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「NSK Future Forum 8」本日よりYoutubeにて配信

地球目線で考えよう──共生とイノベーション

多彩な登壇者が、地球目線で人間を考える




[画像1: https://prtimes.jp/i/20119/46/resize/d20119-46-e178cac223296d8ed9ab-0.jpg ]

ベアリングをはじめとする、さまざまな「動き」を円滑にする部品を製造している日本精工株式会社(NSK) は
「NSK VISION 2026 Project: SENSE OF MOTION-Future Forum 8」(略称:NSK Future Forum 8) を2023年11月24日(金)よりYouTubeにて配信いたします。
「NSK Future Forum」は、2016年の創立100周年を機にNSKが策定したビジョンを実現する「NSK VISION 2026 Project “SENSE OF MOTION”」の中心プログラムで、世界の「あたらしい動きをつくる人々」 を招聘し、これからの社会と未来のあり方を考えるフォーラムです。

──多彩な登壇者が、地球目線で人間を考える
現代を生きる私たちには、環境問題という大きな課題が目の前に立ちはだかっています。私たちそれぞれが、そして企業や国を挙げて、未来の環境について考え、責任を持つことが求められています。
本年の「NSK Future Forum 8」では、テーマを「地球目線で考えよう──共生とイノベーション」とし、人間は地球の一部という私たちの存在の根源に立ち返り、地球環境との共生を糸口に未来のイノベーションを探ります。
ゲストには、シジュウカラの鳴き声から文法を発見した動物言語学者の鈴木俊貴(東京大学先端科学技術研究センター 動物言語学分野准教授)、食と農業を専門とする気鋭の歴史学者、藤原辰史(京都大学人文科学研究所准教授)、さまざまな生きものや自然と関わることでアートワークを共作するAKI INOMATA(アーティスト)らをお迎えし、自然と人間双方の視点をクロスオーバーさせながら未来のイノベーションについてお話いただきます。

■開催概要
タイトル:NSK VISION 2026 Project SENSE OF MOTION - Future Forum 8 (略称:NSK Future Forum)
配信開始:2023年11月24日(金)15:00〜
視聴料:無料(申し込み不要)
視聴ウェブサイト: https://senseofmotion.net
主催:日本精工株式会社
プロデューサー:紫牟田伸子
企画制作:スパイラル/株式会社ワコールアートセンター
アートディレクション:菊地敦己
ウェブデザイン:Semitransparent Design
お問い合わせ先:nsk_futureforum@spiral.co.jp


■登壇者 *登壇順
小川紗良(文筆家/映像作家/ラジオナビゲーター/俳優) 〈総合司会〉
藤原辰史(京都大学人文科学研究所准教授)
AKI INOMATA(アーティスト)
鈴木俊貴(東京大学 先端科学技術研究センター 動物言語学分野 准教授)
村木風海(化学者/発明家/一般社団法人炭素回収技術研究機構(CRRA)代表理事・機構長)
池西美知子(クリエイティブディレクター/仏トレンド協議会日本代表委員/インターカラーコンセプト委員会委員)
we+(林登志也:デザイナー/安藤北斗:デザイナー)
市井明俊(日本精工株式会社取締役代表執行役社長・CEO)

■プログラム
・オープニング― 市井明俊、小川紗良
・第一部 小さな視点から大きくとらえる
基調講演 分解から考える:藤原辰史
食と農業を専門とする気鋭の歴史学者・藤原辰史が、「分解」を切り口に、私たちの暮らしと環境についてプレゼンテーションします。経済や科学の論理だけでは整理しきれない、手ざわりのある営み。その豊かさに着目し、自然界と人間界双方の視点から循環について考えます。

セッション1 いきもの目線で考える:AKI INOMATA × 鈴木俊貴(聞き手:小川紗良)
ヤドカリやミノムシ、ビーバーなど様々な生きものや自然と関わることでアートワークを共作するAKI INOMATAとシジュウカラの鳴き声から文法を発見した動物言語学者の鈴木俊貴。自然や動物に対する固定観念を取りはらい、まっすぐな目線で生態を捉え直すことで気づく世界や、新しい知見についてお話しいただきます。

・第二部 大きな視点から楽しく始める
プレゼンテーション 宇宙目線で考える:村木風海
*「宇宙目線で考える」の配信は、2024年5月24日(金)まで。
子供の頃に火星への移住を志したことがきっかけで、二酸化炭素の研究を始めた村木風海によるプレゼンテーション。CO2マシーン「ひやっしー」などユニークな発明や取り組みの数々をご紹介いただきます。地球温暖化や気候変動といった極めて大きなスケールの課題に対し、個人のアクションが拓く可能性を伝えます。

