今、注目すべきキュレーションメディアを分析
[16/03/09]
提供元:PRTIMES
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旅行系「RETRIP」、女性向け「Marble」が急成長
ネット行動分析サービスを提供する株式会社ヴァリューズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:辻本 秀幸)は、ネット行動ログとユーザー属性情報を用いたマーケティング分析サービス「VALUES eMark+」を使用し、キュレーションメディアの訪問者数を集計・分析しました。
【調査・分析概要】
全国のモニター会員の協力により、ネット行動ログとユーザー属性情報を用いたマーケティング分析サービス「VALUES eMark+」を使用し、2016年1月のネットユーザーの行動を分析しました。
※調査対象のキュレーションメディアは以下の条件で抽出
PC、スマートフォンともに2016年1月月間訪問者数が10万以上
PC:2015年2月〜7月と2015年8月〜2016年1月を比較して伸び率が高い上位10サイト
スマートフォン:2015年6月〜9月と2015年10月〜2016年1月を比較して伸び率が高い上位10サイト(但し、スマートフォンについてアプリは対象外)
※サイト訪問者数はPC、スマートフォンからの各WEBサイトへのアクセスを集計し、ヴァリューズ保有モニタでの出現率を基に、国内ネット人口に則して統計的に推測
※集計対象月は2016年1月(但し、訪問者推移はPC:2015年1月〜2016年1月、スマートフォン:2015年8月〜2016年1月)
●対象サイト一覧
[画像1: http://prtimes.jp/i/7396/42/resize/d7396-42-953180-7.jpg ]
【結果サマリ―】
◆PC、スマートフォンともに「Marble」が躍進。
キュレーションメディアが続々と登場している中、どのサイトが注目を集めているのでしょうか。今回はここ数ヶ月で訪問者数が急伸しているキュレーションメディアのサイト訪問者数について調査しました。まずPCで見てみると、旅行キュレーションメディアの「RETRIP」が2015年1月時点の訪問者数と比較すると10倍、「TravelBook」は20倍にまで成長していることが分かります。台湾や金沢など国内外の人気スポットやランチ、スイーツといったグルメ情報などのコンテンツが人気のようです。また、2015年1月時点でアクセスがなかった女性向けまとめサイト「Marble」が2015年4月頃から少しずつアクセス数を伸ばしており、2016年1月時点では「RETRIP」に迫る勢いにまで急伸しています(図1.)。スマートフォンでも同様に「Marble」が急伸しており(図2.)、注目すべきキュレーションメディアになっているようです。そして、2016年1月のデータでPCとスマートフォンの訪問者数を比較すると、スマートフォンがPCの倍以上となっており、キュレーションメディアはスマートフォンでより閲覧されていることが分かります。(図3.)。
[画像2: http://prtimes.jp/i/7396/42/resize/d7396-42-100404-6.jpg ]
[画像3: http://prtimes.jp/i/7396/42/resize/d7396-42-392136-2.jpg ]
◆スマートフォンは女性比率と20代比率が高い
次に、PCとスマートフォンで各サイトのユーザー属性を比較してみました。まずは性別で見てみると、スマートフォンでは女性比率が高いことが分かりました。女性はキュレーションメディアを閲覧するのにスマートフォンをよく利用していることが考えられます。また、車に特化した「Carcast」(PC)や、ゲームに特化した「GAMY」(スマートフォン)は男性比率が非常に高いことから、男性の嗜好性が読み取れます(図4.)。続いて年代別で見てみると、PCはどの年代のシェアもほぼ均等なのに対してスマートフォンは20代のシェアが高く、若い世代ほどキュレーションメディアで情報収集をするデバイスはスマートフォンがメインと言えそうです(図5.)。
[画像4: http://prtimes.jp/i/7396/42/resize/d7396-42-583541-8.jpg ]
[画像5: http://prtimes.jp/i/7396/42/resize/d7396-42-382161-5.jpg ]
◆他のサイトにない「MiddleEdge」の【あの頃ナウ】機能が滞在時間に影響
続いて平均滞在時間で見てみると、PCは記憶をくすぐる大人のWebメディア「MiddleEdge」が2番目の女性向け情報のまとめサイト「Jocee」と約2分の差をつけていました。「MiddleEdge」は他のサイトにない【あの頃ナウ】という機能(自分の年齢にあわせて、その年代の記事が検索できる)があり、この機能が滞在時間を増やしていると考えられます。また、スマートフォンはどのサイトも平均滞在時間が1分以上とPCと比較すると長めであることが特徴的でした。
