ファーウェイ・ジャパン、携帯電話基地局・データセンター向け蓄電池集中管理ソリューションを本格展開
[14/10/02]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
世界の主要通信事業者が導入するソリューションを提供し、蓄電設備におけるバッテリーの運用負荷を大幅に低減
華為技術日本株式会社(以下、ファーウェイ・ジャパン)は、蓄電池集中管理ソリューション「バッテリー・インテリジェント・マネージメント・システム(BIMS)」を2014年10月から本格展開します。BIMSにより、通信事業者の携帯電話基地局やデータセンターなどの電源バックアップ用蓄電設備で使われる大量のバッテリーを一括監視することが可能となり、各事業者によるバッテリーの運用管理負荷を大幅に低減します。日本においては2014年1月からテスト販売を実施してきましたが、フィールド・トライアル、検証試験を経て第一号案件を受注したことを踏まえ、10月から本ソリューションを広く展開していきます。
国内各地に広く分散する携帯電話基地局のバックアップ電源やデータセンターの大型無停電電源装置(UPS)や直流電源装置など、重要なICTインフラの電源バックアップ設備では多数のバッテリー(蓄電池)が使用されています。また、近年、急速に拡大する太陽光発電設備に併設される蓄電設備においても、数多くのバッテリーが使用されています。こうした蓄電設備では半年から1年ごとの定期点検が法律で義務付けられていますが、これまではバッテリー一つひとつにテスターを当てて現場で手作業での点検が行われており、大量かつ分散するバッテリーを点検・運用していくことは、各事業者にとって大きな負担となっていました。
今回発売するBIMSは、1)バッテリーの電圧・内部抵抗・温度を測定するセンサー、2)無線で測定データを収集するユニット、3) 最大75万個のバッテリーを集中管理することができる管理システム、から構成されており、遠隔地からバッテリー一つひとつの状態をリアルタイムに集中監視することが可能です。これにより、これまで手作業で行っていたバッテリーの点検作業が不要となり、バッテリーの運用管理負荷を大幅に低減することができます。また、バッテリーの内部抵抗をリアルタイムかつ正確に把握できるため、バッテリーの寿命を見極めた上で交換でき、バッテリー購入コストを削減するとともに、廃棄バッテリーを減らすことで環境負荷の低減にもつながります。
ファーウェイ・ジャパン 法人ビジネス事業本部営業部 IP&ITプロダクト・ソリューションセールスの 南保 邦亮は、本ソリューションの本格展開にあたり次のように述べています。「ファーウェイ・ジャパンは、日本のお客様に革新的かつ高品質な製品・ソリューションを提供することをミッションとして掲げています。今回、国内で本格展開をする蓄電池集中管理ソリューションBIMSにより、重要なIT設備を運用管理するサービス事業者のバッテリー運用管理の負荷を大幅に軽減し、より多くの事業リソースを顧客向けサービスに集中させることが可能になるものと信じております。本ソリューションの提供を通じて、お客様のビジネスのさらなる発展に貢献できれば嬉しく思います」
2013年にグローバル市場で発売されて以来、BIMSは世界各地の主要通信事業者で採用されてきました。ブリティッシュ・テレコム(BT)では2,000か所の光ファイバー収容局で使用されているバッテリー1万6,000個の管理に活用され、チャイナ・モバイル(中国移動)では同社のデータセンターにおいて7万4,000個以上のバッテリーの管理に活用されています。中国のある通信事業者のデータセンターでは、BIMSによってバッテリーの運用管理コストが80%、交換コストが25%削減されました。
日本においては2014年1月からテスト販売を開始し、フィールド・トライアルおよび検証試験等を経て、9月には本ソリューションの第一号案件を受注しております。
■BIMS システム構成
1) eBAT
2V(1セル)または12V(6セル)のバッテリーに取り付けるセンサー。バッテリーの電圧・内部抵抗・温度を測定します。取得したデータをデータ収集ユニット(eBOX)に無線(IEEE802.15.4 ※2)で送信するため、有線タイプのセンサーと比べて取り付けが容易です。
2) eBOX
データ収集ユニット。eBOX 1台で最大250台のeBAT(=バッテリー)からデータを収集し、LANを経由して管理システム(eBIMS)にデータを送信します。
