働き方改革で変わる仕事への情熱、「ほどほど」がワークライフバランス?
[18/04/26]
提供元:PRTIMES
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-首都圏在住の有職者へ仕事意識を調査-
株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント(所在地:東京都新宿区、代表取締役:松田 武久)は、首都圏在住の18〜79歳男女3,000人を対象に自主調査を行ないました。今回はその中から「仕事に対する考え方」について、20〜59歳有職者を対象に分析を行いました。
「働き方改革」「ワークライフバランス」など、近年、働き方への関心が高まっています。「仕事に対する注力度」「仕事に対する考え方」を10年前と比較し、仕事に対する意識の変化、その要因を考えてみました。
■調査結果
仕事に対して力を入れていきたい人が、10年前と比べやや減少
仕事に対して『力を入れる』割合は、2007年:62.0%→2017年:56.8%と、5.2ポイント低下。
一方で、仕事に対する『満足』割合は、2007年から35%前後を推移し、大きな変化はみられない。
『力の入れ方』と『満足度』を掛け合わせてみると、「仕事に非注力・満足度【低】」の割合が最も高く、2007年と比べても増加している。(図1)
仕事に関する考え方は思い入れや独立心が低下
10年前と比べ、「組織に属している方が安心」「仕事はお金を得るための手段」「仕事よりプライベートな生活の方が大切」などの意識が増加している。
一方で、「自分のオリジナリティを発揮できる仕事をしたい」「いずれは独立して商売や事業を起こしたい」「人々や社会に貢献できる仕事がしたい」、「どこでも通用するプロの力を身に付けたい」などの意識は低下している。(図2)
「努力してもなかなかむくわれない」「のんびりやりたい」意識が上昇
アベノミクス発表後、2013年に一旦は「努力が報われる」感が高まったものの、再び「今の世の中は、努力してもなかなかむくわれない」が徐々に増えている。
「あくせくしないでのんびりやりたい」も2013年以降5.0ポイント増加。(図3)
■R&D 生活者インサイト
◇変わりゆく「仕事」に対する態度
この10年間には、リーマン・ショック、ITの進化、アベノミクス、働き方改革と、仕事周りで色々な環境変化がありました。現在は10年前と比べ、『より短時間で、より多くの成果を挙げる』ことが厳しく求められるようになっています。効率最優先の観点からは、時間をかけて試行錯誤しながら何かをしっかり身につけよう、そこからオリジナリティを作り出そう、という働き方は難しくなりました。また、「仕事はお金を稼ぐ手段」ではあっても、稼ぐことへの貪欲さは薄れています。
ワークライフ・バランスが叫ばれる中、仕事に対してあまり多くを望まず、あまりエネルギーもかけない・・・と、淡白な意識・態度が増えているように思います。
今後、AIによって人々の仕事が大きく変わると言われています。単なる『効率』ではAIに敵いようもない中で、人間ならではの創造力や、新しい物事を作り出していく力、やり抜いていく力、が必要となるはずです。そういう力はどうやって培っていけばよいのでしょうか。また、そういう力にはどれだけのエネルギーが必要なのでしょうか。改めて、仕事や働き方の『今と未来』について向き合う必要があるのかもしれません。
■調査結果 グラフ(一部抜粋)
[画像1: https://prtimes.jp/i/11405/47/resize/d11405-47-237414-0.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/11405/47/resize/d11405-47-212287-1.jpg ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/11405/47/resize/d11405-47-503283-2.jpg ]
調査結果の詳細は、無料ダウンロードレポート『変わりゆく「仕事や働き方」に対する価値観』をご覧ください。
本リリースで取り上げた結果以外に、以下の内容を掲載しております。
ぜひこちらもご覧ください。
(弊社ホームページよりダウンロードいただけます)
●仕事に関する考え方
●仕事に関する考え方/仕事への注力&満足度の意識別
●常識に対する考え方/10年前から比較
●心の豊かさ・豊かな生活に対する考え方/10年前から比較
今回、発表致しましたデータを含む単年の集計表を100,000円(税別)にて販売しております。
(18〜79才まで性年代別等基本分析軸での集計表アウトプット)
*データは R&D CORE(生活者総合ライフスタイル調査システム)を利用
R&D CORE(生活者総合ライフスタイル調査システム)を利用した調査・分析:課題の洗い出しから分析アウトプットまで、R&Dスタッフがお手伝いします。
詳細は弊社ホームページ https://www.rad.co.jp/ をご覧ください。
■CORE 2018 調査概要■
調査名: CORE2018 マスター調査
調査地域: 首都圏 40km圏(調査地点 200地点)
調査対象: 18〜79歳男女個人
サンプル数: 有効回収 3000サンプル (人口構成比に合わせて、性×年代別を割付)
サンプリング手法: 住宅地図を用いたエリアサンプリングで抽出
調査手法: 訪問・郵送併用の自記入式留置調査
調査実施時期: 2017年10月(毎年1回 10月実施)
※『CORE』は、株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメントの登録商標です。
※1982年から約30年、生活者理解のために毎年実施している自主調査です。
■会社概要■
会社名: 株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント
所在地: 〒163-1424 東京都新宿区西新宿3-20-2
代表者: 代表取締役社長 松田 武久
資本金: 30,000千円
設立 : 1968年1月17日
URL : https://www.rad.co.jp/
事業内容:マーケティング・リサーチの企画設計、実施及びコンサルテーション、経営・マーケティング活動の評価及びコンサルテーション
≪引用・転載時のクレジット表記のお願い≫
