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社会問題化する子どもの便秘実態を把握するため、小学生1,718名を対象にアンケート「小学生のお通じに関する調査」

毎日お通じがある子どもは約6割に留まることが明らかに! 保護者が感じる「子どもの健康について気になること」の第2位は「便秘しやすい」という結果に!

 生活習慣や食生活が多様化し、「子どもの便秘」が増加している現代。子どもたちの学びの場であり生活の場でもある学校のトイレ老朽化も進み、まさに「小学生のお通じ」を取り巻く環境は社会的問題となっています。




 カゴメ株式会社(社長:寺田直行)は、子どもの健康状態とお通じの状況について実態を明かすべく、小学生を対象にアンケート形式の調査(保護者による代理回答)を実施しました。その結果、「ほぼ毎日」お通じがある子どもは63.0%にとどまることや、11.1%が「便秘しやすい」と回答するなど、便秘が問題となっている事が明らかになりました。

 また、カゴメが長年に渡り研究を続けており、お通じの改善効果が期待できる植物性乳酸菌「ラブレ菌(Lactobacillus brevis KB290)」を含む飲料を子ども達に1ヶ月間飲用してもらい、飲用後の排便状況についてもアンケート形式の調査を行いました。

<主な調査結果>
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■「ほぼ毎日」お通じがある子どもは約6割に留まる
・お通じの状況について、「ほぼ毎日」あると回答した子どもは63.0%でした。
・更に、保護者が子どもの健康状態について気になることの第2位は「便秘しやすい(11.1%)」でした。これは「朝すっきり起きられない(25.4%)」に次ぐ結果でした。

以下、ラブレ菌を含む飲料の飲用後アンケート(飲用期間:1ヶ月間)
■ラブレ菌を含む飲料の飲用後のアンケートでは、約4割が「お通じがよくなった」と回答
・ラブレ菌を含む飲料の飲用後のお通じの状況について、39.4%の小学生が「お通じが良くなったか」について「はい」と回答しました。
■ラブレ菌を含む飲料の飲用後のアンケートでは、約3割が「学校での便意を我慢することが少なくなった」と回答
・ラブレ菌を含む飲料の飲用後の生活状況について、31.3%の小学生が「学校での便意を我慢することが少なくなったか」について「はい」と回答しました。
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【調査概要】
*調査期間:事前アンケート 2016年1月18日(月)〜1月22日(木)
      事後アンケート 2016年2月29日(月)〜3月3日(木)
*対象:  栃木県の那須塩原市立の小学校4校(三島小学校、東小学校、南小学校、西小学校)の児童
      ※保護者による代理回答
      事前アンケート…1,718名/事後アンケート…1,587名
*方法:  紙面アンケート

 カゴメでは本結果を受けて、お通じの改善が期待できる植物性乳酸菌『ラブレ菌』の研究を続ける企業として、この「子どもの便秘」を早急に取り組むべき社会的課題と位置づけ、NPO法人日本トイレ研究所と共同で、子どもの便秘0(ゼロ)を目指す新プロジェクト『ラブレッタプロジェクト』を立ち上げます。プロジェクトでは、「腸内環境の改善」「排便意識の改善」「トイレ空間の改善」という3つの改善に取り組んでいく予定です。

※今回は、アンケートによるヒアリング調査の為、結果に対する要因の全てがラブレ菌を含む飲料の飲用に帰結するものではありません。

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子どものお通じの状況について(事前アンケート)

■保護者が子どもの健康状態について気になること
・子どもの健康状態について気になることについて、11.1%が「便秘しやすい」と回答(複数回答)
 子どもの健康状態について、11.1%が「便秘しやすい」と回答し、これは「朝すっきり起きられない」(25.4)%に次いで2番目に多い結果となりました。

<お子さまの健康状態について気になること>
[画像1: http://prtimes.jp/i/10752/50/resize/d10752-50-145396-1.jpg ]



 さらに、便秘しやすい子どもを性別・学年別に見てみると低学年の女子が特に高い割合となり、1年女子では15.9%、2年女子では15.8%でそれぞれ平均を大きく上回りました。

<お子さまの健康状態について気になることについて「便秘しやすい」と答えた方の階層別構成比>
[画像2: http://prtimes.jp/i/10752/50/resize/d10752-50-859918-2.jpg ]



■お通じの状況
・お通じの状況について、「ほぼ毎日」お通じがあると回答したのは約6割。
 お通じの状況について、63.0%が「ほぼ毎日」お通じがあると回答しました。無回答の1.3%を除き、35.7%が「週4〜5日」以下という結果となりました。

<お通じの状況を「ほぼ毎日」と答えた方の階層別構成比>
[画像3: http://prtimes.jp/i/10752/50/resize/d10752-50-743000-3.jpg ]



