東日本大震災 復興サポート 〜 「東日本大震災」食品・日用雑貨市場への影響2
[11/04/04]
提供元:PRTIMES
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今回も前回レポートに引き続き、消費者パネル調査データ(SCI-personal)より、震災発生から2週間経過し、消費者の買い物行動がさらにどう変わっていったのかをレポートします。
ポイント:
* 東北地方では購入総額(100人当たりレシート総額)は震災前に比べて大幅に低い水準にありますが、買い物をする人が少しずつ増えてきています。
* 東日本では、震災直後の12日〜14日は買い物をする人の割合は震災前と変わりませんでしたが、15日以降、買い物をする人の割合が震災前よりも少なくなっています。そのため、購入総額も震災前の水準を下回っています。
* 3月23日の東京の水道水から乳児基準を超える放射線検出の報道以降、ミネラルウォーターの購入額は再度大幅に増えました。特に、西日本では購入者本人以外のための購入が増加しており、「未就学児などの幼い子供」や「離れて暮らす家族」などのための購入が増えていると考えられます。
エリア:
東北地方・・・ 青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島
東日本・・・北海道、関東甲信越、北陸、東海
西日本・・・近畿、中国、四国、九州
【消費者の購買行動の動向】
東北地方では、買い物をする人が依然として少ないため、購入総額(100人当たりレシート総額)は震災前に比べて大幅に低い水準にあります。しかし、買い物をする人の割合は3月22日(火曜日)頃から少しずつ増えてきています。
東日本では、震災直後の12日〜14日は買い物をする人の割合は震災前と変わりませんでしたが、15日以降、買い物をする人の割合が震災前よりも少なくなっています。そのため、購入総額も震災前の水準を下回っています。
3月21日週に入ると野菜や水道水からの放射線検出の報道が増え、ミネラルウォーターなどのごく一部の品目では購入額が再度増加しました。しかし、買い物行動全般には目立った変化は現れていません。
【品目別の動向】
震災直後に大幅に購入額が大きく増加した米、カップ麺やトイレットペーパーなどは、ほぼ震災前の水準に落ち着きつつあります。ただし、カップ麺、トイレットペーパーなどは東北、東日本では依然品薄状態が続いており、その影響も受けていると考えられます。
ミネラルウォーターは、震災直後に備蓄需要などで大幅に購入額が伸びたあと、品薄だったこともあり徐々に落ち着きつつありましたが、3月23日の東京の水道水からの放射線検出報道以降、再び大幅な伸びが見られました。また購入額の増加は西日本でも見られました。
ミネラルウォーターを誰のために購入したのかを金額構成比でみてみますと、西日本では、震災後に購入者本人以外の人のための購入が増え、3月 21日週は4割近くにも達しています。「未就学児などの幼い子供」や「離れて暮らす家族」などのための購入が増えている可能性が考えられます。
*集計仕様
データ:SCI-personal [消費者パネル調査データ]
集計期間::2011/3/11〜3/25(比較用期間:2011/2/7〜3/6)
エリア:上記参照
集計指標:
[レシート単位集計]
* 100人当たりレシート総額(円)(SCI-personalの対象品目に関わらず、生鮮食品なども含む)
* 買い物をした人の割合(=レシートデータ発生者率)
* 買い物客当たり購入総額(円)
[品目単位集計]
* 品目別100人当たり金額
SCI-personal は、食品(生鮮・惣菜・弁当などを除く)・飲料・日用雑貨品・医薬品の買い物調査です。パネルモニターが専用の携帯型端末で買い物した商品のバーコードをスキャンし、帰宅後、PCでその商品を購入したルートや個数・金額などを入力することで、全国(沖縄県を除く)の男女20,000人の購買行動分析ができます。
SCI- personal の詳細はこちら→
http://www.intage.co.jp/service/marketing/customer/sci_personal
この件に関するお問合せ先
株式会社インテージ 株式会社インテージ 広報・宣伝グループ
