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小型・軽量・高効率で住宅にも産業用にも対応 太陽光発電システム用パワーコンディショナ「KPW-Aシリーズ」の発売について

オムロン株式会社(本社:京都市下京区、代表取締役社長 CEO:山田義仁)は、戸建て住宅や、小規模工場などの産業用建物の屋上設置向けとして、総発電量アップと施工性向上の両立を実現した太陽光発電システム用単相パワーコンディショナ「KPW-Aシリーズ」を、4月より発売開始します。




[画像1: https://prtimes.jp/i/765/53/resize/d765-53-487470-0.jpg ]


<製品の外観>
[画像2: https://prtimes.jp/i/765/53/resize/d765-53-769961-6.jpg ]

近年、国内のエネルギー関連市場は多様な変化を見せており、2012年夏に始まった再生可能エネルギーの固定価格買取制度をはじめとし、昨年7月に閣議決定された第5次エネルギー基本計画(※2)など、エネルギー需要と供給のバランスを保ち、効率よく使用するためのニーズはますます広がりをみせるものと思われます。また昨今の住宅市場においては、ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)促進による自然エネルギーの自家消費ニーズや、自然災害時への備えなど、エネルギーを効率的に使用するニーズは今後もますます増えるものと想定されます。そのため、戸建て住宅や小規模工場などの産業用建物の屋上に太陽光発電システムを設置し、自らが使用する電力を、自らがより安価に作る「自家消費」へのニーズが増え、より効率的に発電することが求められています。

この度発売する「KPW-Aシリーズ」は、これらのニーズに対応した、総発電量アップと施工性向上を実現したパワーコンディショナ(以下、パワコン)です。本製品では、主に産業用でニーズの高まりを見せている過積載(発電量を増やすことを目的としてパワコンの容量以上の太陽光パネルを設置すること)に対応。パネルの搭載枚数を増やすことで250%以上(※3) (当社最高率)の過積載を実現しました。また高電流入力により高効率化が進む太陽光パネルにも対応。総発電量の最大化により売電収入の拡大や自家消費ニーズの実現に貢献します。あわせて昨年4月に発売した「KPVシリーズ」の小型軽量化を継承し、本体重量20kgの実現により1人での施工作業を可能にしました。また省スペース設計により住宅北側の限られたスペースにも設置が可能に。施工工数の大幅縮小により初期投資費用の削減に貢献します。

<主な特長>
1.総発電量の大幅アップにより、売電収入の拡大に貢献
●過積載率250%(※3)以上の実現により総発電量アップ
主に産業用途でニーズの高まっている過積載に対応。
パネルの搭載枚数を増やすことで過積載率を250%以上(当社最高率)まで拡大することが可能です。
●高効率パネルに対応
近年、ZEHなどでニーズが高まっている高効率タイプの太陽光パネルは高電流入力への対応が必要となります。
本製品は最大12Aの高電流入力を実現し、より高電流のパネル(高効率タイプや両面パネル)にも対応が可能となりました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/765/53/resize/d765-53-493553-2.jpg ]

2.省スペース設計・軽量化により施工性を大幅に向上し、初期投資費の削減に貢献
●2台設置しても1mに収まる省スペース設計
パワコンが設置される住宅の北側壁面には、室外機などの屋外機で設置スペースが限られるケースが数多く見受けられますが、本製品ではW450×H484mmの小型化に加え、機器左右の離隔距離を従来機(KPM2)の15cmから3cmに削減。
2台設置の場合でも幅1mのスペースにおさまるので、設置場所に悩むことなくお使いいただけます。
●1人でも楽々施工
昨年4月に発売し、ご好評を得ている野立て専用パワコン「KPVシリーズ」の小型軽量化を継承。
本体はわずか20kg(従来機比65%)のため、従来機では2名必要だった設置作業が1人で対応可能となりました。

3. 他機種(KPV)との併設が可能に
他機種(KPV:自立出力なし)との併設が可能となったため、必要な自立出力に応じたシステム設計が可能となりました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/765/53/resize/d765-53-933741-3.jpg ]

<その他の特長>
●重塩害タイプをラインナップ。一般タイプは塩害地域への設置も可能(※4)
●省令改正における出力制御に対応
■主な仕様比較(従来機比)
[画像5: https://prtimes.jp/i/765/53/resize/d765-53-716148-4.jpg ]

<主な仕様>
[画像6: https://prtimes.jp/i/765/53/resize/d765-53-838428-5.jpg ]

※1 現時点での予定です。具体的な発売日・出荷日などについては購入窓口までお問合せください。
※2 エネルギー需給に関する政策についての中長期的な基本方針。2030年に再エネの電源構成比率22〜24%を目指すことなどが示されている。
※3 運転可能電圧範囲内で最大許容短絡電流以下であること
※4 海岸および汽水域から500mを超える屋外設置



<本製品の詳細に関しては、次の担当者までお問合せください>
オムロン株式会社 環境事業本部 マーケティング部
担当:井上 健一 TEL:075-344-8160

<本リリースに関する報道関係のお問合せ先>
オムロン株式会社 環境事業本部  マーケティング部
広報担当:鈴木 純子 TEL: 075-344-8160

当社は、低圧から高圧までをサポートする太陽光発電用パワーコンディショナのラインナップと蓄電池をはじめとするエネルギー関連製品を品揃えし、関連会社のオムロンフィールドエンジニアリングの140拠点のアフターサービス網と連携しながら、住宅用及び公共・産業のエネルギー関連市場の普及に大きく貢献するとともに、エネルギーの変換技術と制御技術を用いて 「ムダなく創る・上手に貯める・かしこく使う」をサポートし、お客様のエネルギー効率の最大化と持続可能な社会づくりに貢献してまいります。

■ オムロン株式会社について
オムロン株式会社は、独自の「センシング&コントロール+Think」技術を中核としたオートメーションのリーディングカンパニーとして、制御機器、電子部品、車載電装部品、社会インフラ、ヘルスケア、環境など多岐に渡る事業を展開しています。1933年に創業したオムロンは、いまでは全世界で約36,000名の社員を擁し、117か国で商品・サービスを提供しています。詳細については、 https://www.omron.co.jp/ をご参照ください。
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