日本生まれの医療データプラットフォームNEXT Stage ER シリーズ in マレーシア。救急医療DXがスピード進行中。
[23/03/31]
提供元:PRTIMES
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TXP Medicalのアプリで救急搬送・一般外来・病院カルテがワンストップに連携中。マレーシアで理想の救急医療DXシステムがフィット。救急医療への有用性・受容性を確認。
医療データのプラットフォームを構築・提供しているTXP Medical株式会社 (以下、TXP Medical) は、2022年8月よりスタートしている「マレーシアの3次医療機関における救急医療DX実証事業」*1で、病院前救急診療から病院診療まで一気通貫にDXすることにより、マレーシア救急診療のオペレーションの質向上の有用性を検証しています。
現在マレーシアの実証事業対象病院にて、救急車での搬送にて利用する「NSER mobile」、患者向け問診システムである「TXP Self Assessment System」、病院内でデータを受け取り、電子カルテとの連携・業務支援を行う「NEXT Stage ER」 (以下、NSER) を利用して、救急医療データのワンストップ連携が行われ始めています。
医療データのプラットフォームを構築・提供しているTXP Medical株式会社 (以下、TXP Medical) は、2022年8月よりスタートしている「マレーシアの3次医療機関における救急医療DX実証事業」*1で、病院前救急診療から病院診療まで一気通貫にDXすることにより、マレーシア救急診療のオペレーションの質向上の有用性を検証しています。
現在マレーシアの実証事業対象病院にて、救急車での搬送にて利用する「NSER mobile」、患者向け問診システムである「TXP Self Assessment System」、病院内でデータを受け取り、電子カルテとの連携・業務支援を行う「NEXT Stage ER」 (以下、NSER) を利用して、救急医療データのワンストップ連携が行われ始めています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/31630/51/resize/d31630-51-499f290688db34e9da30-0.png ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/31630/51/resize/d31630-51-a472e7e6b4e5d195c744-1.png ]
医療データのインフラを目指すTXP Medicalは、2017年8月に救急集中治療医である園生智弘が自身で開発した「NEXT Stage ER」を中心に事業化しているスタートアップ企業です。
データに基づいたより良い医療、最適な医療を提供できる世界をめざし、導入されたプロダクトは現在国内大学病院・救命センターシェア30%以上を達成しています。
「NSERシリーズ」は医療データの分断を解決し、医療現場のDXを実現するためのプロダクトとして開発され、日本国内での導入や実証実験では、現場の業務時間の減少や救急搬送時間の減少などに効果があることが明らかとなっています。*2
[画像3: https://prtimes.jp/i/31630/51/resize/d31630-51-f5e928c48627bdd16e5c-2.png ]
プロダクトを通して、日本の質の高い救急医療を海外に輸出して世界の救急医療にも貢献したい。その思いからこのプロジェクトはスタートしました。
一方で、当初はこの「NSERシリーズ」のプロダクトが文化や美意識、生活習慣の異なる海外で受け入れられるか、プロダクトに搭載されている光学的文字認識処理技術(OCR)や音声入力機能が現地の言葉でも利用できるか等、不確実な点がいくつかありました。そこで、実証事業対象病院への度重なるヒアリングや現地調査を通じて、マレーシアでの詳細なニーズを確認した上で、約4か月間かけて現地にローカライズしたプロダクト開発を行いました。そして昨年12月から各病院で「NSERシリーズ」のトライアル利用を開始しています。トライアル利用開始後もプロダクトは改善をさらに重ね、OCRや音声入力機能はマレーシアの言語において問題なく利用され、その適用性も確かめられました。特に日本国内の救急隊にも多く受け入れられている自社開発のOCR機能は、マレーシアの救急医療に関わるスタッフにおいても非常に好評で、氏名の文字数が多いマレーシアでは大変有効であることが確認されています。
[画像4: https://prtimes.jp/i/31630/51/resize/d31630-51-d1a9a7c3ce883882c4b7-3.png ]
[画像5: https://prtimes.jp/i/31630/51/resize/d31630-51-2fbce4abd4ac7ee5aced-7.png ]
これらのことから、アジアを中心とした国々での「NSERシリーズ」の有効性・さらなる海外展開の可能性を再確認することができています。今後は、本検証で得られた定量的・定性的な結果を踏まえ、プロダクトを更にブラッシュアップし、国内外の医療データのインフラ実現と、日ASEANの経済産業協力関係の強化に向けて研究開発および事業開発を継続していきます。
【参照】
*1.この実証事業は、2022年8月に採択された独立行政法人日本貿易振興機構が事務局を担う「日ASEANにおけるアジアDX促進事業(第三回)」の補助金により行われています。
