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71.6%が実感!harmoで薬剤師との距離がもっと縮まる

神戸市、神戸市薬剤師会、harmoが「かかりつけ薬剤師」普及のための調査結果を発表

健康な社会の実現を目指すシミックホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO 中村 和男、以下、シミック)のグループ会社で、医療情報の電子化促進を目指すharmo株式会社(本社:東京都港区、代表取締役Co-CEO 石島 知、山東 崇紀、内上 昌裕)は神戸市、神戸市薬剤師会と、神戸市による令和5年 BeSmartKOBE プロジェクト(*1)の一環として、市民が薬剤師に気軽に相談できる環境を整えるため、「かかりつけ化」の促進に向けた実証実験を行い、調査結果をホワイトペーパーとして2024年5月16日に公開いたしました。




[画像1: https://prtimes.jp/i/51375/46/resize/d51375-46-a00ab6eb0b6fc9fb4297-0.png ]

(*1) 2019年度より、神戸市の重要課題である人口減少や少子高齢化、地域および世界が直面する課題を解決するため、最先端技術やデータを有する事業者からの提案を募集し、神戸市内での技術実証・実装を支援することを目的とした「Be Smart KOBE」公募プロジェクトを開始。新技術の実装に取組む事業者を選定し、市が関係者との調整や広報、事業者間の連携支援、規制緩和の申請等の支援を実施し、神戸市のスマートシティ化を推進しています。

1.ホワイトペーパーの概要
「患者のための薬局ビジョン」(厚生労働省,2015)によると、厚生労働省は 2025 年までにすべての薬局への「かかりつけ薬剤師・薬局」の普及を目指しています。しかし、内閣府の令和 2 年度世論調査(内閣府 , 2020)によると、かかりつけ薬剤師の普及率は 7.6% であり、制度の普及と利用拡大においては未だ課題が多くあります。そこで、神戸市・神戸市薬剤師会・harmo株式会社の3者で「患者と薬局の接点強化」のための施策を実施しました。本調査は、市民のお薬や健康に関する困りごとの実態を明らかにすること、また両者の接点強化に対する「harmo(ハルモ)」の有用性データを入手することを目的に実施したものです。

harmo株式会社が提供するPHRを基盤とした電子お薬手帳サービス「harmo」のユーザーのうち、神戸市でご利用の方に対し、お薬や健康の困りごとに関するアンケート調査を実施した後に、プロジェクト参加薬局のマップや相談方法のアドバイスを含むコンテンツを配信しました。また、施策終了時には効果検証のアンケート調査を実施しました。

2023年6月14日に、本調査の第一弾のプレスリリースとして「harmo、神戸市「令和5年度 Be Smart KOBE プロジェクト」の事業実施候補者に選定」を公開し、今回は第二弾として調査結果のまとめをお知らせいたします。
・第一弾プレスリリースはこちら:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000051375.html

2.サマリー
本プレスリリースでは、調査結果の一部を公開します。全文はホワイトペーパーをご覧ください。

<神戸市で利用している方の困りごと>
1.「お薬の管理について、困っていることを教えてください」という問いに対して、「外出時にお薬の携帯を忘れることがある」と回答した人は全体の 57.9% で、過半数を占めていました。<図1>
[画像2: https://prtimes.jp/i/51375/46/resize/d51375-46-27b5ce0f68da81541114-1.png ]


2.お薬の管理に関する困りごとを薬剤師に相談できることを知っていたか、という問いに対して「はい」と回答した人が37%と、薬局でお薬の管理に関する相談ができることを知らない人が多いことがわかりました。<図2>
[画像3: https://prtimes.jp/i/51375/46/resize/d51375-46-d424c2c14e4799658422-1.png ]


3.実際に相談した経験の有無を調査したところ、「はい」と回答した人が14%と、お薬に関する様々な困りごとがあるにも関わらず、相談経験が少ないことがわかりました。<図3>
[画像4: https://prtimes.jp/i/51375/46/resize/d51375-46-5d22183b63e767c8e32f-1.png ]

4.薬局への相談啓発と薬局案内のコンテンツ配信を行った後に、市民と参加薬局の両方に対して、施策の効果を測定するためのアンケートを実施。71.6% が harmo を通じて薬局を身近に感じるようになったと回答しました。<図4>
[画像5: https://prtimes.jp/i/51375/46/resize/d51375-46-720d5374ce1ff47d38ba-1.png ]


3.調査概要
困りごとの実態調査
調査期間:2023年10月10日〜2023年11月8日(3回に分けて実施)
対象者:「harmo」を神戸市でご利用の方
有効回答数:1回目=152人、2回目=151人、3回目=136人

施策効果の調査
調査期間:2024年1月29日〜2024年2月4日
対象者:「harmo」を神戸市でご利用の方 / 参加薬局
有効回答数:95人 / 36薬局


harmo株式会社では地域単位でPHR(パーソナルヘルスレコード:個人の健康情報)を基盤とした電子版お薬手帳サービス「harmo」の普及を推進しています。本調査でまとめたデジタル×リアルの取り組みによるかかりつけ化促進の実証データが、自治体・薬剤師会・薬局の皆さまの一助となる事を願います。


■ホワイトペーパー全文/ダウンロードはこちらから
https://www.cmicgroup.com/library/whitepaper/harmo_May2024

■harmoについて
harmo(ハルモ)は、個々人の医療・健康情報を個人やご家族が活用可能なサービスを開発・提供しています。「harmo」はスマートフォンアプリケーションおよび専用ICカードを合わせ約44万人の利用者を擁し(2024年1月現在)、全国2万軒以上の薬局で利用実績があります。また、川崎市・神戸市・豊中市・滋賀県・さいたま市などの地域においては、薬剤師会と協業し、地域住民の健康増進に資する活動を展開してまいりました。
https://www.harmo.biz/


■シミックグループについて
シミック(CMIC)は、1992年に日本で初めてCRO(医薬品開発支援)事業を開始し、今では開発から製造、営業・マーケティングまでの医薬品に関する総合的な支援業務を提供しています。製薬・バイオテクノロジー・医療機器などの海外企業の日本市場参入や、アジアでの臨床試験実施、米国と日本における医薬品開発および製造のサポートなども展開しています。また、シミックは個人や自治体を支援する新しいヘルスケアソリューションを提供しており、製薬企業のバリューチェーンを全面的に支援する豊富な経験と実績を基盤として、“個々人の健康価値を最大化”する事業モデルPHVC("Personal Health Value Creator”)の展開を目指しています。シミックグループは、世界中に7,500人を超える従業員とグループ会社28社を擁しています。詳しくはウェブサイトをご覧ください。 https://www.cmicgroup.com/
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