<生活者のエコに対する意識調査より>自分でできることから始めよう!等身大の「ちょいエコ」の時代へ 電池選びが社会を変える!?
[09/06/10]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
生活者は現在、エコに関してどのような意識を持っているのでしょうか。
環境省の「平成19年度 環境にやさしいライフスタイル実態調査」によると、地球や世界のことを思いながら、自分にできる等身大の“ちょいエコ”に取り組むという意識が、生活者の中で高まってきているようです。
例えば、電池の正しい捨て方や安全な選び方に意識を向けることも“ちょいエコ”のひとつ。すでに身近なエコとして世の中に浸透しているゴミの分別やリサイクル活動と同様に、正しい方法で電池を廃棄・リサイクルしたり、水銀ゼロの電池を選んでいくことが、環境配慮社会に向かうための小さな、しかし意味のある一歩となるのかもしれません。
【エコ意識】 地球や世界を想いながら “自分にできるエコ”に取り組みたい
▼生活者が感心のある環境情報
環境省が実施している「平成19年度 環境にやさしいライフスタイル実態調査」の結果から、「関心のある環境情報」に対する回答をみると、関心のある(「大変関心がある」「やや関心がある」)ヒトが多いのは、「環境問題が地球に及ぼす影響」(92.6%)、「日常生活が環境に及ぼす影響」(92.4%)、「暮らしのなかでの環境保全のための工夫や行動」(90.4%)の順になっています。
▼生活者の関心の変化
一方、4年前(平成15年度版)との比較で関心が高くなっている情報をみると、最も増えているのは「暮らしのなかでの環境保全のための工夫や行動」(+19.7ポイント)です。同時に「世界的な環境保全の動き」(+14.6ポイント)もあることから、地球や世界を想いながら 自分でできる等身大の“ちょいエコ”に取り組みたい、“think globally, act locally”な考えを持つヒトが増えているようです。
【エコ課題】 ゴミの分別と電池の安全な廃棄
生活者の間では、ゴミをきちんと分別することやリサイクルに対する意識はずいぶん浸透してきました。一方、今も昔もどう廃棄したらよいのか思わず悩んでしまうものが電池です。そのため、ついつい家の中で使い終わった電池を結果的に「保管」してしまっているというヒトも多いのではないでしょうか。使い終わった電池は正しく、安全に廃棄する必要があります。社団法人電池工業会のwebサイトを見ると、電池の廃棄方法は種類によって異なる上、自治体によっても違いがあるので注意が必要です。
また、特にボタン電池については、一部に微量ではあるものの水銀を使用した製品があるため、これまでも電池メーカー各社と販売店で回収を行ってきましたが、2009年5月からは社団法人電池工業会内に設置された「ボタン電池回収推進センター」に一元化され、全国の回収協力店にボタン電池回収缶を設置し、回収が推進されています。
【水銀ゼロ電池】 電池選びが社会を変える!?
