「ART IN THE OFFICE 2013」選出作品が完成
[13/07/22]
提供元:PRTIMES
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マネックス証券株式会社(以下「マネックス証券」)の「ART IN THE OFFICE」プログラムにおける本年度の選出作品、野原万里絵(のはらまりえ)氏の「Work in progress」が、この度マネックス証券本社オフィス内に完成いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。
「ART IN THE OFFICE」は、2008 年より当グループが社会文化活動の一環として開始したプログラムで、本年度は108 点の応募作品案から野原氏の作品案が選出されました。
(写真 1.)「ART IN THE OFFICE 2013」作品野原万里絵「Work in progress」(部分)
(写真 2.)作品が展示されているプレスルーム外観
1.完成作品およびアーティストについて
(1) 作品「Work in progress」について
「Work in progress」は2 週間の制作期間中に野原氏が感じたマネックス証券のイメージから着想を得て制作された本プログラムのためのオリジナル作品です。野原氏の制作スタイルは、他人から得たモチーフや物体の線などを組み合わせて作品を構成していくことに特徴があります。本作品で額縁から飛び出て展開されるモチーフは全て、期間中に開催したワークショップでのマネックス証券社員との交流を通じて得られた「社員の持つマネックス証券のイメージ」や「社内にある物の形」を基に作成されたものです。
(2) 野原万里絵氏プロフィール
1987 年大阪府生まれ。2012 年Royal College of Art (London)交換留学。京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻油画修了。「アートアワードトーキョー丸の内2013」にてフランス大使館賞、オーディエンス賞を受賞。若手芸術家・キュレーター支援企画「1floor 2013」入選。油彩で絵画を描く際の曖昧なプロセスを細かく分解し、他人の意志や偶然性を用いながら、プロセスに個人的なルールを設けて絵画を描くことを試みている。作者の意志をなるべく排除することで起こる予測不可能なことを作者自身が受け入れることによって、作者の意志とは、作品とは何かということを問いながら制作している。
(3) 野原万里絵氏コメント
私の制作は、与えられた場所によって形態を変化させ、その場所・人とのコミュニケーションを通して絵画を描くことを目指してきました。今回のプログラムでも、会社のプレスルームという私には馴染みのない場所でしか得られない体験をもとに制作できたことをとてもうれしく思います。
今回実施したワークショップでは、社員のみなさんからマネックスのイメージや色、形などをお伺いし、最終的に作品の中にそのアイデアを取り込みました。参加してくださった方すべての形が、作品の中のどこかに隠れてあります。社員のみなさんとのコミュニケーション、オフィスでの作品制作、全てが普段とまったく異なった環境で、とても刺激的な2週間でした。社員のみなさんと共に制作出来たことは、作品のアイデアの発展にもつながり、貴重な経験をさせていただきました。
「Work in progress」とは、取組中、作業中、完成していないことを意味しています。今の私の制作スタイルとマネックス証券の「一歩先の未来の金融の創造」というスタイルを重ねあわせて表現しました。1 年間の展示を通して、社員や来客のみなさまに愛されるような作品になればと思います。
2.「ART IN THE OFFICE」プログラムについて
本プログラムは、コンテンポラリー・アートの分野で活動する新進アーティストの支援を目的として、NPO 法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]の運営協力を得て2008 年よりマネックスグループ株式会社が開始し、2010 年以降マネックス証券が企画・主催しております。
広く作品案を公募し、5 名の審査員によって選出された1 名のアーティストがマネックス証券本社内の会議室にて作品を制作、完成後およそ1 年間、会議室をその作品発表の場として提供するプログラムです。
昨年 2012 年には、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2012 年度グッドデザイン賞」(G マーク)を「展示会・見本市」のカテゴリーで受賞いたしました。
過去の本プログラム作品および本年度プログラムの詳細につきましては、マネックス証券ウェブサイト(http://www.monex.co.jp)をご覧ください。
以 上
【マネックス証券株式会社について】
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第165 号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会