Classi 生徒の自律性とAIによる個別最適な学びを両立する「学習トレーニング」機能を6月にリリース
[23/05/31]
提供元:PRTIMES
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SchoolTech事業を展開するClassi株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:加藤 理啓、以下Classi)は、2023年6月より、教育プラットフォーム「Classi(クラッシー)」において、新しい学び支援機能としてAI搭載の「学習トレーニング」の提供を開始します。
これにより、教育 AI・学習記録データを活用しながら、主体的かつ個別最適な学習を実現していきます。
<開発背景>
文部科学省は、子どもたちが予測不可能な未来社会を自立的に生きていくために、多様な子どもたちを誰一人取り残すことのない「個別最適化された学び」の重要性を訴えています。そして、その実現には、支援ツールとしてのICT 環境と先端技術が欠かせないことが指摘されています。
個別最適化された学びの実践としては、生徒各自の習熟度に応じて問題を出題し、自動的に採点するAIドリル教材を使用することが進められています。この方法を活用することで、個々の子どもに合わせた効率的な知識・技能(漢字・英単語・計算)の学習が可能になるだけでなく、子どもの興味や関心を引きやすいことから、学びに向かう姿勢が弱い子ども対して勉強をするためのきっかけを作ることが期待されています。また、出題と採点の自動化により、先生の負担が軽減され、子どもたちにより多くの時間を使って指導することが可能になります。
一方で、AIドリル教材の多くは、自動的に選択された問題に解答することを主な学習プロセスとして提供するため、学習指導要領に明示されている思考力・判断力・表現力等の育成には限界があることが指摘されています。
また、東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所の共同研究プロジェクトによると、高校生の約7割が「上手な勉強のしかたがわからない」と回答している一方で、「学習方法の理解」が学習意欲や成績に関連していることが示されています。
つまり、個別最適な学びを実現するためには、学習者自身が目標設定に積極的に関与し、自己調整しながら学び続けることが求められます。Classiは、上記を踏まえ、先端技術を効果的に活用しながら子どもたちの主体的な学びを応援するために、新しい学び支援機能としてAI搭載の「学習トレーニング」をリリースします。
参考:文部科学省 2019年『新しい時代の初等中等教育の在り方 論点取りまとめ(概要)』
参考:文部科学省 2019年『新時代の学びを支える先端技術活用推進方策(最終まとめ)』
参考:東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所 共同研究プロジェクト『「子どもの生活と学びに関する親子調査 2022」結果速報』
<機能概要>
2022年度に全国の高校5校に1校にあたる約1,000校が活用したClassiのWebテスト「Classiチャレンジ」、およびWebドリルを進化させた「学習トレーニング」機能を2023年6月にリリースします。「学習トレーニング」には、以下のように2つの機能が搭載される予定です。
導入をご検討中の方向けお問い合わせフォーム:https://hubs.ly/Q01QZgWK0
1?「生徒自主学習機能」生徒の自律的な学習をサポート
[画像1: https://prtimes.jp/i/40573/48/resize/d40573-48-bb9561b40758ccfd89db-0.png ]
自己調整学習(※1)ができるよう「生徒自主学習機能」を搭載します。
生徒自身が目標設定を行い、ベネッセのテスト(※2)を受けることで弱点単元を明確化します。生徒は自らの得意・不得意領域を理解し、強化したい単元を選択しながら学習を進めることが可能となります。
本機能では、生徒が抱える「何から学習すればよいかわからない」という悩みに寄り添い、苦手分野を学習する一歩を後押しします。
また、学習状況は可視化され先生にも共有されるため、先生からの応援やサポートを受けながら学習面における成功体験を獲得することができます。
(※1)自己調整学習とは…学習者が自ら目標を設定し、自己の学習方法について主体的に観察、調整していく学習スタイル
(※2)ベネッセのテストとは…ベネッセコーポレーションが実施しているベネッセ総合学力テスト/スタディーサポート/進路マップ基礎力診断テスト/学力推移調査などの学力診断テストのこと
2? 「先生課題配信機能」AIを使った個別最適な学習で、授業進度に合わせた学習定着を目指す
[画像2: https://prtimes.jp/i/40573/48/resize/d40573-48-5a28c844627e55203c8e-1.png ]
生徒各自の習熟度に応じた授業内容の復習ができるよう「先生課題配信機能」も搭載されています。
