、TiDB Serverlessについて紹介します。詳細はイベントページ ( https://pingcap.co.jp/tidb-user-day-2023/ ) をご覧ください
※本プレスリリースは、米国で発表されたニュースリリース ( https://www.pingcap.com/press-release/pingcap-makes-tidb-serverless-generally-available/ ) の抄訳版です。本プレスリリースの正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語が優先されます。
TiDBについて
PingCAPの主力製品である分散型NewSQLデータベース「TiDB (タイ・デー・ビー) 」 ( https://pingcap.co.jp/tidb-overview/ ) は、ゲーム業界をはじめとした金融、決済サービス、Eコマース、コンテンツサービス、ロジスティックスなど多種多様な業界やミッションクリティカルな場面での導入が進み、全世界で3,000社以上の企業に採用されています。TiDBは、MySQLやPostgreSQLなどの従来のリレーショナルデータベースと同様にSQLを使用してデータにアクセスすることができ、分散型のアーキテクチャにより水平方向の拡張性、強力な一貫性、MySQLとの互換性を備えた高い可用性、HTAP (ハイブリッドトランザクション/分析処理) 、クラウドネイティブを特徴としています。また、TiDBの機能をクラウド上で使用できるフルマネージドサービスのTiDB Cloud ( https://pingcap.co.jp/tidb-cloud/ ) を提供しています。TiDB Serverlessは、TiDB Cloudのスケーラビリティとコスト効率に優れたオプションとして注目されており、中小規模の企業や開発者向けに最適化されています。中でも、OpenAIが提供するChatGPTとTiDB Cloudを組み合わせて開発した自然言語クエリジェネレータ「Chat2Query ( https://pingcap.co.jp/chat2query-ai-powered-sql-generator/ ) 」はAIとデータベースを融合した最新技術として注目され、AIがユーザーのデータスキーマを理解して自動でクエリを生成、膨大なデータを超高速処理で分析し、リアルタイムで結果を返します。
PingCAPについて
PingCAPは、エンタープライズ向けのソフトウェアサービスプロバイダーとして2015年に設立され、オープンソースでクラウドネイティブなワンストップのデータベースソリューションを提供することにコミットしています。PingCAPの社名は、ネットワークの疎通を確認するために使用されるコマンド「Ping」とCAP定理の「CAP」の2つの単語を組み合わせています。3つのうち2つを選ばなければならないとされるCAP定理のC (Consistency - 一貫性)、A (Availability - 可用性)、P (Partition Tolerance - ネットワーク分断への耐性)ですが、この3つの全てに接続したい(Ping)という思いが込められています。PingCAPの詳細については https://pingcap.co.jp をご覧ください。
PingCAPは、Access Technology Ventures、Coatue Management、GGV Capital、Sequoia Capitalなど、米国の大手投資会社から資金提供を受けています。
会社概要
会社名:PingCAP株式会社
所在地:東京都千代田区大手町2丁目6番4号 TOKYOTORCH 常盤橋タワー 9F
代表者:Eric Han (エリック・ハン)
設立:2021年3月15日
URL:https://pingcap.co.jp/
事業内容:分散型NewSQLデータベース「TiDB」を主力とした、オープンソースでクラウドネイティブなワンストップのデータベースソリューションを提供
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米カリフォルニア州サニーベール、 2023年7月5日 - PingCAP Inc. (以下 PingCAP) は、オープンソースの分散型SQLデータベースであるTiDBのフルマネージドサービス「TiDB Serverless (旧:TiDB Cloud Serverless Tier) 」の一般提供が開始されたことをお知らせします。TiDB Serverlessは、フルマネージドで自律型のDBaaS (Database-as-a-Service) として、シャーディングなどの手作業によるデータベース作業から解放されたい開発者に、信頼性の高いスケーラビリティを提供します。TiDB Serverlessは、PingCAPによる先進的なデータベース・アーキテクチャの主要な進化を提供し、開発者に以下のような時間を節約する機能を提供します:
自動の伸縮自在性 - TiDB Serverlessは、クリティカルなワークロードに対応するため、数百のノードをリアルタイムで自動的にスケールアップ/スケールダウンします。ストレージとコンピューティングを分離してスケーリングできるため、手動でシャーディングを行うことなくノードの自律的なスケーラビリティを実現します。TiDB Serverlessは、トランザクションのACID特性 (Atomicity:原子性、Consistency:一貫性、Isolation:独立性、Durability:耐久性) を維持します。
フルマネージド・オペレーション - 自動フェイルオーバーと自己修復機能を内蔵し、継続的な運用が可能です。複数のアベイラビリティゾーン (AZ) を使用してデータを複製することで、全体的な耐障害性を高めます。TiDB Serverlessは、毎日データのバックアップを実行するため、データの安全性が強化され、必要に応じたデータの復旧が容易です。また、TiDB Serverlessの自動フェイルオーバー機能によりダウンタイムを最小限に抑え、ビジネスの継続性をサポートします。
