世界最大級のストックフォトサイト「iStock」金融サービス業界における消費者に信頼されるビジュアル結果を公表日本の消費者の 9 割「AI 生成画像を受け入れ難い」
[24/11/29]
提供元:PRTIMES
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消費者意識調査「VisualGPS」で明らかに
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18083/48/18083-48-fb5988b04a83138d49777f7a39baf6d4-1080x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
1472474235,Erdark,iStock
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18083/48/18083-48-e17fd90bb2f376dd04d376ee0bc1ceb4-1080x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
1178270193,Yoshiyoshi Hirokawa,iStock
市場の分析データに基づいた、質の高い1億8000万点以上のコンテンツを中小企業や小規模事業者に提供する世界最大級のストックフォトサイト「iStock」(以下、iStock)は、時代に合わせた企業コンテンツを提案し、クリエイティブの分野においても業界を牽引し続けています。
iStock を運営するゲッティイメージズのビジュアル調査「VisualGPS」(*)に裏付けられた市場のニーズやトレンドをもとに、世界中の40万3千人以上の契約クリエイターに対して撮影指導を行うことで、時代に合わせたコンテンツを提案しています。
*ゲッティイメージズは、2020年2月より、世界的な市場調査会社である MarketCast 社と提携し、26カ国13言語で1万人以上の消費者と専門家を対象に調査を行い、「今、求められているビジュアルコンテンツ」を具体的な数字とともに明らかにした「VisualGPS」と呼ばれるガイドラインを作成しています。VisualGPS の詳細情報はこちらをご覧ください。
2024 年も残りわずか...。忘年会やクリスマス、お正月への準備など何かと出費が多い頃かもしれません。年末調整の時期でもあり、多くの消費者がお金について考えるタイミングでもあります。そのような中で、金融サービス業界におけるビジュアルコミュニケーションについて考えていきます。日本人の「金融リテラシー」=「お金に関する知識や判断力」が他国と比較して低いと言われている中で、徐々に個々人の貯蓄や資産形成に関する知識なども向上してきているように思います。
また、金融サービス業界においてもサステナビリティや DEI、テクノロジーといった関心も高まり、ビジュアルコミュニケーションにおいて考慮すべき事象になっています。
今回はそのような背景を踏まえながら、金融サービス業界においてより消費者からの信頼の獲得につながるビジュアルコミュニケーションについて、iStock の検索トレンドやビジュアルに関する消費者意識調査「VisualGPS」をもとに考察していきます。
■高まる消費者の金融リテラシー
金融サービス業界におけるビジュアル選択においては、クレジットオプション、非課税投資、通貨安、長期的なファイナンシャルプランニングに焦点が当てられており、日本の消費者の「金融リテラシー」の向上と資産管理を反映していることがわかりました。「クレジットカード」や「NISA」といった検索が増加していることは、より多くの金融に携わる企業やブランドが、消費者が経済的に安定した将来を確保するための金融ツールや戦略を模索していることを示唆しているのではないでしょうか。
iStock における金融サービス業界における金融関連検索ワードの増加結果(2023年9月~2024年9月)
・ 「クレジットカード」+2000%
・ 「NISA」+95%
・ 「円安」+76%
・ 「資産形成」+54%
・ 「暗号資産」+86%
■「サステナビリティ」や「AI」テクノロジー...金融サービス業界におけるトレンドとは?
