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働く女性がイキイキ活躍できる環境や働き方を考えるキャリアイベント「Women’s Career Cafe」を初開催

ユニークな働き方を進める4社で活躍する女性社員が、社内制度とキャリアの歩みを紹介!

株式会社LiB(東京都渋谷区/代表取締役CEO:松本洋介、以下LiB)が運営する、女性のライフキャリアステージに合わせた働き方をサポートする転職サービス「LiBzCAREER」は、2019年5月27日(月)、働く女性に向けたキャリアイベント「Women's Career Cafe」を初めて開催いたしました。女性も働きやすいようユニークな働き方を進めている4社((株)オークローンマーケティング、(株)サニーサイドアップ、(株)サイバーエージェント、(株)LiB)で活躍する女性が各社の取組事例を紹介した後、トークセッション形式でそれぞれのキャリアの歩み方について語りました。参加者からの質疑も盛り上がり、大盛況のうちに終了いたしました。




[画像1: https://prtimes.jp/i/10727/43/resize/d10727-43-793124-6.jpg ]

以下、当日のイベントの様子です。

■第1部:働きやすさを追求する各社のユニークな取組み
第1部では、女性が活躍しやすくなるよう、ユニークな制度を構築している4社が、導入のきっかけや導入後の効果、利用者の声をお話しました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/10727/43/resize/d10727-43-174918-5.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/10727/43/resize/d10727-43-562159-2.jpg ]

「LiBで実践するライフスタイルや価値観に合わせた働き方」(株)LiB 永井裕美子
社員がイキイキ働けるよう、男性も女性も、家庭と仕事を両立できる働き方を応援しています。一例として、夫の単身赴任を機に、時短勤務から週4勤務に切り替えた女性社員や、週5フルリモートで勤務しながら家族の看護と両立しながら働く男性社員もいます。ファミリーサポートにも積極的に取り組んでおり、キッズルームを設備しいつでも子連れ出勤ができたり、年に数回ファミリーデイを開催したりしています。また、「37.5リモート」という制度を実施しています。お子さんが37.5度以上の熱を出したら、そのタイミングでリモートワークに切り替えられというものです。社内のチャットツールで、「本日、375使います。」「お大事にね!」といったやりとりがされています。変に気を遣うこともなく、制度を利用できることも特徴です。

「全社員が活躍できる環境構築を目指す。全員が活用できる制度であるか、という視点での制度づくり」(株)オークローンマーケティング 稲垣みずほ氏
女性に特化しているわけではなく、全社員が活用できる制度であるか、という視点で制度をつくっています。
代表的な社内制度は、「SJマイタイム」という独自のスーパーフレックス制度があります。この制度は始業終業の時間を対象者本人が決めることができ、さらに1ヵ月の労働時間が120時間を満たせば、100%労働したとみなされます(一般的な企業では1日8時間×20出勤日=160時間が1ヶ月の総労働時間と定めることが多い)。労働時間ではなく成果重視で評価されることや多様性を重んじるカルチャーが根付いているからこそ、制度導入ができています。業務の効率化、パフォーマンスの向上の効果もあります。マネジメントの視点からも、チームメンバーの業務可視化や、お互いの業務を把握・サポートするため、コミュニケーション活性化につながりました。また、効率的に働くことよりできた“新たな時間“は、ヨガ・ジムなどのリフレッシュの時間にしたり、家族と過ごす時間にあてたりと、公私両方の充実に良い影響をもたらしています。

「女性がより安心して自分らしい生き方ができるようにバックアップしたい、という想いから生まれた『Dear Woman制度』」(株)サニーサイドアップ 谷村江美氏
企業名にある「サニー」にちなみ、「32の制度」というユニークな制度があります。どんなライフステージ、ライフスタイルのメンバーでも、積極的に利用できることをモットーに考案しました。健康診断がオールAなら32,000円が支給される「A身体(エーカラダ)制度」や、実際にプロポーズのために活用され成功した「恋愛勝負休暇」という幸せな事例もあります。2015年7月には、卵子凍結費用の一部を会社が負担するという「Dear WOMAN制度」を導入しました。日本企業として初めての制度で、対象者には費用総額の30%を負担しています。働き方だけでなく「生き方」の選択肢を増やすことで、より安心して自分らしい生き方ができるようにバックアップしたいという思いが込められています。この2年で2名活用、検討中社員も多数います。