https://www.txpmedical.jp/news/3RrOLWRqiM8VXjjHDppm06/
*2.救急搬送患者情報を効率的かつリアルタイムに救急外来と共有するためのモバイルアプリケーション「NSER mobile 」の実験的導入:分割時系列分析を用いた効果検討
(JMIR Form Res. 2022;6(7):e37301.URL:https://formative.jmir.org/2022/7/e37301/)
[画像6: https://prtimes.jp/i/31630/51/resize/d31630-51-96f28a7d84664d8d45f2-4.png ]
「NSER mobile」
救急隊-病院間の情報共有や、救急活動報告書作成を効率化するアプリケーションです。「NSER mobile」の利用により、救急隊と病院のミスコミュニケーションリスクを低減し、搬送受け入れ先病院が決定するまでの時間短縮が期待できます。また、救急活動報告書の作成補助機能や、傷病者の予後情報共有機能を利用することで、救急隊員の書類作成業務にかかる負荷を削減できます。2020年にサービス提供を開始し、現在国内12自治体で利用されています。
2020年にサービス提供を開始し、アプリを利用して救急搬送された実績は全国1か月間で、12,227件(2022年12月)、2022年の鎌倉湘南総合病院での実証実験では、救急隊の目標通話完了時間(搬送先決定にかかる時間短縮)の割合が2倍以上にアップしました。
「NEXT Stage ER」
これまで紙やホワイトボードでの運用が中心となっていた大病院の救急外来業務を電子化し、業務上の情報共有や台帳作成、研究データの蓄積を行うことのできるシステム。全国約60の中核病院に導入されています。
多忙な臨床現場における効率的な1.患者情報記録、2.スタッフ間の情報共有、3.研究用データ蓄積を同時に実現します。救急隊との連携・問診・トリアージ・ドクターカーアプリ・転院搬送支援など、大病院の救急外来で求められる全ての機能を網羅します。
電子カルテ登録前でも、誰でも入力可能で、入力したデータはあらゆるメーカーの電子カルテと連携ができます。
このシステムを入れることにより、業務DXと共に病院経営や、臨床研究のための自動構造化データ(※特許取得)の蓄積が可能となり、標準化された医療ビッグデータの取得と利用も可能となります。
[画像7: https://prtimes.jp/i/31630/51/resize/d31630-51-57defd603c0c37b6f955-5.png ]
「TXPセルフ問診システム」
患者が救急外来受診前、あるいは外来待合室で、自身のスマートフォン・タブレットを用いて病状等を入力することができるシステム。データは「NEXT Stage ER」へ自動送信されるため、医療機関受付スタッフ、看護師、医師の問診に係る業務量を大きく削減することができます。
[画像8: https://prtimes.jp/i/31630/51/resize/d31630-51-5bb349cf2804952ddad4-6.png ]
医療データのプラットフォームを構築・提供しているTXP Medical株式会社 (以下、TXP Medical) は、2022年8月よりスタートしている「マレーシアの3次医療機関における救急医療DX実証事業」*1で、病院前救急診療から病院診療まで一気通貫にDXすることにより、マレーシア救急診療のオペレーションの質向上の有用性を検証しています。
現在マレーシアの実証事業対象病院にて、救急車での搬送にて利用する「NSER mobile」、患者向け問診システムである「TXP Self Assessment System」、病院内でデータを受け取り、電子カルテとの連携・業務支援を行う「NEXT Stage ER」 (以下、NSER) を利用して、救急医療データのワンストップ連携が行われ始めています。
医療データのプラットフォームを構築・提供しているTXP Medical株式会社 (以下、TXP Medical) は、2022年8月よりスタートしている「マレーシアの3次医療機関における救急医療DX実証事業」*1で、病院前救急診療から病院診療まで一気通貫にDXすることにより、マレーシア救急診療のオペレーションの質向上の有用性を検証しています。
現在マレーシアの実証事業対象病院にて、救急車での搬送にて利用する「NSER mobile」、患者向け問診システムである「TXP Self Assessment System」、病院内でデータを受け取り、電子カルテとの連携・業務支援を行う「NEXT Stage ER」 (以下、NSER) を利用して、救急医療データのワンストップ連携が行われ始めています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/31630/51/resize/d31630-51-499f290688db34e9da30-0.png ]
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医療データのインフラを目指すTXP Medicalは、2017年8月に救急集中治療医である園生智弘が自身で開発した「NEXT Stage ER」を中心に事業化しているスタートアップ企業です。
データに基づいたより良い医療、最適な医療を提供できる世界をめざし、導入されたプロダクトは現在国内大学病院・救命センターシェア30%以上を達成しています。