消費者の金融リテラシーの向上とともに、金融サービス業界においても金融ツールや戦略を模索しているという状況の中で、サステナビリティや DEI、AI といった直接的にあまり関係のないと思われるトレンドについても、顧客を取り込むという意味で金融サービス業界においては重要視していることがわかりました。
まず、環境への責任と持続可能な生活への強いコミットメントを強調する「サステナビリティ」。脱炭素や自然に関連するキーワード検索数の増加は、日本の金融サービス業界が二酸化炭素排出量の削減や自然とのつながり、環境問題への取り組み、生物多様性の保全をより重視していることを示しています。
iStock における金融サービス業界における環境関連検索ワードの増加結果(2023年9月~2024年9月)
・ 「脱炭素化」+575%
・ 「自然」+600%
・ 「環境」+113%
・ 「生物多様性」+200%
次にテクノロジーに関するトレンドを見ると、AI、ロボティクス、サイバーセキュリティ、クラウドソリューションへの関心を示していることがわかり、イノベーションとデジタルトランスフォーメーションの推進を示唆していることが見受けられます。
また「生成 AI」や「人工知能」といった検索件数が増加していることからもわかるように、金融サービス業界では先進的な技術をブランドの事業運営に積極的に取り組んでいることもわかりました。
iStock における金融サービス業界におけるテクノロジー関連検索ワードの増加結果(2023年9月~2024 年9月)
・ テクノロジー+222%
・ 生成 AI+567%
・ 人工知能+283%
・ ChatGPT+60%
・ イノベーション+300
・ サイバーセキュリティ+100%
・ クラウド+175%
また「DEI」に関する検索結果が増加していることも、インクルーシブで多様なビジュアル表現へ注力していることを強調しています。チームワークや家族構成に関する検索件数の増加は、より協力的な職場環境や家族の絆を重視する文化的な変化を示唆しています。
「新社会人」の検索数の急増は、新社会人が直面する課題と機会を浮き彫りにしており、支援的で包括的な社会環境を反映しているのかもしれません。
iStock における金融サービス業界における DEI 関連検索ワードの増加結果(2023年9月~2024年9月)
・ 「チームワーク」+278%
・ 「日本の家族」+214%
・ 「新社会人」+1000%
さらにウェルネスに関する検索ワードの増加も見られます。ウェルネスのトレンドは健康維持と医療へのアクセス向上に重点を置いていることを明らかにし、金融ブランドが個人の健康と生活の質を重視していることを浮き彫りにしているようです。
iStock における金融サービス業界におけるウェルネス関連検索ワードの増加結果(2023年9月~2024 年9月)
・ 「健康」+1300%
・ 「ヘルスケア」+1300%
■金融サービス業界では生成 AI 画像を受け入れられない傾向も明らかに
金融ブランドにおいて、様々な社会的トレンドが重視されている一方で、実際のビジュアルコミュニケーションという点を見ると、人間がカメラで撮影した「本物」のビジュアルが使用されることが好まれていることがわかりました。
消費者のビジュアルに関する意識調査「VisualGPS」によると、金融サービス業界において、「生成 AI 画像を受け入れる」と回答した日本の消費者は9%(世界では15%)にとどまり、9割の消費者にとって、金融サービス業界においては生成 AI画像を受け入れられない傾向があることがわかりました。
金融サービス業界や製薬業界のような「より真剣さが求められる」業界では、AI の利用に対して慎重であるべきとされる傾向が強く、特に AI への信頼がもともと低い人々の間ではその傾向が顕著です。一方で、旅行業界のような「より理想的・夢のある」業界では、AI に対する懸念が比較的少ない傾向にあります。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18083/48/18083-48-2eb5b5113356892bc9422c61b0b3be9c-1080x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
1795402710,Fly View Productions,iStock
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18083/48/18083-48-625f261f3b60286b0fe3e1136afed06d-1080x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
1391549022,tdub303,iStock
■AI ロボットより人間のアドバイザーを信頼する人が7割
また興味深いことに、金融サービス業界において消費者は、人間同士のコミュニケーションに信頼をおいていることもわかりました。
VisualGPS によると、日本の消費者の7割以上が、「AI を活用したアドバイザー(ロボアドバイザーなど)よりも人間のファイナンシャルアドバイザーを信頼する」と回答しています。実店舗を持つ金融機関に対してより信頼性が高い可能性があることがわかりました。
消費者の信頼を得ることは金融サービス業界にとって特に重要です。「商品やサービスを購入するかどうかを決定する際に最も重要なことが『信頼性』である」と答えているのが、世界全体では6割であるのに対して、日本では8割に上っています。消費者がそのブランドの商品・サービスを購入したいと考えるのは、信頼できる評判を持ち、アクセスしやすく、人対人のカスタマーサービスを提供する企業です。特に日本では、「信頼できる評判を持っていること」や「自分の価値観や信念と一致していること」が、他の国々と比べても重要視されています。
このような背景から、日本の消費者にとっては、真正性や人間同士のつながりを強調したビジュアルが今後も重要であり続けるでしょう。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18083/48/18083-48-7aad8fae5a0bba90844553df262665d7-1080x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
1363806965,thianchai sitthikongsak,iStock
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18083/48/18083-48-9a03151c904b5e2c3945ebd974dc690c-1080x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
1137469725,Trevor Williams,iStock
■日本の消費者からの信頼を得られるビジュアルとは?
