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【公立高校・1人1台端末の活用事例】70%超の生徒がデジタル教材の学習効果を実感

愛媛・松山南高校の生徒7割超が「デジタル優位、紙と同等」と回答

株式会社Libry(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:後藤 匠)は、デジタル教材「Libry(リブリー)」を導入している愛媛県立松山南高等学校(所在地:愛媛県松山市)にて行われた「デジタル教材の学習効果に関するアンケート調査」の結果を公開します。

愛媛県下でトップクラスの公立高校である松山南高等学校は、2020年から「自学自習の効率化」を主目的として、理科「地学」を皮切りにLibryを導入し、その後、数学、英語、理科〔化学・生物・物理・地学〕の3教科6科目でLibryを活用しています。

今回「生物基礎」を選択する高校1年生、2年生を対象に「デジタル教材の学習効果に関するアンケート調査」を実施しました。特に学習効果については、70%超の生徒から「デジタル教材は『学習効果が高い』『紙書籍と同等』」というポジティブな回答があり、「紙書籍の方が学習効果が高い」と答えた生徒の割合を大幅に上回りました。




[画像1: https://prtimes.jp/i/54682/47/resize/d54682-47-f6d2fbec411993709f88-0.jpg ]

■主な調査結果は下記のとおりです。

1.デジタル教材の学習効果に関して
Q.理科の学習(演習)をする上で、Libryと他の書籍の問題集と比べてどちらの方が学習効果が高いと感じますか?
[画像2: https://prtimes.jp/i/54682/47/resize/d54682-47-0e50470974361510d648-4.png ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/54682/47/resize/d54682-47-07544a7af6b395e7de1e-3.png ]

<結果のポイント>


2年生 文型:80%がポジティブな回答(56%Libryの方が学習効果が高い、24%どちらでも同じ)で、「紙の書籍の方が学習効果が高い」と回答した生徒は21%であった。
1年生 理数科:71%がポジティブな回答(42%Libryの方が学習効果が高い、29%がどちらでも同じ)で、「紙の書籍の方が学習効果が高い」と回答した生徒は29%であった。


<生徒のコメント>


回答時間や正答率がわかって、理解しているかどうかがわかりやすい(1年生理数科)
参考書は厚く重たくて持ち運びが不便なので学校に持っていくのが大変だが、リブリーではどこでもデバイスがあれば使用することができるから(2年生文型)
解答解説がすぐ下についているから効率よく答え合わせができる。何回でも解き直せる(2年生文型)



2.デジタル教材の独自機能を活用した学習方法に関して
Q.単元ごとに問題が配信*されることについて、これまでの定期考査の勉強において効果がありましたか?(*教員用ツール「Libry for Teacher」の宿題配信機能を使用)
[画像4: https://prtimes.jp/i/54682/47/resize/d54682-47-0a75700bd457093beee5-1.png ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/54682/47/resize/d54682-47-a98cc284950e7d22ce34-2.png ]

<結果のポイント>


2年生 文型:97%がポジティブな回答(29%大変効果があった、68%ある程度効果があった)
1年生 理数科:90%がポジティブな回答(19%大変効果があった、71%ある程度効果があった)



〔調査概要〕
有効回答数:高校1年生(理数科)31名、高校2年生(文型)34名/科目:生物基礎/データソース:松山南高等学校から提供されたアンケート結果/Libry導入年度:地学(2020年〜)、数学・英語・化学・物理・生物(2021年〜)

■アンケート調査実施の背景
文部科学省が2022年2月に公表した「公立高校における学習者用コンピュータの整備状況調査」によると、2022年度当初見込みで1人1台端末整備率が100%となる都道府県は、愛媛県を含む21府県となります。
[画像6: https://prtimes.jp/i/54682/47/resize/d54682-47-b0d1d8d6301ba7553b34-5.png ]


松山南高等学校は、文部科学省SSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)に20年連続で指定され、2021年4月より県から配備された1人1台のノートPCを活用して「課題研究」などに全校生徒で取り組んでいます。また「各教科の授業でICTをいかに活用していくか」を検討する準備委員会も設置し、現在は複数教科でデジタル教材「Libry」を使用しています。

松山南高等学校は、1人1台端末やデジタル教材などを導入するにあたり、“チョーク&トーク”といわれるような教員の勘と経験だけに頼る指導から脱却し、“学習履歴の可視化による授業改善”や“生徒の理解度に合わせた学習の個別最適化”に取り組むべき、という課題意識を持っていました。

今回、デジタル教材による効果を測るべく、定量的・定性的な調査が必要と考え、松山南高等学校による「デジタル教材の学習効果に関するアンケート調査」の実施に至りました。

■デジタル教材を検討する高校への参考ポイント
今回のアンケート調査結果から、生徒は約6ヶ月という短い期間であっても、早期にデジタル教材に適合することができ、かつ70%を超える生徒がこれまでの紙書籍と同等以上の学習効果を実感している、ということがわかりました。また定性的に「生徒」「先生」それぞれに感じているメリットは下記のとおりでした。

