世界初!OpenStackでFPGA回路のリソース管理を動作実証
[18/09/20]
提供元:PRTIMES
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〜 高速なNFV仮想化環境の実現へ 〜
NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下:NTT-AT、本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:木村丈治)は、コンピュータの処理速度を高めるためのアクセラレータ(*1)技術の重要性に着目しており、この度、OpenStack(*2)環境におけるFPGA(*3)回路のリソース管理を世界で初めて動作実証いたしました。
本技術により、今後、OpenStackからFPGAのプログラム管理ができるようになるため、FPGA等のアクセラレータの仮想化環境への適用が加速され、より高度な仮想化環境の実現が期待されます。
なお、本成果は、2018年9月21日(金)、ホテル雅叙園東京にて開催される「インテル(R) FPGA テクノロジー・デイ 2018」にて動態展示いたします。
■背景
昨今、NFV(*4)等の仮想環境において、FPGA等のアクセラレータを用いた高速化技術の適用の検討が進んできました。加えて、仮想化環境の管理にはOpenStackの導入が進んでおり、OpenStackによるFPGA等のアクセラレータのライフサイクル管理を行う「OpenStack Cyborg」が2018年8月30日のRocky版で正式にリリースされるなど、仮想化環境へのアクセラレータの導入が身近になっています。
このような状況から、NTT-ATでは、FPGA等の重要性に着目し、OPAE(*5)対応FPGAボードを用いたライフサイクル管理をCyborgにより実現できることの動作実証を行い、FPGAのプログラム管理ができることを確認しました。この動作実証は、世界初(当社調べ)となります。
本技術により、今後FPGA等のアクセラレータのプログラム管理ができるようになるため、より高度な仮想化環境がさらに身近になることが期待されます。
■動作実証の概要
【OpenStack Cyborgで実現するクラウドFPGAライフサイクル管理】
[画像: https://prtimes.jp/i/23654/41/resize/d23654-41-137060-0.png ]
■主な特徴
・OpenStack公式コンポーネントでFPGAを管理
⇒ OpenStack Rocky+OPAE対応FPGAボードでの世界初の動作実証
・OPAEによるFPGA共通制御インターフェースの実現
⇒ OpenStackからFPGAリソースを認識
・NFVアクセラレーション・マネジメント基盤として
⇒ 通信キャリア AFaaS/FPGAaaSで活用
・将来的にFPGA回路を「VM化」
⇒ VMイメージのようにFPGA回路を管理するアーキテクチャ
■今後の展開
OpenStackでのFPGA回路のリソース管理は、FPGA回路をVMと同じように管理できるため、FPGAのソフトウェア化が加速し、仮想環境で簡単に利用できるようになっていくと推測されます。本技術を用いて仮想化環境へのアクセラレータ導入を加速するとともに、アクセラレータを用いたアプリケーション開発から、OpenStackを用いた仮想化環境プラットフォームの構築までをNTT-ATは積極的に行っていきます。
■展示会のお知らせ
来る2018年9月21日(金)、ホテル雅叙園東京にて開催される「インテル(R) FPGA テクノロジー・デイ 2018」にて、動態展示いたします。
展示内容詳細:http://www.ntt-at.co.jp/eventseminar/event/2018/detail/e_20180921/
(*1):アクセラレータ
⇒ コンピュータの処理速度を高めるためのハードウェアやソフトウェア。
(*2):OpenStack
⇒ クラウドコンピューティングの基盤を構築するためのソフトウェアの一つ。
(*3):FPGA(Field Programmable Gate Array)
⇒ PLD(Programmable Logic Device)の一種であり、設計者が手元で変更を行いながら理論回路を
プログラミングできるLSIのこと。
(*4):NFV(Network Functions Virtualization)
⇒ ネットワークを制御する通信機器の機能をソフトウェアとして実装し、汎用サーバの仮想化された
OS上で実行する方式。
(*5):OPAE(Open Programmable Acceleration Engine)
⇒ FPGAの複数の世代やプラットフォームの間で一貫したAPIを提供する
ソフトウェア・プログラミング・レイヤー。