AI などのテクノロジーを金融業界でも取り入れている一方、人間同士のコミュニケーションにより信頼性をおいていることがわかりました。
では、ビジュアルコミュニケーションとして、日本の消費者から信頼を得られるビジュアルをどう選べばいいのでしょうか。日本では、「本物」の画像や動画が信頼を築く上で重要だという意見が大多数です。日常的で親しみやすい人々や瞬間を見せるリアルで未加工のビジュアルに加え、製品やサービスが生活にどのように溶け込むのかを示すことで、購買意欲を刺激します。
1.リアルな人間の温かみを、そのままの不完全さで表現しましょう
人々は、不完全さや人間生活の微妙なニュアンスを価値あるものと捉えています。それは AI では簡単に再現できないものです。より個性的な人間体験の物語を表現し、人間の多様性や不完全さを祝福しましょう。
2.驚きのある物語を伝えましょう
最も印象に残るビジュアルは、見た人が共感を得るものです。最も記憶に残る方法はストーリーテリングを通じた繋がりを生むことなので、「まだ見たことのない物語や予想外のストーリーをどのように見せられるか」を考えてみてください。例えば、男性は一般的に「お金を管理する役割」として描かれ、女性は「買い物を通じてお金を使う役割」として描かれることが多いという固定観念を打ち破りましょう。最新の VisualGPS 調査結果によれば、日本の女性の 68%が家庭の銀行業務、投資、住宅ローン、または保険に主に責任を持つか、責任を共有していると答えています。こうした現実的で、あまり見られないビジュアルストーリーを示しましょう。
3.インクルーシブな表現を構築しましょう
どのような物語を語るかについて具体性を持つことに力があります。本物で立体的に感じられる人々を描いたビジュアルを選びましょう。iStock でダウンロードされたビジュアルの傾向を見ると、日本では障害を持つ人や LGBTQ+コミュニティの人々を描いたビジュアルは 1%未満であり、60 歳以上の人々が財務を管理したりお金を使ったりしている姿を描いたビジュアルは 5%未満です。こうした人々のリアルな生活を描くことで、より多くの人々が自分のような共感を持てるビジュアルを見つけられるようになります。
4.プロフェッショナルな撮影を通じて信頼を築きましょう
アーティストやフォトグラファーなどプロフェッショナルによって制作された画像には、本物らしさへの信頼が生まれます。つまり、ビジュアルの作り込みが重要であり、それが信頼性を高めます。
▼iStock とは
豊富な経験と専門知識を持つゲッティイメージズが運営しているストックフォトサービス。中小企業や小規模事業者に対し、消費者の心に響くビジュアルコンテンツを提供しています。1億8000万点以上のコンテンツを持つ iStock は、世界中の 40万3千人以上のクリエイター(専属、非専属含む)と呼ばれる契約フォトグラファーやビジュアルクリエイターのネットワークを持ち、専属クリエイターには、「VisualGPS」に裏付けられた市場のニーズやトレンドにもとに、ゲッティイメージズクリエイティブチーム
の豊富な経験と知識を活用し撮影指導を行うことで、プレミアムでロイヤリティフリーの写真、映像、イラストを常に提供できるようにしています。
iStock by Getty Images 日本語公式サイト:https://www.istockphoto.com/jp
iStock Signature Collection(プラス)-iStock とゲッティイメージズでしか手に入らない、クリエイティブで厳選された写真、映像、イラストをベースにしたプレミアムコレクションです。iStock だけで 2,800万点以上の素材があり、独占的なストックコンテンツを提供している世界最大のコレクションです。
プラスの素材例:https://www.istockphoto.com/jp/collaboration/boards/gNTpLpUfDky8JANcNcasDA
▼ゲッティイメージズとは