従量課金性 - 使用されたデータ処理とストレージの料金のみ支払いの対象となり、インフラ全体のコストを削減します。TiDB Serverlessは、基盤となるインフラストラクチャを抽象化することで手動による介入を不要にし、ワークロードの変化に合わせて自動的に対応します。TiDB Serverlessは、お客様が実際に必要とするリソースに対してのみ課金します。
AIによる強化 - OpenAI提供のChatGPT3を利用したChat2Query ( https://pingcap.co.jp/chat2query-ai-powered-sql-generator/ ) などの新機能により、ユーザーはSQLクエリをその場で生成できるようになり、開発全体の生産性が向上することができます。このサービスは、動的なデータセットに対するリアルタイムの洞察を提供し、TiDBユーザーがより多くのデータをより速い速度で分析・探索できるようにします。このサービスは、タイムリーで適切な情報を提供することで、よりスマートなビジネス上の意思決定を行えるようにします。
PingCAPの共同創業者 兼 CEOであるMax Liuは、次のように述べています。
「革新的なTiDB Serverlessで、シームレスなスケーラビリティの新時代を迎えましょう。この製品は、PingCAPにとって重要なマイルストーンであり、卓越した柔軟性とスケーラビリティ、拡張性を提供します。私たちは、ユーザーが比類のない効率性の恩恵を受けながら、その無限の可能性を探求することを楽しみにしています」
組織の最初の5クラスタに対して、TiDB Serverlessは5GBの行ストレージ、5GBの列ストレージ、5,000万リクエストユニット (RU) まで無料で利用できます。価格の詳細については、TiDB Serverlessの価格詳細ページ ( https://pingcap.co.jp/tidb-cloud-serverless-pricing-details/ ) をご覧ください。
2023年7月7日開催のTiDBの最新動向を学ぶことができるイベント「TiDB User Day」では、PingCAPの共同創業者 兼 CTOのEd Huangが来日し、TiDB Serverlessについて紹介します。詳細はイベントページ ( https://pingcap.co.jp/tidb-user-day-2023/ ) をご覧ください
※本プレスリリースは、米国で発表されたニュースリリース ( https://www.pingcap.com/press-release/pingcap-makes-tidb-serverless-generally-available/ ) の抄訳版です。本プレスリリースの正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語が優先されます。
TiDBについて
PingCAPの主力製品である分散型NewSQLデータベース「TiDB (タイ・デー・ビー) 」 ( https://pingcap.co.jp/tidb-overview/ ) は、ゲーム業界をはじめとした金融、決済サービス、Eコマース、コンテンツサービス、ロジスティックスなど多種多様な業界やミッションクリティカルな場面での導入が進み、全世界で3,000社以上の企業に採用されています。TiDBは、MySQLやPostgreSQLなどの従来のリレーショナルデータベースと同様にSQLを使用してデータにアクセスすることができ、分散型のアーキテクチャにより水平方向の拡張性、強力な一貫性、MySQLとの互換性を備えた高い可用性、HTAP (ハイブリッドトランザクション/分析処理) 、クラウドネイティブを特徴としています。また、TiDBの機能をクラウド上で使用できるフルマネージドサービスのTiDB Cloud ( https://pingcap.co.jp/tidb-cloud/ ) を提供しています。TiDB Serverlessは、TiDB Cloudのスケーラビリティとコスト効率に優れたオプションとして注目されており、中小規模の企業や開発者向けに最適化されています。中でも、OpenAIが提供するChatGPTとTiDB Cloudを組み合わせて開発した自然言語クエリジェネレータ「Chat2Query ( https://pingcap.co.jp/chat2query-ai-powered-sql-generator/ ) 」はAIとデータベースを融合した最新技術として注目され、AIがユーザーのデータスキーマを理解して自動でクエリを生成、膨大なデータを超高速処理で分析し、リアルタイムで結果を返します。
PingCAPについて
PingCAPは、エンタープライズ向けのソフトウェアサービスプロバイダーとして2015年に設立され、オープンソースでクラウドネイティブなワンストップのデータベースソリューションを提供することにコミットしています。PingCAPの社名は、ネットワークの疎通を確認するために使用されるコマンド「Ping」とCAP定理の「CAP」の2つの単語を組み合わせています。3つのうち2つを選ばなければならないとされるCAP定理のC (Consistency - 一貫性)、A (Availability - 可用性)、P (Partition Tolerance - ネットワーク分断への耐性)ですが、この3つの全てに接続したい(Ping)という思いが込められています。PingCAPの詳細については https://pingcap.co.jp をご覧ください。
PingCAPは、Access Technology Ventures、Coatue Management、GGV Capital、Sequoia Capitalなど、米国の大手投資会社から資金提供を受けています。
会社概要
会社名:PingCAP株式会社
所在地:東京都千代田区大手町2丁目6番4号 TOKYOTORCH 常盤橋タワー 9F
代表者:Eric Han (エリック・ハン)
設立:2021年3月15日
URL:https://pingcap.co.jp/
事業内容:分散型NewSQLデータベース「TiDB」を主力とした、オープンソースでクラウドネイティブなワンストップのデータベースソリューションを提供