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『TOUCHING TALES Alcantara(R) Experience(心に触れる物語: アルカンターラ体験)』




【ドイツ・ケルン】国際的なインテリアの見本市、「IMMCologne(ケルン国際家具見本市) 2016」の期間中(2016年1月18〜24日)、アルカンターラは『DAMN°』誌と共同で『TOUCHING TALES Alcantara(R) Experience(心に触れる物語:アルカンターラ体験)』と題した展示を開催しました。「触感体験」といった現代的な展示スタイルをとるために、メイド・イン・イタリアのブランド素材アルカンターラのこの「実験的な試み」には、4組の斬新なデザイナーが選ばれました。驚きに満ちた、意外性の高い、インスタレーション作品の数々は、ドイツ・ケルンにある2つの会場に展示されました。

4組のデザイナー、フォルマファンタズマ(Formafantasma)、モーリッツ・ヴァルデマイヤー(Moritz Waldemeyer)、アントン・アルバレス(Anton Alvarez)による作品、TOUCHING TALES (心に触れる物語)は、ドイツのライナウハーフェン(Rheinauhafen)・コンプレックス内にあるレナニア美術館(Kunsthaus Rhenania)内で、広がりを連想する空間で展開しました。ライン川を見おろす素晴らしいロケーションで、創造性を発信する最適な場所です。また、ヘンリック・ヴィブスコフ(Henrik Vibskov)のインスタレーション作品は、見本市会場のホール2とホール3の間のエリアで来場者へ驚きを与えました。

先端テクノロジーとハンドメイドを見事に組み合わせることで著名な4組のデザイナーは、無限の色、無限の装飾を誇るアルカンターラ(R)を自由に使用することにより、素材とその価値観に対して独創的で全く新しいビジョンを提示しました。アルカンターラ(R)は美しく、肌触りも良く、テクノロジーを司るDNAや、機能性の高さに加えて、近年デザインの世界でもますます重要視されている倫理性や社会的責任を実現しながら、新しい用途への可能性を大いに引き出すことができます。


4組のデザイナーの作品:

多才なデンマークのデザイナー、ヘンリック・ヴィブスコフがこの展示のために考えたインスタレーション作品「The Science Spooner(科学のスプーン)」は、理科室での実験を思い出させます。彼はアルカンターラ(R)のカーテンで仕切られた長方形のボックス型のスペースに15個の円錐を配置しました。円錐は天井からぶら下がるかたちで、緑のグラデーションのアルカンターラで包まれています。円錐は電動装置により、ゆっくりと上下に動き、ガラス容器の中の水面に触れては、また上がって水をしたたらせる独特の効果を表現します。さらに円錐の中のLEDライトから多数の穴を通して光がもれ、その神秘的な音楽とともに、巧妙且つ魅惑的な効果を生み出しています。
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レナニア美術館ではイタリアの2人組、フォルマファンタズマが「Strata(層)」を展示しました。アルカンターラ(R)の多くの用途で見出されるシンプルな要素をもとに、素材の多様性と強度に注目した作品で、同時に大理石、金属、石など他の天然素材とのコントラストを強調しています。この作品でアルカンターラ(R)は多数の重い物体をまとめるベルトとして使われ、並みはずれた強度を見せています。

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「火曜日 kayoubi」と題されたモーリッツ・ヴァルデマイヤーの作品は、この素材の技術的な特性に注目しました。このイギリス系ドイツ人エンジニア/デザイナーは、多数のランプシェードで作られたインスタレーション作品を展示しました。ヴァルデマイヤーは特別なパーフォレーション加工を施したアルカンターラ(R)に、フィルムの層を重ねてひとつのテクスチャーを作り出し、そこに光をあてて素材をリッチで豪華なものへと変身させます。こうして生じる効果は作品を取り囲むスクリーンによってさらに強調され、心を揺さぶるプライベートなスペースを作り出しています。
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最後に、チリ系スウェーデン人の美術家、アントン・アルバレスの「New Skids on the Block」はアルカンターラ(R)の多彩な色を取り上げた作品で、きわめて独創的な室内装飾を生み出しました。具体的には、木とアルミの枠に発泡プラスチックと柔らかいアルカンターラをかぶせたしなやかな棒を材料とする人と同じ大きさの物体で、抱き合っている、あるいは格闘している身体のように生命を感じさせます。
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今回のパートナーシップの相手はデザイン、建築、美術、創造性について流行に流されない声である国際的な雑誌『DAMN°』誌で、アルカンターラ素材の多様性が確かめられると同時に、当社がクリエイティブな世界のシグナルやトレンドに強い関心を抱いていることをはっきりと示しています。