ゲッティイメージズは、世界有数のビジュアルコンテンツクリエイターおよびマーケットプレイスとして、世界中のあらゆるニーズに応じた幅広いコンテンツソリューションを提供しています。ゲッティイメージズ、iStock、Unsplash のブランド、ウェブサイト、API は、世界最高のフォトグラファーとビデオグラファーによる力強いビジュアルコンテンツを検索、購入、共有するための第一拠点として、世界各国のお客様に利用されています。約 57 万人のクリエイターと340以上のコンテンツパートナーと共にパワフルでインクルーシブなコンテンツを配信。毎年16万件以上のニュース、スポーツ、エンターテイメントイベントをカバーし、類を見ないほどの豊富な報道を提供しています。
また、ゲッティイメージズは世界最大かつ最高レベルの民間所有アーカイブ写真を保持しており、写真創世記にさかのぼる画像の数は数百万枚にわたります。ゲッティイメージズは、最高品質クリエイティブライブラリーとカスタムコンテンツソリューションを通じて、お客様の創造性を高め、エンドツーエンドのクリエイティブプロセス全体を支援、あらゆるニーズに適したビジュアルを提供します。ゲッティイメージズと iStock の顧客は、許可されたコンテンツと無制限の補償、永続的かつ世界的な使用権に基づいてトレーニングされた生成 AI 技術とツールの採用・配給により、テキストから画像を生成しアイデアを練り、商用的に安全で魅力的なビジュアルを作成することができます。
会社のニュースやお知らせは、News Room をご覧ください。
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1472474235,Erdark,iStock
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1178270193,Yoshiyoshi Hirokawa,iStock
市場の分析データに基づいた、質の高い1億8000万点以上のコンテンツを中小企業や小規模事業者に提供する世界最大級のストックフォトサイト「iStock」(以下、iStock)は、時代に合わせた企業コンテンツを提案し、クリエイティブの分野においても業界を牽引し続けています。
iStock を運営するゲッティイメージズのビジュアル調査「VisualGPS」(*)に裏付けられた市場のニーズやトレンドをもとに、世界中の40万3千人以上の契約クリエイターに対して撮影指導を行うことで、時代に合わせたコンテンツを提案しています。
*ゲッティイメージズは、2020年2月より、世界的な市場調査会社である MarketCast 社と提携し、26カ国13言語で1万人以上の消費者と専門家を対象に調査を行い、「今、求められているビジュアルコンテンツ」を具体的な数字とともに明らかにした「VisualGPS」と呼ばれるガイドラインを作成しています。VisualGPS の詳細情報はこちらをご覧ください。
2024 年も残りわずか...。忘年会やクリスマス、お正月への準備など何かと出費が多い頃かもしれません。年末調整の時期でもあり、多くの消費者がお金について考えるタイミングでもあります。そのような中で、金融サービス業界におけるビジュアルコミュニケーションについて考えていきます。日本人の「金融リテラシー」=「お金に関する知識や判断力」が他国と比較して低いと言われている中で、徐々に個々人の貯蓄や資産形成に関する知識なども向上してきているように思います。
また、金融サービス業界においてもサステナビリティや DEI、テクノロジーといった関心も高まり、ビジュアルコミュニケーションにおいて考慮すべき事象になっています。
今回はそのような背景を踏まえながら、金融サービス業界においてより消費者からの信頼の獲得につながるビジュアルコミュニケーションについて、iStock の検索トレンドやビジュアルに関する消費者意識調査「VisualGPS」をもとに考察していきます。
■高まる消費者の金融リテラシー
金融サービス業界におけるビジュアル選択においては、クレジットオプション、非課税投資、通貨安、長期的なファイナンシャルプランニングに焦点が当てられており、日本の消費者の「金融リテラシー」の向上と資産管理を反映していることがわかりました。「クレジットカード」や「NISA」といった検索が増加していることは、より多くの金融に携わる企業やブランドが、消費者が経済的に安定した将来を確保するための金融ツールや戦略を模索していることを示唆しているのではないでしょうか。
