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AppierチーフAIサイエンティスト、ミン・スン、「アジアにおけるデジタル化の進展と今後」を発表




AI(人工知能)テクノロジー企業のAppier(エイピア、以下Appier、所在地:東京都港区、共同創業者/CEO:チハン・ユー)は、チーフAIサイエンティストであるミン・スンが、アジア地域におけるデジタル化の進行度について、以下の通り発表しました。

スマートシティ計画を進めているアジアのいくつかの都市では、AI付き監視カメラを使用し、移動体の追跡や交通信号の最適化を始めています。これは様々な産業、企業や政府において、高度なAIとデータ技術の重要性が認識されてきたことが背景にあります。AI搭載の多様な装置やソフトウェアの実装が始まっており、特に小売業界は他の業界よりもAIとデータ技術の実用化が進んでいます。

ForresterとAppierが実施した調査によると、アジア太平洋地域の小売企業の56%が、AI実装をすでに実施しているか、さらに拡大しています※。小売は大小を問わず幅広い分野で、オンラインでもオフラインでもAI技術を活用しています。
例を挙げると、顔認証による支払いプロセスの合理化、オンラインとオフラインの統合した購買支援、AIによる効果的な消費者のターゲッティングや、カスタマージャーニーにおける消費者と最も関連性の高いコンテンツの配信などが考えられ、現在ではそれらを実現するさまざまな技術やサービスの導入が可能です。
※詳細は、『Appier、「アジア太平洋地域でのデジタル変革の促進における 人工知能の重要性:フォレスター調査」(APAC版)を発表』より(https://www.appier.com/ja/news/appiers-new-survey-on-ai-adoption-in-asia-pacific-indonesia-leads-the-pack-in-ai-implementation/

また、従来のAIでは活用ができなかった、画像やフリーテキストといった「非構造化データ」も、ディープラーニングにより活用が可能となりました。ディープラーニングは、人間の脳の仕組みを模倣し、構造化されていないデータを理解し、ニュアンスを識別し、対象物を理解することができるようになりました。

私はAIサイエンティトとして、今後、企業や政府が、これまで以上に効率的、安全にデータを収集し、データの活用がさらに進むと予測しています。多様なデータとそれを分析、活用するインフラが導入されれば、企業や政府は、顧客や市民をよりよく理解し、高度にパーソナライズされた製品やサービスの提供を通じて、人々の生活の質を継続的に向上させることができるでしょう。
[画像: https://prtimes.jp/i/25921/48/resize/d25921-48-461452-0.png ]

Appier チーフAIサイエンティスト MIN SUN(ミン・スン)
2005年からGoogle Brainの共同設立者の一人であるAndrew Ng(アンドリュー・エン)氏、元Google CloudのチーフサイエンティストであるFei-fei Li(フェイフェイ・リー)氏などのプロジェクトに携わり、AAAI(アメリカ人工知能学会)をはじめ世界トップの人工知能学会で研究論文を発表。2014年に国立清華大学の准教授に就任。2015年から2017年には、CVGIP(Computer Vision Graphics and Image Processing)Best Paper Awardsを3年連続で受賞。
専門分野は、コンピュータビジョン、自然言語処理、深層学習、強化学習。
2018年には「研究者には肩書きよりもデータが必要」と感じ、AIテクノロジー企業、AppierにチーフAIサイエンティストとして参画。新製品の開発、既存製品の機能改善、課題解決の責任者。
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