J-クレジットMRV支援システムの実運用開始に向けた最終段階へ
[24/08/30]
提供元:PRTIMES
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〜環境省「J-クレジット制度におけるMRV支援システムの運営事業者」に採択〜
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/70390/48/70390-48-1b556eca7c2e7c577181aa37a2cb44c9-651x394.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【システム連携イメージ図】
株式会社エナリス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:都築実宏)は、この度、環境省が募集する「J-クレジット制度におけるMRV支援システム※1の運営事業者」に採択されましたのでお知らせします。太陽光発電設備導入による排出削減活動を対象としたJ-クレジット発行業務の効率化を支援するMRV支援システムの2025年度からの運用開始に向け、J-クレジット登録簿システム等と連携した環境を構築します。
J-クレジット制度は、環境省・経済産業省・農林水産省・林野庁が連携して運営する、温室効果ガス排出削減量やCO2吸収量を「クレジット」として認証する制度です。J-クレジットは、「省エネ設備の導入」や「再生可能エネルギーの導入」などの排出削減・吸収に資する技術ごとに算定方法及びモニタリング方法等(方法論)が規定されており、信頼性が高く、2023年10月に開設されたカーボンクレジット市場で取引可能なカーボンクレジットである一方、J-クレジット認証の登録や申請等の手続きに手間と時間がかかるため、人手の少ない中小企業や家庭の参加が難しく、創出量が増加しにくいという課題があります。
実際にJ-クレジットを創出するには、
【ステップ1.】
どのように温室効果ガス排出削減・吸収を実施するか計画し、プロジェクト登録する
【ステップ2.】
CO2排出削減・吸収量算定のためのモニタリング(燃料使用量等の計測)を行う
【ステップ3.】
モニタリングの実施結果に基づく報告書を作成し、J-クレジット登録簿システムに認証申請・登録を行う
といった一連のステップが必要になります。
こうした課題解消に向けて、環境省ではブロックチェーンを活用したJ-クレジット創出のデジタル化について検討を進めており、2023年度には、太陽光発電設備導入による排出削減活動のモニタリング等の業務効率化を支援する「MRV 支援システム」の検討と実証を実施しました。エナリスも協力事業者として参加し、太陽光発電設備(PV)の自家消費データを記録し、とりまとめを行うエナリスブロックチェーンプラットフォームと連携したMRV支援システム(ステップ2.)を構築しました。
今年度は、昨年度構築したMRV支援システムについて、国のJ-クレジット登録簿システムや審査機関との連携(ステップ3.)を実現させるための改修を行い、ステップ2.〜3.にかかる業務効率化と期間短縮を支援するシステム基盤を構築します。
さらにエナリスは、ステップ1.に該当する、PVの自家消費分をJ-クレジット化する「エナリスPV価値創出プロジェクト」を登録しています。法人や家庭が当該プロジェクトに参加することで、PV自家消費分のJ-クレジット化に必要なすべてのステップを簡便に行うことが可能になります。
エナリスは、本取組を通じてJ-クレジットの普及拡大に貢献し、再生可能エネルギーの価値拡大と普及拡大、ひいてはカーボンニュートラルの実現に貢献することを目指します。
※1 … J-クレジット発行事務の効率化のためのシステム。MRVとは(Measurement, Reporting and Verification)の略で、温室効果ガス排出量の測定、報告及び検証の一連のプロセス
【参考サイト】
- 環境省HP J-クレジットMRV支援システム運営事業者の採択について
- エナリスPV価値創出プロジェクト
- 2023年度の取り組み(2023年6月12日発信プレスリリース)ブロックチェーンを活用し 家庭・中小企業のJ-クレジット創出の簡素化を目指す〜環境省委託事業「J-クレジット×デジタル」公募に採択〜
エナリスの会社概要 www.eneres.co.jp
2004年創業以来培ってきた需給管理のノウハウを基盤に、エネルギーの効率的な利用を支える各種サービスを提供。2016年より今日まで経済産業省のVPP実証事業に取り組み、2020年には「VPPプラットフォームサービス」の営業開始。2018年からDRサービスとして電源I´(調整力公募)に取り組み、2021年にはDRサービスに節電還元サービスを追加。2022年4月、特定卸供給事業者(アグリゲーター)第1号に認定。auエネルギーホールディングス株式会社の子会社、電源開発株式会社(Jパワー)の関係会社。
