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TEAMZとEMURGO共催ミートアップイベント「中国におけるブロックチェーン業界の展望を理解する」を開催しました。

12月16日(月)、「中国ブロックチェーン市場の動向」をテーマに、TEAMZとEMURGO Japan共催のミートアップイベントを開催致しました。

10月末、中国トップ習近平主席の「中国はブロックチェーン技術がもたらすチャンスを掴むべきだ」という発言を受け、中国国内ではブロックチェーンを巡る動きが一気に高まりました。政治、そして大企業の動きが世界から大きく注目される今、TEAMZとEMURGOはどのように理解し、ブロックチェーンエコシステムの更なる成長に貢献していくのか共有しました。




[画像1: https://prtimes.jp/i/31083/41/resize/d31083-41-290548-0.jpg ]


イベント開催に伴い、EMURGO Group CEO 児玉健氏が挨拶、企業紹介を行いました。

2017年に設立し、現在は東京・赤坂にメインオフィスを置く、EMURGO(エマーゴ)は、Cardanoの創設会社の1社であり、EMURGOはCardanoのブロックチェーンの商業化を行なっています。

Cardanoブロックチェーンの導入を促すだけでなく、Cardanoの分散型ブロックチェーンエコシステムを採用しているプロジェクトや組織を構築し、投資やアドバイスを行うことによってADAの価値を高めています。Cardanoのブロックチェーン技術を用いたベンチャー企業への投資や技術提供を通じて、Cardanoのエコシステムを構築し、業界にイノベーションを起こすビジネスパートナーへと発展させる使命を持ちます。具体的な事業内容は、(1)成長企業に対する投資およびアクセラレータープログラムを通じた経営基盤の構築・成長支援、(2)Cardanoの教育&アカデミー事業(3)Cardanoのシステム開発(4)ブロックチェーン技術のアドバイザリーサービス等を行なっています。ジョイントベンチャーとしてニューヨークやインドネシアなど世界各国への進出も進めている。パートナー企業である「Input Output社」は、東京工業大学をはじめとする大学研究機関などと提携し、世界最先端の技術開発に取り組んでいます。


挨拶後、TEAMZとEMURGO Japanから3名がスピーチを行いました。

■TEAMZ COO 鄧岩瑩氏
「TEAMZの企業紹介とTEAMZが提供する中国市場進出サービス」

TEAMZは、世界中の革新的なブロックチェーン関連企業へソリューションを提供しており、TEAMZ Blockchain Summit(イベント)、Strategy(コンサルティング)、ChainTalk(メディア)、Capital(投資)という4つの事業を主に展開し、専門サービスを通してブロックチェーン業界をリードしています。国際的かつ経験を持つメンバーが、アジアをはじめワールドワイドにブランディング、テクノロジーソリューション、資金調達など、最初から最後まで一貫してTEAMZがお客様を支援します。そして、4億人以上の巨大なアジア市場に進出させ、グローバルな成長に貢献します。

メイン事業であるStrategyでは、1.ブロックチェーンの企業に対して、日本市場/中国市場におけるマーケティングソリューションの提供、2.大企業に対して、ブロックチェーンのソリューションの提供を行なっています。2.では、TEAMZが実際に技術を提供する訳ではなく、コンサルティングから発見したニーズに適当なソリューションを提供できる、TEAMZがパートナーシップを組む世界市場で活躍する企業の紹介を行なって[森園茉莉1] います。一例として、3ヶ月間の中国市場におけるローカライゼーションとブランディングを紹介しました。中国市場では特に、企業の信頼性を高めることが重要とし、メディアやSNS(WeChat等)を活用しながら、TEAMZ独自の方法で重点的にマーケティングを行なっていると説明しました。

最後に、TEAMZは東京で最も影響力のあるブロックチェーンカンファレンスの1つである「TEAMZ Blockchain Summit」を2020年4月22日に行うことを先日発表し、参加を呼びかけました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/31083/41/resize/d31083-41-549598-2.jpg ]