3) eBIMS
管理システム。Windows Server上で動作する管理ソフトウェア。1システムで最大3,000台までのeBOXが管理できるため、最大75万個のバッテリーを集中管理することが可能です。バッテリーのロケーションに応じた階層管理、異常バッテリーの随時報告、バッテリー状態の一括レポートなどの機能があります。
※1 SNMP: Simple Network Management Protocolの略。TCP/IPネットワークにおいて、ルーターやコンピューター、端末など様々な機器をネットワーク経由で監視・制御するためのプロトコル
※2 IEEE802.15.4: センサー・ネットワーク等で使われる近距離無線ネットワーク規格
【ファーウェイについて】
ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:Huawei)は、世界有数のICTソリューション・プロバイダーです。お客様志向のイノベーションとお客様との強い信頼関係により、通信ネットワーク、端末、クラウド分野におけるエンド・ツー・エンドの競争優位性を確立しています。ファーウェイは通信事業者、企業、消費者の皆様へ最大の価値を提供すべく献身しており、競争力の高いソリューションおよびサービスを170か国以上で提供し、世界人口の三分の一にもおよぶ人々のICTソリューション・ニーズに応えています。
日本法人(ファーウェイ・ジャパン)は2005年に設立され、日本市場のニーズに応えるべく幅広い製品ならびにサービスを提供しています。詳しくは、当社ウェブサイト:www.huawei.com/jp/、フェイスブック:www.facebook.com/HUAWEI.JAPAN、ツイッター:twitter.com/HUAWEI_Japan_PR、LINE:‘ファーウェイ’で検索、YouTube:http://www.youtube.com/user/HuaweiDeviceJPをご覧ください。
■報道関係者様の問い合わせ先
ファーウェイ・ジャパン(華為技術日本株式会社)
広報担当 江島
TEL: 03-6266-8065
Email: yuka.ejima@huawei.com
■製品・ソリューションに関する問い合わせ先
ファーウェイ・ジャパン(華為技術日本株式会社)
法人事業本部
Email: enterprise.jp@huawei.com
華為技術日本株式会社(以下、ファーウェイ・ジャパン)は、蓄電池集中管理ソリューション「バッテリー・インテリジェント・マネージメント・システム(BIMS)」を2014年10月から本格展開します。BIMSにより、通信事業者の携帯電話基地局やデータセンターなどの電源バックアップ用蓄電設備で使われる大量のバッテリーを一括監視することが可能となり、各事業者によるバッテリーの運用管理負荷を大幅に低減します。日本においては2014年1月からテスト販売を実施してきましたが、フィールド・トライアル、検証試験を経て第一号案件を受注したことを踏まえ、10月から本ソリューションを広く展開していきます。
国内各地に広く分散する携帯電話基地局のバックアップ電源やデータセンターの大型無停電電源装置(UPS)や直流電源装置など、重要なICTインフラの電源バックアップ設備では多数のバッテリー(蓄電池)が使用されています。また、近年、急速に拡大する太陽光発電設備に併設される蓄電設備においても、数多くのバッテリーが使用されています。こうした蓄電設備では半年から1年ごとの定期点検が法律で義務付けられていますが、これまではバッテリー一つひとつにテスターを当てて現場で手作業での点検が行われており、大量かつ分散するバッテリーを点検・運用していくことは、各事業者にとって大きな負担となっていました。
今回発売するBIMSは、1)バッテリーの電圧・内部抵抗・温度を測定するセンサー、2)無線で測定データを収集するユニット、3) 最大75万個のバッテリーを集中管理することができる管理システム、から構成されており、遠隔地からバッテリー一つひとつの状態をリアルタイムに集中監視することが可能です。これにより、これまで手作業で行っていたバッテリーの点検作業が不要となり、バッテリーの運用管理負荷を大幅に低減することができます。また、バッテリーの内部抵抗をリアルタイムかつ正確に把握できるため、バッテリーの寿命を見極めた上で交換でき、バッテリー購入コストを削減するとともに、廃棄バッテリーを減らすことで環境負荷の低減にもつながります。
