転職サービス「DODA(デューダ)」転職理由ランキング発表「ほかにやりたい仕事がある」が10回連続1位
[17/11/27]
提供元:PRTIMES
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〜給与や評価など、待遇改善を理由に転職を希望する人が増加〜
総合人材サービス、パーソルグループのパーソルキャリア株式会社(旧社名:インテリジェンス、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:峯尾 太郎)が運営する転職サービス「DODA(デューダ)」< https://doda.jp >は、2017年4月〜2017年9月のあいだに「DODA」に登録した転職希望者のうち約4万人を対象に、転職理由についての調査を行いましたのでお知らせいたします。
※DODA「転職理由ランキング」はこちら。https://doda.jp/guide/reason/
■総合結果 〜 給与や会社の評価方法への不満など、待遇改善のために転職を考える人の割合が上昇
今回は、2012年上半期(2012年4〜9月)から10回連続で「ほかにやりたい仕事がある」(13.1%)が1位に。次いで2位が「会社の将来性が不安」(9.8%)、3位が「給与に不満がある」(8.8%)という結果でした。
[画像1: https://prtimes.jp/i/22215/41/resize/d22215-41-812769-4.jpg ]
今回の特徴は、「給与に不満がある」や「会社の評価方法に不満がある」など、待遇に関する不満を転職理由に挙げる人の割合が上昇したことです。一方で、「専門知識・技術を習得したい」や「幅広い経験・知識を積みたい」を挙げる人の割合は低下しており、仕事内容への不満を理由に転職を希望する人や、幅広い知見を持つゼネラリスト志向の人が減少傾向にあることが明らかになりました。
2017年4月〜9月は、最高益を更新した企業のニュースが数多くありました。しかし、それを基本給のベースアップなどの形で、社員の給与に一律に反映する企業は限定的でした。その結果、年収に不満を持つ人の中には、「同じ会社にいても給与が上がらないのではないか」「自身の仕事が正しく評価されていないのではないか」と考えた人が増加したと思われます。また、この半期は「働き方改革」により、長時間労働の抑制に力を入れた企業が多く、残業代の減少を理由に「年収に不満がある」と回答する人がいたことも特徴的でした。
本調査期間中、転職市場の求人数は増え、求人のバリエーションが広がり、個人は転職も選択肢の一つと考え始める人が増えています。現職の仕事内容や待遇と転職市場の求人を比較して条件が良くなる求人を見つけた場合に転職活動を開始する人が多いため、待遇に関する転職理由の割合が上昇したと考えられます。(DODA編集長 大浦 征也)
[画像2: https://prtimes.jp/i/22215/41/resize/d22215-41-318887-1.jpg ]
■年代別 〜 いずれの年代も、待遇改善を転職理由に挙げる人が増加
「20代」は、2位「給与に不満がある」、8位「会社の評価方法に不満がある」の割合が上昇しました。好業績の企業が多い一方、それが社員の給与に反映されないケースや、年功序列の給与体系の会社では若手の給与が抑えられているケースもあり、待遇改善を目的に、求人数の多い今の時期に転職活動をする人が増加しました。
「30代」では、3位「給与に不満がある」の割合が特に上昇し、次いで7位「会社の評価方法に不満がある」の割合も上昇しました。「30代」は、結婚や出産などライフイベントや将来設計を見越して待遇改善へ意識が向く人も多くなります。転職せざるを得ない状況ではないものの、今より年収や条件が良くなる会社があれば転職を希望する人が増加しました。
「40代以上」でも、「20代」「30代」同様3位「給与に不満がある」、7位「会社の評価方法に不満がある」など、待遇に関する割合が特に上昇しました。また、2位「ほかにやりたい仕事がある」の割合も前回から上昇しました。技術系や企画・管理系の職種を中心に、スペシャリストや管理職として事業課題の解決ができる人を求めるポジションが増えているため、現職よりも経験やスキルを活かせる仕事が見つかった場合に転職を行う人が増加しました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/22215/41/resize/d22215-41-727295-3.jpg ]