本機能では、先生が配信したテストの結果や演習の解答状況を基に、AIが一人ひとりに合わせたおすすめ問題を提示します。配信テストは、学級の学力レベルに応じて基礎・標準・応用の3つの難易度から選択することが可能です。
「先生課題配信機能」に搭載しているテストは、履修内容に合わせた復習しやすい単元粒度と分量になっているため、授業の進度に合わせた効果的な学習を実現することができます。AIのサポートにより、一人ひとりの理解レベルに合わせた復習を行うことで、先生も生徒も自信を持って次の単元に進むことが可能となります。
<今後に向けて>
Classiは、この「学習トレーニング」を中高一貫校の中学校でもご活用いただけるよう、2023年度上半期中に、中学範囲の内容を拡充していく予定です。
<学校関係者の皆さまへ お知らせ>
学習トレーニングについての詳細説明や、Classiをご活用されている学校の先生方からの基調講演を交えたWebセミナー『GIGA時代におけるこれからの学校教育を考える会〜学校の枠組み(公立高校・私立高校・中高一貫校)を超えて学ぶ3日間〜』を6月〜7月の3日間に渡り、実施いたします。
◆Day1(公立高校における学びを加速させるICT活用を考える)
6/6(火) 16:00~17:30
(録画放送:6/15(木)16:00~17:30)
▽基調講演登壇者
福井県立敦賀高等学校
山本 泰弘 先生(校長)
東京都立町田高等学校
小原 格 先生(指導教諭 ICT活用教育推進委員長)
◆Day2(中高一貫校・中等教育学校における個別最適な学びを考える)
6/21(水) 16:00~17:30
(録画放送:6/29(木)16:00~17:30)
▽基調講演登壇者
立命館慶祥中学校・高等学校(北海道・私立)
手代木 俊一 先生(中学校教頭)
◆Day3(私立高校における学校改革と学習指導のDXを考える)
7/4(火) 16:00~17:30
(録画放送:7/13(木)16:00~17:30)
▽基調講演登壇者
仙台育英学園高等学校(宮城・私立)
高橋 秀樹 先生 (特別進学コース)
五十嵐 春祐 先生 (英進進学コース)
◆お申込みはこちらから
https://hubs.ly/Q01PhLDS0
<教育プラットフォーム「Classi」について>
Classiとは、高等学校および中高一貫校で利用できるICTプラットフォームです。学習機能やコミュニケーション機能を搭載し、2022年度末の時点で累計2,300校・210万人以上の生徒に活用いただいています。
【Classi株式会社について】
Classiは<子どもの無限の可能性を解き放ち学びの形を進化させる>をミッションとして掲げ、教育プラットフォーム「Classi」を全国の高校および中高一貫校に提供しています。学校(School)× テクノロジー(Technology)を組み合わせた「SchoolTech」を推進し、生徒一人ひとりが主体的に学ぶ意欲と学び続ける力を先生とともに育んでいけるようサポートします。
https://classi.jp/
これにより、教育 AI・学習記録データを活用しながら、主体的かつ個別最適な学習を実現していきます。
<開発背景>
文部科学省は、子どもたちが予測不可能な未来社会を自立的に生きていくために、多様な子どもたちを誰一人取り残すことのない「個別最適化された学び」の重要性を訴えています。そして、その実現には、支援ツールとしてのICT 環境と先端技術が欠かせないことが指摘されています。
個別最適化された学びの実践としては、生徒各自の習熟度に応じて問題を出題し、自動的に採点するAIドリル教材を使用することが進められています。この方法を活用することで、個々の子どもに合わせた効率的な知識・技能(漢字・英単語・計算)の学習が可能になるだけでなく、子どもの興味や関心を引きやすいことから、学びに向かう姿勢が弱い子ども対して勉強をするためのきっかけを作ることが期待されています。また、出題と採点の自動化により、先生の負担が軽減され、子どもたちにより多くの時間を使って指導することが可能になります。
一方で、AIドリル教材の多くは、自動的に選択された問題に解答することを主な学習プロセスとして提供するため、学習指導要領に明示されている思考力・判断力・表現力等の育成には限界があることが指摘されています。
また、東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所の共同研究プロジェクトによると、高校生の約7割が「上手な勉強のしかたがわからない」と回答している一方で、「学習方法の理解」が学習意欲や成績に関連していることが示されています。
つまり、個別最適な学びを実現するためには、学習者自身が目標設定に積極的に関与し、自己調整しながら学び続けることが求められます。Classiは、上記を踏まえ、先端技術を効果的に活用しながら子どもたちの主体的な学びを応援するために、新しい学び支援機能としてAI搭載の「学習トレーニング」をリリースします。
参考:文部科学省 2019年『新しい時代の初等中等教育の在り方 論点取りまとめ(概要)』
参考:文部科学省 2019年『新時代の学びを支える先端技術活用推進方策(最終まとめ)』
