ノーベル物理学賞受賞者「梶田隆章教授 特別講演会」を開催しました!
[16/09/21]
提供元:PRTIMES
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創立者廣池千九郎生誕150年記念及び麗澤オープンカレッジ(ROCK)開校10周年記念として、2015年ノーベル物理学賞受賞者・梶田隆章教授による特別講演会を、平成28年9月20日、麗澤大学体育館において開催しました。
講演会には麗澤中学・高等学校の全生徒が参加したほか、麗澤大学生や地域の方々など約200名の合計約1,450名が熱心に聴講しました。
梶田教授には、『「ニュートリノ」の小さい質量の発見』というテーマでご講演いただきました。梶田教授は本講演を通し、未来を担う若者に向けて、『若い皆さんに科学に興味を持ってほしい』と熱いメッセージを送られ、麗澤中学・高等学校の生徒をはじめ、参加者一人ひとりにとって、大変有意義な時間となりました。 本学の創立者は、「道徳こそが人類の安心・平和・幸福の基礎である」との信念から、昭和10年に現在の地に「道徳科学専攻塾」を開設し、学校教育と社会教育を両輪とする生涯教育事業を開始いたしました。今後も、この創立者の理念を継承し、学校教育と社会教育双方の充実、発展に取り組んでまいります。
[画像: http://prtimes.jp/i/14665/52/resize/d14665-52-244301-0.jpg ]
【梶田 隆章氏のプロフィール】
東京大学特別栄誉教授 / 東京大学宇宙線研究所所長
1959年生まれ、東松山市出身。埼玉大学理学部物理学科を卒業後、東京大学大学院理学系研究科修了。理学博士。1999年東京大学宇宙線研究所教授、2008年同研究所所長。ニュートリノの観測施設スーパーカミオカンデで観測を行い、ニュートリノが質量をもつことを確認した。朝日賞、ブルーノ・ロッシ賞、パノフスキー賞など数々の賞を受賞。2015年にはノーベル物理学賞を受賞し、文化勲章を受章。一般向けの著作には『ニュートリノで探る宇宙と素粒子』などがある。
【麗澤大学について】
麗澤大学は昭和10年、創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパス(千葉県柏市光ヶ丘)に開塾したことから始まります。心豊かな人間性を養い、国際社会に貢献できる人材の育成をめざし、今では大学・高校・中学・幼稚園が開設されています。また留学生の受け入れも積極的に行われており、キャンパスには世界約20の国・地域から留学生が集まり、さまざまな言語が飛び交っています。平成28年は廣池千九郎 生誕150年の節目の年となり、様々な記念事業が予定されております。
【麗澤オープンカレッジ(ROCK)について】
麗澤オープンカレッジ(Reitaku Open College in Kashiwa 通称:ROCK)は、生涯学習時代の多様なニーズに応えるべく、平成18年4月に麗澤大学のエクステンション事業の一環として開校しました。このROCKは、「高まる、深まる、広がる」をキーワードに、高度知識社会への対応はもとより、ゆとりある豊かなライフスタイルを築いていただけるような学習機会を提供するとともに、地域社会のコミュニケーション基地としての役割を果たしていくことを目的としています。