ニューズウィーク日本版「SDGsアワード」の社会部門において優秀賞を受賞 ご高齢者のQOL向上と介護人財の育成を目指す「マジ神AI」がサステナブルな世の中にしていくためのAI活用事例として評価
[24/03/28]
提供元:PRTIMES
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株式会社ベネッセスタイルケア(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:滝山 真也)が独自開発した、介護現場におけるご高齢者のQOL向上と介護人財育成を目指すAIソリューション「マジ神AI」が、ニューズウィーク日本版「SDGsアワード」において、社会部門の優秀賞を受賞しましたのでお知らせいたします。
「マジ神AI」は、サステナブルな世の中にしていくためAIを活用するとはまさにこういうことだと示す非常に好ましい事例であり、個人のウェルビーイングに注目している点も特徴的だ、と評価いただきました。
■「マジ神AI」について
高齢者向けホームを運営するベネッセスタイルケアでは、人財育成と介護DXを推進し、ご高齢者のQOL向上を目指しています。当社には、高い専門性と実践力をもつ介護の匠を「マジ神」として認定する社内資格制度があり、「マジ神」の持つノウハウのフレームワーク化に取り組んできました。また当該ノウハウを教師データとしたAI開発を行い、特に対応の難しい「認知症ケア」に着目し、認知症に伴う行動・心理症状(BPSD)の可視化と要因予測機能を開発しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/15992/47/resize/d15992-47-683f049248cf56f2e712-0.png ]
▲「マジ神AI」画面イメージ ご入居者様の現在の状態と、その状態を解決するための具体的なケアヒントを表示
マジ神AIは、認知症の周辺症状であるBPSD(行動・心理症状)が見られた場合、その要因を多様な変数から予測して改善ポイントとして示します。これをヒントに、ご入居者様の様々な状態を可視化した各種ダッシュボードを読み解き、介入方針を検討するシステムとなっています。本ソリューションにより、KPIを定量的に捉えながらプランの作成や評価をするといった、いわゆる「科学的介護」を実践できるようになり、介護スタッフからの前向きな意見も多く寄せられています。
昨今、介護施設でセンサーや異常検知システムを導入する事例も増えていますが、アラートが鳴ったら駆けつける、といったことを繰り返さなければならなくなり、かえって疲弊するというマイナスの事態が起きることが多々あります。ベネッセスタイルケアではまず人財育成に重点を置き、「マジ神」のスキルを言語化して、新たな「マジ神」を輩出した後に、彼らが介入した成功事例を教師データとしてAI開発、システム化しました。単純にセンサーや異常検知システムを使うのでなく、マジ神の思考をなぞるようにデータを読み解けるよう設計したことで、ケア活動の成果を具体的に表現することができるため介護スタッフのモチベーション向上にも役立っています。
■ニューズウィーク日本版「SDGsアワード」について
国際ニュース週刊誌『Newsweek』は米国にて1933年に創刊されました。その日本版として1986年に創刊された『ニューズウィーク日本版』は、世界のニュースを独自の切り口で伝えることで、良質な情報と洞察力ある視点とを提供するメディアとして一目置かれてきました。世界的に注目されているトピックとして、SDGsの前身であるMDGsの頃からSDGsの最新情報を取り上げてきており、2023年度より「SDGsアワード」を開催しています。このアワードは、SDGsに取り組む日本企業を世界に発信することによって、共感を生み、新たなアイデアにつながり、社会課題の解決に近づくことを目的としています。2023年度の外部審査員にはSDGs研究の第一人者である慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科の蟹江憲史教授が招かれました。
■ニューズウィーク日本版 SDGs室と蟹江憲史教授の審査結果の講評
[講評]
介護という日本が先を行く超高齢化社会ならではの重要な課題を真正面から扱っている。AIの今後の発展の方向性を示している点も興味深い。AIは良い使い方も悪い使い方もできるが、サステナブルな世の中にしていくためにAIを活用するとはまさにこういうことだと示す、非常に好ましい事例だ。世界的に見れば介護はまだ日本のような先進国固有の課題という側面はあるものの、「課題先進国」として意義深い取り組みだろう。個人のウェルビーイングに注目している点も特徴的だ。
[評価にあたり注目したSDGs目標]
3.すべての人に健康と福祉を/3-d
9.産業と技術革新の基盤を作ろう/9-5
[画像2: https://prtimes.jp/i/15992/47/resize/d15992-47-115b3a9f81998586160c-2.jpg ]
▲授賞式の様子
■ニューズウィーク日本版ウェブサイト 掲載記事
・介護サービスの質向上のための「マジ神AI」 ベネッセ流の介護DX
介護のプロフェッショナルの思考をAIに学習させることで、経験の浅い介護士でも質の高いサービスを提供できるようになることを支援し、日本の介護問題の解決の一助となることが期待できるAIソリューションとして紹介いただきました。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/sdgs/2024/01/ai-dx.php
・「私たちがSDGsプロジェクトを始めた理由」──アワード授賞式レポート
https://www.newsweekjapan.jp/stories/sdgs/2024/03/sdgs-10.php
・発表!「ニューズウィーク日本版SDGsアワード 2023」受賞企業
https://www.newsweekjapan.jp/stories/sdgs/2024/03/sdgs-2023.php