参考:東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所 共同研究プロジェクト『「子どもの生活と学びに関する親子調査 2022」結果速報』
<機能概要>
2022年度に全国の高校5校に1校にあたる約1,000校が活用したClassiのWebテスト「Classiチャレンジ」、およびWebドリルを進化させた「学習トレーニング」機能を2023年6月にリリースします。「学習トレーニング」には、以下のように2つの機能が搭載される予定です。
導入をご検討中の方向けお問い合わせフォーム:https://hubs.ly/Q01QZgWK0
1?「生徒自主学習機能」生徒の自律的な学習をサポート
[画像1: https://prtimes.jp/i/40573/48/resize/d40573-48-bb9561b40758ccfd89db-0.png ]
自己調整学習(※1)ができるよう「生徒自主学習機能」を搭載します。
生徒自身が目標設定を行い、ベネッセのテスト(※2)を受けることで弱点単元を明確化します。生徒は自らの得意・不得意領域を理解し、強化したい単元を選択しながら学習を進めることが可能となります。
本機能では、生徒が抱える「何から学習すればよいかわからない」という悩みに寄り添い、苦手分野を学習する一歩を後押しします。
また、学習状況は可視化され先生にも共有されるため、先生からの応援やサポートを受けながら学習面における成功体験を獲得することができます。
(※1)自己調整学習とは…学習者が自ら目標を設定し、自己の学習方法について主体的に観察、調整していく学習スタイル
(※2)ベネッセのテストとは…ベネッセコーポレーションが実施しているベネッセ総合学力テスト/スタディーサポート/進路マップ基礎力診断テスト/学力推移調査などの学力診断テストのこと
2? 「先生課題配信機能」AIを使った個別最適な学習で、授業進度に合わせた学習定着を目指す
[画像2: https://prtimes.jp/i/40573/48/resize/d40573-48-5a28c844627e55203c8e-1.png ]
生徒各自の習熟度に応じた授業内容の復習ができるよう「先生課題配信機能」も搭載されています。
本機能では、先生が配信したテストの結果や演習の解答状況を基に、AIが一人ひとりに合わせたおすすめ問題を提示します。配信テストは、学級の学力レベルに応じて基礎・標準・応用の3つの難易度から選択することが可能です。
「先生課題配信機能」に搭載しているテストは、履修内容に合わせた復習しやすい単元粒度と分量になっているため、授業の進度に合わせた効果的な学習を実現することができます。AIのサポートにより、一人ひとりの理解レベルに合わせた復習を行うことで、先生も生徒も自信を持って次の単元に進むことが可能となります。
<今後に向けて>
Classiは、この「学習トレーニング」を中高一貫校の中学校でもご活用いただけるよう、2023年度上半期中に、中学範囲の内容を拡充していく予定です。
<学校関係者の皆さまへ お知らせ>
学習トレーニングについての詳細説明や、Classiをご活用されている学校の先生方からの基調講演を交えたWebセミナー『GIGA時代におけるこれからの学校教育を考える会〜学校の枠組み(公立高校・私立高校・中高一貫校)を超えて学ぶ3日間〜』を6月〜7月の3日間に渡り、実施いたします。
◆Day1(公立高校における学びを加速させるICT活用を考える)
6/6(火) 16:00~17:30
(録画放送:6/15(木)16:00~17:30)
▽基調講演登壇者
福井県立敦賀高等学校
山本 泰弘 先生(校長)
東京都立町田高等学校
小原 格 先生(指導教諭 ICT活用教育推進委員長)
◆Day2(中高一貫校・中等教育学校における個別最適な学びを考える)
6/21(水) 16:00~17:30
(録画放送:6/29(木)16:00~17:30)
▽基調講演登壇者
立命館慶祥中学校・高等学校(北海道・私立)
手代木 俊一 先生(中学校教頭)
◆Day3(私立高校における学校改革と学習指導のDXを考える)
7/4(火) 16:00~17:30
(録画放送:7/13(木)16:00~17:30)
▽基調講演登壇者
仙台育英学園高等学校(宮城・私立)
高橋 秀樹 先生 (特別進学コース)
五十嵐 春祐 先生 (英進進学コース)
◆お申込みはこちらから
https://hubs.ly/Q01PhLDS0
<教育プラットフォーム「Classi」について>
Classiとは、高等学校および中高一貫校で利用できるICTプラットフォームです。学習機能やコミュニケーション機能を搭載し、2022年度末の時点で累計2,300校・210万人以上の生徒に活用いただいています。
【Classi株式会社について】
Classiは<子どもの無限の可能性を解き放ち学びの形を進化させる>をミッションとして掲げ、教育プラットフォーム「Classi」を全国の高校および中高一貫校に提供しています。学校(School)× テクノロジー(Technology)を組み合わせた「SchoolTech」を推進し、生徒一人ひとりが主体的に学ぶ意欲と学び続ける力を先生とともに育んでいけるようサポートします。
https://classi.jp/