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【個人投資家291人に調査】株主優待は投資判断の重要ファクター!74.9%が「保有継続に影響」と回答

株式投資家の株主優待に対する考え方とは?




テクニカル分析専門サイト『テクニカルブック』は、株式投資家の株主優待に対する考え方を調査する目的で、現在、株式投資を行っている20歳以上の男女291名を対象にアンケートを行いました。本調査からは、投資判断における株主優待の影響力の大きさが見えてきました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/10844/45/10844-45-3463a3cbf7e976093ae8c85b103b75de-1920x1280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


調査サマリー
今回の調査結果に関する概要は以下の通りです。
1.株主優待銘柄を保有している投資家は69.1%
2.株主優待の内容を重要と考える投資家は69.8%
3.株主優待を意識する投資家でも「優待クロス(つなぎ売り)」を行うのは20.7%だけ
4.株主優待が、業績悪化/株価下落時の保有継続の判断に影響する投資家が74.9%

※本調査を使用する場合は、出典元として以下をご記載ください。以下の調査結果ページでは、本調査に関する全ての情報を確認できます。
サイト名:テクニカル分析の解説サイト『テクニカルブック』
URL:https://ad-van.co.jp/technical/article/survey-shareholder-benefit-facts/
詳細を見る

調査の実施概要
調査機関 :自社調査
調査方法 :インターネット調査(株式会社ジャストシステム「Fastask」)
対象エリア:日本全国
対象者  :現在、株式投資を行っている20歳以上の男女
調査期間 :2024年5月30日〜2024年6月5日
有効回答 :291名

主な調査結果
1.株主優待銘柄を保有している投資家は69.1%
次のグラフは、保有銘柄のうち株主優待のある銘柄の割合を質問した結果をまとめたものです。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/10844/45/10844-45-937ff4884ea0f67b00cc73bc6d1aa93f-1920x1280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


「0%(保有していない)」と回答した人は27.1%にとどまる一方で、保有していると回答した人(「1/4未満」〜「3/4以上」の合計)は69.1%に上りました。多くの個人投資家が、何かしらの株主優待を受け取っていることが分かります。

保有銘柄における株主優待銘柄の割合は、「1/4未満」が27.5%で最も多く、株主優待銘柄を少しだけ保有している人が多いようです。ただし、「3/4以上」も13.1%と決して少ない数ではなく、株主優待銘柄を積極的に選択している個人投資家が一定数存在していることも読み取れます。

2.株主優待の内容を重要と考える投資家は69.8%
次に、株式の購入において株主優待の内容をどの程度重要視するか質問した結果です。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/10844/45/10844-45-1380ac7454e18ef83aeae7bda3bc9a8f-1920x1280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


「やや重要」と回答した人が非常に多く43.0%で、これに「非常に重要」が26.8%、「あまり重要ではない」が25.8%で続くという結果となりました。「全く重要ではない」と回答した人はわずか4.5%にとどまっています。

「非常に重要/やや重要」と回答した人を合計すると69.8%となっており、株式の購入判断において株主優待の内容も意識している人が多いことがうかがえます。

3.株主優待を意識する投資家でも「優待クロス(つなぎ売り)」を行うのは20.7%だけ
「優待クロス(つなぎ売り)」は、リスクを抑えて株主優待を取得するための投資手法です。
権利付最終日までに同じ銘柄/同じ株数/同じ株価で現物買いと信用売りを同時に行い、株価変動リスクを抑えながら株主優待の権利を得ることを狙います。

前項で株主優待について「非常に重要/やや重要」と回答した人を対象に、この優待クロスの取り組み状況を質問した結果が以下のグラフです。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/10844/45/10844-45-f710d1383ae73f55964e4371ae066016-1920x1280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


「知っており、実際に行ったことがある」と回答した人は20.7%にとどまり、大半の人が実施したことがないという結果になりました。また、「始めて聞いた」は30.5%、「聞いたことはあるが、よく知らない」は18.2%で、優待クロスについてよく理解していない人が48.8%と約半数に上っています。

このように、株主優待を重要視している人であっても、優待クロスのようなテクニックに対する認知度が高いとはいえず、実践している人も限られているようです。

4.株主優待が、業績悪化/株価下落時の保有継続の判断に影響する投資家が74.9%
次のグラフは、株主優待が満足する内容であれば、悪い状況であっても保有継続しようと考えるか質問した結果をまとめたものです。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/10844/45/10844-45-c2a68cc30dffdf87b9ee233a2e5ae2f4-1920x1280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


「強く思う」と回答した人は14.8%、「それなりに思う」と回答した人は60.1%で、両者を合計すると74.9%に上ります。株主優待だけで保有継続の判断を行う人は少ないと考えられますが、一定の影響を与える可能性は十分にあるといえるでしょう。

企業が株主優待を行う目的のひとつとして、個人の安定株主を増やすことが挙げられます。この結果からは、株主優待の内容を慎重に検討し、株主の満足度を向上させることの重要性がうかがえます。

まとめ
今回の調査結果をまとめると以下の通りです。
- 多くの株式投資家が、何かしらの株主優待を受け取っている
- 多くの株式投資家が、株式の購入判断において株主優待の内容を意識している
- 株主優待を意識する人でも、優待クロスなど手法に対する認知度や実践度が高いとはいえない
- 満足度の高い株主優待は、個人投資家の安定株主化を促進する可能性がある

この結果からは、株主優待は多くの個人投資家が意識している重要な要素であり、投資判断にも影響を与えていることがわかります。企業にとって株主優待は、個人投資家を引きつけ、長期的な関係を構築するための有効な手段のひとつといえるでしょう。

本調査の結果を踏まえて『テクニカルブック』は、投資に興味のある人が正しい知識を身に付けていくことができるように、有用な情報提供に尽力してまいります。

なお『テクニカルブック』では、引用可能な補足情報やアンケートデータ、グラフ画像等を公開しておりますので、併せてご活用ください。

※本調査を使用する場合は、出典元として以下をご記載ください。以下の調査結果ページでは、本調査に関する全ての情報を確認できます。
サイト名:テクニカル分析の解説サイト『テクニカルブック』
URL:https://ad-van.co.jp/technical/article/survey-shareholder-benefit-facts/
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『テクニカルブック』について
『テクニカルブック』は、テクニカル分析に関する実践的な情報を提供する専門サイトです。初心者から上級者まで幅広い層のトレーダーに有益な情報を提供するために、投資のプロから監修を受けています。
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所在地 :東京都品川区西五反田1丁目2-10 CIRCLES五反田11階
設立  :2010年7月12日
代表者 :田中勇輝
事業内容:自社サービス事業、集客支援事業、インターネット広告配信・効果測定業、インターネット関連のコンサルティング
会社ホームページ :https://ad-van.co.jp/
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