本リリースの引用・転載時には、必ず当社クレジットを明記いただけますようお願い申し上げます。
<例>「(株)リサーチ・アンド・ディベロプメントが実施した調査によると・・・」
株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント(所在地:東京都新宿区、代表取締役:松田 武久)は、首都圏在住の18〜79歳男女3,000人を対象に自主調査を行ないました。今回はその中から「仕事に対する考え方」について、20〜59歳有職者を対象に分析を行いました。
「働き方改革」「ワークライフバランス」など、近年、働き方への関心が高まっています。「仕事に対する注力度」「仕事に対する考え方」を10年前と比較し、仕事に対する意識の変化、その要因を考えてみました。
■調査結果
仕事に対して力を入れていきたい人が、10年前と比べやや減少
仕事に対して『力を入れる』割合は、2007年:62.0%→2017年:56.8%と、5.2ポイント低下。
一方で、仕事に対する『満足』割合は、2007年から35%前後を推移し、大きな変化はみられない。
『力の入れ方』と『満足度』を掛け合わせてみると、「仕事に非注力・満足度【低】」の割合が最も高く、2007年と比べても増加している。(図1)
仕事に関する考え方は思い入れや独立心が低下
10年前と比べ、「組織に属している方が安心」「仕事はお金を得るための手段」「仕事よりプライベートな生活の方が大切」などの意識が増加している。
一方で、「自分のオリジナリティを発揮できる仕事をしたい」「いずれは独立して商売や事業を起こしたい」「人々や社会に貢献できる仕事がしたい」、「どこでも通用するプロの力を身に付けたい」などの意識は低下している。(図2)
「努力してもなかなかむくわれない」「のんびりやりたい」意識が上昇
アベノミクス発表後、2013年に一旦は「努力が報われる」感が高まったものの、再び「今の世の中は、努力してもなかなかむくわれない」が徐々に増えている。
「あくせくしないでのんびりやりたい」も2013年以降5.0ポイント増加。(図3)
■R&D 生活者インサイト
◇変わりゆく「仕事」に対する態度
この10年間には、リーマン・ショック、ITの進化、アベノミクス、働き方改革と、仕事周りで色々な環境変化がありました。現在は10年前と比べ、『より短時間で、より多くの成果を挙げる』ことが厳しく求められるようになっています。効率最優先の観点からは、時間をかけて試行錯誤しながら何かをしっかり身につけよう、そこからオリジナリティを作り出そう、という働き方は難しくなりました。また、「仕事はお金を稼ぐ手段」ではあっても、稼ぐことへの貪欲さは薄れています。
ワークライフ・バランスが叫ばれる中、仕事に対してあまり多くを望まず、あまりエネルギーもかけない・・・と、淡白な意識・態度が増えているように思います。
今後、AIによって人々の仕事が大きく変わると言われています。単なる『効率』ではAIに敵いようもない中で、人間ならではの創造力や、新しい物事を作り出していく力、やり抜いていく力、が必要となるはずです。そういう力はどうやって培っていけばよいのでしょうか。また、そういう力にはどれだけのエネルギーが必要なのでしょうか。改めて、仕事や働き方の『今と未来』について向き合う必要があるのかもしれません。
■調査結果 グラフ(一部抜粋)
[画像1: https://prtimes.jp/i/11405/47/resize/d11405-47-237414-0.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/11405/47/resize/d11405-47-212287-1.jpg ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/11405/47/resize/d11405-47-503283-2.jpg ]
調査結果の詳細は、無料ダウンロードレポート『変わりゆく「仕事や働き方」に対する価値観』をご覧ください。
本リリースで取り上げた結果以外に、以下の内容を掲載しております。
ぜひこちらもご覧ください。
(弊社ホームページよりダウンロードいただけます)
●仕事に関する考え方
●仕事に関する考え方/仕事への注力&満足度の意識別
●常識に対する考え方/10年前から比較
●心の豊かさ・豊かな生活に対する考え方/10年前から比較
今回、発表致しましたデータを含む単年の集計表を100,000円(税別)にて販売しております。
(18〜79才まで性年代別等基本分析軸での集計表アウトプット)
*データは R&D CORE(生活者総合ライフスタイル調査システム)を利用
R&D CORE(生活者総合ライフスタイル調査システム)を利用した調査・分析:課題の洗い出しから分析アウトプットまで、R&Dスタッフがお手伝いします。
詳細は弊社ホームページ https://www.rad.co.jp/ をご覧ください。
■CORE 2018 調査概要■
調査名: CORE2018 マスター調査
調査地域: 首都圏 40km圏(調査地点 200地点)
調査対象: 18〜79歳男女個人
サンプル数: 有効回収 3000サンプル (人口構成比に合わせて、性×年代別を割付)
サンプリング手法: 住宅地図を用いたエリアサンプリングで抽出
調査手法: 訪問・郵送併用の自記入式留置調査
調査実施時期: 2017年10月(毎年1回 10月実施)
※『CORE』は、株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメントの登録商標です。
※1982年から約30年、生活者理解のために毎年実施している自主調査です。
■会社概要■
会社名: 株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント
所在地: 〒163-1424 東京都新宿区西新宿3-20-2
代表者: 代表取締役社長 松田 武久
資本金: 30,000千円
設立 : 1968年1月17日
URL : https://www.rad.co.jp/
事業内容:マーケティング・リサーチの企画設計、実施及びコンサルテーション、経営・マーケティング活動の評価及びコンサルテーション
≪引用・転載時のクレジット表記のお願い≫
本リリースの引用・転載時には、必ず当社クレジットを明記いただけますようお願い申し上げます。
<例>「(株)リサーチ・アンド・ディベロプメントが実施した調査によると・・・」