■男女別 〜男性は待遇改善を理由に、女性は長期就業を理由に転職を希望する人が増加
「男性」の転職理由は、1位〜6位までと8位、9位は前回と同様でした。また、3位「給与に不満がある」や「会社の評価方法に不満がある」など、待遇改善に関する転職理由の割合が上昇しました。求人数が多く、仕事を選べる状況にあるため、今のうちに年収の上がる会社や、自身の経験がより評価される会社に移りたいと考える人が多いようです。
「女性」の転職理由は、1位「ほかにやりたい仕事がある」、2位「給与に不満がある」、3位「残業が多い/休日が少ない」でした。転職希望者に占める女性の割合は増えており、求人数が多い今、やりたい仕事への転職を希望する人が増えています。また、ライフイベントを経ても働き続ける女性が増えている中、長期就業できる環境を求める傾向は強まっており、ロールモデルとなる女性が多い会社への転職を希望する人や、汎用性のあるスキルや経験を身につけたいと、キャリアチェンジを希望する人もみられます。「給与に不満がある」は、3位の「残業が多い/休日が少ない」を僅差で上回り、調査開始以来、初めて2位にランクインしました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/22215/41/resize/d22215-41-349684-2.jpg ]
■調査概要
【データ出典】DODAサービスにご登録いただいている方のデータを元に集計
【データ抽出期間】2017年4月〜2017年9月
【有効回答数】38,994件
※調査結果の「割合」は、小数点第二位を四捨五入して記載しています。順位は異なっているものの割合が同じ箇所があります。
※割合の数値は、小数点第二位を四捨五入して記載しているため、今回調査と前回調査の差が前回比の数値と一致しない場合があります。
※職種別・年収別・男女別のデータなど、調査結果の詳細はDODAサイトにて公開しています。https://doda.jp/guide/reason/
■解説者プロフィール DODA編集長 大浦 征也(おおうら せいや)
[画像5: https://prtimes.jp/i/22215/41/resize/d22215-41-742430-5.jpg ]
2002年、株式会社インテリジェンス(現社名:パーソルキャリア株式会社)入社。人材紹介事業に従事。法人営業として企業の採用支援、人事コンサルティング等を経験した後、キャリアアドバイザーに。転職希望者のキャリアカウンセリングやサポートに長年携わる。担当領域は多岐にわたり、これまでに支援した転職希望者は10,000人を超える。
その後、キャリアアドバイザーの総責任者の後、法人営業部隊も含めた地域拠点の総責任者などを経て、2017年より現職。
社外にてJHR(一般社団法人人材サービス産業協議会)キャリアチェンジプロジェクト、ワーキンググループメンバーにも名を連ねる。
■「DODA」について< https://doda.jp >
「DODA」は、「いい転職が、未来を変える。」を目指し、転職サイトや転職エージェント、日本最大級のDODA転職フェアなど、各種コンテンツで転職希望者と求人企業の最適なマッチングを提供しています。
■パーソルキャリア株式会社について< https://www.persol-career.co.jp/ >
パーソルキャリア株式会社は、パーソルグループの「リクルーティングセグメント」中核会社として、転職サービス「DODA」やアルバイト求人情報サービス「an」をはじめとした人材紹介、求人広告、新卒採用支援等のサービスを提供しています。2017年7月より、株式会社インテリジェンスからパーソルキャリア株式会社へ社名変更。グループの総力をあげて、労働・雇用の課題の解決を目指します。
■「PERSOL(パーソル)」について< https://www.persol-group.co.jp/ >
パーソルは、2016年7月に誕生した新たなブランドです。ブランド名の由来は、「人は仕事を通じて成長し(PERSON)、社会の課題を解決していく(SOLUTION)」。働く人の成長を支援し、輝く未来を目指したいという想いが込められています。
