6月1日現在のモニター内定率、3年ぶりに6割を超える 〜『日経就職ナビ2013 就職活動モニター調査』(2012年6月)結果より〜
[12/06/21]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
就職情報会社ディスコ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:夏井丈俊)は、2013年3月卒業予定の大学生モニター(大学4年生、理系は修士2年生を含む)を対象に6月1日〜7日の期間、インターネットで就職活動に関する調査(第6回)を行いました。(回答数1,186人)
6月1日現在のモニター内定率は62.3%で、先月調査(5月1日現在)よりも16.5ポイント伸びました。6月の内定率が6割を超えるのは09年調査以来3年ぶりです。(画像1、2参照)
1.6月1日現在モニター内定率、3年ぶりに6割超
6月1日現在で内定を得ている人は、モニター回答者全体の62.3%。先月調査より16.5ポイント増え、3年ぶりに6割台に回復しました。今期は採用広報開始が2カ月遅くなった結果、4月以前に内定を出す企業は減りましたが、4月以降順調に選考が行われ、内定率という点では2カ月の短縮はマイナスに影響しなかったといえそうです。(画像1、2参照)
また、モニター1人あたりのエントリー社数は平均85.4社で、前年同期(93.4社)より1割減っているものの、エントリーシート提出社数は平均22.2社(前年22.9社)など、活動量はほぼ前年並み。今期は就職活動開始が2カ月遅れ活動期間が短くなったものの、学生の活動量が減ることはなく、密度が濃くスケジュール的にハードな就職活動が展開されたといえます。
2.就職先の【決め手】は前年から変化。その【背景】には“自分を高く評価してくれた”こと
就職先を決めた学生に、【決め手】となった理由を選んでもらったところ、前年1〜3位だった項目(「仕事内容が魅力的」「社会貢献度が高い」「職場の雰囲気が良い」)が揃って割合を下げました。代わりに割合を上げたのは「将来性がある」「有名企業である」「大手企業である」といった、比較しやすい項目でした。仕事内容や職場の雰囲気など、社員と直接触れ合いある程度時間をかけなければ得られない情報が割合を落とした背景には、活動が2カ月短縮したことで企業研究に十分な時間を取れなかったことがありそうです。(画像3参照)
あわせて、就職先を決めた【背景】を尋ねたところ、「早い時期の内定で、自分を高く評価してくれたと感じた」に「あてはまる」と回答した人が56.1%と、とりわけ目立ちました。「早く就職先を決めて自分自身が安心したかった」にも、「あてはまる」「ややあてはまる」を合わせて7割近くが回答していました。(画像4参照)
3.モニター学生が詠む“就活川柳”発表
モニター学生に就職活動で感じたことを思いつくまま川柳に詠んでもらったところ、全586作品が寄せられました。その中から、ユーモアや風刺のきいた一例を紹介します。(画像5参照)
*「内定」には、内々定を含みます。
《『日経就職ナビ2013 就職活動モニター調査』(2012年6月)概要》
発 行: 株式会社ディスコ
対 象: 2013年3月卒業予定の全国の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生を含む)
調査方法・期間: インターネット調査法、2012年6月1日〜7日
サンプリング: 株式会社ディスコ「日経就職ナビ2013 学生モニター」2,000人
回 答 数: 1,186人(文系男子421人、文系女子314人、理系男子333人、理系女子118人)
*「日経就職Navi」は日本経済新聞社が主管し、株式会社日経HRが企画・管理し、株式会社ディスコが運営事務局を務めます。