セッション2 再生から考える:池西美知子 × we+
長年に渡りファッション産業におけるエコロジーについて論じてきた池西美知子と海洋資源を含めた自然物に対する様々なデザインリサーチから新しいものを生み出すwe+による鼎談。それぞれの活動や知見を通じ、環境問題の「正義」と「難しさ」に正直に向き合い、多面的に議論します。

クロージング:市井明俊、小川紗良

■登壇者プロフィール

[画像2: https://prtimes.jp/i/20119/46/resize/d20119-46-fb9caa7d6fa79ee713b3-1.jpg ]

小川紗良 Sara Ogawa
文筆家/映像作家/ラジオナビゲーター/俳優
2014年より俳優として活動を始め、NHK朝の連続テレビ小説『まんぷく』(2018〜2019)、ひかりTVオリジナルドラマ『湯あがりスケッチ』(2022)等に出演。文筆家としては小説『海辺の金魚』(2021)、フォトエッセイ『猫にまたたび』(2021)等を手がける。初の長編監督作である『海辺の金魚』(2021)は韓国・全州国際映画祭にノミネートされ、劇場公開。2023年1月からはJ-WAVE「ACROSS THE SKY」にてラジオナビゲーターを務めている。同年3月、表現活動の拠点として「とおまわり」を設立した。

[画像3: https://prtimes.jp/i/20119/46/resize/d20119-46-0f8e52c6f32a419cdef6-1.jpg ]

藤原辰史 Tatushi Fujihara
京都大学人文科学研究所准教授
1976年生まれ、2002年、京都大学人間・環境学研究科中途退学、同年、京都大学人文科学研究所助手、東京大学農学生命科学研究科講師を経て、2021年4月より、京都大学人文科学研究所准教授。研究テーマは、食と農の現代史。主な著作に『ナチスのキッチン』(共和国、河合隼雄学芸賞)、『給食の歴史』(岩波新書、辻静雄食文化賞)、『トラクターの世界史』(中公新書)、『戦争と農業』(集英社インターナショナル)、『分解の哲学』(青土社、サントリー学芸賞)、『縁食論』(ミシマ社)、『農の原理の史的研究』(創元社)、『歴史の屑拾い』(講談社)、『植物考』(生きのびるブックス)など。

[画像4: https://prtimes.jp/i/20119/46/resize/d20119-46-7e70a1126ed6151d9244-1.jpg ]

AKI INOMATA
アーティスト
人間以外の生きものや自然との関わりから生まれるもの、あるいはその関係性を提示している。タコとアンモナイトを進化の時を超えて出会わせる「進化への考察 #1」、世界各地の都市から都市へと移り住むようにヤドカリが透明な殻を引っ越し続ける「やどかりに『やど』をわたしてみる」、真珠貝に小さな立体を挿核し貨幣の肖像となった人物をモチーフに真珠をつくる「貨幣の記憶」、飼い犬と作家とが毛と髪を交換して身に纏う「犬の毛を私がまとい、私の髪を犬がまとう」など、生きものと共に制作した作品を多く発表。近年の主な展覧会に、2022-2023年「六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」(森美術館、東京)、2019年「AKI INOMATA: Significant Otherness 生きものと私が出会うとき」(十和田市現代美術館 、青森)など。


[画像5: https://prtimes.jp/i/20119/46/resize/d20119-46-7fa693c4f4747d0366a7-1.jpg ]

鈴木俊貴 Toshitaka Suzuki
東京大学先端科学技術研究センター動物言語学分野准教授
1983年、東京都生まれ。動物言語学者、理学博士。鳥類を対象に鳴き声の意味や文法構造の解明をおこなっている。日本学術振興会特別研究員SPD、東京大学教養学部学際科学科助教、京都大学白眉センター特定助教などを経て2023年から東京大学先端科学技術研究センター准教授。日本生態学会宮地賞、日本動物行動学会賞、文部科学大臣表彰若手科学者賞など受賞多数。小鳥博士、シジュウカラ語マスター。2023年4月に世界初となる「動物言語学分野」を創設。

[画像6: https://prtimes.jp/i/20119/46/resize/d20119-46-18e700866e999837cd68-1.jpg ]