パーソルグループは、人材派遣のパーソルテンプスタッフ、人材紹介や求人広告のパーソルキャリアをはじめとし、ITアウトソーシング、設計開発にいたるまで、国内外90社を超える幅広い企業群で構成されています。グループのビジョンである「人と組織の成長創造インフラへ」を実現するために、労働・雇用の課題の解決に総合的に取り組んでいます。
総合人材サービス、パーソルグループのパーソルキャリア株式会社(旧社名:インテリジェンス、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:峯尾 太郎)が運営する転職サービス「DODA(デューダ)」< https://doda.jp >は、2017年4月〜2017年9月のあいだに「DODA」に登録した転職希望者のうち約4万人を対象に、転職理由についての調査を行いましたのでお知らせいたします。
※DODA「転職理由ランキング」はこちら。https://doda.jp/guide/reason/
■総合結果 〜 給与や会社の評価方法への不満など、待遇改善のために転職を考える人の割合が上昇
今回は、2012年上半期(2012年4〜9月)から10回連続で「ほかにやりたい仕事がある」(13.1%)が1位に。次いで2位が「会社の将来性が不安」(9.8%)、3位が「給与に不満がある」(8.8%)という結果でした。
[画像1: https://prtimes.jp/i/22215/41/resize/d22215-41-812769-4.jpg ]
今回の特徴は、「給与に不満がある」や「会社の評価方法に不満がある」など、待遇に関する不満を転職理由に挙げる人の割合が上昇したことです。一方で、「専門知識・技術を習得したい」や「幅広い経験・知識を積みたい」を挙げる人の割合は低下しており、仕事内容への不満を理由に転職を希望する人や、幅広い知見を持つゼネラリスト志向の人が減少傾向にあることが明らかになりました。
2017年4月〜9月は、最高益を更新した企業のニュースが数多くありました。しかし、それを基本給のベースアップなどの形で、社員の給与に一律に反映する企業は限定的でした。その結果、年収に不満を持つ人の中には、「同じ会社にいても給与が上がらないのではないか」「自身の仕事が正しく評価されていないのではないか」と考えた人が増加したと思われます。また、この半期は「働き方改革」により、長時間労働の抑制に力を入れた企業が多く、残業代の減少を理由に「年収に不満がある」と回答する人がいたことも特徴的でした。
本調査期間中、転職市場の求人数は増え、求人のバリエーションが広がり、個人は転職も選択肢の一つと考え始める人が増えています。現職の仕事内容や待遇と転職市場の求人を比較して条件が良くなる求人を見つけた場合に転職活動を開始する人が多いため、待遇に関する転職理由の割合が上昇したと考えられます。(DODA編集長 大浦 征也)
[画像2: https://prtimes.jp/i/22215/41/resize/d22215-41-318887-1.jpg ]
■年代別 〜 いずれの年代も、待遇改善を転職理由に挙げる人が増加
「20代」は、2位「給与に不満がある」、8位「会社の評価方法に不満がある」の割合が上昇しました。好業績の企業が多い一方、それが社員の給与に反映されないケースや、年功序列の給与体系の会社では若手の給与が抑えられているケースもあり、待遇改善を目的に、求人数の多い今の時期に転職活動をする人が増加しました。
「30代」では、3位「給与に不満がある」の割合が特に上昇し、次いで7位「会社の評価方法に不満がある」の割合も上昇しました。「30代」は、結婚や出産などライフイベントや将来設計を見越して待遇改善へ意識が向く人も多くなります。転職せざるを得ない状況ではないものの、今より年収や条件が良くなる会社があれば転職を希望する人が増加しました。
「40代以上」でも、「20代」「30代」同様3位「給与に不満がある」、7位「会社の評価方法に不満がある」など、待遇に関する割合が特に上昇しました。また、2位「ほかにやりたい仕事がある」の割合も前回から上昇しました。技術系や企画・管理系の職種を中心に、スペシャリストや管理職として事業課題の解決ができる人を求めるポジションが増えているため、現職よりも経験やスキルを活かせる仕事が見つかった場合に転職を行う人が増加しました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/22215/41/resize/d22215-41-727295-3.jpg ]