[画像6: http://prtimes.jp/i/7396/42/resize/d7396-42-351599-3.jpg ]
◆「Marble」の併用率が人気を示す結果に
最後に、各サイトを閲覧しているユーザーが他のキュレーションメディアをどの程度閲覧しているかを示す【併用状況】を見てみました。(※軸となるサイトを100%として、他のキュレーションメディアとの閲覧併用状況を集計。)PCでの閲覧ユーザーは「RETRIP」を併用している割合が高いことがわかります。また、「Marble」も比較的併用されやすいサイトであることが伺えます。特にマネーやビジネス情報を扱う「Monkey」を閲覧しているユーザーは「RETRIP」の併用率が47%と約半数いることから、親和性が高いことが考えられます。
スマートフォンの閲覧ユーザーで見てみると「Marble」と、欲しいモノや体験について調べるサイト「KAUMO」がよく併用して閲覧されており、「Marble」はPCと同様にスマートフォンでも人気があることが伺えます。また、美しくなりたい女子向けサイト「美人部」を閲覧しているユーザーは「Marble」(併用率39%)以外にも「KAUMO」(併用率48%)も併用して閲覧しており、特に【20代女性】は他の年代と比較すると3つのサイトの併用率が高くなっており、特定のファンを取り込めていることが読み取れます(図6.)。
[画像7: http://prtimes.jp/i/7396/42/resize/d7396-42-184094-4.jpg ]
[画像8: http://prtimes.jp/i/7396/42/resize/d7396-42-185050-1.jpg ]
■株式会社ヴァリューズについて
株式会社ヴァリューズは、マーケティングノウハウとIT先端技術を活用して、新たな市場価値の創造をサポートする、事業成長支援企業です。モニター会員の協力により、行動ログとデモグラフィック(属性)情報を活用した次世代マーケティング手法「VALUES eMark+」(ヴァリューズ イーマークプラス)サービス提供のほか、経営課題のコンサルティングから、課題解決、販売促進の支援まで、独自のノウハウとソリューションで多くの企業を支援しています。
株式会社ヴァリューズ ホームページ
http://www.valuesccg.com/
ネット行動分析サービスを提供する株式会社ヴァリューズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:辻本 秀幸)は、ネット行動ログとユーザー属性情報を用いたマーケティング分析サービス「VALUES eMark+」を使用し、キュレーションメディアの訪問者数を集計・分析しました。
【調査・分析概要】
全国のモニター会員の協力により、ネット行動ログとユーザー属性情報を用いたマーケティング分析サービス「VALUES eMark+」を使用し、2016年1月のネットユーザーの行動を分析しました。
※調査対象のキュレーションメディアは以下の条件で抽出
PC、スマートフォンともに2016年1月月間訪問者数が10万以上
PC:2015年2月〜7月と2015年8月〜2016年1月を比較して伸び率が高い上位10サイト
スマートフォン:2015年6月〜9月と2015年10月〜2016年1月を比較して伸び率が高い上位10サイト(但し、スマートフォンについてアプリは対象外)
※サイト訪問者数はPC、スマートフォンからの各WEBサイトへのアクセスを集計し、ヴァリューズ保有モニタでの出現率を基に、国内ネット人口に則して統計的に推測
※集計対象月は2016年1月(但し、訪問者推移はPC:2015年1月〜2016年1月、スマートフォン:2015年8月〜2016年1月)
●対象サイト一覧
[画像1: http://prtimes.jp/i/7396/42/resize/d7396-42-953180-7.jpg ]
【結果サマリ―】
◆PC、スマートフォンともに「Marble」が躍進。
キュレーションメディアが続々と登場している中、どのサイトが注目を集めているのでしょうか。今回はここ数ヶ月で訪問者数が急伸しているキュレーションメディアのサイト訪問者数について調査しました。まずPCで見てみると、旅行キュレーションメディアの「RETRIP」が2015年1月時点の訪問者数と比較すると10倍、「TravelBook」は20倍にまで成長していることが分かります。台湾や金沢など国内外の人気スポットやランチ、スイーツといったグルメ情報などのコンテンツが人気のようです。また、2015年1月時点でアクセスがなかった女性向けまとめサイト「Marble」が2015年4月頃から少しずつアクセス数を伸ばしており、2016年1月時点では「RETRIP」に迫る勢いにまで急伸しています(図1.)。スマートフォンでも同様に「Marble」が急伸しており(図2.)、注目すべきキュレーションメディアになっているようです。そして、2016年1月のデータでPCとスマートフォンの訪問者数を比較すると、スマートフォンがPCの倍以上となっており、キュレーションメディアはスマートフォンでより閲覧されていることが分かります。(図3.)。