村木風海 Kazumi Muraki
化学者/発明家/一般社団法人炭素回収技術研究機構(CRRA)代表理事・機構長
2000年生まれの化学者兼発明家。専門はCO2直接空気回収(DAC)、CO2からの燃料・化成品合成。現在は地球温暖化解決と火星移住を実現すべくCRRAで独立した研究開発を行っている。2021年より内閣府ムーンショットアンバサダーに就任。また、同年よりポーラ化成工業株式会社フロンティアリサーチセンター特別研究員、株式会社Happy Quality科学技術顧問、トーセイ・アセット・アドバイザーズ株式会社科学技術顧問を兼任。2022年3月、山梨県知事の諮問機関である未来やまなし創造会議 会員に就任。2023年6月、文部科学省 核融合の挑戦的な研究の支援の在り方に関する検討会 委員に就任。代表的な発明にCO2回収装置「ひやっしー」などがある。

[画像7: https://prtimes.jp/i/20119/46/resize/d20119-46-975bdd4e84efd8b5735a-1.jpg ]

池西美知子 Michiko Ikenishi
クリエイティブディレクター/仏トレンド協議会日本代表委員/インターカラーコンセプト委員会委員
1970年代より、アパレルメーカーでトレンド予測、企画開発、素材開発を担当。素材メーカーや各産地を回り、ジャパンファブリックの奥深さに触れる。その後、伊藤忠ファッションシステムでファッション・トレンド予測を基軸に国内外でテキスタイル、また異業種へのコンサルティングを手掛け、様々な企画に携わる。2007年からはフランスPREMIERE VISIONトレンド協議会の日本代表委員を務め、トレンド予測に参画。同時に日本独自の素材や技術を世界に発信する活動を精力的に行っている。

[画像8: https://prtimes.jp/i/20119/46/resize/d20119-46-b7e3fe8254834158fb3c-1.jpg ]

we+ (林登志也・安藤北斗)
デザイナー
リサーチと実験に立脚した手法で、新たな視点と価値をかたちにするコンテンポラリーデザインスタジオ。
林登志也と安藤北斗により2013年に設立。日々の研究から生まれた自主プロジェクトを国内外で発表しており、そこから得られた知見を生かしてさまざまな企業や組織のプロジェクトを手がける。
Dezeen Awards / Emerging Design Studio of the Year Public Vote(英)、EDIDA / Young Designer of the Year Nominee(伊)、日本空間デザイン賞金賞他受賞多数。作品はドイツのVitra Design Museumなどに収蔵されている。

[画像9: https://prtimes.jp/i/20119/46/resize/d20119-46-ff57a10bbf727854e69c-1.jpg ]

市井明俊 Akitoshi Ichii
日本精工株式会社 取締役代表執行役社長・CEO
1986 年に早稲田大学商学部を卒業し、同年日本精工株式会社入社。 主に自動車事業で営業やマーケティング(事業戦略の立案など)に携わり、また全社経営戦略の立案、管理部門全体の統括などを担当した。ヨーロッパやインドに駐在経験あり。
2021年4月より取締役代表執行役社長・CEO。東京都出身。

■SENSE OF MOTION-Future Forumとは
あたらしい動きが感覚を覚醒させる。
私たちの世界はつねに動いていきます。人は生きるために動き、常にあらたな動きを発明し、あたらしい世界を築いてきました。“動く”ことこそ、社会の変化を呼び覚まします。 “動き”は物理的・身体的であり、それがあたらしい感覚を脳に覚醒させるのです。「動きの感覚=SENSE OF MOTION」を体感することにこそ、未来をドライブさせる源泉があります。「SENSE OF MOTION-Future Forum」は、あらたな発想で未来の社会を革新していく人々を応援し、育み、ネットワークしていくプラットフォームです。さまざまな分野であらたな領域を開拓する人々との対話を通じて、本質的な豊かさを実現する未来世界への扉を開く場となることを目指しています。

■日本精工株式会社(NSK)とベアリングについて
日本精工株式会社(NSK)は、1916年の創立以来、ベアリングを始めとする、さまざまな「動き」を円滑にする部品を製造しているグローバル企業です。NSKは、1916年、初の国産ベアリングの生産に成功し、100 年におよぶ歴史の中で、ベアリングや自動車部品、精密機器製品などを開発・生産し、世界中の産業の発展を支えてきました。企業理念に示している“MOTION & CONTROLTM”を事業活動の基盤とし、あらゆる産業の発展、円滑で安全な社会に貢献し地球環境の保全をめざしています。今後も、部品メーカーの枠にとどまることなく、革新的なアイディアを具現化していきます。
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