ファーウェイ・ジャパン 法人ビジネス事業本部営業部 IP&ITプロダクト・ソリューションセールスの 南保 邦亮は、本ソリューションの本格展開にあたり次のように述べています。「ファーウェイ・ジャパンは、日本のお客様に革新的かつ高品質な製品・ソリューションを提供することをミッションとして掲げています。今回、国内で本格展開をする蓄電池集中管理ソリューションBIMSにより、重要なIT設備を運用管理するサービス事業者のバッテリー運用管理の負荷を大幅に軽減し、より多くの事業リソースを顧客向けサービスに集中させることが可能になるものと信じております。本ソリューションの提供を通じて、お客様のビジネスのさらなる発展に貢献できれば嬉しく思います」
2013年にグローバル市場で発売されて以来、BIMSは世界各地の主要通信事業者で採用されてきました。ブリティッシュ・テレコム(BT)では2,000か所の光ファイバー収容局で使用されているバッテリー1万6,000個の管理に活用され、チャイナ・モバイル(中国移動)では同社のデータセンターにおいて7万4,000個以上のバッテリーの管理に活用されています。中国のある通信事業者のデータセンターでは、BIMSによってバッテリーの運用管理コストが80%、交換コストが25%削減されました。
日本においては2014年1月からテスト販売を開始し、フィールド・トライアルおよび検証試験等を経て、9月には本ソリューションの第一号案件を受注しております。
■BIMS システム構成
1) eBAT
2V(1セル)または12V(6セル)のバッテリーに取り付けるセンサー。バッテリーの電圧・内部抵抗・温度を測定します。取得したデータをデータ収集ユニット(eBOX)に無線(IEEE802.15.4 ※2)で送信するため、有線タイプのセンサーと比べて取り付けが容易です。
2) eBOX
データ収集ユニット。eBOX 1台で最大250台のeBAT(=バッテリー)からデータを収集し、LANを経由して管理システム(eBIMS)にデータを送信します。
3) eBIMS
管理システム。Windows Server上で動作する管理ソフトウェア。1システムで最大3,000台までのeBOXが管理できるため、最大75万個のバッテリーを集中管理することが可能です。バッテリーのロケーションに応じた階層管理、異常バッテリーの随時報告、バッテリー状態の一括レポートなどの機能があります。
※1 SNMP: Simple Network Management Protocolの略。TCP/IPネットワークにおいて、ルーターやコンピューター、端末など様々な機器をネットワーク経由で監視・制御するためのプロトコル
※2 IEEE802.15.4: センサー・ネットワーク等で使われる近距離無線ネットワーク規格
【ファーウェイについて】
ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:Huawei)は、世界有数のICTソリューション・プロバイダーです。お客様志向のイノベーションとお客様との強い信頼関係により、通信ネットワーク、端末、クラウド分野におけるエンド・ツー・エンドの競争優位性を確立しています。ファーウェイは通信事業者、企業、消費者の皆様へ最大の価値を提供すべく献身しており、競争力の高いソリューションおよびサービスを170か国以上で提供し、世界人口の三分の一にもおよぶ人々のICTソリューション・ニーズに応えています。
日本法人(ファーウェイ・ジャパン)は2005年に設立され、日本市場のニーズに応えるべく幅広い製品ならびにサービスを提供しています。詳しくは、当社ウェブサイト:www.huawei.com/jp/、フェイスブック:www.facebook.com/HUAWEI.JAPAN、ツイッター:twitter.com/HUAWEI_Japan_PR、LINE:‘ファーウェイ’で検索、YouTube:http://www.youtube.com/user/HuaweiDeviceJPをご覧ください。
■報道関係者様の問い合わせ先
ファーウェイ・ジャパン(華為技術日本株式会社)
広報担当 江島
TEL: 03-6266-8065
Email: yuka.ejima@huawei.com
■製品・ソリューションに関する問い合わせ先
ファーウェイ・ジャパン(華為技術日本株式会社)
法人事業本部
Email: enterprise.jp@huawei.com