■男女別 〜男性は待遇改善を理由に、女性は長期就業を理由に転職を希望する人が増加
「男性」の転職理由は、1位〜6位までと8位、9位は前回と同様でした。また、3位「給与に不満がある」や「会社の評価方法に不満がある」など、待遇改善に関する転職理由の割合が上昇しました。求人数が多く、仕事を選べる状況にあるため、今のうちに年収の上がる会社や、自身の経験がより評価される会社に移りたいと考える人が多いようです。
「女性」の転職理由は、1位「ほかにやりたい仕事がある」、2位「給与に不満がある」、3位「残業が多い/休日が少ない」でした。転職希望者に占める女性の割合は増えており、求人数が多い今、やりたい仕事への転職を希望する人が増えています。また、ライフイベントを経ても働き続ける女性が増えている中、長期就業できる環境を求める傾向は強まっており、ロールモデルとなる女性が多い会社への転職を希望する人や、汎用性のあるスキルや経験を身につけたいと、キャリアチェンジを希望する人もみられます。「給与に不満がある」は、3位の「残業が多い/休日が少ない」を僅差で上回り、調査開始以来、初めて2位にランクインしました。
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■調査概要
【データ出典】DODAサービスにご登録いただいている方のデータを元に集計
【データ抽出期間】2017年4月〜2017年9月
【有効回答数】38,994件
※調査結果の「割合」は、小数点第二位を四捨五入して記載しています。順位は異なっているものの割合が同じ箇所があります。
※割合の数値は、小数点第二位を四捨五入して記載しているため、今回調査と前回調査の差が前回比の数値と一致しない場合があります。
※職種別・年収別・男女別のデータなど、調査結果の詳細はDODAサイトにて公開しています。https://doda.jp/guide/reason/
■解説者プロフィール DODA編集長 大浦 征也(おおうら せいや)
[画像5: https://prtimes.jp/i/22215/41/resize/d22215-41-742430-5.jpg ]
2002年、株式会社インテリジェンス(現社名:パーソルキャリア株式会社)入社。人材紹介事業に従事。法人営業として企業の採用支援、人事コンサルティング等を経験した後、キャリアアドバイザーに。転職希望者のキャリアカウンセリングやサポートに長年携わる。担当領域は多岐にわたり、これまでに支援した転職希望者は10,000人を超える。
その後、キャリアアドバイザーの総責任者の後、法人営業部隊も含めた地域拠点の総責任者などを経て、2017年より現職。
社外にてJHR(一般社団法人人材サービス産業協議会)キャリアチェンジプロジェクト、ワーキンググループメンバーにも名を連ねる。
■「DODA」について< https://doda.jp >
「DODA」は、「いい転職が、未来を変える。」を目指し、転職サイトや転職エージェント、日本最大級のDODA転職フェアなど、各種コンテンツで転職希望者と求人企業の最適なマッチングを提供しています。
■パーソルキャリア株式会社について< https://www.persol-career.co.jp/ >
パーソルキャリア株式会社は、パーソルグループの「リクルーティングセグメント」中核会社として、転職サービス「DODA」やアルバイト求人情報サービス「an」をはじめとした人材紹介、求人広告、新卒採用支援等のサービスを提供しています。2017年7月より、株式会社インテリジェンスからパーソルキャリア株式会社へ社名変更。グループの総力をあげて、労働・雇用の課題の解決を目指します。
■「PERSOL(パーソル)」について< https://www.persol-group.co.jp/ >
パーソルは、2016年7月に誕生した新たなブランドです。ブランド名の由来は、「人は仕事を通じて成長し(PERSON)、社会の課題を解決していく(SOLUTION)」。働く人の成長を支援し、輝く未来を目指したいという想いが込められています。
パーソルグループは、人材派遣のパーソルテンプスタッフ、人材紹介や求人広告のパーソルキャリアをはじめとし、ITアウトソーシング、設計開発にいたるまで、国内外90社を超える幅広い企業群で構成されています。グループのビジョンである「人と組織の成長創造インフラへ」を実現するために、労働・雇用の課題の解決に総合的に取り組んでいます。