ボタン電池を回収し、リサイクルを推進するためのインフラは、ボタン電池回収推進センターの設置により整いつつあります。次にボタン電池に必要とされるのは、乾電池ではすでに実現されている無水銀化へ向けた取り組みです。
ボタン電池のひとつ酸化銀電池(SR)は、2005年にソニーが世界で初めて無水銀化を実現しました。今回さらにアルカリボタン電池(LR)の無水銀化を実現したことによりソニーは世界で初めて※1、酸化銀電池、アルカリボタン電池、リチウムコイン電池(CR)※2の全てにおいて水銀0%を実現したことになります。
そして、今後国内で、世界で、ボタン電池の無水銀化へ向けた動きを加速させていくために大切になってくるのが、私たち一人一人が持っている「ちょいエコ」の気持ちです。エコバッグやマイ箸を持つ気持ちと同じように、小さなボタン電池ひとつ選ぶ時でも、少しでも環境を汚染しないもの、少しでも安全なものを選ぶ、こうした等身大の「ちょいエコ」の積み重ねこそが、未来の水銀ゼロ社会に向かうための、小さな、しかし意味のある一歩となるのかもしれません。
※1 2009年3月現在 ソニー調べ
※2 リチウムコイン電池は従来から水銀を使用していません
環境省の「平成19年度 環境にやさしいライフスタイル実態調査」によると、地球や世界のことを思いながら、自分にできる等身大の“ちょいエコ”に取り組むという意識が、生活者の中で高まってきているようです。
例えば、電池の正しい捨て方や安全な選び方に意識を向けることも“ちょいエコ”のひとつ。すでに身近なエコとして世の中に浸透しているゴミの分別やリサイクル活動と同様に、正しい方法で電池を廃棄・リサイクルしたり、水銀ゼロの電池を選んでいくことが、環境配慮社会に向かうための小さな、しかし意味のある一歩となるのかもしれません。
【エコ意識】 地球や世界を想いながら “自分にできるエコ”に取り組みたい
▼生活者が感心のある環境情報
環境省が実施している「平成19年度 環境にやさしいライフスタイル実態調査」の結果から、「関心のある環境情報」に対する回答をみると、関心のある(「大変関心がある」「やや関心がある」)ヒトが多いのは、「環境問題が地球に及ぼす影響」(92.6%)、「日常生活が環境に及ぼす影響」(92.4%)、「暮らしのなかでの環境保全のための工夫や行動」(90.4%)の順になっています。
▼生活者の関心の変化
一方、4年前(平成15年度版)との比較で関心が高くなっている情報をみると、最も増えているのは「暮らしのなかでの環境保全のための工夫や行動」(+19.7ポイント)です。同時に「世界的な環境保全の動き」(+14.6ポイント)もあることから、地球や世界を想いながら 自分でできる等身大の“ちょいエコ”に取り組みたい、“think globally, act locally”な考えを持つヒトが増えているようです。
【エコ課題】 ゴミの分別と電池の安全な廃棄
生活者の間では、ゴミをきちんと分別することやリサイクルに対する意識はずいぶん浸透してきました。一方、今も昔もどう廃棄したらよいのか思わず悩んでしまうものが電池です。そのため、ついつい家の中で使い終わった電池を結果的に「保管」してしまっているというヒトも多いのではないでしょうか。使い終わった電池は正しく、安全に廃棄する必要があります。社団法人電池工業会のwebサイトを見ると、電池の廃棄方法は種類によって異なる上、自治体によっても違いがあるので注意が必要です。
また、特にボタン電池については、一部に微量ではあるものの水銀を使用した製品があるため、これまでも電池メーカー各社と販売店で回収を行ってきましたが、2009年5月からは社団法人電池工業会内に設置された「ボタン電池回収推進センター」に一元化され、全国の回収協力店にボタン電池回収缶を設置し、回収が推進されています。
【水銀ゼロ電池】 電池選びが社会を変える!?
ボタン電池を回収し、リサイクルを推進するためのインフラは、ボタン電池回収推進センターの設置により整いつつあります。次にボタン電池に必要とされるのは、乾電池ではすでに実現されている無水銀化へ向けた取り組みです。
ボタン電池のひとつ酸化銀電池(SR)は、2005年にソニーが世界で初めて無水銀化を実現しました。今回さらにアルカリボタン電池(LR)の無水銀化を実現したことによりソニーは世界で初めて※1、酸化銀電池、アルカリボタン電池、リチウムコイン電池(CR)※2の全てにおいて水銀0%を実現したことになります。
そして、今後国内で、世界で、ボタン電池の無水銀化へ向けた動きを加速させていくために大切になってくるのが、私たち一人一人が持っている「ちょいエコ」の気持ちです。エコバッグやマイ箸を持つ気持ちと同じように、小さなボタン電池ひとつ選ぶ時でも、少しでも環境を汚染しないもの、少しでも安全なものを選ぶ、こうした等身大の「ちょいエコ」の積み重ねこそが、未来の水銀ゼロ社会に向かうための、小さな、しかし意味のある一歩となるのかもしれません。
※1 2009年3月現在 ソニー調べ
※2 リチウムコイン電池は従来から水銀を使用していません