■特徴的なコメント(抜粋)
<回答数が多かったコメント>
 ・『便が固い』、『排便時間が長い』、『排便のリズムに悩む』という方が多かった。
 ・『便が固い』と答える方は、低学年の児童が多い傾向。
<その他>
 ・長期の休み(夏休みなど)生活がいつもと違うと便秘になりやすいです。(5年生男子の保護者))
 ・あまり便の回数を気にしていませんでしたが(毎日出ているものだと思っていたので)、アンケートを記入するにあたり子供にあまり出ていないと聞いて便秘という事が分かりました。やはり毎日出てほしい。(3年生男子の保護者)
 ・赤ちゃんの頃から便秘に悩み下剤を服用。 小学生になってからは自力で排便可能に。(1年生女子の保護者)


ラブレ菌を含む飲料の飲用後の状況について(事後アンケート)

以下はラブレ菌(Lactobacillus brevis KB290)を含む飲料(80mL)を毎日1本、1ヶ月間飲用後に実施したアンケート結果です。

■お通じの状況
・ラブレ菌を含む飲料の飲用後のアンケートでは、約4割の児童が、「お通じが良くなった」と回答
 ラブレ菌を含む飲料の飲用後のお通じの状況について、39.4%の児童が「お通じが良くなったか」について「はい」と回答しました。 また、「はい」と回答した児童については、女子の方が構成比が高い結果となりました。

<「はい」と回答した小学生の学年男女別構成比>
[画像4: http://prtimes.jp/i/10752/50/resize/d10752-50-905918-4.jpg ]



■お通じの回数について
・ラブレ菌を含む飲料の飲用後のアンケートでは、66.9%が「ほぼ毎日」お通じがあると回答
 お通じの回数ついてのアンケートでは、66.9%が「ほぼ毎日」と回答しました。

<総計での「ほぼ毎日」の回答の割合>
[画像5: http://prtimes.jp/i/10752/50/resize/d10752-50-683013-5.jpg ]



ラブレ菌を含む飲料を飲用後の生活習慣・行動について

■学校での便意の我慢度合い
・ラブレ菌を含む飲料の飲用後のアンケートでは、「学校での便意を我慢することが少なくなったか」について31.3%が「はい」と回答。
 31.3%の小学生が、学校での便意を我慢することが少なくなったと回答しました。また回答の構成比では、男子よりも女子の方が多く、なかでも4〜5年生の女子で「はい」と回答した比率が高い結果となりました。

<総計での『はい』の回答の割合>
[画像6: http://prtimes.jp/i/10752/50/resize/d10752-50-297611-6.jpg ]



<「はい」と回答した小学生の学年男女別構成比>
[画像7: http://prtimes.jp/i/10752/50/resize/d10752-50-482447-7.jpg ]



『ラブレッタプロジェクト』のご紹介

 生活習慣や食生活が多様化する中、「子どもの便秘」が増加している現代。子どもたちの学びの場であり、生活の場でもある小学校のトイレの老朽化や、小学校での排便教育が浸透していない現状があります。
 便秘は子どもの身体の負担となるだけでなく、辛い思いもさせていまいます。「子どもの便秘」解消は早急に取り組むべき社会的課題です。

 そこでNPO法人日本トイレ研究所とカゴメ株式会社が旗揚げ役となり、子どもたちの便秘解消を目指すラブレッタプロジェクトを共同で立ち上げました。子どもたちの健やかな成長を応援するため、 「腸内環境の改善」、「排便意識の改善」、「トイレ空間の改善」に取り組んでまいります。

プロジェクト名にかける想い
 本プロジェクト名にある『ラブレッタ』とは、カゴメが長年に渡り研究を続けており、お通じの改善効果が期待できる京都生まれの植物性乳酸菌『ラブレ菌』と、イタリア語で「トイレ」を意味する「toletta(トレッタ)」とを組み合わせた造語です。
 『ラブレッタ』には、“LOVE”+“トイレ”という意味も掛け合わせ、子どもたちにとってトイレを親しみやすい前向きなものとして捉えて欲しい、との願いを込めました。

私たちはこの活動を通して、便秘に悩む子どもたちを救い、健やかな成長を応援していきたいと思っています。なお、今後の活動については『ラブレッタプロジェクト』公式ページで随時公開予定です。

『ラブレッタプロジェクト』公式ページ http://www.kagome.co.jp/nyusankin/labretta-pjt


NPO法人日本トイレ研究所について
 日本トイレ研究所は、「トイレ」をとおして社会をより良い方向へ変えていくことをコンセプトに活動しているNPO団体です。トイレから、環境、文化、教育、健康について考え、すべての人が安心してトイレを利用でき、ともに暮らせる社会づくりを目指しています。
 近年は、「子どもたちのトイレ・排泄」「災害時のトイレ・衛生対策」「世界をもてなすトイレ環境づくり」「自然エリアにおけるトイレ・し尿処理対策」を主なテーマとして、行政や研究機関、企業、市民、団体等と連携しながら活動を展開しています。

日本トイレ研究所ホームページ http://www.toilet.or.jp/
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