ローデ・シュワルツが、GCFによる承認に向けて5G Next Generation eCallテストケースを初提出
[23/09/01]
提供元:PRTIMES
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ローデ・シュワルツは、5G Next Generation eCall(NGeCall)プロトコル・テストケースを3GPP Global Certification Forum(GCF)に初めて提出しました。さらに、緊急通報受付センター(public safety answering point:PSAP)の機能をシミュレートする新しい5G NGeCallアプリケーション・オプションも発売します。このシミュレーションは、被試験装置の相互運用性を情報交換のすべてについて検証するエンド・ツー・エンドのコンフォーマンス試験に必要となります。これらローデ・シュワルツのeCall製品ラインナップに加わった両製品によりR&S CMX500ワンボックス・テスタを用いて、新しい5G NGeCallシステムの早期テストに対応できるようになり、5G NGeCallシステムのタイムリーな導入に貢献します。
[画像: https://prtimes.jp/i/104512/47/resize/d104512-47-f26a8832e426a235ed3d-0.jpg ]
eCall は、EU域内で販売される自動車の自動緊急通報システムとして、2015年に導入されました。さらに2018年からは、EUのすべての新車に義務づけられています。eCallシステムは現在、2G/3G回線交換セルラー・ネットワークを利用しています。しかしながら、これらのネットワークは遠からず廃止になるため、緊急通報システムは(車載システムも、そのインフラも)最新の4G/5Gパケット交換セルラー・ネットワークへの適応をはかっていくことになります。
すでに欧州委員会では、eCallの4Gおよび5Gネットワークへの移行に向けて、eCallの規格と法律を改定するイニシアティブを活発に行っています。そのため自動車業界は新しいNGeCall機能を含むeCallモジュールを提供できるようにNGeCallテスト・ソリューションを必要としています。eCallモジュールは技術仕様CEN TS17240に準拠しなければならないからです。このTS17240では、プロトコルのコンフォーマンス・テストケースを示すとともに、3GPPとIETF(Internet Engineering Task Force)が定めるのと同じようにeCallのエンド・ツー・エンドの追加コンフォーマンス・テストケースも規定しています。
2023年7月、R&S CMX500上で動作するテストケース・パッケージPCT5-KC625をリリースし、GCFミーティングでこのテストケースの検証が行われました。これにより、NGeCall型式認証を取得するための試験仕様にNGeCallモジュールのメーカーが応えられる基盤が整いました。また、R&S CMX500用の新しいソフトウェア・パッケージR&S CMX-KA098には、5G NGeCallのための緊急通報受付センター(PSAP)が統合されています。これがCEN TS17240に準拠したエンド・ツー・エンドのコンフォーマンス・テストを実施するための追加テスト機能として、テスト・パッケージを補完します。
ローデ・シュワルツのeCallテスト・ソリューションについて詳しくは、
https://www.rohde-schwarz.com/eCallをご覧ください。
お問い合わせ:
欧州(本社):Christian Mokry(電話:+49 89 4129 13052、email:press@rohde-schwarz.com)
北米:Dominique Loberg(電話:+1 503 523-7951、email:Dominique.Loberg @rsa.rohde-schwarz.com)アジア太平洋地域:Sze Ming Ng(電話:+603 5569 0011、email:press.apac@rohde-schwarz.com)
R&S(R)は、Rohde & Schwarz GmbH & Co. KG.の登録商標です。
すべてのプレスリリースは、画像のダウンロードを含め、http://www.press.rohde-schwarz.comからインターネットでご提供しています。
ローデ・シュワルツについて