iStock における金融サービス業界における金融関連検索ワードの増加結果(2023年9月~2024年9月)
・ 「クレジットカード」+2000%
・ 「NISA」+95%
・ 「円安」+76%
・ 「資産形成」+54%
・ 「暗号資産」+86%
■「サステナビリティ」や「AI」テクノロジー...金融サービス業界におけるトレンドとは?
消費者の金融リテラシーの向上とともに、金融サービス業界においても金融ツールや戦略を模索しているという状況の中で、サステナビリティや DEI、AI といった直接的にあまり関係のないと思われるトレンドについても、顧客を取り込むという意味で金融サービス業界においては重要視していることがわかりました。
まず、環境への責任と持続可能な生活への強いコミットメントを強調する「サステナビリティ」。脱炭素や自然に関連するキーワード検索数の増加は、日本の金融サービス業界が二酸化炭素排出量の削減や自然とのつながり、環境問題への取り組み、生物多様性の保全をより重視していることを示しています。
iStock における金融サービス業界における環境関連検索ワードの増加結果(2023年9月~2024年9月)
・ 「脱炭素化」+575%
・ 「自然」+600%
・ 「環境」+113%
・ 「生物多様性」+200%
次にテクノロジーに関するトレンドを見ると、AI、ロボティクス、サイバーセキュリティ、クラウドソリューションへの関心を示していることがわかり、イノベーションとデジタルトランスフォーメーションの推進を示唆していることが見受けられます。
また「生成 AI」や「人工知能」といった検索件数が増加していることからもわかるように、金融サービス業界では先進的な技術をブランドの事業運営に積極的に取り組んでいることもわかりました。
iStock における金融サービス業界におけるテクノロジー関連検索ワードの増加結果(2023年9月~2024 年9月)
・ テクノロジー+222%
・ 生成 AI+567%
・ 人工知能+283%
・ ChatGPT+60%
・ イノベーション+300
・ サイバーセキュリティ+100%
・ クラウド+175%
また「DEI」に関する検索結果が増加していることも、インクルーシブで多様なビジュアル表現へ注力していることを強調しています。チームワークや家族構成に関する検索件数の増加は、より協力的な職場環境や家族の絆を重視する文化的な変化を示唆しています。
「新社会人」の検索数の急増は、新社会人が直面する課題と機会を浮き彫りにしており、支援的で包括的な社会環境を反映しているのかもしれません。
iStock における金融サービス業界における DEI 関連検索ワードの増加結果(2023年9月~2024年9月)
・ 「チームワーク」+278%
・ 「日本の家族」+214%
・ 「新社会人」+1000%
さらにウェルネスに関する検索ワードの増加も見られます。ウェルネスのトレンドは健康維持と医療へのアクセス向上に重点を置いていることを明らかにし、金融ブランドが個人の健康と生活の質を重視していることを浮き彫りにしているようです。
iStock における金融サービス業界におけるウェルネス関連検索ワードの増加結果(2023年9月~2024 年9月)
・ 「健康」+1300%
・ 「ヘルスケア」+1300%
■金融サービス業界では生成 AI 画像を受け入れられない傾向も明らかに
金融ブランドにおいて、様々な社会的トレンドが重視されている一方で、実際のビジュアルコミュニケーションという点を見ると、人間がカメラで撮影した「本物」のビジュアルが使用されることが好まれていることがわかりました。
消費者のビジュアルに関する意識調査「VisualGPS」によると、金融サービス業界において、「生成 AI 画像を受け入れる」と回答した日本の消費者は9%(世界では15%)にとどまり、9割の消費者にとって、金融サービス業界においては生成 AI画像を受け入れられない傾向があることがわかりました。