ベネッセスタイルケアは、これからも「その方らしさに、深く寄りそう。」ことを大切に、ご高齢者とそのご家族の「よく生きる」を支援し、サステナブルな社会の実現に貢献してまいります。
本内容に関するお問い合わせ
株式会社ベネッセスタイルケア 社長室広報 TEL.03-6836-1111
https://www.benesse-style-care.co.jp/
「マジ神AI」は、サステナブルな世の中にしていくためAIを活用するとはまさにこういうことだと示す非常に好ましい事例であり、個人のウェルビーイングに注目している点も特徴的だ、と評価いただきました。
■「マジ神AI」について
高齢者向けホームを運営するベネッセスタイルケアでは、人財育成と介護DXを推進し、ご高齢者のQOL向上を目指しています。当社には、高い専門性と実践力をもつ介護の匠を「マジ神」として認定する社内資格制度があり、「マジ神」の持つノウハウのフレームワーク化に取り組んできました。また当該ノウハウを教師データとしたAI開発を行い、特に対応の難しい「認知症ケア」に着目し、認知症に伴う行動・心理症状(BPSD)の可視化と要因予測機能を開発しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/15992/47/resize/d15992-47-683f049248cf56f2e712-0.png ]
▲「マジ神AI」画面イメージ ご入居者様の現在の状態と、その状態を解決するための具体的なケアヒントを表示
マジ神AIは、認知症の周辺症状であるBPSD(行動・心理症状)が見られた場合、その要因を多様な変数から予測して改善ポイントとして示します。これをヒントに、ご入居者様の様々な状態を可視化した各種ダッシュボードを読み解き、介入方針を検討するシステムとなっています。本ソリューションにより、KPIを定量的に捉えながらプランの作成や評価をするといった、いわゆる「科学的介護」を実践できるようになり、介護スタッフからの前向きな意見も多く寄せられています。
昨今、介護施設でセンサーや異常検知システムを導入する事例も増えていますが、アラートが鳴ったら駆けつける、といったことを繰り返さなければならなくなり、かえって疲弊するというマイナスの事態が起きることが多々あります。ベネッセスタイルケアではまず人財育成に重点を置き、「マジ神」のスキルを言語化して、新たな「マジ神」を輩出した後に、彼らが介入した成功事例を教師データとしてAI開発、システム化しました。単純にセンサーや異常検知システムを使うのでなく、マジ神の思考をなぞるようにデータを読み解けるよう設計したことで、ケア活動の成果を具体的に表現することができるため介護スタッフのモチベーション向上にも役立っています。
■ニューズウィーク日本版「SDGsアワード」について
国際ニュース週刊誌『Newsweek』は米国にて1933年に創刊されました。その日本版として1986年に創刊された『ニューズウィーク日本版』は、世界のニュースを独自の切り口で伝えることで、良質な情報と洞察力ある視点とを提供するメディアとして一目置かれてきました。世界的に注目されているトピックとして、SDGsの前身であるMDGsの頃からSDGsの最新情報を取り上げてきており、2023年度より「SDGsアワード」を開催しています。このアワードは、SDGsに取り組む日本企業を世界に発信することによって、共感を生み、新たなアイデアにつながり、社会課題の解決に近づくことを目的としています。2023年度の外部審査員にはSDGs研究の第一人者である慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科の蟹江憲史教授が招かれました。
■ニューズウィーク日本版 SDGs室と蟹江憲史教授の審査結果の講評
[講評]
介護という日本が先を行く超高齢化社会ならではの重要な課題を真正面から扱っている。AIの今後の発展の方向性を示している点も興味深い。AIは良い使い方も悪い使い方もできるが、サステナブルな世の中にしていくためにAIを活用するとはまさにこういうことだと示す、非常に好ましい事例だ。世界的に見れば介護はまだ日本のような先進国固有の課題という側面はあるものの、「課題先進国」として意義深い取り組みだろう。個人のウェルビーイングに注目している点も特徴的だ。
[評価にあたり注目したSDGs目標]
3.すべての人に健康と福祉を/3-d
9.産業と技術革新の基盤を作ろう/9-5
[画像2: https://prtimes.jp/i/15992/47/resize/d15992-47-115b3a9f81998586160c-2.jpg ]
▲授賞式の様子
■ニューズウィーク日本版ウェブサイト 掲載記事
・介護サービスの質向上のための「マジ神AI」 ベネッセ流の介護DX
介護のプロフェッショナルの思考をAIに学習させることで、経験の浅い介護士でも質の高いサービスを提供できるようになることを支援し、日本の介護問題の解決の一助となることが期待できるAIソリューションとして紹介いただきました。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/sdgs/2024/01/ai-dx.php
・「私たちがSDGsプロジェクトを始めた理由」──アワード授賞式レポート
https://www.newsweekjapan.jp/stories/sdgs/2024/03/sdgs-10.php
・発表!「ニューズウィーク日本版SDGsアワード 2023」受賞企業
https://www.newsweekjapan.jp/stories/sdgs/2024/03/sdgs-2023.php
ベネッセスタイルケアは、これからも「その方らしさに、深く寄りそう。」ことを大切に、ご高齢者とそのご家族の「よく生きる」を支援し、サステナブルな社会の実現に貢献してまいります。
本内容に関するお問い合わせ
株式会社ベネッセスタイルケア 社長室広報 TEL.03-6836-1111
https://www.benesse-style-care.co.jp/