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インドにおける自動車用鋼管事業合弁会社設立について

住友鋼管株式会社(代表取締役社長:丸尾 充、本社:東京都墨田区、以下、住友鋼管)および住友商事株式会社(取締役社長:加藤 進、本社:東京都中央区、以下、住友商事)は、このたび、韓国鉄鋼メーカー大手の現代ハイスコ株式会社(英文名:Hyundai Hysco Co.,Ltd.、本社:大韓民国蔚山広域市、以下、ハイスコ)と、インドにおいて自動車用鋼管を製造・販売する合弁会社を設立することに合意しましたので、下記のとおりお知らせします。



1.合弁会社設立の理由
インドでは、経済発展の中、自動車産業が急速に成長しており、自動車用鋼管、中でも環境規制の強化や安全性強化のニーズの高まりを背景に、排気系ステンレス鋼管、フロントフォーク用鋼管およびドアインパクトビーム等の高強度鋼管の需要拡大が見込まれます。
住友鋼管および住友商事は、こうした増大するインドにおける自動車用鋼管需要を捕捉するため、インド、特に自動車産業が集積する南部のタミル・ナドゥ州チェンナイ市において、自動車用鋼管事業を展開することについてかねてより検討を進めていましたが、このたび、チェンナイ市内に土地を所有するハイスコの現地子会社(Hysco Steel India Private Limited)と、自動車用鋼管の製造・販売を行う合弁会社を設立することに合意しました。
合弁会社は、日系自動車メーカー、韓国自動車メーカー最大手の現代自動車株式会社および欧米系自動車メーカー向けに、2012年末からの生産開始を予定しています。
住友鋼管および住友商事は、今後とも、海外の鋼管需要に対応するため、積極的に海外展開を図ります。

2.合弁会社の概要
   社  名:Automotive Steel Pipe India Private Limited
   所 在 地:タミル・ナドゥ州チェンナイ市
   事業内容:自動車用鋼管の製造・販売
   資 本 金:約4億ルピー(約7億円)
   投 資 額:約20億ルピー(約36億円)
株主構成:Hysco Steel India Private Limited  55パーセント
(ハイスコ 100パーセント出資)
SPTアンドSCインベストメント株式会社  45パーセント
(住友鋼管 74.8パーセント、住友商事 25.2パーセント出資)
   主要設備:電気抵抗溶接造管機 2基、抽伸機 2基、熱処理炉 1炉、焼入れ機 3基 他
  生産品目:電気抵抗溶接鋼管(普通鋼、ステンレス鋼)、冷間引抜鋼管
   生産能力:約4,000トン/月
   従業員数:約350名
   土地面積:51,600平方メートル
   工場面積:25,800平方メートル
   設立時期:2011年8月(予定)
   生産開始:2012年末(予定)
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