金融サービス業界や製薬業界のような「より真剣さが求められる」業界では、AI の利用に対して慎重であるべきとされる傾向が強く、特に AI への信頼がもともと低い人々の間ではその傾向が顕著です。一方で、旅行業界のような「より理想的・夢のある」業界では、AI に対する懸念が比較的少ない傾向にあります。
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1795402710,Fly View Productions,iStock
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1391549022,tdub303,iStock
■AI ロボットより人間のアドバイザーを信頼する人が7割
また興味深いことに、金融サービス業界において消費者は、人間同士のコミュニケーションに信頼をおいていることもわかりました。
VisualGPS によると、日本の消費者の7割以上が、「AI を活用したアドバイザー(ロボアドバイザーなど)よりも人間のファイナンシャルアドバイザーを信頼する」と回答しています。実店舗を持つ金融機関に対してより信頼性が高い可能性があることがわかりました。
消費者の信頼を得ることは金融サービス業界にとって特に重要です。「商品やサービスを購入するかどうかを決定する際に最も重要なことが『信頼性』である」と答えているのが、世界全体では6割であるのに対して、日本では8割に上っています。消費者がそのブランドの商品・サービスを購入したいと考えるのは、信頼できる評判を持ち、アクセスしやすく、人対人のカスタマーサービスを提供する企業です。特に日本では、「信頼できる評判を持っていること」や「自分の価値観や信念と一致していること」が、他の国々と比べても重要視されています。
このような背景から、日本の消費者にとっては、真正性や人間同士のつながりを強調したビジュアルが今後も重要であり続けるでしょう。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18083/48/18083-48-7aad8fae5a0bba90844553df262665d7-1080x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
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1137469725,Trevor Williams,iStock
■日本の消費者からの信頼を得られるビジュアルとは?
AI などのテクノロジーを金融業界でも取り入れている一方、人間同士のコミュニケーションにより信頼性をおいていることがわかりました。
では、ビジュアルコミュニケーションとして、日本の消費者から信頼を得られるビジュアルをどう選べばいいのでしょうか。日本では、「本物」の画像や動画が信頼を築く上で重要だという意見が大多数です。日常的で親しみやすい人々や瞬間を見せるリアルで未加工のビジュアルに加え、製品やサービスが生活にどのように溶け込むのかを示すことで、購買意欲を刺激します。
1.リアルな人間の温かみを、そのままの不完全さで表現しましょう
人々は、不完全さや人間生活の微妙なニュアンスを価値あるものと捉えています。それは AI では簡単に再現できないものです。より個性的な人間体験の物語を表現し、人間の多様性や不完全さを祝福しましょう。
2.驚きのある物語を伝えましょう
最も印象に残るビジュアルは、見た人が共感を得るものです。最も記憶に残る方法はストーリーテリングを通じた繋がりを生むことなので、「まだ見たことのない物語や予想外のストーリーをどのように見せられるか」を考えてみてください。例えば、男性は一般的に「お金を管理する役割」として描かれ、女性は「買い物を通じてお金を使う役割」として描かれることが多いという固定観念を打ち破りましょう。最新の VisualGPS 調査結果によれば、日本の女性の 68%が家庭の銀行業務、投資、住宅ローン、または保険に主に責任を持つか、責任を共有していると答えています。こうした現実的で、あまり見られないビジュアルストーリーを示しましょう。