「十人十色の働き方を応援する全社・女性横断組織」(株)サイバーエージェント 簑田咲氏
「CAramel」は、「沢山の女性社員がカラメル(絡める)場をつくる」をミッションとしています。会社の成長に伴い、さまざまなフェーズの女性社員が増えてきたタイミングで、きちんと成果を出しながら自分らしく活躍している新しいロールモデルを増やしていこうというと発足した女性横断組織です。
ニーズが多かったのは、同じ職種同士での交流や、普段業務ではかかわることのない先輩女性社員の話を聞く機会。そこで、「CARA-MESHI(絡める飯)」という、女性限定のシャッフルランチの企画運営や、CAramelの社内報を通しての活動報告、外部講師を招いてのセミナーを実施し、すべて非常に好評でした。女性社員のみならず全社に向けてポジティブな影響をつくることを目指しています。


■第2部:多様なキャリアの歩み方を紹介
第2部では、キャリアアップをする際に大切にしていること、仕事とプライベートを充実させる工夫について、トークセッションを行いました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/10727/43/resize/d10727-43-593123-3.jpg ]

Q:キャリアアップをする際に大切にしていることは何ですか?
稲垣氏「キャリアアップより、スキルアップや知識のアップデートを大切にしています。会社がどんどん成長していく中で、今必要なスキルをどれだけ所有することができるかを考え、『これができるようになったら、必要な人材として認めてもらえる』という感じで日々業務に取り組んでいます。」

谷村氏「自分自身も成長しながら貢献できる領域を広げたり進化していきたいという思いで、「今日をまず頑張る」ことを意識してきました。2度の出産後も、育休は取らず在宅勤務で復帰。キャリアアップを意識したことはあまりないですが、『本当に仕事が好きなんだね』とよく言われます。」

簑田氏「私はキャリアアップを明確に意識してきました。30歳までに事業責任者のようなポジションに就くことを目指しているので、常に成長できる環境に自分を置けているかを大事にしています。「失敗してでも、常に身の丈以上のジョブサイズに挑戦する」ことを忘れず、常に上司の目線で仕事ができているかを大切にしています。」

永井「ライフプランはありますが、キャリアプランは考えたことはありません。自分が興味があること、貢献できることは何かを常に意識してきました。難しいと思うチャレンジも、何か特別な理由がない限り断らないというスタンスで、自分よりもまず、上司やその仕事を任せてくださった方を信じることにしています。」

Q:仕事とプライベートを充実させる工夫は何ですか?
稲垣氏「仕事とプライベートのスイッチをしっかり作るようにして、会社を出たらなるべく仕事のことを考えないことにしています。会社では旧姓を使っているので、仕事とプライベートで苗字が違うのも良いスイッチになっています。」

谷村氏「忙しい社長直下で働いているので、私は逆に、仕事とプライベートを区切りすぎないことがモットーです。オン・オフという発想をなくし、いつ連絡が飛び込んできても大丈夫なようにしています。育児も、仕事中に対応が必要なことが多々ある。柔軟に「公私融合」で臨むのが、ストレスを溜めない私流の両立スタイルです。」

簑田氏「仕事が好きだからこそ、仕事以外の時間をつくることは意識しています。インドア、アウトドアを含め、土日は楽しみな予定を入れ、平日も、漫画やドラマ、読書など、30分でもいいので何かしら仕事以外の時間を作るようにしています。」

永井「仕事もプライベートの趣味も家事も、私にとっては全部同じくらい楽しいことです。それぞれを切り分けて考えたりすることはありません。すべてを楽しめるよに、健康には常に気をつけています。私の場合、趣味で高い目標を掲げすぎて、それがストレスになることも(笑)。うまくコントロールして自分らしく楽しんでいます。」


■質疑応答

[画像5: https://prtimes.jp/i/10727/43/resize/d10727-43-426590-4.jpg ]



Qどうしても会社に行きたくない時の乗り越え方はありますか?
簑田氏「自分で悩みすぎずに、信頼できる誰かに相談をすることが大切だと思います。私の場合は、仕事で上手くいかなかったときに上司に相談し、最適なアドバイスをもらえたことで、やり方が変わり前向きな気持ちになれました。」