1.デジタル教材を活用する生徒側のメリット


学習する場所を選ばない


Libryをはじめとするデジタル教材はPC、スマホ、タブレットなど複数の端末からアクセスができるため、重たい書籍を持ち歩く必要がないことがメリットです。今回のアンケート調査でも「移動中でも学習できるので便利」という声があがりました。


宿題を解答したノートが常に手元に残る


ノートを写真撮影してLibryに取り込むことで宿題提出が完了するため、常にノートは自分の手元に残すことができます。「ノートが戻ってこなくて勉強できない」「授業用と自学自習用のノートを2つに分ける」ことがなくなり、自分の好きなタイミングで振り返りできるようになります。


学習のペースメイクを支援できる


教員用ツールで「取り組み期限の設定」「単元ごとの配信」など工夫をすることで、自己管理が苦手な生徒に対しても学習ペースづくりを支援することができます。

2.デジタル教材を活用する教員側のメリット


宿題に関する業務負荷軽減


宿題プリントを作成・印刷して配布する、回収し、採点して、結果を記録する、というアナログな作業を全てLibryで行うことができます。実際に、3時間ほどかかっていた宿題関連業務が15分に短縮でき、業務効率が大幅に改善された教員もいらっしゃいます。


生徒の理解度を把握して授業改善


宿題結果を、単元ごと・生徒ごとに理解度・正答率をデータで集計・分析することができます。これまでは、定期テストが生徒の理解度や得意、不得意を測る指標として重視されていましたが、日々の学習段階で詳細を把握することができます。例えば、苦手な問題形式をタイムリーに把握することで、次の授業冒頭で補足解説をするなど授業改善に役立っています。

■松山南高等学校、および愛媛エリアの展望
松山南高等学校では、さらなる1人1台端末環境の活用のため、生徒用の「デジタル教科書」導入も検討しています。また同エリアでは、愛媛大学附属高等学校をはじめとする複数の国公立でLibryが導入されており、さらなるデジタル教材の活用が期待されます。

■Libryに関する今後の課題
アンケート調査で判明した課題として、「紙媒体のほうが書き込みしやすい」という生徒の声が複数あがっていました。生徒が「紙とデジタル」どちらを選択しても、これまで変わらない学習体験が実現できるよう、公教育の現場で活用して頂けるプロダクトづくりに取り組んでいきます。

■セミナーのご案内
今回のアンケート調査にご協力いただいた松山南高等学校 若山先生にもご登壇いただく、WEBセミナーをご案内します。Libryを活用した指導実践等について、新学期からの授業にお役立ていただける内容となりますので、ぜひ先生方お誘いあわせのうえご参加ください。

<セミナー概要>
新学期からすぐ活かせるLibry活用オンラインセミナー

Libryを教科指導で活用している先生より、「活用実践例」をご紹介するWEBセミナーです。


3/18(金)17時〜18時 【化学】広島県立尾道北高校 森信祐希先生
3/19(土)17時〜18時 【生物】愛媛県立松山南高等学校 若山勇太先生
3/24(木)17時〜18時【数学】明治学院東村山高等学校 数学科 安井有介先生
3/25(金)17時〜18時 【数学】岡山県立瀬戸高等学校  山片大典先生
3/26(土)17時〜18時 【物理】神奈川大学附属中・高等学校  佐藤克行先生


<申し込みURL>
https://marketing.libry.jp/l/856513/2022-02-14/4n5bh

■愛媛県立松山南高等学校について 
https://matsuyamaminami-h.esnet.ed.jp/
「自らを律せよ」を校訓に掲げ、130年の伝統があります。卒業生は3万8千人を超え、全国で活躍しています。勉学と部活動に意欲的に取り組み、高いレベルの文武両道を目指す学校です。文部科学省から、未来の科学者を育成するSSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)の指定(令和2〜4年)を受けています。

【学校概要】


所在地:愛媛県松山市末広町11番地1
設立:1891(明治24)年
形態:全日制/理数科・普通科
生徒数:約1070名(27クラス)
令和2年度入試合格実績(現役のみ):国公立大は、大阪大、神戸大、九州大、広島大などに延べ226名が合格。私立大は、早稲田、明治、法政、立教、関西、関西学院、同志社、立命館などに延べ689名が合格。



■Libryについて
https://libry.jp/
現在、全国の高校・中学を中心に600校超で導入されており、19社400冊以上のデジタル教材をプラットフォームで提供しています。デジタル教材とAIドリルの特性をあわせ持ち、1つの端末で複数の教材や問題集を管理することができるほか、学習履歴に基づいた「類似問題」機能等で、生徒一人ひとりの学習状況や理解度に合わせた個別最適化学習を実現します。また日経クロストレンド「未来の市場をつくる100社 2022年版」の<働き方・教育>分野で新しい市場をつくる会社として選出されています。

【会社概要】
株式会社Libry
所在地:東京都千代田区岩本町3-9-13 岩本町寿共同ビル 4F
代表者:代表取締役CEO 後藤 匠
設立:2012年5月
コーポレートサイト:https://about.libry.jp/
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