3.インクルーシブな表現を構築しましょう
どのような物語を語るかについて具体性を持つことに力があります。本物で立体的に感じられる人々を描いたビジュアルを選びましょう。iStock でダウンロードされたビジュアルの傾向を見ると、日本では障害を持つ人や LGBTQ+コミュニティの人々を描いたビジュアルは 1%未満であり、60 歳以上の人々が財務を管理したりお金を使ったりしている姿を描いたビジュアルは 5%未満です。こうした人々のリアルな生活を描くことで、より多くの人々が自分のような共感を持てるビジュアルを見つけられるようになります。
4.プロフェッショナルな撮影を通じて信頼を築きましょう
アーティストやフォトグラファーなどプロフェッショナルによって制作された画像には、本物らしさへの信頼が生まれます。つまり、ビジュアルの作り込みが重要であり、それが信頼性を高めます。
▼iStock とは
豊富な経験と専門知識を持つゲッティイメージズが運営しているストックフォトサービス。中小企業や小規模事業者に対し、消費者の心に響くビジュアルコンテンツを提供しています。1億8000万点以上のコンテンツを持つ iStock は、世界中の 40万3千人以上のクリエイター(専属、非専属含む)と呼ばれる契約フォトグラファーやビジュアルクリエイターのネットワークを持ち、専属クリエイターには、「VisualGPS」に裏付けられた市場のニーズやトレンドにもとに、ゲッティイメージズクリエイティブチーム
の豊富な経験と知識を活用し撮影指導を行うことで、プレミアムでロイヤリティフリーの写真、映像、イラストを常に提供できるようにしています。
iStock by Getty Images 日本語公式サイト:https://www.istockphoto.com/jp
iStock Signature Collection(プラス)-iStock とゲッティイメージズでしか手に入らない、クリエイティブで厳選された写真、映像、イラストをベースにしたプレミアムコレクションです。iStock だけで 2,800万点以上の素材があり、独占的なストックコンテンツを提供している世界最大のコレクションです。
プラスの素材例:https://www.istockphoto.com/jp/collaboration/boards/gNTpLpUfDky8JANcNcasDA
▼ゲッティイメージズとは
ゲッティイメージズは、世界有数のビジュアルコンテンツクリエイターおよびマーケットプレイスとして、世界中のあらゆるニーズに応じた幅広いコンテンツソリューションを提供しています。ゲッティイメージズ、iStock、Unsplash のブランド、ウェブサイト、API は、世界最高のフォトグラファーとビデオグラファーによる力強いビジュアルコンテンツを検索、購入、共有するための第一拠点として、世界各国のお客様に利用されています。約 57 万人のクリエイターと340以上のコンテンツパートナーと共にパワフルでインクルーシブなコンテンツを配信。毎年16万件以上のニュース、スポーツ、エンターテイメントイベントをカバーし、類を見ないほどの豊富な報道を提供しています。
また、ゲッティイメージズは世界最大かつ最高レベルの民間所有アーカイブ写真を保持しており、写真創世記にさかのぼる画像の数は数百万枚にわたります。ゲッティイメージズは、最高品質クリエイティブライブラリーとカスタムコンテンツソリューションを通じて、お客様の創造性を高め、エンドツーエンドのクリエイティブプロセス全体を支援、あらゆるニーズに適したビジュアルを提供します。ゲッティイメージズと iStock の顧客は、許可されたコンテンツと無制限の補償、永続的かつ世界的な使用権に基づいてトレーニングされた生成 AI 技術とツールの採用・配給により、テキストから画像を生成しアイデアを練り、商用的に安全で魅力的なビジュアルを作成することができます。
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