■TEAMZ ビジネスディベロップメントディレクター 森園茉莉氏
「中国におけるブロックチェーン業界のアウトルック」

初めに、2013年から2019年までの中国におけるブロックチェーン業界の動きの説明を行いました。森園氏は、世界全体での仮想通貨の流通は中国の影響が非常に大きいとし、各国の政府の取り組みは中国が先駆けて取り組んできた部分に影響を受け始めてきているということ をTencent等の大手企業や中国政府の例を挙げながら解説しました。仮想通貨に対しては好意的ではない中国政府がブロックチェーン技術に対して行なってきた取り組みが徐々に国内外で浸透し始めてきていると主張し、2019年10月の習近平主席の発言を取り上げました。政府のブロックチェーンへ保守的な姿勢に起きた大きな変容は、国内を一気に動かし、その例として「中華人民共和国暗号法」やブロックチェーンアプリ「党への忠誠心」、「デジタル人民元(DCEP)」の紹介をしました。

また、デジタル人民元は国内外で大きなメリットがあるとし、国内では国家の統一的な管理、マネーロンダリングや詐欺等の防止、国外では人民元のグローバル化や米ドルの打破が起きると述べました。さらに今後は、金融やセキュリティ保護のみでなく、幅広い分野にブロックチェーンが活用される中で、最先端で既に進んでいるAlibabaの寄付プラットフォームやBaiduのブロックチェーンアプリゲーム、Tencentの電子領収書事業を取り上げました。

TEAMZとしては今後も、中国ブロックチェーン業界において中心的なポジションを保ちながら、日本企業の中国市場進出支援や中国パートナーとの連携を促進していくと宣言しました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/31083/41/resize/d31083-41-274817-1.jpg ]



■EMURGO Japan CEO 吉田洋介氏
「烏鎮カンファレンスレポートおよび、中国ブロックチェーン業界に関して」

冒頭で、習近平主席の発言後、起きた中国ブロックチェーン業界のポジティブなニュースを取り上げ、広州市によるブロックチェーン関連企業への約153億円の投資計画や中国銀行による中小企業支援のためにブロックチェーンを利用した約3,000億円分の債券発行等の紹介をしました。

次に、11月8日-9日にかけて行われた「Wuzhen Summit 2019」のレポートを行いました。今回のカンファレンスは「融合の無限性」をテーマに、ブロックチェーン技術の応用とローカライゼーション、最先端の技術開発など、業界のトレンドやヒットトピックついて論議されました。ブロックチェーン企業だけでなく、AlibabaやTencent等の中国トップ企業も多く参加した4,000人規模の巨大なイベントであり、非常に活気があったと述べました。また、「投資」をテーマとしたパネルディスカッションに登壇した吉田氏は、投資家やファンドの多さにも圧倒され、中国国内で盛り上がりを肌で実感していました。

中国国内では今後、ブロックチェーン単体ではなく、AIやIoT、ビックデータ等の新しい技術とブロックチェーンがいかに融合し、シナジー効果を生むかという点が重要視されていたと共有しました。また、大規模なサミットが何故、北京や上海でもなく、「烏鎮」で行われたのかという点に関しても自身の見解を述べました。烏鎮では、新しいブロックチェーンのユースケースに関するテスト環境を提供しており、AIとブロックチェーンを融合したプラットフォームにスマートコントラクトが採用されたことを紹介しました。その上で、烏鎮は今後の中国国内のブロックチェーンに関する動きがより明確に分かるのではないかと述べました。

EMURGO Japanとしては、スマートコントラクトのソリューションを通じた中国開拓等を行う予定です。
[画像4: https://prtimes.jp/i/31083/41/resize/d31083-41-173635-3.jpg ]



イベント終了後には、同会場にて交流会が行われました。TEAMZやEMURGOと事業連携を希望するプロジェクトや将来のブロックチェーン業界について熱く語る人々が多く見られました。

今後も世界各国で急激にブロックチェーンの社会導入が行われていくことが予測されます。複雑化していく社会において必要不可欠な情報共有の場を今後も提供していきます。TEAMZとともにブロックチェーンエコシステムの構築を目指していきましょう!
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