アルカンターラ社の会長兼CEO、アンドレア・ボラーニョは次のように述べています。「今回『DAMN°』誌とのプロジェクトは、イタリア内外、特に米国やアジアでの一連のイベントに続くものです。これまではアルカンターラという素材と、そのサステナビリティ、独自性、多様性といった価値を世に示し、無限の応用可能性を示してきましたが、ここで当社は本来のデザインに立ちかえりたいと考え、そしてクリエイティブの世界で独立した権威ある雑誌がキュレーターを務めるインパクトの強い展示を、ケルンの国際見本市という場でお見せしたいと思ったのです。今回の『Touching Tales』展では、才能ある若いアーティストたちにアルカンターラを使って作品を表現することを依頼しました。クリエイティブの世界における前衛的な才能との交流は二つの意味で刺激になると確信しています。デザイナーは素材の表現を通じてもっとも難しい課題について答えを見出せますし、当社の研究開発部門もアルカンターラ(R)の新しい可能性、新しい表現を常に求めているからです」


ヴァルター・ベテンス(Walter Bettens)とジークリート・デミッテネレ(Siegrid Demyttenaere)(いずれも『DAMN°』誌編集兼発行人)は次のように述べています。「アルカンターラ社から、IMMに集まる各国の来場者の前でアルカンターラ(R)の独自のDNAを示し、展示会に参加するデザイナー、メーカー、インフルエンサーの心をつかみたいという話を聞いた時、すぐに思ったのは、インダストリアル・デザインと呼ばれる分野の先端で仕事をしている若い世代のクリエイティブな人たちを選びたいということでした。参加した4組の製作者は独創的なセンスと挑戦的なアプローチを理由に選ばれており、非常にシンプルな指示を受けました――アルカンターラのすぐれた特性を、驚くべき斬新な方法で示すことです。こうしてすばらしい創造力を見せた4つの作品が生まれ、デザイナーの才能と、アルカンターラ本来の価値とを存分に表現したものになっています」


『TOUCHING TALES Alcantara(R) Experience(心に触れる物語: アルカンターラ体験)』 開催概要
会場:レナニア美術館(Rhenania Kunsthaus)
2016年1月18〜24日
開場時間:
月〜金: 3:00〜9:00 pm
土: 12:00〜9:00 pm
日: 12:00〜6:00 pm
Bayenstr. 28
50678 K?ln

*この発表はグローバルのものです。


アルカンターラとは:

1972年に設立されたアルカンターラ社は、メイド・イン・イタリアの品質を誇る最高級素材を提供しています。アルカンターラ社(Alcantara S.p.A.)の登録商標であり、独自技術により生み出されたアルカンターラ(R) (Alcantara(R))は、他にはない優れた感覚性、美しさ、機能性を兼ね備えた画期的な素材です。驚くべき多様性を持つアルカンターラは、ファッションおよびアクセサリー、自動車、インテリアデザインおよび室内装飾、コンシューマ・エレクトロニクスなどさまざまな分野で一流ブランドに選ばれています。こうした特性、またサステナビリティ(持続可能性)についての真摯な取り組みや認証取得によって、アルカンターラは現代的なライフスタイルの象徴となっています――それは環境を尊重しながら、毎日使うもののよさを追求したい人のためのライフスタイルです。アルカンターラは企業活動全般からの二酸化炭素排出量について、全量の測定・削減・相殺に成功し、2009年に「カーボン・ニュートラル」認証を取得しました。またサステナビリティ分野における企業の取組みを示すために、国際機関であるテュフズード(TUV SUD)の認証を受けた独自の『サステナビリティ・レポート』を毎年公表しています(同社ウェブサイトからもダウンロードできます)。本社をミラノに置き、生産拠点と研究開発施設はウンブリア州の代表的な街であるネラ・モントロにあります。


アルカンターラホームページ(日本語): http://www.alcantara.com/ja/index.do
アルカンターラホームページ(日本語・サイトマップ): http://www.alcantara.com/ja/sitemap/index.do
アルカンターラホームページ(イタリア語):www.alcantara.com
アルカンターラ You Tube チャンネル(日本語):http://www.youtube.com/user/AlcantaraJapan

国際規格の取得認証:
UNI EN ISO 9001:2008年取得認証 品質マネージメントシステムの国際規格
ISO/TS 16949:2009年取得認証 自動車産業に特化した品質マネージメントシステムの国際規格
UNI EN ISO 14001:2004年取得認証 環境マネージメントシステムの国際規格適合を示す認証
エコテックススタンダード100:1994年取得認証 製品との接触が人体に害を与えないことを保証
Authenticity認証: インテリアデザイン業界で制定された正規品であることを保証する認証
SA8000認証:2008年3月認証取得 社会的説明責任へのコミットを実証する国際規格
カーボン・ニュートラル認証:2010年取得認証 二酸化炭素排出を環境プロジェクト支援によりゼロ化
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