※ 記載された会社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。
NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下:NTT-AT、本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:木村丈治)は、コンピュータの処理速度を高めるためのアクセラレータ(*1)技術の重要性に着目しており、この度、OpenStack(*2)環境におけるFPGA(*3)回路のリソース管理を世界で初めて動作実証いたしました。
本技術により、今後、OpenStackからFPGAのプログラム管理ができるようになるため、FPGA等のアクセラレータの仮想化環境への適用が加速され、より高度な仮想化環境の実現が期待されます。
なお、本成果は、2018年9月21日(金)、ホテル雅叙園東京にて開催される「インテル(R) FPGA テクノロジー・デイ 2018」にて動態展示いたします。
■背景
昨今、NFV(*4)等の仮想環境において、FPGA等のアクセラレータを用いた高速化技術の適用の検討が進んできました。加えて、仮想化環境の管理にはOpenStackの導入が進んでおり、OpenStackによるFPGA等のアクセラレータのライフサイクル管理を行う「OpenStack Cyborg」が2018年8月30日のRocky版で正式にリリースされるなど、仮想化環境へのアクセラレータの導入が身近になっています。
このような状況から、NTT-ATでは、FPGA等の重要性に着目し、OPAE(*5)対応FPGAボードを用いたライフサイクル管理をCyborgにより実現できることの動作実証を行い、FPGAのプログラム管理ができることを確認しました。この動作実証は、世界初(当社調べ)となります。
本技術により、今後FPGA等のアクセラレータのプログラム管理ができるようになるため、より高度な仮想化環境がさらに身近になることが期待されます。
■動作実証の概要
【OpenStack Cyborgで実現するクラウドFPGAライフサイクル管理】
[画像: https://prtimes.jp/i/23654/41/resize/d23654-41-137060-0.png ]
■主な特徴
・OpenStack公式コンポーネントでFPGAを管理
⇒ OpenStack Rocky+OPAE対応FPGAボードでの世界初の動作実証
・OPAEによるFPGA共通制御インターフェースの実現
⇒ OpenStackからFPGAリソースを認識
・NFVアクセラレーション・マネジメント基盤として
⇒ 通信キャリア AFaaS/FPGAaaSで活用
・将来的にFPGA回路を「VM化」
⇒ VMイメージのようにFPGA回路を管理するアーキテクチャ
■今後の展開
OpenStackでのFPGA回路のリソース管理は、FPGA回路をVMと同じように管理できるため、FPGAのソフトウェア化が加速し、仮想環境で簡単に利用できるようになっていくと推測されます。本技術を用いて仮想化環境へのアクセラレータ導入を加速するとともに、アクセラレータを用いたアプリケーション開発から、OpenStackを用いた仮想化環境プラットフォームの構築までをNTT-ATは積極的に行っていきます。
■展示会のお知らせ
来る2018年9月21日(金)、ホテル雅叙園東京にて開催される「インテル(R) FPGA テクノロジー・デイ 2018」にて、動態展示いたします。
展示内容詳細:http://www.ntt-at.co.jp/eventseminar/event/2018/detail/e_20180921/
(*1):アクセラレータ
⇒ コンピュータの処理速度を高めるためのハードウェアやソフトウェア。
(*2):OpenStack
⇒ クラウドコンピューティングの基盤を構築するためのソフトウェアの一つ。
(*3):FPGA(Field Programmable Gate Array)
⇒ PLD(Programmable Logic Device)の一種であり、設計者が手元で変更を行いながら理論回路を
プログラミングできるLSIのこと。
(*4):NFV(Network Functions Virtualization)
⇒ ネットワークを制御する通信機器の機能をソフトウェアとして実装し、汎用サーバの仮想化された
OS上で実行する方式。
(*5):OPAE(Open Programmable Acceleration Engine)
⇒ FPGAの複数の世代やプラットフォームの間で一貫したAPIを提供する
ソフトウェア・プログラミング・レイヤー。
※ 記載された会社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。