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ICMG共創ファンド、インドネシア最大のB2B EコマースプラットフォーマーRalaliへ1MMUSDの投資を実行

株式会社ICMG Partners(本社:東京都千代田区丸の内、代表取締役:舩橋元)が運用するICMG共創ファンド1号投資事業有限責任組合は、Ralali Pte Ltd(本社:60 Paya Lebar Road, Singapore, CEO:Joseph Aditya)へシリーズD1ラウンドにて1MMUSDの投資を実行したことをお知らせいたします。Ralaliは、インドネシアの中小企業(MSME)向けのオンラインB2B / B2B2C Eコマースプラットフォーム“Ralali.com”を運営しており、彼らのデジタルプラットフォーム上での顧客やサプライヤーとの取引の効率化を支援することで、インドネシアの中小企業のサプライチェーンのアクセシビリティを向上させています。




[画像1: https://prtimes.jp/i/33726/47/resize/d33726-47-80ab1499a85369a3414d-0.jpg ]

インドネシアには、6420万もの中小企業が存在しており、インドネシアのGDP全体の61.07%以上を占めるほどインドネシア経済へ強い影響を与えています。その一方で、彼らの90%は依然としてオフラインでビジネスを展開しており、インドネシアのデジタル経済化と反して、デジタル化に移行できていない課題を抱えており、ビジネスを維持・成長させることが難しい状況に直面しています。また、デジタル化に限らず、インドネシアの中小企業は、ビジネスの需要と供給の両面でも深刻な問題に直面しています。供給側では、取引しているサプライヤーが限られることや材料価格の高騰によって、持続可能な調達体制を維持することが難しくなっています。加えて、需要側では、カスタマーベースの減少や物流コストの高騰に直面しており、事業活動の維持が困難になっています。

Ralaliはこうした課題を解決すべく、3つのコアプロダクトを提供しています。1つ目に、彼らの主力製品であるRalali.comは、13の業界の22,000を超えるサプライヤーや卸売業者に接続できるB2Bマーケットプレイスとなっており、中小企業は自社にとって最適な価格のプレーヤーにアクセスできるようになることで、持続可能なサプライチェーンを構築できます。また、中小企業のデジタル化をサポートするために、Ralaliはマーケットプレイス上で決済システムや運搬支援サービスなどのデジタルツールも併せて提供しており、中小企業のオンラインプラットフォーム上での取引の円滑化に貢献しています。2つ目に、中小企業が自社でオンラインストアをセットアップして製品のオンライン販売を実現できるB2B2C Eコマースプラットフォーム”Ralali Connect”を展開しています。Ralali Connectは、デジタル化に課題を抱えている中小企業でもスムーズにオンラインストアをセットアップできるよう、シンプルなインタフェースと4つの簡単なステップで設計されたアプリケーションになっています。3つ目に、空き時間を有効活用して追加収入を得られるオンデマンドビジネスプラットフォーム”Ralali Agent”も展開しており、デジタルテクノロジーとインドネシアの巨大な労働力市場をかけ合わせることで、非常に多くの人がマッチングできるようなツールになっています。Ralali Agentは、既にインドネシア全土で30万人のユーザーを抱えており、これまで45,000件もの依頼をマッチングさせた実績を持っています。

こうしたRalaliの3つのコアプロダクトにより、デジタル化課題に直面している中小企業へ包括的なソリューションを提供し、インドネシア経済をけん引する更なる成長を実現できるよう、支援しています。

本投資の意義は、Ralaliのサービス拡大を支援することで、インドネシアの数千万もの中小企業の成長と持続可能性を高めると同時に、インドネシア経済全体のデジタル化を加速させることにあります。インドネシア初であり最大のB2BマーケットプレイスであるRalali.comは、インドネシアの中小企業の顧客獲得コストの効率化や最適なバリューチェーンの構築において、必要不可欠な役割を果たしており、そのインドネシア経済へ与える影響は非常に大きいと考えております。また、Ralaliは、2022年にインドネシアの50を超える大型都市へのビジネス拡大を計画しており、今後もその役割の重要性は高まっていくと予想されます。

今後、ICMGグループは、日本の大企業とのネットワークを活用して、日本ならではの優れた製品をインドネシアへ展開することで、Ralaliのプラットフォームの拡大を支援すると共に、インドネシア最大の中小企業向けB2Bプラットフォームというハブを活用した日本企業のビジネスの更なる発展を支援してまいります。


[画像2: https://prtimes.jp/i/33726/47/resize/d33726-47-bac33432b432ad905d92-3.png ]


【Ralaliについて】
Ralaliは2013年に設立され、インドネシアのジャカルタに本社を置いています。Ralaliは、インドネシア初であり最大の中小企業向けのB2B2C Eコマースプラットフォームを運営しており、インドネシア全土から毎月150万以上の中小企業と22,000以上のサプライヤー、 500,000以上の製品、600万人以上のユーザーを持っています。Ralaliは、デジタルソリューションを通じて、従来の中小企業が直面していたビジネス上の需要と供給の課題を解決しており、供給側では主力製品であるRalali.comにより、オンライン上で多様なサプライヤーへのアクセスを提供することで、持続可能なサプライチェーンを構築できるよう支援しています。また、需要側ではRalali Connectにより、中小企業が簡単にオンラインストアをセットアップし、多様なカスタマーベースを獲得できるよう支援しています。加えて、インドネシア国内の数十万のフリーランスがオフライン調査や自身のプロモーション、依頼の受注ができるジョブサービスRalali Agentも提供しています。
Ralaliは、プロダクト開発において一貫してシンプルさを追求しており、中小企業がデジタル化を実現するハードルを低くすると共に、その恩恵を最大限享受できるようサービスを展開しています。
URL:https://www.ralali.com/

【ICMGグループについて】
ICMGグループは創業以来、日本だけでなくシンガポールやシリコンバレーをベースに日本大企業やスタートアップ、官公庁とプロジェクトを行ってきました。直近では、東京電力及び中部電力と共同で、東南アジアにおける再生可能エネルギーの投資を実行、国連UNDPとのSDGsイノベーション分野における戦略提携、愛知県のスマートサステナブルシティプロジェクト等、国内だけでなく海外でもプロジェクトを推進しております。今回のICMG共創ファンドでは、社会課題を解決するベンチャー企業に迅速に成長資金とICMGの有する日本大企業のパートナーネットワークを提供することで、持続可能な未来の創造を目指しております。
URL:https://www.icmg.co.jp/partners/
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