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法定雇用率の2.5%を機に考える!経営者からみる「障害のある方と働く現場について」のオンラインセミナーを開催<4月13日実施レポート>




障害者向けの保険を取り扱う専門保険会社、ぜんち共済株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:榎本重秋)は、4月13日(土)に有限会社奥進システム代表の奥脇 学氏に登壇いただき、経営者からみる「障害のある方と働く現場について」のオンラインセミナーを開催しました。当日の様子をレポートします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12821/45/12821-45-6febc84cd5a4237e181f949480a53098-569x321.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

▼開催背景
2024年4月より民間事業主における障害者雇用率2.5%への引き上げ、来年4月には除外率の引き下げが予定されているなか、企業においては雇用の拡大を進められるかが喫緊の課題となっています。
従業員10人中9人に障害があり、実質的な雇用率が100%に達している有限会社奥進システムの奥脇代表に登壇いただき、組織運営のポイントや雇用現場における様々な工夫、取り組みを知っていただき、障害者雇用への関心を高める目的で本セミナーを開催しました。

▼開催概要
日時  :2024年4月13日(土)10:00〜11:45
参加費 :無料
視聴方法:YouTubeライブ
登壇者 :有限会社奥進システム 代表取締役 奥脇 学
申込者数:651名
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12821/45/12821-45-acb3cc4d1bf4498c0eb4690e710f4ceb-572x289.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

▼当日の様子
1.会社紹介
奥脇氏より、有限会社奥進システムの基本理念、経営理念についてご説明いただきました。基本理念は、「私たちと、私たちに関わる人たちが、とても幸せと思える社会作りをめざしている」こと。経営理念の「進取」は 従来の慣習にこだわらず進んで新しいことをしようとする意味で古いもので良いものは守り悪いものはどんどん新しいものにしていこうとしていること、そして、同社の障害者雇用推進の主軸になる理念が「奉仕」であることをご説明いただきました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12821/45/12821-45-197b07d1bfe0597a97b526fc5d12dcf4-569x310.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

2.障害者の雇用について
我が国における障害者雇用の歴史、先駆事例、雇用率の制度についてご説明いただきました。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12821/45/12821-45-3fe893e046d59bdfa17125f75de42ddd-1125x326.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

3.障害のある方と働く現場について
マネジメントする側からすべきポイントを明示いただきました。
・合理的配慮を提供できる環境を会社の中でいかに整備するか
・心理的安全性の高い職場づくりを目指す
・障害特性に応じた指示の仕方について配慮・工夫をする
・その人に合った対応業務を見つけて従事してもらう
・体調に応じた柔軟な業務体制の構築

障害者が働きやすい職場を目指しているわけではなく、同社の基本理念である「私達と私達に関わる人たちがとても幸せと思える社会作り」で動いており、職場の中でも幸せを感じてもらうため、みんなが働きやすい職場作りを行っているとご説明いただきました。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12821/45/12821-45-c9e2100bfe99fbe0db576757ec7d51b8-557x330.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

4.奥進システムの働き方(事例)
とても大事にしていること ⇒ 「仕組みづくりと個別対応」
ここで言う「仕組みづくり」とは、会社の組織や業務における仕組みを整えることを指します。これにより、社員が長期間にわたって安心して働き続けられる環境を作ることが目標です。

大事にしているポイント
・就業規則などの整備
変形労働時間、時間有給、短時間勤務、在宅勤務、リハビリ復職規程等の整備を行なっています。
障害者雇用でよく失敗するケースは、既存の仕組みにない事項を特別扱いしてしまうケースがあります。
働きやすい職場の仕組みをまず作り、仕組みの中でどのように働けるか、仕組みで対応できない場合は対応策を考えるというのがマネジメントに従事する者が考えるべきことです。

・30分ルール・4分の3ルール
(30分ルール)
調べ始めて30分が経過しても解決策が見つからない場合、必ず上長に相談するというものです。質問をするタイミングがわからない、どこで切り上げていいかわからないというのを阻止する目的となります。

[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12821/45/12821-45-7406a7bd99a8621f42d452c1e2a71617-571x323.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

(4分の3ルール)
渡された仕事の納期までの時間が4分の3経過し、仕事が間に合わない場合はきちんと報告するルールです。
報告する時期を明確に決めることで、その人に対してアプローチする目的があります。

・ツール
チャットツールやタスク管理ツール等、働きやすくなるツールを活用しながら、いかにやっていくかを整備する仕組みの構築を行います。

▼参加者の声
・特別扱いせずに制度を作り対応するというのが、とても印象的でした。
・合理的配慮を裏打ちする仕組み作りの大切さを学びました。
・障害のある方に対して特別視した配慮ではなく、皆さんに働きやすい配慮をする考えに共鳴しました。障害のあるなしに関らず自分の所属する組織でも検討し得るものと受け止めました。
・1/2ルール、 3/4ルール 誰にも使えるものだと思います。具体性があって、発達障害の方にわかりやすいと感じました。
・“みんなが”の視点は職員にも常に伝えている言葉ですが、本日の話を参考にさせていただきながら、コツコツと実践して実感できればと思います
・具体的に一つ一つ問題点をクリアにしているという企業があることがわかっただけでも、今後の就労に対して希望が少し持てるようになりました。
・心理的安全性の高い職場づくりも、ずっと大切にしているので、今回の奥脇様のお話は、 個人的にも響くものが多くありました。こういう職場づくりができていくと、障がいのあるなしに関わらず、生き生きと働ける会社になるだろうな、というマインドセットができました。▼ぜんち共済が目指すもの
今後もオンラインセミナー等の情報提供を通じて関係者の皆様の理解を深め、誰にも優しい社会の創造を目指してまいります。

ぜんち共済ホームページ
https://www.z-kyosai.com/
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