「NSERシリーズ」は医療データの分断を解決し、医療現場のDXを実現するためのプロダクトとして開発され、日本国内での導入や実証実験では、現場の業務時間の減少や救急搬送時間の減少などに効果があることが明らかとなっています。*2
[画像3: https://prtimes.jp/i/31630/51/resize/d31630-51-f5e928c48627bdd16e5c-2.png ]
プロダクトを通して、日本の質の高い救急医療を海外に輸出して世界の救急医療にも貢献したい。その思いからこのプロジェクトはスタートしました。
一方で、当初はこの「NSERシリーズ」のプロダクトが文化や美意識、生活習慣の異なる海外で受け入れられるか、プロダクトに搭載されている光学的文字認識処理技術(OCR)や音声入力機能が現地の言葉でも利用できるか等、不確実な点がいくつかありました。そこで、実証事業対象病院への度重なるヒアリングや現地調査を通じて、マレーシアでの詳細なニーズを確認した上で、約4か月間かけて現地にローカライズしたプロダクト開発を行いました。そして昨年12月から各病院で「NSERシリーズ」のトライアル利用を開始しています。トライアル利用開始後もプロダクトは改善をさらに重ね、OCRや音声入力機能はマレーシアの言語において問題なく利用され、その適用性も確かめられました。特に日本国内の救急隊にも多く受け入れられている自社開発のOCR機能は、マレーシアの救急医療に関わるスタッフにおいても非常に好評で、氏名の文字数が多いマレーシアでは大変有効であることが確認されています。
[画像4: https://prtimes.jp/i/31630/51/resize/d31630-51-d1a9a7c3ce883882c4b7-3.png ]
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これらのことから、アジアを中心とした国々での「NSERシリーズ」の有効性・さらなる海外展開の可能性を再確認することができています。今後は、本検証で得られた定量的・定性的な結果を踏まえ、プロダクトを更にブラッシュアップし、国内外の医療データのインフラ実現と、日ASEANの経済産業協力関係の強化に向けて研究開発および事業開発を継続していきます。
【参照】
*1.この実証事業は、2022年8月に採択された独立行政法人日本貿易振興機構が事務局を担う「日ASEANにおけるアジアDX促進事業(第三回)」の補助金により行われています。
https://www.txpmedical.jp/news/3RrOLWRqiM8VXjjHDppm06/
*2.救急搬送患者情報を効率的かつリアルタイムに救急外来と共有するためのモバイルアプリケーション「NSER mobile 」の実験的導入:分割時系列分析を用いた効果検討
(JMIR Form Res. 2022;6(7):e37301.URL:https://formative.jmir.org/2022/7/e37301/)
[画像6: https://prtimes.jp/i/31630/51/resize/d31630-51-96f28a7d84664d8d45f2-4.png ]
「NSER mobile」
救急隊-病院間の情報共有や、救急活動報告書作成を効率化するアプリケーションです。「NSER mobile」の利用により、救急隊と病院のミスコミュニケーションリスクを低減し、搬送受け入れ先病院が決定するまでの時間短縮が期待できます。また、救急活動報告書の作成補助機能や、傷病者の予後情報共有機能を利用することで、救急隊員の書類作成業務にかかる負荷を削減できます。2020年にサービス提供を開始し、現在国内12自治体で利用されています。
2020年にサービス提供を開始し、アプリを利用して救急搬送された実績は全国1か月間で、12,227件(2022年12月)、2022年の鎌倉湘南総合病院での実証実験では、救急隊の目標通話完了時間(搬送先決定にかかる時間短縮)の割合が2倍以上にアップしました。
「NEXT Stage ER」
これまで紙やホワイトボードでの運用が中心となっていた大病院の救急外来業務を電子化し、業務上の情報共有や台帳作成、研究データの蓄積を行うことのできるシステム。全国約60の中核病院に導入されています。
多忙な臨床現場における効率的な1.患者情報記録、2.スタッフ間の情報共有、3.研究用データ蓄積を同時に実現します。救急隊との連携・問診・トリアージ・ドクターカーアプリ・転院搬送支援など、大病院の救急外来で求められる全ての機能を網羅します。
電子カルテ登録前でも、誰でも入力可能で、入力したデータはあらゆるメーカーの電子カルテと連携ができます。
このシステムを入れることにより、業務DXと共に病院経営や、臨床研究のための自動構造化データ(※特許取得)の蓄積が可能となり、標準化された医療ビッグデータの取得と利用も可能となります。
[画像7: https://prtimes.jp/i/31630/51/resize/d31630-51-57defd603c0c37b6f955-5.png ]
「TXPセルフ問診システム」
患者が救急外来受診前、あるいは外来待合室で、自身のスマートフォン・タブレットを用いて病状等を入力することができるシステム。データは「NEXT Stage ER」へ自動送信されるため、医療機関受付スタッフ、看護師、医師の問診に係る業務量を大きく削減することができます。
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