ローデ・シュワルツは、より安全に“つながる”社会の実現に向けた基盤を整えようと取り組む先駆的企業のなかでも、特に技術指向のグループとして、試験・計測などを始めとする技術システムやネットワークおよびサイバーセキュリティにおけるトップレベルのソリューションを提供しています。設立から85年以上にわたり、世界中の産業界や行政機関のお客様の信頼できるパートナーとして歩んできました。そのローデ・シュワルツでは、2021年6月30日現在、全世界で約13,000名の従業員が活躍しています。2020/2021会計年度(昨年7月から本年6月まで)には独立した企業グループとして23.4億ユーロの売上を達成しました。本社はドイツ・ミュンヘンに構えています。
R&S(R)はRohde & Schwarz GmbH & Co. KGの登録商標です。
[画像: https://prtimes.jp/i/104512/47/resize/d104512-47-f26a8832e426a235ed3d-0.jpg ]
eCall は、EU域内で販売される自動車の自動緊急通報システムとして、2015年に導入されました。さらに2018年からは、EUのすべての新車に義務づけられています。eCallシステムは現在、2G/3G回線交換セルラー・ネットワークを利用しています。しかしながら、これらのネットワークは遠からず廃止になるため、緊急通報システムは(車載システムも、そのインフラも)最新の4G/5Gパケット交換セルラー・ネットワークへの適応をはかっていくことになります。
すでに欧州委員会では、eCallの4Gおよび5Gネットワークへの移行に向けて、eCallの規格と法律を改定するイニシアティブを活発に行っています。そのため自動車業界は新しいNGeCall機能を含むeCallモジュールを提供できるようにNGeCallテスト・ソリューションを必要としています。eCallモジュールは技術仕様CEN TS17240に準拠しなければならないからです。このTS17240では、プロトコルのコンフォーマンス・テストケースを示すとともに、3GPPとIETF(Internet Engineering Task Force)が定めるのと同じようにeCallのエンド・ツー・エンドの追加コンフォーマンス・テストケースも規定しています。
2023年7月、R&S CMX500上で動作するテストケース・パッケージPCT5-KC625をリリースし、GCFミーティングでこのテストケースの検証が行われました。これにより、NGeCall型式認証を取得するための試験仕様にNGeCallモジュールのメーカーが応えられる基盤が整いました。また、R&S CMX500用の新しいソフトウェア・パッケージR&S CMX-KA098には、5G NGeCallのための緊急通報受付センター(PSAP)が統合されています。これがCEN TS17240に準拠したエンド・ツー・エンドのコンフォーマンス・テストを実施するための追加テスト機能として、テスト・パッケージを補完します。
ローデ・シュワルツのeCallテスト・ソリューションについて詳しくは、
https://www.rohde-schwarz.com/eCallをご覧ください。
お問い合わせ:
欧州(本社):Christian Mokry(電話:+49 89 4129 13052、email:press@rohde-schwarz.com)
北米:Dominique Loberg(電話:+1 503 523-7951、email:Dominique.Loberg @rsa.rohde-schwarz.com)アジア太平洋地域:Sze Ming Ng(電話:+603 5569 0011、email:press.apac@rohde-schwarz.com)
R&S(R)は、Rohde & Schwarz GmbH & Co. KG.の登録商標です。
すべてのプレスリリースは、画像のダウンロードを含め、http://www.press.rohde-schwarz.comからインターネットでご提供しています。
ローデ・シュワルツについて
ローデ・シュワルツは、より安全に“つながる”社会の実現に向けた基盤を整えようと取り組む先駆的企業のなかでも、特に技術指向のグループとして、試験・計測などを始めとする技術システムやネットワークおよびサイバーセキュリティにおけるトップレベルのソリューションを提供しています。設立から85年以上にわたり、世界中の産業界や行政機関のお客様の信頼できるパートナーとして歩んできました。そのローデ・シュワルツでは、2021年6月30日現在、全世界で約13,000名の従業員が活躍しています。2020/2021会計年度(昨年7月から本年6月まで)には独立した企業グループとして23.4億ユーロの売上を達成しました。本社はドイツ・ミュンヘンに構えています。
R&S(R)はRohde & Schwarz GmbH & Co. KGの登録商標です。