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エコマーク「ホテル・旅館」認証、世界大手予約サイトが参画するTravalystからサステナビリティ認証制度として承認




公益財団法人日本環境協会(所在地:東京都千代田区、理事長:新美 育文)のエコマーク事務局は、同協会が独自に制定した基準にもとづくホテル・旅館の認証が、世界大手OTA*などが参加するグローバルパートナーシップであるTravalystの「Certification Initiative」の基準に適合し、信頼性の高い宿泊施設のサステビリティ認証制度のリストに掲載されたことをお知らせします。
(*OTA: Online Travel Agent インターネット上のみで取引を行う旅行会社)
Travalystについて
2019年にサセックス公爵ハリー王子によって設立されたTravalyst(トラバリスト)は、旅行予約サイトや旅行業界におけるITソリューションを提供する世界的企業であるAmadeus、Booking.com、Expedia Group、Google、Mastercard、Sabre、Skyscanner、Travelport、Trip.com Group、Tripadvisor、Visaが参画している非営利のグローバルパートナーシップです。
Travalyst:https://travalyst.org/
Travalyst・Certification Initiativeについて
Booking.comが発表した調査**によると、旅行者の45%はサステナブルな宿泊施設により魅力を感じており、67%の旅行者はすべての旅行予約サイトが同じ認証制度や環境ラベル(以下、認証制度等)を使用することを望んでいることが分かりました。旅行者の意識の高まりとともに、サステナビリティに焦点を当てた宿泊施設の認証制度等が増えると、旅行者にとって混乱を招く一因にもなりかねません。

そこで、世界大手OTAなどが参画するグローバルパートナーシップであるTravalystは、信頼性が高い宿泊施設のサステナビリティ認証制度等を評価し、旅行業界が参考とすべき指標となるリストを作成する「Certification Initiative」を立ち上げました。このリストに掲載されるためには、Travalystが定めた厳しい3つの基準に基づき、独立した諮問委員会によるレビューを受ける必要があります。今回、エコマーク認定基準No.503「ホテル・旅館」基準にもとづく認証がTravalystに評価されました。
(**Booking.com「サステナブル旅行レポート2024」)

Certification Initiative:https://travalyst.org/work/certifications-initiative/ 
サステナビリティ認証制度等リストはこちらから確認できます。

今後の展開について
今後、TravalystのパートナーであるOTAなどが本リストに掲載されている認証制度を参考に、各旅行予約サイトに掲載されるホテルのサステビリティを評価することが期待されます


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/40964/41/40964-41-0a5bc5be515db52e1b0c714cb8cc7e0c-750x420.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Travalyst基準適合ロゴ

エコマークについて
国際標準化機構の規格ISO14024「タイプ1環境ラベル制度」に基づく認定制度で、公益財団法人日本環境協会が1989年より運営。環境への負荷が少ないなど、環境保全に役立つと認められる商品やサービスにつけられ、消費者が暮らしと環境の関係を考え、環境保全の面でより良い商品を選びやすくすることを目的としています。
2024年9月1日時点で、認定商品数は52,500点、認定取得企業は1,480。
「エコマーク」は、公益財団法人日本環境協会の登録商標です。



[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/40964/41/40964-41-2b303275517e93250d2d661372959ca5-1707x1280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
エコマーク

エコマーク認定基準No.503「ホテル・旅館Version2」
エコマーク認定基準No.503「ホテル・旅館Version2」は、規模や業態による多種多様な取り組みを評価するため、ポイント制による評価を採用。6つの評価カテゴリーからなる基準項目は、必須項目と選択項目で構成されており、25ポイント以上で認定となります。さらに、2ポイント以上を満たしたカテゴリーについて、下図のピクトグラムを施設内や宣伝広告に表示し、環境への取り組みを消費者にアピールすることができます。
2024年9月1日現在、122の宿泊施設が、エコマークの認定を取得しています。

6つの評価カテゴリーは下記のとおりです。認定を受けた施設には以下のエコマークが表示されます。
<評価カテゴリー>
1. おもてなしにおける環境配慮
2. 客室備品・設備の環境配慮
3. 廃棄物削減・リサイクル
4. 省エネルギー
5. 節水
6. 施設運営における全般的な環境配慮

認定基準や認定施設の一覧などについては、エコマーク事務局のウェブサイトで公開しています。
(https://www.ecomark.jp/service/hotel/)



[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/40964/41/40964-41-e60b830572632a879ac3ac1554df4637-862x863.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


<本件に関するお問い合わせ>
公益財団法人日本環境協会 エコマーク事務局 基準・認証課
〒101-0032 東京都千代田区岩本町1-10-5  TMMビル5階
TEL:03-5829-6284
https://www.ecomark.jp/contact/form/
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