《メディアからのお問い合わせ先》株式会社エナリス 広報部 電話:03-4226-2613 E-mail:pr@eneres.co.jp
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【システム連携イメージ図】
株式会社エナリス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:都築実宏)は、この度、環境省が募集する「J-クレジット制度におけるMRV支援システム※1の運営事業者」に採択されましたのでお知らせします。太陽光発電設備導入による排出削減活動を対象としたJ-クレジット発行業務の効率化を支援するMRV支援システムの2025年度からの運用開始に向け、J-クレジット登録簿システム等と連携した環境を構築します。
J-クレジット制度は、環境省・経済産業省・農林水産省・林野庁が連携して運営する、温室効果ガス排出削減量やCO2吸収量を「クレジット」として認証する制度です。J-クレジットは、「省エネ設備の導入」や「再生可能エネルギーの導入」などの排出削減・吸収に資する技術ごとに算定方法及びモニタリング方法等(方法論)が規定されており、信頼性が高く、2023年10月に開設されたカーボンクレジット市場で取引可能なカーボンクレジットである一方、J-クレジット認証の登録や申請等の手続きに手間と時間がかかるため、人手の少ない中小企業や家庭の参加が難しく、創出量が増加しにくいという課題があります。
実際にJ-クレジットを創出するには、
【ステップ1.】
どのように温室効果ガス排出削減・吸収を実施するか計画し、プロジェクト登録する
【ステップ2.】
CO2排出削減・吸収量算定のためのモニタリング(燃料使用量等の計測)を行う
【ステップ3.】
モニタリングの実施結果に基づく報告書を作成し、J-クレジット登録簿システムに認証申請・登録を行う
といった一連のステップが必要になります。
こうした課題解消に向けて、環境省ではブロックチェーンを活用したJ-クレジット創出のデジタル化について検討を進めており、2023年度には、太陽光発電設備導入による排出削減活動のモニタリング等の業務効率化を支援する「MRV 支援システム」の検討と実証を実施しました。エナリスも協力事業者として参加し、太陽光発電設備(PV)の自家消費データを記録し、とりまとめを行うエナリスブロックチェーンプラットフォームと連携したMRV支援システム(ステップ2.)を構築しました。
今年度は、昨年度構築したMRV支援システムについて、国のJ-クレジット登録簿システムや審査機関との連携(ステップ3.)を実現させるための改修を行い、ステップ2.〜3.にかかる業務効率化と期間短縮を支援するシステム基盤を構築します。
さらにエナリスは、ステップ1.に該当する、PVの自家消費分をJ-クレジット化する「エナリスPV価値創出プロジェクト」を登録しています。法人や家庭が当該プロジェクトに参加することで、PV自家消費分のJ-クレジット化に必要なすべてのステップを簡便に行うことが可能になります。
エナリスは、本取組を通じてJ-クレジットの普及拡大に貢献し、再生可能エネルギーの価値拡大と普及拡大、ひいてはカーボンニュートラルの実現に貢献することを目指します。
※1 … J-クレジット発行事務の効率化のためのシステム。MRVとは(Measurement, Reporting and Verification)の略で、温室効果ガス排出量の測定、報告及び検証の一連のプロセス
【参考サイト】
- 環境省HP J-クレジットMRV支援システム運営事業者の採択について
- エナリスPV価値創出プロジェクト
- 2023年度の取り組み(2023年6月12日発信プレスリリース)ブロックチェーンを活用し 家庭・中小企業のJ-クレジット創出の簡素化を目指す〜環境省委託事業「J-クレジット×デジタル」公募に採択〜
エナリスの会社概要 www.eneres.co.jp
2004年創業以来培ってきた需給管理のノウハウを基盤に、エネルギーの効率的な利用を支える各種サービスを提供。2016年より今日まで経済産業省のVPP実証事業に取り組み、2020年には「VPPプラットフォームサービス」の営業開始。2018年からDRサービスとして電源I´(調整力公募)に取り組み、2021年にはDRサービスに節電還元サービスを追加。2022年4月、特定卸供給事業者(アグリゲーター)第1号に認定。auエネルギーホールディングス株式会社の子会社、電源開発株式会社(Jパワー)の関係会社。
《メディアからのお問い合わせ先》株式会社エナリス 広報部 電話:03-4226-2613 E-mail:pr@eneres.co.jp