担当:竹石(たけいし)/上村(うえむら)
TEL:03-5294-6000 FAX:03-5294-8318
インテージ「お問合せフォーム」
https://www.intage.co.jp/contact/form?i=info
ポイント:
* 東北地方では購入総額(100人当たりレシート総額)は震災前に比べて大幅に低い水準にありますが、買い物をする人が少しずつ増えてきています。
* 東日本では、震災直後の12日〜14日は買い物をする人の割合は震災前と変わりませんでしたが、15日以降、買い物をする人の割合が震災前よりも少なくなっています。そのため、購入総額も震災前の水準を下回っています。
* 3月23日の東京の水道水から乳児基準を超える放射線検出の報道以降、ミネラルウォーターの購入額は再度大幅に増えました。特に、西日本では購入者本人以外のための購入が増加しており、「未就学児などの幼い子供」や「離れて暮らす家族」などのための購入が増えていると考えられます。
エリア:
東北地方・・・ 青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島
東日本・・・北海道、関東甲信越、北陸、東海
西日本・・・近畿、中国、四国、九州
【消費者の購買行動の動向】
東北地方では、買い物をする人が依然として少ないため、購入総額(100人当たりレシート総額)は震災前に比べて大幅に低い水準にあります。しかし、買い物をする人の割合は3月22日(火曜日)頃から少しずつ増えてきています。
東日本では、震災直後の12日〜14日は買い物をする人の割合は震災前と変わりませんでしたが、15日以降、買い物をする人の割合が震災前よりも少なくなっています。そのため、購入総額も震災前の水準を下回っています。
3月21日週に入ると野菜や水道水からの放射線検出の報道が増え、ミネラルウォーターなどのごく一部の品目では購入額が再度増加しました。しかし、買い物行動全般には目立った変化は現れていません。
【品目別の動向】
震災直後に大幅に購入額が大きく増加した米、カップ麺やトイレットペーパーなどは、ほぼ震災前の水準に落ち着きつつあります。ただし、カップ麺、トイレットペーパーなどは東北、東日本では依然品薄状態が続いており、その影響も受けていると考えられます。
ミネラルウォーターは、震災直後に備蓄需要などで大幅に購入額が伸びたあと、品薄だったこともあり徐々に落ち着きつつありましたが、3月23日の東京の水道水からの放射線検出報道以降、再び大幅な伸びが見られました。また購入額の増加は西日本でも見られました。
ミネラルウォーターを誰のために購入したのかを金額構成比でみてみますと、西日本では、震災後に購入者本人以外の人のための購入が増え、3月 21日週は4割近くにも達しています。「未就学児などの幼い子供」や「離れて暮らす家族」などのための購入が増えている可能性が考えられます。
*集計仕様
データ:SCI-personal [消費者パネル調査データ]
集計期間::2011/3/11〜3/25(比較用期間:2011/2/7〜3/6)
エリア:上記参照
集計指標:
[レシート単位集計]
* 100人当たりレシート総額(円)(SCI-personalの対象品目に関わらず、生鮮食品なども含む)
* 買い物をした人の割合(=レシートデータ発生者率)
* 買い物客当たり購入総額(円)
[品目単位集計]
* 品目別100人当たり金額
SCI-personal は、食品(生鮮・惣菜・弁当などを除く)・飲料・日用雑貨品・医薬品の買い物調査です。パネルモニターが専用の携帯型端末で買い物した商品のバーコードをスキャンし、帰宅後、PCでその商品を購入したルートや個数・金額などを入力することで、全国(沖縄県を除く)の男女20,000人の購買行動分析ができます。
SCI- personal の詳細はこちら→
http://www.intage.co.jp/service/marketing/customer/sci_personal
この件に関するお問合せ先
株式会社インテージ 株式会社インテージ 広報・宣伝グループ
担当:竹石(たけいし)/上村(うえむら)
TEL:03-5294-6000 FAX:03-5294-8318
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