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ABEJA、領域抽出・動画・テキストのアノテーション機能を提供開始

〜 アノテーションツールおよび委託サービス単体での利用も可能に 〜

 ディープラーニングを活用したAIの社会実装事業を展開する株式会社ABEJA(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡田陽介、以下 ABEJA(アベジャ))は、大量のデータから教師データを作成する「アノテーション」機能に、領域抽出(Image Semantic Segmentation/イメージ セマンティック セグメンテーション)、動画アノテーション(Scene Recognition/シーン リコグニション)、テキストアノテーション(Text Classification/テキスト クラシフィケーション)の3つの機能を追加し、2018年9月13日より提供を開始しました。また、「アノテーションツール」および「データ作成委託サービス」単体での提供も開始しましたので、あわせてお知らせいたします。




 ABEJAが提供する「ABEJA Platform」は、AIの継続的なインテグレーションに必要なパイプラインを包括的に提供するプラットフォームであり、AI、特にディープラーニングを活用するための、5つの運用サイクル、1.取得、2.蓄積、3.学習、4.デプロイ、5.運用(推論・再学習)、における各工程において必要なインフラや周辺システム等を利用でき、AI、特にディープラーニングの実装および運用において大幅な省力化・自動化を可能とするプラットフォームです。アノテーションは、このうち、3.学習の工程において、取得した大量のデータを識別および分類し、教師データ(正解データ)を作成する機能です。精度の高い学習済みモデルを生成するうえで重要な工程である一方で、コンピューターによる自動化が難しい領域であり、人手による大量なデータの識別および分類が必要であるため、アノテーションを行う多数の人材を確保する必要があります。ABEJAでは、本課題を解決すべく、2017年12月に、アノテーションの工程を自動化、省力化する仕組みである、アノテーションをより容易にかつ正しく行うためのツールと、即時に大量なデータのアノテーションを行える人材をABEJAの管理下で提供する委託サービスを、「ABEJA Platform」の機能の1つとして、提供を開始しております。

 この度、「アノテーションツール」に追加した機能は、これまで提供していた一般的な画像のデータ識別や分類に加え、画像のピクセル単位で領域認識を行う領域抽出、映像データの特定シーンに対してラベル付けを行う動画アノテーション、テキスト情報に対してラベル付けを行うテキストアノテーション、の3つの機能です。領域抽出機能は、本機能を利用し作成した教師付きデータからモデルを学習することにより、自動運転における道路範囲の検出や製造業での異常部分のピクセル単位での検出などが可能となります。従来の領域抽出は、ピクセル単位でのアノテーションが必要だったため多大な労力を要していましたが、本機能の利用により、領域の自動検出が可能となり、アノテーションコストを大幅に削減することも可能となりました。また、動画アノテーションは、本機能を利用し作成した教師付きデータからモデルを学習することにより、製造業などの工場や店舗で撮影したカメラ映像から連続したシーンの検出、テレビ・映画・オンデマンドストリーミング・SNSへの投稿動画などの放送業界・映像メディアから特定シーンの検出等が可能となります。なお、テキストアノテーションについては、本機能を利用し作成した教師付きデータからモデルを学習することにより、ブログ本文やSNSの投稿などのテキスト情報の分類や不適切なコンテンツの摘出等が可能となります。

 なお、この度の機能追加にあわせ、従来「ABEJA Platform」のユーザーのみに提供をしていた「アノテーションツール」と「データ作成委託サービス」を、単体サービスとしても提供開始いたしました。

 ABEJAは、アノテーションに関連した機能やサービスのさらなる拡充を図り、AI、特にディープラーニングのより円滑な社会実装をサポートします。また、引き続き、AI、特にディープラーニングの活用により、国内外問わず多様な業界、シーンにおけるビジネスのイノベーションを促進し産業構造の変革に貢献してまいります。


【 アノテーションツール機能一覧 】
 ※ ABEJA PlatformおよびABEJA Platform Annotationは特許出願中です
1. 画像分類 (Image Classification/イメージ クラシフィケーション):2017年12月提供開始
2. 物体検出 (Object Detection/オブジェクト ディテクション):2017年12月提供開始
3. 領域抽出(Image Semantic Segmentation):2018年9月提供開始
[画像1: https://prtimes.jp/i/10628/47/resize/d10628-47-197509-0.jpg ]



4. 動画アノテーション(Scene Recognition):2018年9月提供開始


[画像2: https://prtimes.jp/i/10628/47/resize/d10628-47-499706-1.jpg ]


5. テキストアノテーション(Text Classification):2018年9月提供開始


[画像3: https://prtimes.jp/i/10628/47/resize/d10628-47-544410-2.jpg ]


6. 音声アノテーション(Voice Translation/ボイス トランスレーション):2018年内提供開始予定
※ 各種料金については下記アドレス宛にお問合せください
info@abejainc.com


【 株式会社ABEJAについて 】
ABEJAは、蓄積されたビックデータから、人間の手を介さずしてそのデータを適切に表現する特徴量を自動的に抽出する「ディープラーニング」を活用し、多様な業界、シーンにおけるビジネスのイノベーションを促進するベンチャー企業です。2012年の創業時より、国内のAI関連を専門とする大学教員陣と連携し、ディープラーニング技術などの研究を行っており、提供するサービスで用いられるディープラーニングの技術はすべて自社で開発しています。コア技術であるAIプラットフォーム「ABEJA Platform」を活用し、ダイキン工業、武蔵精密工業、コマツ等との協業を実施、各種ソリューションを様々な業界に提供し、100社以上でAIの本番運用を実現しています。また、小売・流通業界、製造業界、インフラ業界向けのパッケージサービス「ABEJA Insight」の提供を行っており、これまで、パルコ、ICI石井スポーツ等、国内大手小売・流通企業を中心に約100社520店舗(2018年8月末時点)以上への導入実績を有します。2017年3月にはシンガポール共和国に現地法人を設立し、ASEANを中心としたグローバル展開も進めています。

会社名: 株式会社 ABEJA
代表者: 代表取締役社長 岡田 陽介
所在地: 東京都港区白金1-17-3 NBFプラチナタワー10F
資本金: 5,399,974,043円(資本準備金含む)
事業内容: ディープラーニングを活用したAIの社会実装事業
URL: https://abejainc.com
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