永井「仕事の準備不足が理由の時には、仕事を頑張る!仕事のプレッシャーは仕事で勝つように意識しています。人間関係が理由の時は、人間観察をするつもりで、なぜこの人はこういう考えをするのだろうと客観視するよう心がけています。人事という職種から相手の態度を違う角度で考えて乗り越えるようにしています。」

Q専門性がないのが悩み。ずっとこの仕事でいいのかな…と迷った時の対処法はありますか?
稲垣氏「ターニングポイントはマネージャー(管理職)に昇格したときです。自分個人の業務の達成だけではなく、チームメンバーが育つことに喜びを感じましたし、結果的に商品が売れていく経験を通して、新たなやりがいを感じました。」

谷村氏「私も同じ悩みがあったので共感します。特別にやりたいことへのこだわりがない中で、「人の役に立ちたい」ということだけは常に考えていました。そういう自分を認めた上で、今は「究極のジェネラリスト」を目指したいと思っています。」

今後もLiBzCAREERでは、女性の働き方やキャリアについてのイベントを定期的に開催していきます。

【開催概要】
日時:2019年5月27日(月)19:30~21:30
場所:株式会社オークローンマーケティング(ショップジャパン)
(東京都港区虎ノ門一丁目23番1号 虎ノ門ヒルズ森タワー21階)
主催:LiBzCAREER(https://libinc.jp/

【登壇者】
株式会社オークローンマーケティング(ショップジャパン)
Core Brand Dept. Director 稲垣みずほ 氏
米国ウィノナ州立大学(マスコミュニケーション専攻)を卒業後、2004年に新卒で通販ブランド「ショップジャパン」を運営する、株式会社オークローンマーケティングに入社。入社後2年間、同社のコールセンター事業部にてインバウンド・アウトバウンド業務に従事したのち、おきかえダイエット商品「ヒルズダイエット」のブランドマネージャーを6年間に渡り務める。2016年より寝具ブランド「トゥルースリーパー」のマーケティング責任者を歴任、ビジネスの伸長に貢献してきた。さらに2018年より、家庭用EMS機器「スレンダートーン」のマーケティングおよび両プロダクト開発部門を統括。プライベートでは、2013年に結婚。年に1回は長期休暇を取得し、主人と旅行に行くのがライフワーク。

株式会社サニーサイドアップ
社長室副室長 谷村 江美 氏
1981年高知県生まれ。上智大学部外国語学部英語学科を卒業後、新卒で経営コンサルティング会社に入社し、中小企業のコンサルティングを担当。2009年にPR会社サニーサイドアップに入社。同社のスペシャリストマネジメントや新規事業開発部署にて新規ブランド推進事業立ち上げなどに携わった後、2016年から社長室に。
社長室では、社長副室長という管理職の立場から、主に新規ビジネスの開拓や自社の企業広報・ブランディングを担当。「たのしいさわぎをおこしたい」をスローガンに掲げる同社の根幹を“社長の右腕”として影で支えている。プライベートでは、7歳と3歳になる娘の育児に日々奮闘中。

サイバーエージェント株式会社
インターネット広告事業本部 第二本部局長 簑田 咲 氏
2013年、サイバーエージェント新卒入社。
1年目より、インターネット広告事業本部にてリスティング広告を専門的に扱う営業部署に従事。2年目で女性最年少マネージャー、5年目より営業局長として10〜15名のマネジメントを担当。また、20代の若手社員活性化組織「YMCA」の幹部や、女性横断組織「CAramel」の一員として組織全体の活性化にも携わるなど、事業と組織の両軸で全社に貢献している。

株式会社LiB
副社長 永井 裕美子
1981年、富士ゼロックスに営業として入社。企業派遣でコーネル大学産業労働関係学修士課程を修了後、人材育成、人事企画に従事。2001年、外資系企業に転職し、GEキャピタルリーシング、エルメスジャポン、アボットなどで人事執行役員やリージョナルHRディレクターを歴任。グローバル事業を人事組織面で牽引するとともに女性マネジャーの育成や障がい者雇用にも尽力してきた。2014年に非営利セクターに転じ、企業のCSR活動を推進。2019年株式会社LiB副社長就任。NPOのアドバイザーとして活動するとともに、キャリアに関する講義、営利・非営利分野の女性リーダーのメンタリングなども積極的に行っている。
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