[画像2: http://prtimes.jp/i/7396/42/resize/d7396-42-100404-6.jpg ]
[画像3: http://prtimes.jp/i/7396/42/resize/d7396-42-392136-2.jpg ]
◆スマートフォンは女性比率と20代比率が高い
次に、PCとスマートフォンで各サイトのユーザー属性を比較してみました。まずは性別で見てみると、スマートフォンでは女性比率が高いことが分かりました。女性はキュレーションメディアを閲覧するのにスマートフォンをよく利用していることが考えられます。また、車に特化した「Carcast」(PC)や、ゲームに特化した「GAMY」(スマートフォン)は男性比率が非常に高いことから、男性の嗜好性が読み取れます(図4.)。続いて年代別で見てみると、PCはどの年代のシェアもほぼ均等なのに対してスマートフォンは20代のシェアが高く、若い世代ほどキュレーションメディアで情報収集をするデバイスはスマートフォンがメインと言えそうです(図5.)。
[画像4: http://prtimes.jp/i/7396/42/resize/d7396-42-583541-8.jpg ]
[画像5: http://prtimes.jp/i/7396/42/resize/d7396-42-382161-5.jpg ]
◆他のサイトにない「MiddleEdge」の【あの頃ナウ】機能が滞在時間に影響
続いて平均滞在時間で見てみると、PCは記憶をくすぐる大人のWebメディア「MiddleEdge」が2番目の女性向け情報のまとめサイト「Jocee」と約2分の差をつけていました。「MiddleEdge」は他のサイトにない【あの頃ナウ】という機能(自分の年齢にあわせて、その年代の記事が検索できる)があり、この機能が滞在時間を増やしていると考えられます。また、スマートフォンはどのサイトも平均滞在時間が1分以上とPCと比較すると長めであることが特徴的でした。
[画像6: http://prtimes.jp/i/7396/42/resize/d7396-42-351599-3.jpg ]
◆「Marble」の併用率が人気を示す結果に
最後に、各サイトを閲覧しているユーザーが他のキュレーションメディアをどの程度閲覧しているかを示す【併用状況】を見てみました。(※軸となるサイトを100%として、他のキュレーションメディアとの閲覧併用状況を集計。)PCでの閲覧ユーザーは「RETRIP」を併用している割合が高いことがわかります。また、「Marble」も比較的併用されやすいサイトであることが伺えます。特にマネーやビジネス情報を扱う「Monkey」を閲覧しているユーザーは「RETRIP」の併用率が47%と約半数いることから、親和性が高いことが考えられます。
スマートフォンの閲覧ユーザーで見てみると「Marble」と、欲しいモノや体験について調べるサイト「KAUMO」がよく併用して閲覧されており、「Marble」はPCと同様にスマートフォンでも人気があることが伺えます。また、美しくなりたい女子向けサイト「美人部」を閲覧しているユーザーは「Marble」(併用率39%)以外にも「KAUMO」(併用率48%)も併用して閲覧しており、特に【20代女性】は他の年代と比較すると3つのサイトの併用率が高くなっており、特定のファンを取り込めていることが読み取れます(図6.)。
[画像7: http://prtimes.jp/i/7396/42/resize/d7396-42-184094-4.jpg ]
[画像8: http://prtimes.jp/i/7396/42/resize/d7396-42-185050-1.jpg ]
■株式会社ヴァリューズについて
株式会社ヴァリューズは、マーケティングノウハウとIT先端技術を活用して、新たな市場価値の創造をサポートする、事業成長支援企業です。モニター会員の協力により、行動ログとデモグラフィック(属性)情報を活用した次世代マーケティング手法「VALUES eMark+」(ヴァリューズ イーマークプラス)サービス提供のほか、経営課題のコンサルティングから、課題解決、販売促進の支援まで、独自のノウハウとソリューションで多くの企業を支援しています。
株式会社ヴァリューズ ホームページ
http://www.valuesccg.com/